2023/11/17 のログ
クチナシ > 「……お主は自分がどれだけ魅力的か理解していないようだな。それと、もう少し危機感も持ったほうが良いぞ?
 ひとつ。……今は隠しているが、さっきから会話の合間に、お主の其処が見えていて、気が気でなかった。
 ふたつ。お主がとても話しやすく、もう少し、共に時間を重ねたいと思った。
 其れが混ざればどうなるか――という話だ。後は、まぁ……自分は獣人だからな? 人よりも、少しだけ手が早いのだよ。」

彼女が無意識下で其処を見せ付け、あどけない様子を見せ――
更に其処からこういった密着が行われてしまった。それが原因。
そして、最後の言葉はごまかしなのか冗談なのかは分からない。――人間と違い、もっと性的な行為に至りやすい種族なのだと告げれば、身体を震わせる彼女を、両掌が更に強く抱き締めた。

「――ああ、そうだ。普通に触れるだけなら、大したことはない。然し、そういう素養があればそのようになる。
 ……そして、その素養を持つ少女が自分から呪術を学んでも良い。と告げた。
 ……くは。まぁ、小恥ずかしいが――嬉しかったのだぞ? さっきも言ったが、受講者……興味を持つ生徒はあまりいないのでな。」

そして、理由をもう一つ。自分の感情を理解する彼女に、さらに自分が求める理由を重ね、理解を求め――。
まだまだ戸惑いも、強張りも残るだろう背中を支える手は、片方が腰側に移動し、
上半身を比べると年相応以上の盛り上がりを持つ其処につながるラインを、淡く撫でた。
――そのまま鼻を鳴らせば、獣の嗅覚は甘い牝の香りを嗅ぎ取り、更に興奮を煽る。
自然と、頬ずりをしてしまうと、その立ち上がったニプルを淡く磨り潰し、ぷっくらとした乳輪に埋没させつつ、すりすりと甘い刺激を伝えるように刺激してしまうか。

「――……ふふ。戸惑う姿も、可愛らしいな。」

頬は突起に押し付けつつ、小首を傾げるように視線を上向かせれば、悪戯めいた笑顔を浮かべて。
此処で彼女がそっと背中をなぞり、其処から伸びる髪の毛を撫でるというのなら、――ぱたぱたと。嬉しそうに跳ねる尻尾の動きも伝わるに違いない。
そして、彼女の掌が拒絶しないことに――互いの身体の間で潰れる牡からこもる妖力が、さらに一段を膨れ上がる。
それこそ、じわり、じわりと。丁度陰嚢が密着する下腹部。その裏側にある牝穴や、黄水を蓄える袋。敏感な肉の壁。その奥底に在る仔袋にまで――。
じっとりとした、牡の劣情を含んだ妖力を浸透させていこうと、するように。

メルリンディア > 「き、危機感……」

ここ最近よく言われる言葉であり、耳が痛い。
うぐっと息が詰まる声を零しながら、油切れの機械めいたぎこちない動きで視線を反らしていく。
その後瞳を閉ざしながらも、注意しますと言おうと思ったのだが、重なる言葉にポンと顔が一気に赤くなった。

「えっ!? み、見えて……っ、あ、うぅ……見ないでよぉ。とても話しやすいって言ってもらえるのは嬉しいけど……じゅ、獣人さんはえっちなんだ……」

胸元が見えていたと言われれば、唇が言葉を紡ぐまでに何度も蠢く。
恥ずかしさに目元に涙を浮かべながらも抗議し、少しばかり頬を膨らませるも自業自得だ。
そうして重なる言葉は親しみやすく、それ故に求めたくなったという獣の欲求。
それは種族差によるものだから、事実かどうかは分からない。
けれど、自分が欲を煽った一端を担ったともなると、駄目とは言いづらい。
眉を顰めた困り顔で、どうしようと頭の中でぐるぐると答えに迷った。

「……」

教えたくとも教えられる人が限られている力であり、自身の反応は伝えられる証拠。
それを喜ぶ言葉と共に強く抱きしめられると、彼の言葉から寂しさを感じていく。
もしかして学校の教室でぽつんと一人になってしまうこともあったのかな、なんて光景。
もしくは、論理を伝えるけれど、理屈の理解だけで興味がわかない生徒をみてきたとか、そんなイメージ。
理解されることの嬉しさは、先日知ったばかりだからこそ、言葉無く眉が力なく顰められた。
臀部へと迫る掌が擽ると、んぅっと息が震えていき、ぎゅっと瞳を閉ざす。
甘い体臭と共に頬を擦り付けてくれば、先端がくりゅくりゅと拉げて淡く甘い電気が走り、乳輪ごと押しつぶされると、擽ったさが次第に快楽に変わりつつあった。

「むぅ……意地悪さんめ。ん……いいよ、でも、怖いこととかは駄目だからね……?」

それなら埋めてあげたいという、母性めいた心地も重なって頷いてしまう。
こうして撫でながら尻尾の動きを見ていると、失礼ながら子犬みたいなんて思ってしまう。
可愛いと思っていたのはそこまでとなってしまい、妖力が体に染み渡ると、どくんと心臓が大きくはネタ。
陰嚢から伝わる淫蕩な波が染み渡ると、後の肉孔の奥が排泄前の様に収縮し、小水波打つ度に少し甘い疼きが走り、息が熱っぽく震える。
腟内がきゅぅっと窄まり、その痺れが上へと駆け上って揺り籠を揺さぶってゾクゾクっと快楽の波が腰から背中へと駆け抜ける。
ひぁっ、と明らかな強制を零すと、困惑の表情のまま彼を見つめていき、撫でる手の動きは止まってしまう。

クチナシ > 「……逆に見えているぞ。と指摘する方が恥ずかしくないか?
 ……全員。という訳では無いが、な。発情期。なんてものを持つ存在故、厭らしい牡は多いな――。」

指摘するかは割りと悩んだ。然し、悪戯心が勝利した。
結果、彼女の乳頭から乳房まで。ばっちりと記憶し、更に水を浴びせたりと色々なちょっかいを行って楽しかったのはここだけの話。
恐らく、ここを言葉にしたら、それはそれで彼女から咎めるような言葉が飛び交うと思ったので、零さないでおいた。
――その代わりに密着させるのは、牡獣が牝を求める本能めいた欲求であり。

――彼女の思考は間違いではない。
何せ、今も臨時講師が増え、様々な授業が行われているコクマー・ラジエル学院。
そこで何を学ぶか分からない呪術・妖力に関しての授業があって、受講する生徒は本当に一握り。
学んだとしても、素質がなかったり。一度出ただけで興味を喪ってしまったり。色々な生徒がいる。
結果、受講を続けてくれた生徒を溺愛したり、興味を持った相手には強い関心を見せる牡は――其処にいる牝を強く抱き締めていた。
抱擁だけではなく、その乳頭を磨り潰し、香る牝の香りを堪能するような頬擦りまでしてしまっているが。
――更に喋る度に、熱のこもった吐息が摩擦され、淡い色合いをゆっくりと深めそうな乳輪をなぞり、じんわりと温めたりもして。

「くはは。……狐人族は、悪戯が好きな者が多いのだぞ?
 ……感謝するぞ、メア。……何、そんな事はせんよ。
 お主に伝えるのは、快楽だけ。……痛くも、怖くもしない。約束しよう。」

――耳に響いたのは、彼女の甘ったるい声。陰嚢を下腹部に押し付け、密着する裏筋で膣穴からその上を沿うラインをなぞる動きに合わせての。
そこで、彼女の撫でる動きが止まってしまうのなら、腰が前後に揺れる。それはそう、牡が牝を犯す時のソレに似た動き。

そして約束とでも言うように、頬擦りをしていた突起に唇を押し当て、吸い上げてから――唐突に腰を引き、再び突き出す。
密着していたことで上を仰いでいた牡の象徴が、引いた動きに合わせて水平を向いたかと想えば――。
ぐりっ……!と、長く太い半勃ちの肉の穂先を、強く、強く臍下に押し付け、ぐり、ゅ。マッサージでもするかのように妖力が伝わった肉を解していく。
肌を鈴口の段差で擽り、ぱんっぱんに膨れた包皮越しの亀頭の弾力で子宮を、膀胱を、Gスポットを。外側から叩いて潰す、その動き。
同時に、臀部に伸びていた掌も、がっちりとその双丘を鷲掴みする。――もう、逃さない。

メルリンディア > 「うぐっ……それはそうだけど、うぅ。は、発情期……ぁ、うん、狐さん、だもんね」

密かにイタズラされていたとは気付かぬままだったが、言われたら真っ赤になって幼子の様な怒り方をしたに違いない。
そして発情期というわかりやすい欲のぶつけ方に再び驚いては頬を赤らめ、右へ左へ視線を逃しながら恥ずかしさに俯いていく。

抱きしめる腕の強さから感じる寂しさは、恐らくは限られた誰かでないと受け止められないのだろうかと浮かぶ。
同族も生きた長さが違えば、感性も異なるだろうし、力を受け止められても興味が浮かばなかったら?
寂しいという気持ちはやはり受け止めたくなる甘さがあり、頬擦りする様子は何処となくちっちゃな子。
甘い刺激に鼻にかかった息を零しながらも、よしよしと髪を撫でていきながらぽつりと溢れる本音。
”可愛い”、男の子にいうにはよくないのかもしれないが、普段男性に感じるそれとは真逆の大人な感情かもしれない。

「んぁっ……悪戯好き、なの? うん……痛いも怖いも嫌だから……ね?」

撫でる手が止まり、彼の背中に両手を添えてしがみつく格好。
雄に抱きしめられる牝となり、リードをあっという間に奪われてしまった。
腰を引いて突き出す動きは、挿入のそれを思わせて、もう!? と一瞬脳内で叫びながら思わず股座へと視線を下げた。
しかし、実際は膨らみかけの肉棒が臍下にめり込み、更に力を伝播させる様なマッサージ。
段差でトントンとこづかれるような刺激が生まれていけば、揺り籠が空っぽのまま上下にゆるく揺れていき、快楽が浅く膨れ上がる。
そこが更にGスポットや尿袋にまで伝われば、複雑な快楽と刺激にぞくぞくっと快楽の電気は一気に膨れ上がる。

「んひっ!? あっ、ひぅ……っ!? な、何……!? ひゃっ!?」

臀部が鷲掴みにされると、皮下脂肪の多いそこは腹部や腕に比べれば甘固い筋肉の感触が薄い。
実際はその下に蹴りを見舞えば大人の男でも卒倒させられる膂力がこもっているのだが、包む牝肉が多いのだ。
ふにふにと指をどこまでも沈めてしまいそうな柔らかさの奥、ようやく指差の腹に当たるかどうかの硬さを伝えていく。
鷲掴みにすれば指の形が綺麗に残ってしまいそうな程沈み込み、ぞくぞくっと牙を立てられる被虐の痺れが総身を震わせる。
蕩けだす緑色は切なそうにそちらを見つめながらも、恥ずかしさに次第に薄っすらと涙を浮かべていく。

クチナシ > 彼女の想像は間違いではない。――常人よりも遥かに強い欲望を持つ獣人だからこそ、其れを埋められるのは理解が出来る相手に限る。
実際に感性の違いは先程、1年程度しか居ない。という自分自身の言葉で伝わっているからこそ、聡い彼女にはそのズレも理解できてしまう――のかもしれない。
一瞬、耳を叩いた彼女の本音。四文字の言葉に、自然と上目遣いで彼女の顔を覗き込んでいた。
――流石に不意打ちだったので、狼狽が僅かに滲んだ。咳き込んで誤魔化した。

「ん、こほんっ。ああ――。自分の行為で、他人の反応が見れると、楽しいからな。
 それに、そういった相手にこそ、滲んだ発情、劣情をぶつけたくなる……。――本当に、感度が良いな、メアは。」

自分が行う一挙一動。まだまだ本番には程遠いそれらにも、細かく反応を返す彼女。
だからか、ついつい色々なことをしてしまう。
それこそ、普通ならもっと直球に、彼女の乳房や秘部に刺激を送る所。
――わざと妖力を胎内に浸透させるかのように腹肉越しの圧迫、マッサージを行ったり。
一瞬だけ、ちゅっ――と、リップ音が響く程度の口吻を乳頭にしたかと思えば、次はソレ以上の刺激を送らず、彼女との言葉を重ね合う。
――その度に、何度も何度もその火照った肌を撫でる自分の熱い吐息で、じんわりと熱を伝えたり。

とはいえ、淡い刺激だけでは彼女も持て余すだろう。
そう思っての行為が、彼女の臀部を鷲掴みするという直球な行為。
指先に返ってきたのは、これまで撫でていた背中とは違う。指の腹が撫でる臀部と腿の付け根辺りからも感じ取れる筋肉質な弾力と、その上に乗った脂肪の柔らかさ。
それらが合わさったハリの良さが実に揉み応えがあって、ついつい五指が沈む程、強めに揉みこんでしまう――それこそ、後々お尻を見たら、僅かに赤らむのも仕方がない程に。
それだけ、ではない。武器使いのために普通の子供より長い指先は、その包み込む牝肉の境目まで滑り込み――。
ぐにっ。揉むと同時にその奥にある肛門の皺を淡く撫で。
ずりっ。両掌で谷間を深めたかと思えば、その隙間から指を引き抜き、指の凸凹を肉に意識させて。

此処で漸く。

「……何、と言われると、メアの身体がいじめがいがあるから、だが。
 ……流石にこのまま風呂の中を汚すのも何だ。――自分が取っている部屋に向かわないか?」

この乳白色の湯船で逆上せるまでいじめても良かったが、それよりも。
落ち着いて、夜通し繋がり合える――寝床へと、彼女を誘った。

メルリンディア > 思わず浮かんだ本音が、少しだけ彼のペースを崩す。
上目遣いで覗き込む顔、そして狼狽える様相は見た目相応の幼さが感じられて、思わずくすくすっと微笑んでしまう。
片手を口元に添えて、花咲くような微笑みを浮かべては細めた瞳が次第に開いて緑と青を交差させた。

「あははっ、いいんだよ? 甘えん坊さんだって。だって、まだまだ子供みたいな感じっていってたんだから。じゃあ、もっとぶつけてくれていいよ……か、感度がいいって、それはクチナシがするから……っ」

淡い刺激がどんどん熱へと変わっていくのは、弱火に煮立つ湯の様。
体は妖力の影響で鋭敏な状態へと変わってしまい、ずくずくと疼く子宮の熱に腟内がきゅうきゅうと収束を繰り返すのが自身でも分かる程。
奥側でなにか滴るような感覚を覚えつつも、ニプルに重なるキスに、んんっと再び甘い声。
こそばゆさから心地よさに変わると、甘声が恥ずかしくて、ぎゅっと瞳を閉ざしながら口元に添えた手の甲を押し当てていく。
押しつぶされた声は鼻から抜けて、掠れてはぞくぞくっと吐息に擽られて震えては抱きしめる片腕に力がこもって淡く体をそらす。

「んくっ、は……っ、あ、あっ……ひ、ぁ、あっ……!?」

臀部を揉み込む度に、掴みどころを感じさせぬ絹肌が圧力を逃がす。
そうしてビーズクッションの様な幾らでも沈み込みそうな牝肉の柔さを伝えて、その下に隠れた力を伝えていく。
力強い手の動きは、許した心には強引に引き寄せられるような雄々しさとして伝わり、胸の奥が熱くドクドクと鼓動を加速させて、切なげに薄く瞳を開く。
そのまま菊座を指先が撫でるなら、普段愛撫されることのないそこは擽ったいだけなのに、妖力の影響か膣口に触れられたときのような甘い痺れへ変わった。
かひゅと息を掠れさせて、谷間の合間に指を這わされると、幼い節がこりこりと擦れて、緩急ある快楽に短い吐息を育共を繰り返す。

「お、お尻そんなに掴まなくたってぇ……っ。うっ……ん、い、いく……」

部屋へ連れ込まれたら、もう終わるまではきっと出れない。
それを分かっていても、恥ずかしげに目をそらすと、小さく頷きながらぎこちない返事。
もうこの熱は、満たされるまで沈みそうにないから。

クチナシ > 「狐人族としては子供であって、実年齢はお主よりも――まったく。
 なら、……ぶつけて良い。その言葉に甘えるとするか。
 ……それだけでは済まぬぞ? 間違いなく、メアの身体は……人一倍感度が良いと思うが、な……っ。」

見せた狼狽は何処かに引っ込み。その代わりに、彼女が笑顔と共に零した言葉を、言質を取ったと言わんばかりに受け止めた。
そして、感度が良い。その言葉を証明するかのように、臀部を撫でる手の動きがまた変化する。
これまでは鷲掴みをして、臀部の谷間をなぞったり、強く引き締めて指を引き抜き、性行為を想わせる出し入れを繰り返すだけだった。
然し、其処に織り交ぜるのは、親指以外の残りの指を全て谷間に沈み込ませ――。
ぐ、にぃ……!と、菊座を曝け出させるように左右に尻肉を広げさせてから、掌全体を使い、肉を揉み込む動き。
普段、愛撫される事も無ければ、外気に触れる事も殆どない其処を剥き出しにして。
更に其処に尻尾を使って御湯を掛けたりと、ちょっかいは暫く止まらずに。

「……くははっ。ぶつけてよい。と言ったのはメアだろう?
 ……言質は取ったぞ? さて、行こうか……。」

――そこで漸く愛撫する手付きが止まる。その代わりに一際強く、彼女の体躯を抱き締め、眼前にある乳頭と乳輪を唇で覆い尽くし、ぢゅ、う……! 強く吸い上げ、充血を誘う吸い上げを行った。
此処での愛撫は、一度中断。本番は、この火照った身体を受け止める、部屋に敷かれた寝床で行うこととする。
そして、唇が離れ、身体をゆっくりと解放すると、ずっと密着していた互いの体躯の前面も離れていき――
ぶ、るんっ……!彼女の臀部を愛撫し、甘い声を聞き取り、完全に興奮した牡が身体の隙間から顔を出し、先端が彼女の腹をずっ……と、なぞった。
先程から臍の向こうを何度も何度も弾力で圧迫していた牡は、既に亀頭が赤々と充血し、肉太な鰓の縁にぎりぎり包皮が引っ掛かり、少しの刺激があればその鰓の段差が顔を出す程まで。
彼女の指の輪でぎりぎり包み込めるだろう幹には、何本もの血管が浮かび、凹凸を強調し、その根本には紋様を鈍く輝かせる巨玉がたぷん、と撓む。
そう、これが彼女をこれから犯す牡。――確りと見せ付けてから。

「今日は、眠らせないぞ――なんて、な?」

悪戯めいた言葉を告げ、彼女と共に一度脱衣所に向かうことになるが――。
勿論、その身体を拭いて、互いに着替える間もちょっかいを出す牡が此処に居るはずだ。
今、含んでいる劣情を簡単には霧散させないために。

メルリンディア > 「ふふっ、だって可愛かったんだもん。あ、甘えていいってことだからね!? そ、そんなことない、そんなことないのっ」

何だか相手の加減を取り払ってしまったような、淫猥な危うさを感じ取りつつ、再度訂正するように繰り返す。
先程までの愛撫と異なり、アナルを露出させるような広げ方は、湯の熱をより強く感じさせられる。
熱せられて血流の良くなる窄まりを、掌がぐにぐにと揉み込むなら、次第に弛緩していきつつも不思議な快楽に唇をぎゅっと噛んで我慢。
声を押さえたいのもあるが、このまま緩み切ったらお湯が直腸内に逆流してしまいそうで怖くて、それを抑えるために堪えているというほうが大きい。
尻尾が起こす水流で菊座にお湯がぶつかると、ひくひくっと窄まりが収縮し、桜色の更に弛緩していくのが快楽度合いを示す。

「だ、だからってお尻ばっかり、ひぁっ!? あっ、んんっ、ぁ、ぁ、っ!?」

パールピンクの先端が口内へと吸い込まれると、その強さに引っ張られるように柔らかな先端がぐにゅっと伸びていく。
ぞくぞくっと強烈な快楽が駆け抜けていけば、声も我慢できなくなり、嬌声と共に乳房を捧げるように背中が弓なりに反る。
その一回で激しい愛撫が止まってしまうと、意地悪と言いたげに眉を顰めていき、恨めしげに涙目を向ける。
だがそれも、腹部をなぞる刺激にびくりと体を跳ねらせてから一瞬瞑った瞳が開かれると、声にもならない。
先程まで白布に包まれていた亀頭が赤熱した様に膨れきっており、後少しで向けきりそうな極太の亀頭は思わず獣のそれを思わせた。
幾重にも浮かぶ血管の脈動と巨大な陰嚢は、彼が加減しなかったら壊されてしまいそうな凶暴さすら覚えて、こくりと生唾を飲み込む。

「お、お手柔らかに、だよ!?」

こんなので手加減なしだったら、あっという間に潰れてしまいそう。
慌てふためきながらお願いを紡いだ後、彼の手を借りながら脱衣所へ。
歩く度に子宮が揺れて、ぞくぞくと甘い痺れで膝が笑うものの、どうにかたどり着くと、タオルで体を拭っていく。
その合間、悪戯をするなら駄目と甘い悲鳴を上げて手を捕まえようとするが、ふり解けるほどでもなく。
そうしてショーツで下肢を包み、ブラで乳房を受け止めて、浴衣の襟を重ねていくと彼と共に客室へ。
悪戯に溜まった熱は消えること無く、部屋まで維持されれたのは間違いないこと。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からメルリンディアさんが去りました。
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