2023/12/30 のログ
エレイ > 出くわしたのは一般の男性客。互いに軽く謝罪し合うと、男は改めて歩みを進め、何処かへと──
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からエレイさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にトーラスさんが現れました。
トーラス > 王都マグメールの平民地区に存在する老舗の旅籠。
その名物は宿の名前の由来にもなっている、遠く九頭龍山脈から
魔導機械を用いてはるばる汲み上げているという温泉である。
宿泊客は勿論、日帰りの入浴客にも解放されている温泉は、
日々の疲れを癒そうとする人々に好評を博している。

「ふぅ、……いい湯だなぁ、っとくらぁ」

そんな宿名物の露天風呂に浸かるのは中年の冒険者。
少々音程の外れた感のある鼻歌を口ずさみながら透明な湯に
肩までを沈め、両手両足をだらしなく水中にて伸ばし切る。
ごつごつとした岩で作り上げられた混浴の露天風呂には、
彼以外の客の姿が見えず、事実上の貸切状態を存分に堪能していた。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にジュンさんが現れました。
ジュン > 「ひゅー寒い寒い、ここも久しぶりだ」

長い旅に出ていた青年がその度を終えて久々にこの地方を訪れる
そして最初に訪れたのはこの冬もど真ん中の季節に体を温めようと温泉に訪れていたのであった

そんな振り返りもそこそこに入館すればさっさと混浴の露天風呂へと向かいかけ湯を済ませて湯船に浸かっていた

「あ~…暖まる~やっぱ温泉はこうでなくちゃなぁ…」
と貸し切り状態の露店風呂を湯船に背を預け満喫している