2025/04/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 カフェ」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ >
王都の中でのメイラの行動は気の向くままだ。
基本的な用事は王城関係のみ この身は都と戦場を行き来するだけの
政治的なものよりも武力による境界線の押し合いに使われるべきもの。
それゆえにか自由な時間は、平民地区の食事処で安いスペアリブの煮込みを食べていることもあれば
富裕地区のバーでダーツを打つ素振りもあり、時にはクラブでソファにもたれかかりうたた寝をする。
誰かが入れば共有する時間は違うものになっていたかもしれない。
しかし一人だと、ことのほか自由であり、平民地区でもその在り方は変わらない。
今回は富裕地区のカフェにて
店の屋根が広い場所 陰りがうまく日光を遮る場所を利用した屋外壁際にて席をとっていた。
パラソルすら必要なさげな空間 ケーキスタンドには三段の並べられた代物。
スコーン・フィナンシェ
カットケーキ3種
肉とソースを挟んだシンプルなサンドイッチ
食に階級を決めず味の好みで決めているメイラは、紅茶だけは“デブラ”が好みらしく、砂糖をティスプーン一杯か半分
甘さを少しいれた琥珀色の紅茶が注がれたカップを傾け、時折サンドイッチやフィナンシェをつまんでいる。
顔立ちは無表情に近く、しかし筋肉は緩やかに下がっているもので、ただ茶を楽しみにきただけらしい。
偶に、鼻腔から静かに深く息を吐いて肩を下げるところは、茶の味と軽食をきちんと堪能している様子だった。
一人の茶の時間故に、言葉もない無言が続く。
手元には縦折りされた新聞の類にも似た情報が刷られたものがあるくらいか。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2 カフェ」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。