2025/03/14 のログ
■アマーリエ > 「次はー……――もうちょっと真面目にやろうかしら」
次に同じことをやらかした場合? それはもう死んでいることだろう。
生きているだけマシ――よりもっとひどいことになること、請け合いである。
ああ怖いと重い胸元と肩を震わせるのも、虚勢と見えるかどうか。まさにぞっとしないことこの上ない。
異種族の戦いとはつくづく、人間同士で戦う以上に恐ろしくもあり、リスキーである。
迷宮に出る魔物と同じ位、容易くヒトを殺し、それ以上にもっと容易く、人間のカタチを犯し、弄ぶ。
この身なら勝てる、屈服させられると思うコトの何と愚かしいことか。それを思い知った。
嫌でも反省せざるを得ない。
ちらと足元を見下ろそうとするだけで、思い知る。足元が見えない位の爆乳とは想像以上に厄介だ。
鎧や下着で押さえこんで、剣を振るう腕の邪魔にならないようにすればいい、どころではない。
考えている以上に、身体のバランスが崩れていることを自覚させられる。
槍を振るのはまだ良い。だが、剣を振るとなると、此れがまた立ち回り方の変更を迫られる。
(今の自分に胡坐をかいていた――なんて思わないけど)
だが、慢心していた己がなかったとは言えない。言い切れない。否定できない。
今の地位を保ち続けるには、政治力と同じ位に自己鍛錬、自己研鑽を欠かせないというのを思い知らされる。
思い知らされたくなかったかも、と言っても現実は否応なく、現状を突き付けてくる。
恐らくは不可逆に近いこの有様だ。
誰かの乳房を揉んで満足するより、自分のそれを弄ぶのが早くない?と言われて嬉しいと思うには――まだまだ色々早すぎるという奴である。
「……あーあ」
誰か抱こうかしら、と。そんな欲求を覚えつつ、小休止を終える。
まだまだ片さないといけない書類の堆積という現実を思い返しながら――。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からアマーリエさんが去りました。