2024/05/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 シーシャ屋」にヤーガ・ダンタリオさんが現れました。
ヤーガ・ダンタリオ >  
 普段身に纏う煽情的なアシンメトリードレス
 長く伸ばした黒髪と赤橙色の蛇瞳が縦筋に延びる視界
 平民地区や富裕地区で出歩くことはほとんどないのだろう、場所を選ぶ衣姿

 今いる場所もそう。
 富裕地区のシーシャ屋は、まるで阿片窟にあるような水煙草を思わせる。
 その実、様々な香料を用いて蜜蝋で固めた煙草葉を吸わせるレパートリーや
 香料とやや重い粘水のみで造られる、濃密な水蒸気煙が売りの紫煙擬きが多いだろう。
 口から、通常の葉巻よりも濃く量の多い水蒸気煙が、管と吸い口を通して口内と喉、肺を満たす。

 フゥ、ではなく、ハァ、の動作で水蒸気煙が、モワリと辺りに漂うのをヤーガは眺めた。
 今用いている香料は、青林檎だったか。
 傍に控えてある酒の味の邪魔をすることもなく、ヤーガは煙擬きで遊ぶ。
 喫煙者によくある 有意義な暇の潰し方 というやつだ。
  

   「隠居にした身ぃには、寛ぎやすいかもしれんおすなぁ。」


 独特な訛りで煙交じりにシーシャ屋で寛ぐ姿。
 場所を変えれば女衒の主と言えば騙せそうな雰囲気か。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 シーシャ屋」からヤーガ・ダンタリオさんが去りました。