2024/08/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城【庭園】」にカミュさんが現れました。
■カミュ > 昼下がり、王城のある庭園。
男がいるのは平民であろうと足を踏み入れることのできる解放された場所。
そうはいっても、場所故人は少ないが。
男は白衣をたなびかせながら東屋へと足を踏み入れ、日陰で一息。
厚い雲のおかげで大分和らいでいるがそれでも絡みつくような暑さがあるも、男は魔法によって周囲に程よい冷気を循環させ汗一つかかずにさらりとしたもの。
東屋中央の金属で作られたテーブルと4つの椅子、そのうち一つを引いて男はテーブルの上にティーセットを並べ始める。
■カミュ > 広げたティーセット、紅茶を手慣れた動きで準備をし始める。
遠くにはセミの声。
夏は未だに終わりは見えない。
厚い雲も流れ頭上には青空が、離れた所には背の高い入道雲。
ご案内:「王都マグメール 王城【庭園】」からカミュさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】調教用牢獄」にゲルバさんが現れました。
■ゲルバ > 嬌声と悲鳴が絶え間なく上がる、ほの暗い大地下室。牢獄でありながら壁や格子には華美な装飾が施され、仮面を着けただらしない身体の男達が豪奢な長椅子に腰掛け薄笑いと共に内緒話に興じる。
マグメール王国に暗い場所は数多くあれど、ひょっとすると一番後ろ暗いのはこの王城地下かもしれない。アスピダ攻めが膠着状態に陥った後、兵器開発にたずさわる魔導技師たちは権力の失墜を恐れ、堕落しきった高位貴族や王族に取り入るため、自らの技術を淫事に活用できるとして売り込んだ。
おかげで今や、調教用牢獄は高級肉便器の待機所と化し、性奴隷たちを常に発情させるための道具や、兵士に行き渡らせる筈の戦闘用薬物を再調整した媚薬兼精力剤が行き渡っている。老いて肥えた腐敗貴族が、娘、あるいは孫ほどの少女に跨り、獣のように腰を振るのが、最早当たり前の光景となっていた。
「ふひひひっ! まったく、どいつもこいつも……」
そんな淫獄を横目に、使用済みの器具や引き裂かれた下着をバケツに入れた掃除夫は下卑た笑みを浮かべ、ローブの下で男根を勃起させていた。目深にかぶったフードから、
美しき犠牲者たちを値踏みする。皆の境遇は様々だ。魔力の供給源として召集されたミレー族は勿論、立場の弱い貴族の子女や、陰謀にて陥れられた姫、果ては女騎士まで。一戦終えて見向きもされていない者、あるいは連れてこられて間もない者を探す。
チビデブ男を怪しむ者はいなかった。「利用者」である高位貴族と王族は勿論、彼らの歓心を得た衛兵までもが魔薬を与えられ、お愉しみの真っ最中だからだ。
「くひひっ!そうさ。ワシだって……少し愉しむくらいなら良いだろうよ」
そううそぶきながら、高価な「ヤり部屋」と成り果てた牢内を歩き続ける。
■ゲルバ > やがて、餌食に出来そうな者を見つけられなかった男は地下牢獄の闇へ消えていった。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】調教用牢獄」からゲルバさんが去りました。