2024/07/16 のログ
グスタフ > 「さーてっと、上がるか」

そろそろ衣服も乾いたころだと、湯船から上がると。
股間がそそり勃起っていた。

「あー……どっか女探しに行くか」

頭を掻きながら服を着て、どこぞへとふらふら歩き始める。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にシトリーさんが現れました。
シトリー > 異国情緒溢れる――旅籠――と呼ばれる宿の一画
右を見ても、左を見ても、流麗な筆遣いの画が描かれた襖という引き戸が並ぶばかり。
着慣れない浴衣を身に纏った少女は、廊下の真ん中で立ち往生してしまっており。

つい先ほどまで、この国でも有数の宿だというここで、貴族の饗応を受けていたのだけれど、
花を摘みに席を外した際に道に迷ってしまった。
一応は賓客扱いなので、お付きの世話係なども手配はされているものの、
何だか申し訳なくて、断ってしまったのが、裏目に出てしまったらしい。

「どうしましょうか……。
 勝手に帰るわけにもいきませんし……。」

階下へと降りれば、外には出られるのだろうけれど。
かといっても招かれた身である手前、勝手に帰れば一族の名前に泥を塗ることになる。
誰か店の者に部屋を訊こうにも、すれ違う者もなく。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からシトリーさんが去りました。