2023/09/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にランバルディアさんが現れました。
■ランバルディア > 富裕地区、娯楽の店が並んだ通り。
外面は体裁よく劇場を模したその建物の中身は――ハイブラゼールに本店を置くカジノであった。
従業員はそもそもが扇情的なウサギ姿の給仕ばかりであるのだが、それでも本日は熱気が段違い。
普段はあくまでも賭けを愉しませるのがメインのところ、この日は“兎狩り”が目玉のイベント日。
こなれた接客のウサギの数よりも、明らかに不慣れな顔したウサギの数が多い。
曰く、借金のカタに。曰く、親類の治療費に。曰く、孤児院の運営費が足りなくて。
そんな訳ありウサギたちを集め、主人を募ろうという会場なのだ。必死さが違う。
どうも前回が好評だった為に、月の明るいの夜をそんな日と位置づけて二回目を開催しているらしい。
適当な席に座るか。それとも、ひと目で目につく“ウサギ”がいるか。
今日は珍しく、“狩る”気分がメイン。
何なら、色んな意味でおなかいっぱいにしてやりたいくらいにはヌルい気分もある。
会場に足を踏み入れるなりにネクタイを緩め、見回した。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にティカさんが現れました。
■ティカ > ヤる気を漲らせた大男の金眼の端、こちらもこちらでやる気に溢れ、伸脚、屈伸、腰捻りの準備体操に余念のない小柄な兎が一匹。
ぐっ、ぐっと小躯の柔軟性を見せつける様に手のひらをべったりと地面に付ける前屈は、柔軟性よりも白レオタードの布地を食い込ませた尻肉の丸みと、通常の物に比べて明らかな位置の低さがいやらしい用途を想像させずにはいられない兎尻尾に多くの人目を引き付けていた。
続いて行う上体反らしは子供めいた背丈の低さに見合わぬ発育ぶりを見せる双丘を強調し――――
「―――――んぉ?」
上下逆さとなった兎の紅眼が巨躯に気付いた。
普段の胡散臭い白衣姿ではなく、びしっと決めた三つ揃えをはち切れんばかりの筋骨で膨らませた大男。
知り合いでありスポンサーでもありついでに言えばここのバイトを教えてくれた当人でもある。
にかりと白歯を見せて笑ったチビが、仰け反らせていた小躯を戻し、圧倒的な身長差にも物怖じする事なくずかずかと近付いて
「よぉ、バルディ、てめぇもやる気か?」
ぴょこっと小さな手を上げて、蓮っ葉な口調の挨拶を投げる。
ほんの1時間程前にたっぷりの浣腸を施され、お腹の中身を執拗に洗浄され、空っぽになった尻穴深くまでアナルパールを潜り込ませているとは思えぬ屈託の無さ。