2024/08/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 クラブ」にヤーガ・ダンタリオさんが現れました。
■ヤーガ・ダンタリオ >
遊技などを楽しむ一つの社交場
富裕地区の角で佇む建築内は、紳士らがパイプを繋げる葉巻とブランデーの香りに満ちる場所とは違う
海沿いらしく上等な酒からラムまで、手に持つ酒の色で判別できようか。
テーブルではカード
壁際ではダーツ
台を構えた場所では①~⑫までの磨かれた玉石を用いた玉突きが逸っている。
ちょっとした煽りや、珠と珠が触れる音。
葉巻や酒の甘い香りの香りの中で、夜の日差しも無い時間を選んで気まぐれな遊びに赴いた婦人。
涼しい空気の中で、貴族の贅沢に生地を重ねて造るものとは違う方向性のドレス。
片足が略露出した際どいラインのそれで、ほほほ、と笑いながら手元にある扇子でパタパタと風を送っている。
「富裕地区は、やっぱしええどすなぁ。
氷の術士やらも稼ぎ時のせいか、冷涼な空気満ちとって。
平民地区やと、土や木の匂いが強すぎるとこもあって、素直に楽しめへん。」
話し相手は顔見知りか、白い髭を綺麗に切りそろえた老紳士や、中年
中には女性も混じっており、暑さから逃れた婦人の言葉に同意している。
独特なイントネーションの婦人の訛りにも、耳が対応できている様子。
婦人は手元には扇子の他、度数高めの果実酒を口に運んでいる。
香りからして、茘枝か。