2023/11/26 のログ
■セシル > 「おぉ、媚薬風呂とは中々大胆だねぇ。エッチな妖精さんだ。ボク、媚薬の類は普通に効いちゃうからなぁ。
カエルは、うーん、ひもじい時に食べたけど鶏肉みたいで美味しいよね。でも沢山はちょっといらないなぁ。」
なるほどねぇ、と頷きながら、潰さないように注意しつつ、満遍なく撫で撫でを敢行。
デリケートな部分には触れないように注意だ。少なくとも、今夜はそういう気分でもない訳だし。
「うぃ、実は不思議同士だったのだよー……ふむ、ボクに悪戯したいなら、事前に言ってくれれば合わせても良いよ。
女の子のボクを虐めたいとか、ふたなりを虐めてみたいとか、男の子にしてお尻をホジホジしたいとか、ねぇ。
逆にレザン君が悪戯されたかったら、ボクで良ければお付き合いしちゃうしねぇ。ふふ、妖精さんに興味あるからねぇ?」
ふふふ、と今度はいたずらっぽい笑みを彼に向ける。なんだかんだ、色々経験済みであるが故に明け透けである。
羞恥心が全く無い訳でもないが、この程度のネタであるならば居酒屋で話すこともあるだろうから問題ない。
彼が気になると言うならば、ふむ、と少し考えてから、彼を包む手のひらの桶を一瞬片手だけにして、
もう片方の手を湯の中に入れて下腹部に伸ばすと、ほのかに淡い紫の燐光が少女を包み、そして――。
「んしょ、と。これでボクは今男の子になった訳だけど……まぁ、うん。そんなに変わらないんだなぁ、残念ながら。
どうも、ボクを女の子にしようという力が強いらしくね、呪いに歯向かったら男の子にはなれるけど概ねそのままって感じ。
ぶっちゃけ、素の自分の姿とか忘れちゃってるから、元に戻りようもないんだけどねー。この体も便利で楽しいしさぁ」
性的にも奔放な元少女――少年は、たははと笑うのみ。世間的には、いわゆる男の娘という存在に近いと言えよう。
■レザン > なんだか焦らすような手付きだな……と思ったとか思ってないとか。
「おいおい……事前に悪戯をネタバラシしてどうするんだよ。
ああ、でも、予告と全く違うことを言うのもいいな。
アイデアとしてとっておこうかな」
顎を撫でて、ふぅむと真面目に考える素振り。
ここで口にしてしまっては、やはり意味がないような気もするが。
「あっ、こいつ、見た目よりも経験豊富だな……怖ぁ。
へえ……悪戯を? きみが? おれに?
それは少し面白そうだな。いったい何が思いつくのか……」
半笑いで受け答え。
興味を持ってくれる、というのは、レザンにとっては素直に嬉しい話だった。
「おや……もう? これで?
確かに、あんまり変わっていないように見える……」
変化があったらしい。
胸や顔を仰ぎ見てから、今度は湯の中を……すなわち局部を覗き込もうとしている。
■セシル > 全身を撫で終われば、特に感触を気に入った部分――頬やらお腹やらをふにふにと突いてみたりする。
妖精というのは手のひらサイズで可愛らしいなぁ、というのが少年の感想だ。なにせ悪戯を受けていないのだ。
とは言え、仮に受けた所で最後は笑って許すことになる気もするから、感想も変わらなさそうである。
「なるほど、それもそうだねぇ。君の好みが在るならば付き合ってみてもいいと思ったのだけど。
まぁ、もし君に悪戯される機会があるとしたら、その時を楽しみにしておこうかなぁ、うん」
考える素振りをする彼に、少年はクスクスと笑うことで返す。
大抵の悪戯は経験の範囲内だし、経験してない悪戯はそれはそれで興味深いのだ。
蓋を開けたら何が出るかわからない。びっくり箱のようなものなら、楽しみにしておくことにして。
「まぁね。男だったボクをわざわざ女にしようとする様な奴が相手だったんだから、そういうことも色々さ。
淫魔ってのは怖いものだからねぇ。頭の中蕩けちゃうまで色々されて大変だったよ。うん、凄かったねぇ。
――そうだなぁ、レザン君のお腹がぽんぽんになるまで、丸くて小さな粒ガラスを入れて、卵みたいに産ませてみたり?」
なぁんてね、とさらりとハードな内容を零しながら、しかしそんな酷い事をするつもりはあまりない。少しはある。
彼の前で性別を切り替えた後、湯の中を覗き込もうとするならば、どうぞどうぞとそのまま見せてみる。
今は特に女性を相手にする訳でもないからか、年相応より少し小さめの皮を被った陰茎がちょんと生えていた。
相手がお望みとあらばもう少し逞しい物を生やすが、この矮躯に釣り合うのはこのくらい、という無意識の判断の結果である。
■レザン > 「ははあ、波乱万丈な人生だねえ。
マジで生半可な悪戯じゃ、動じてくれなさそうだなあ、うわハードル高っ……」
ふにふにと撫でられて、手の中でとろけている。
頬やお腹の肉が、指に柔らかな感触を返す。
小さい生き物に対する接し方をわかっているな、と思った。
のんきにしていたが、告げられた“悪戯”のアイデアに、さすがにぎょっとする。
「うわ……すご。おとなしい顔して、そんなことすぐ思いつくんだ……やば……」
ははは……と笑ってみる。
注意深く見ていれば、レザンの体格相応の小さな牡が、ぴょこ、と動いたのが見て取れるだろう。
「へえ、かわいい大きさじゃん……
これじゃ生えてようが生えてなかろうが、何も変わらないんじゃないか」
からかうような口調。
もっとも、レザンにとってみれば、それでも全身で抱き付けそうなスケールではあるのだが。
■セシル > 「まぁ、悪戯じゃなくて単純に遊ぶのもありかもしれないけどねぇ。そういう欲がない訳でもないでしょ?
とは言え、レザン君が大きくなるか、ボクが小さくなるかしないとサイズ感合わないから一方通行になりそうだけど」
最終的に元に戻るならば、多少なにかが変わった所で気にしない。仮に、自分が彼と同じサイズになったとしても、だ。
出来る出来ないはともかくとして、お互いに『交わる』ならサイズ感は合わせないとだよねぇ、とふにふに。
なにせ、このままの状態だと彼を潰さない様に気を使うのが大変なのだ。ぷにぷに、ぷにり。
「まぁ、淫魔の元で色々弄ばれちゃったから、やられたことを思い出せばこの位ならすぐ出てくるさ。
ボクの場合はガラス玉じゃなくて触手や魔物の卵だったり、イボイボの触手だったりしたけどね、産むの」
やばかったよー、と思い出しながら笑って語る。彼の小さなそれと同様に、少年のものもまた僅かに動く。
淫蕩な記憶を思い返せば、どうしても体は反応してしまうもので。ちょこんと屹立したそれを隠しもせずに。
「もう少し立派なのにも出来るけど、この体にあまり似合わないかなぁって。勿論、女の子虐める時は生やすんだけどさ。
この位のを生やしてる時は、男の子の体だけど虐められたい時が殆どかなぁ。今は、のんびり優先だけどねぇ」
はふ、と気を抜けば、屹立していた小さな肉棒もふにょりと萎えて、湯には僅かに透き通った先走りが滲み混ざる。
そうして湯の中を堪能していた少年だが、流石にそろそろ逆上せてきそうな雰囲気である。ならばと彼を突きつつ。
「さて、そろそろボクは上がろうと思うけど、レザン君はどうする?着いてくるなら、退屈凌ぎのお礼に一杯ご馳走しちゃうけど」
ミルクでもジュースでもお酒でも大丈夫、とにこやかに問いかける。彼が着いてくるならば、共に浴衣を羽織って一杯楽しむことになる。
或いはそうでないならば、彼とは穏やかに別れを告げて、また会う時を楽しみにすることになるだろう。勝手に友達認定しながら――。
■レザン > 「……。おれは、一方通行でもいいけどね……
きみがそうじゃないなら、仕方ない」
いまは優しいけど、自分を潰すことができる指。
ガラス粒を咥えこませることもできる指……。
そう考えるだけで、湯の熱以外の理由で、身体が火照ってくる。
恥じる様子もなく晒されている愛らしい牡を、じっと見つめる。
「あっけらかんとしてるねえ……人間じみてない。
悪くはないな。いたずらする相手には向いてないけど……」
相手の語る大概な経験談に、悲壮さは感じられない。
男同士の猥談というのは、こういうものなのかもしれない。
無邪気につつかれても、びくりと、反応してしまうが……
「お。奢ってくれんの?
じゃ、ご相伴にあずからせてもらうか……」
誘いに流されるまま乗って、
悪戯妖精らしからぬ、おだやかなひとときを過ごすことになるのだろう……
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」 混浴露天」からセシルさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」 混浴露天」からレザンさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にトーラスさんが現れました。
■トーラス > 王都マグメールの平民地区に存在する老舗の旅籠。
その名物は宿の名前の由来にもなっている、遠く九頭龍山脈から
魔導機械を用いてはるばる汲み上げているという温泉である。
宿泊客は勿論、日帰りの入浴客にも解放されている温泉は、
日々の疲れを癒そうとする人々に好評を博している。
「ふぅ、……いい湯だなぁ、っとくらぁ」
そんな宿名物の露天風呂に浸かるのは中年の冒険者。
少々音程の外れた感のある鼻歌を口ずさみながら透明な湯に
肩までを沈め、両手両足をだらしなく水中にて伸ばし切る。
ごつごつとした岩で作り上げられた混浴の露天風呂には、
彼以外の客の姿が見えず、事実上の貸切状態を存分に堪能していた。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からトーラスさんが去りました。