2023/10/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にレアルナさんが現れました。
■レアルナ > かつっかつっ。
よく手入れされた石畳の道をヒールが叩く。
派手に肌を露出させた赤いミニドレスを着たエルフの女が広い道を歩いている。
つい最近、立て続けに洗脳を受けたこの女はすっかりライフスタイルが変化してしまっていた。
以前であれば赤い服など着ることはなかったこの女は性格まですっかり淫らに変化した。
今日は情報収集を兼ねて夜の通りへと出てきていたのだった。
「そう簡単に情報が手に入るほど甘くはないと思うけど…」
愛しいご主人さまに甘やかしてもらいたい一心で長い耳をひくつかせている。
■レアルナ > 占いの館に根を張っているだけでは効率が悪すぎる。
こうして外に出てどこかに見目麗しい女性はいないかと首は動かさずに翠色の瞳だけを左右に動かして通りを見渡す。
そう簡単に見つからないからこそ価値が高いということは承知の上だ。
足を止めて少し下がり気味だった網タイツのトップ部分を引っ張り上げてガーターベルトで止め直した。
「焦っても仕方ないもの。
私もあのお方も時間はたくさんあるから……。
これでよし……と」
ついでにスカートの後ろ側についている飾り布の位置を直して再び歩き始める。
綺麗に見えるように足の運び方も気をつけて。
■レアルナ > 「とはいえ、さすがに闇雲に通りを歩いて見つかるわけもないか」
何か目標を絞り込む必要があるのかもしれない。
この女は元冒険者ではあったもののこのような活動をした経験はなかった。
こつこつと赤いピンヒールで石畳を踏み鳴らしながら明るい方へと歩いていく。
どこを狙えば見目麗しい女性が見つかりやすいのかを考えながら。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」からレアルナさんが去りました。