2024/03/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 王都マグメール、王城内。
人気の疎らな庭園内、更に目立たぬ片隅に、ゆらり、現れるのは一人の少女。
何を目的にやって来たのか、と問われれば…
まぁ、本日、ここで催されている宴がある、それを聞いて、気紛れにやって来たのだが。
余りにも堅苦し過ぎて、せっかく紛れたのに、さっさと退出して来たのだ。
一言で宴、とは言っても、その内容は色々とあるもので。
それが面白くなくとも、誰かしら面白そうな相手が見付かれば…と、思いはしたものの。
時に、そのすべてが外れる事がある。
「………ふむ、この中を適当に巡れば、何かしらあるかと思うたが…
さすがに、こんな時間では、そうした出会いも無いものかのぅ?」
はふん、と軽く溜息一つ。
庭園内を歩きながら、さて、次はどこに向かおうか、なんて考える。
いや、まずはこの王城内から出たらどうだ?とか、言われそうなものではあるが。
たまにやって来たのだ、気が済むまで歩き回ろう、との考えが優先されてしまうのだ。
安全か危険かではない、少女にとっては、ここでやると決めたから、やるだけである。
ご案内:「王都マグメール 王城」にカチュアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城」からカチュアさんが去りました。
■タマモ > とは言っても、この庭園自体、誰か来るとも限らない。
歩き回れども、誰かしらの気配はあれども、それが思い通りのものとも限らない。
ここは王城内、一応、こうした夜間の見回り兵、なんてものも居るのだから。
そんな少女が、この王城内で、何かしら出会いか、出来事か、あったのか。
それは…
ご案内:「王都マグメール 王城」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 訓練場」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ >
午前 王都マグメール 王城
屋外訓練場。
冷える早朝から現在まで
白い吐息が続き鼻の奥がツンと冷気が香る。
雪が降ることも何度もある中、現在は春も近いせいか弱い雪はすぐに解け乾いているものの
その空気は凍てついたままだ。
この寒さの中で、真面目に訓練する者 真面目に訓練しない者は明確に分かれる。
騎士になる段階は細かく、積み上げた年数は10年以上必要だろう。
初めから、途中から堕落する者が後を絶たない中
老練な騎士 現場主義 一線を退いて教練に携わる者 などが訓練の指示や稽古相手を務める傍ら。
メイラは珍しく現場で稽古をつけてもらう側ではなく稽古をつける側に居た。
その怪力 齢を重ねても老いの無い肉体 それでも勝てぬ境地を持つ目上の騎士がいるならば
どこまでも挑みかかる性質があるものの、王以外は皆平等という精神性は厄介な貴族
その子らや将来を期待されにくいスペアな者らにですら牙を剥く為か押し付けられやすい。
腕を組み、黒の一張羅姿に黒い毛皮の外套
稽古着姿ですらない実戦と外着を兼ねたいつもの姿で白いギザ歯の隙間から白い吐息
赤い瞳は走り込みを続ける者らを眺めている。
「―――其処のボンボン貴族共ッッ
ちんたら走ってんじゃねぇですわっっ!!
10周追加されるかケツキックを選ばせますわよ!?」
やると言ったら本当にやる。
どんな貴族にも気に入らなければ正当な理由であれば頬にグーを平然とやるメイラの気質。
それは息子娘らにも伝わりやすいようで、バテはじめで自分に甘えを匂わせ始めた者らの脚を早くさせている。
ご案内:「王都マグメール 王城 訓練場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」に影時さんが現れました。