2023/10/27 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にミケリアさんが現れました。
ミケリア > 「はふー……たまには悪くないですねぇ、温泉もー……」

露天風呂の中で身体を伸ばしてリラックスしながら、女が温かな息を漏らす。
樹木精霊にとって熱い湯はあまり相性が良くないのだが。
温泉そのものはミネラルや栄養素が多く含まれていて心地良い。

今回は人間でいうところの『のぼせ』対策に、盆に載せた飲み物を持ち込んだので完璧だ。
露店から月を眺めてグラスを呷り、のんびりと至福の時間を過ごす。
……もっとも、ぽかぽかと温まった身体は本人の意思に関係なく、甘い香りを漂わせていたが。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にサテラさんが現れました。
サテラ >  
 ――温泉。
 それは、地元にない者にとっては一種の憧れ。
 そしてここにも、温泉というものに憧れていた人間――ではなく、魔族がひょっこりとやってきた。

「わぁ……これが温泉なんだぁ」

 と、感嘆の声をあげながら、両手で桶を抱えて露天風呂へとやってくる、小柄な影。

「それに……なんだろ、甘い匂い。
 これも温泉の匂いなのかな」

 などと鼻をすんすんと鳴らしつつ、のんびりと無警戒に湯舟に近づく。
 すると、湯煙の向こうに人影を見つけて、微笑みかけた。

「こんにちはー。
 ちょっとお邪魔してもいいですか?」

 わざわざ断る必要もないのだろうが、律義に一声かけて、湯舟の横に屈みこんだ。
 

ミケリア > 「…………おやー?」

掛けられた声に、ぼんやりしていた意識を引き戻す。
近くに屈みこむ小柄な女性を目に留めれば、にっこりと花が咲くように微笑んで。

「こんにちはぁ。ええ、どうぞどうぞ。
折角の良い湯加減。独り占めは勿体ないと思っておりました」

鼻を鳴らせば、うっとりするような芳香が鼻孔をくすぐる。
その実、これは樹木精霊が放つ、催淫作用と媚薬効果のある香であった。
空気中に漂う分は微量なので効果も薄いが……彼女の浸かる湯には、その源たる樹液が少しずつ混ざり始めていた。

サテラ >  
「えへへ、ありがとうございまーす」

 そう言いながら、足先からそっと湯に浸かる。

「ほわぁ~……」

 足先から伝わってくる温泉の温かさに、思わず気の抜けた声が出てしまう。
 
「きもちいぃですねぇ……。
 それに、なんだか魔力も溶け込んでるみたいで、心地いいですぅ」

 ゆっくりと湯に浸かれば、隣に桶を浮かべながら、幸せそうな声が漏れてしまう。
 おそらく精霊から混ざりだした樹液が、好ましい効果を現わしているのだろう。

「はぁ……これが温泉かぁ……」

 身体がぽかぽかと温まって、血行もよくなっているのか、とてもリラックスできているようで。
 どうやら催淫効果と媚薬効果が、血行を促進しているらしい。
 ……おそらく、本来の温泉の効能とは全く違う効果が出ていそうだった。
 

ミケリア > 「うふふ~、もしかして温泉ははじめてでしょうか?
利用者みんなのものですから、遠慮は要らないんですよぉ」

微笑ましそうに口元に手を当てて。
湯船を勝手に媚薬湯に変えてしまっている女はもう少し遠慮するべきなのだろうが。
当の本人はにこやかにあなたの近くへスススッと移動する。

「気持ち良いですよねぇ、温泉。
魔力がお好きなのでしたら……ラッキーでしたねぇ。
今日は特に濃いようですよ」

それが自分から沁み出たものなどとはおくびにも出さず。
隣に身体を寄せれば、より濃厚な花の甘い匂いが香った。
あなたが一升瓶を持っているのを見てか、自分もグラスを掲げて。

「乾杯、いたしませんか?」

サテラ >  
「あはは、そうなんですー。
 話には聞いてたんですけど、話以上に気持ちいいですねえ」

 ぽやぁっとしたまま、近寄ってくる精霊にも警戒する様子はなく。

「ほえー、そうなんですねえ。
 わぁ……お姉さんとってもいい匂い。
 この甘い匂い、お姉さんの香りだったんですねえ」

 などと、隣り合ってやっと気づく始末。
 グラスを掲げられたのに気づけば、『はいっ』と元気よく返事をして、持ち込んだ瓶からグラスになみなみとお酒――自家製の果実酒――を注ぎ。

「それじゃあ、この温かくて幸せな出会いに」

 なんて恥ずかしい台詞を言いながら、精霊の方へとグラスを寄せた。
 

ミケリア > 「やっぱりそうでしたか~。
でしたらたっぷり楽しんでいってもらいませんとねぇ
……おや、お気づきになりましたか? 私、森の民なんですよぉ」

森の民とは古くから慣例的にエルフを指す言葉。
なるほど、目の前の女は尖った耳を持ち、温泉の中でも外さずに花輪を被っている。
見ようによっては自然を愛するエルフのように見えるだろう。……実際は森そのもののような存在だが。

そんな風に話す間にも香りと蜜はじわじわとあなたの身体を侵していって。
意識はどんどん幸福に、しかし身体は何かを求めるように疼き始める。

「はぁい、可愛いらしいお嬢さんとの素敵な出会いに……乾杯です♪」

チリンと清んだ音とともにグラスが触れ合って。
樹木精霊はとろりとしたフルーツジュースを口にする。
湯で温まった体は酔いを早め、酔った身体は薬の回りも良くしていくことだろう……。

サテラ >  
「えへへ、乾杯っ!」

 嬉しそうに乾杯する女の顔色は、すでに赤くなっているが。
 不思議な事に精霊が想定しているほどの効果は、出ていないかもしれない。
 なぜなら、本人は『なんだか、普通のお風呂よりぽかぽかして、気持ちいいですねえ』なんてぽけーっと言っているくらいなのだ。

「森の民……んん……?」

 自家製の好く冷えた桃酒を楽しみつつ、じっと精霊の方を見つめる。
 そして、その目と鼻の先まで顔を近づけると、すん、と鼻を鳴らした。
 

ミケリア > (おや)

魔力に勘付いた以上、一般人ではないと思ってはいたが。
どうやら人間でもなさそうだ。だとすれば、亜人か……魔族か。
しかし、必要以上に驚くこともなく、涼やかにジュースを傾ける。
魑魅魍魎犇めくマグメールで暮らす以上、こういた手合いもいることは仕方のないこと。

「────どうかいたしましたか?」

触れる程まで顔が近付いても、相変わらず花の咲き誇るような朗らかな笑顔。
そこまで直に吸い込めば、それはむせ返るほど甘ったるく……『そういった』効果があることもわかるかも知れない。

サテラ >  
「――あ、やっぱりそうだ!」

 なにかに気づくと、嬉しそうな様子で、グラスから離した手で精霊の手に触れ。

「こんなところで精霊さんに会えるなんて!
 すごーい!」

 きゃーと、嬉しそうな嬌声を上げて、大喜び。

「すっごくいい香り~!
 このポカポカするのも、精霊さんの力なんですかぁ?」

 なんとこの魔族。
 耐性だけはあるのだが、それらの効果には全く気付いていないのである。
 本人がポカポカしていると言っているので、少なからず効果は出ているようなのだ、が。
 至近距離で香りを吸っても、本人は全く、これっぽちも気づいていないのであった……!
 

ミケリア > 瞬間、さしもの精霊も目をパチクリさせた。
やがてあなたが媚薬効果に全く気付いていないことを理解し、思わず苦笑を漏らす。

「……うふふ、バレてしまいましたかぁ。
樹木精霊(ドリアード)のミケリアと申します。……人の子たちが驚いてしまうので、内緒ですよ?」

茶目っ気たっぷりに人差し指を唇に当て。
しーっと吐き出す息すらも甘く。

「私の香りや蜜は、人を幸せな気持ちにしてあげられるんです。
どうやらあなたには少し効きにくいようですが……良ければ強めの『祝福』を与えてみましょうか?」

少なからず効果が出ているのであれば、量の問題か。
そんな風に考えつつ、可愛らしく小首をかしげて見せる。

サテラ >  
「ドリアード!
 ミケリアさんですねっ。
 わたしは、半天馬(ハーフペガサス)のサテラって言いますっ」

 などと元気よく正体をばらすと、馬の耳と尻尾を出して、完全に無警戒に自己紹介をする。
 精霊が人差し指を立てると、『はーい!』と元気よく返事をする辺り、すでに酔っ払っているのかもしれない……。

「わぁっ、そんな力もあるんですか!
 すごいなぁ、やっぱり精霊さんは凄いですねえ。
 えへへ、いいんですかぁ?
 わたしにそんなよくしてくれても、なにも出ませんよぉ~。
 あ、わたしが作った果実酒なんですけど、飲みますか?」

 無警戒に重なり、無防備の上に、無邪気。
 人間の都市で人間でない、しかも同じく自然界に近い仲間であり、尊敬する精霊という存在に出会えたのがますます気分を盛り上げているのか。
 すっかり饒舌になって喋り出す。

「わたし、いつもドリアードのお友達たちに、とってもお世話になってるんですよぉ。
 みんな仲良くしてくれて、一緒にお茶会したり、時々こうやってお酒も楽しんだり~……。
 ふわぁ……あふ、ごめんなさぁい」

 元気よく喋りながらも、大きな欠伸をしてしまう。
 香りや樹液の効果で体の緊張も疲れもほぐれ、さらには親しみを持てる種の相手とわかったからか精神的にもすっかりリラックスしてしまっているらしい。
 まあ、最初から警戒心があったかと言えば、まったくなかったのだが。
 

ミケリア > 「おやおや、サテラさんはペガサスのハーフでしたか……」

ペガサスといえば一部では聖獣とも扱われる種。
そのハーフが毒や対する強い抵抗力を持っていても不思議ではない。

「お手製の果実酒ですかぁ。私も自分の実でたまに作りますよ~。
じゃあ、折角なので後でいただいちゃいましょうか。

でもまずは……私の方から、サテラさんに飲んでいただこうかと」

にっこりと微笑めば、重ねた手をそっと引く。
よくしゃべり、あくびをする、無防備な口元。
すっかりリラックスしているのを良いことに、あなたを胸の内に抱き寄せて。

──その唇を奪おうとする。

もし唇を許したならば、女はあなたに己の蜜を注ぎ込むのだろう。
普段人間に与えるものより何倍も濃縮した、あなたのためだけの特別な蜜を。

サテラ >  
「サテラでいいですよぉ。
 ミケリアさんの方がきっとお姉さんですもん~」

 にへ、と緩んだ笑顔を浮かべて。

「はぁい、ぜひぜひ~!
 今年のは自信作なんです――……?」

 優しく手を引かれて、抱き寄せられると、一瞬不思議そうな顔をして精霊の顔を見上げるだろう。
 そして、そのまま無警戒なままに、二人の唇が深く重なる。

「ん、ふ――」

 抵抗は全くする様子もなく、されるがままに身を任せる。
 どころか、自分から甘えるように体を預けた。

「は、んっ、れぅ……」

 ――甘くておいしい。

 頭がくらくらするほどに濃い甘い味と香りに、頭の中が染まっていく。
 気づけば自ら、蜜を欲しがるように舌を伸ばしてより深く絡むのをせがんでいた。
 

ミケリア > 「はむ……ん、ちゅ…………」

伸ばされた舌を受け入れて、交わるように絡め合う。
そして上手くおねだりできたご褒美とばかりに、とろりと甘い蜜であなたを虜にしてゆく。
香りや湯に溶けたものとは比べ物にならない身体の火照りと、蕩けるような幸福感。
そして、人間であれば狂ってしまうであろうほどの──欲情。

「────ぷはぁ♡ 気に入って、もらえたようですね……♡」

一旦唇を離し、にっこりと妖し気に微笑み掛け。
お互いの胸を押し付け合い、先端が擦れるだけで走る強い刺激。
手は腰に回され、あなたの太股の内側をなぞる。

「私も、サテラとお友達になりたいです……仲良くシてくれますか……?」

風もないのにその緑の髪がなびき、しゅるしゅると根や蔦を形作る。
既に樹木精霊だとバレている以上、能力を隠す必要もなかった。

サテラ >  
「ぷぁ……しゅごい、おいひい……」

 唇を離すと、呂律の回らない様子で、ぼんやりとした表情を浮かべる。
 ふわふわとした酩酊感に、すっかり体から力は抜けて、精霊の身体に身を預けてしまっていた。

「ふぁぃ……にゃんか、しゅごく、しあわせれす……んひゃぁっ♡」

 そしてそのまま抱き寄せられ触れ合えば、それだけで甘く蕩けた嬌声が飛び出す。
 太腿をなぞられれば、自然と足を広げてしまうほどに、すっかり無自覚なままに蕩けきっていた。

「はひ……わらしも、なかよく、したいれしゅ……♡」

 すっかり蕩けた声で、精霊の頬に頭を摺り寄せ。
 ぼんやりと夢心地のような幸せそうな表情で、その顔を見上げるだろう。
 

ミケリア > 「うふふ……そうでしょう?
これが、私の人を幸福にする力です♡」

悪びれる様子もなく、満足げに微笑んで見せる。
事実、樹木精霊は自分の蜜や香りを『人の愛を呼び起こし、幸せにするもの』だと信じ込んでいた。
だからこそ、媚薬で蕩け切ったあなたを犯すことに、なんの罪悪かっもなく。

「ええ、ええ……2人で仲良く、愛し合いましょうね……♡」

胸に身を埋める少女を抱きしめ、良い子、良い子と頭を撫でる姿はまるで慈母のようだけど。
湯の下では広げた足を蔦が巻き付いて固定し、男根を模した一際太い根が、その入口に狙いを定め。

──ぞぶり、とあなたの膣を貫いた。

固いながらも適度に弾性のある根は、まるで本物の剛直のように膣内を押し広げ。
子宮までの道を串刺しに、最奥を ずんっ♡ と突き上げる。

サテラ >  
「ふにゃぁ……とっても、すてきれしゅ……」

 実際、心底幸福感に包まれているサテラにしてみれば、彼の精霊の言葉は何の嘘にも詭弁にも聞こえず。

「はぁぃ……お願いし――みゃぁぁぁっ♡」

 にゅるん、と。
 あっさり精霊の根はサテラの膣に迎え入れられるだろう。
 本人が完全に無自覚であっただけで、精霊の催淫効果はしっかりと、サテラの身体の準備を整えていた。

「ふにゃぁぁ……♡
 おなかのおく、じんじんして、きもちいぃれすぅ」

 サテラの膣はしっかりと根を締め付け、咥え込み歓迎しながら、ご褒美の蜜を強請る様にうねるだろう。
 男性経験は豊富とは言えないものの、その膣肉は名器と言って差し支えないだけのモノだった。

「ミケリアさんもぉ、きもちいいですかぁ?」

 そう言いながら、精霊に甘えるように頭を頬に、肩に、擦り付け。
 首筋についばむようなキスを繰り返すだろう。
 

ミケリア > 「んっ♡♡ サテラの膣内、とろとろですねー……♡
もちろん……あなたのおまんこ、とっても気持ち良いですよ♡」

感覚の有無は制御できるが、根も蔦も立派な樹木精霊の一部。
今あなたに挿入されている根は髪から伸びているが、その感触はしっかりと彼女に伝わっていた。

「ふふ……奥をトントンされるの、お好きですね?
それじゃあ~……ここに気持ち良いの、いーっぱい出してあげますからねー……♡」

だからこそ、子宮を突かれて締め付けが強まったのを感じ、何度もズンズンと奥の部屋をノックする。
しかも、その根はあなたの膣内を行き来する度に、その形を少しずつ変えていった。
膣壁を万遍なく擦れるように、敏感な部分に丁度突起が喰い込むように。
あなたを自分の形に変えるのではなく……自分を『あなたのためだけの形』へ。

献身的なキスに応えるように、目の前で揺れる耳を唇で甘噛みしながら。
精霊は慈愛を込めて天馬の子を凌辱する。

サテラ >  
「あふっ、にへへ、うれし――んにゃぁ♡」

 ずるり、ぬちゅり、と根が動くたびに、サテラの腰はがくがくと震えて、軽い絶頂を繰り返している。
 ひくひくと膣は蠢き、ますます精霊を悦ばせるために濡れていくだろう。

「しゅき、すきれすぅ♡
 とんとん、こんこんされるのも、にゅるにゅる、ずりずりされるのもだいしゅきれふぅ……♡」

 根が行き来するたびに、サテラからは嬌声があふれ、一生懸命に気持ちいい事を伝えようと、蕩けきった声で答えて。

「んにゃぁぁっ♡
 あは、んふぅっ、しゅごぃぃ……♡」

 にゅるん、と根が引き抜かれたときに、一際大きな嬌声をあげる。
 サテラの膣を責めるために変わる根に、弱いところを満遍なく擦られ、腰が砕けそうになりながらも、自分からも必死に腰をくねらせて。

「んっ、んはぁ……。
 みみぃ、だめれすぅ……♡」

 馬の耳を可愛がれば、とても反応はよく。
 甘噛みするたびに、膣がきゅうきゅう、と収縮するだろう。
 

ミケリア > 「ひゃうん♡ あは……♡ サテラはとっても良い子ですね♡
いっぱいぎゅってしてくれるの、私も大好きですよぉ……♡」

何度絶頂しようとも、体を抱きしめる樹木精霊と足を縛り付ける蔦は、あなたが倒れることを許さない。
むしろ達する度に強く締まる膣を優秀な子だとすら感じる。
偉い、偉い、と優しく頭を撫でながら、ご褒美に子宮口をぐりぐりと責める。

「はむっ、んちゅ……♡ でも、えっちな声、出ちゃってますよ……♡」

可愛らしい声を上げるあなたに、むらむらと湧き上がる嗜虐欲。
その長い耳にもたっぷりと媚毒の蜜を塗り込んで、強烈な性感帯へと変えてしまおう。

そうして耳を弄んでいる間にも、下の凌辱はどんどん激しくなってゆき。
深く深く捩じ込まれる度、徐々に子宮口へと喰い込んでいく。

「うふふ♡ それじゃあ、そろそろ出しますね♡
いっぱい出しますからぁ……ちゃあんと、全部受け止めてくださいっ♡♡♡」

そして、ついに先端がその奥の奥へと抉り込まれると同時に。
子宮内へとびゅるびゅると注ぎ込まれる、熱く粘り気のある蜜。
濃縮された媚毒である蜜が、子宮内の粘膜へと吸収されてゆく……。

サテラ >  
「んみゃぁ……♡
 たくさんほめてくれるのぉ、うれしいれすぅ……んんぁっ♡
 はっはっ、ふぅ♡
 こしぃ、ぬけちゃいますぅ♡」

 自己申告する通り、すっかり腰は砕けて脱力してしまっているが、褒められるたびに膣はしっかりと精霊の根に嬉しさを伝えるだろう。

「やぁん、らってぇ、きもちぃぃ――はぅんっ♡」

 ただでさえ弱い耳が、どんどん気持ちよくなって、頭がしびれてしまう。
 サテラの膣に合わせて形を変えた根が、しっかりと子宮の入口へとぶつかるようになると。
 今まで味わった事の無い感覚に、肩をびくん、と震わせた。

「ひゃぃぃ……くだしゃい、ごほうび、たくさんくだしゃ――ぅみゃぁぁぁんっ♡」

 しっかりと子宮口へと狙いを定めた根から、たっぷりと子宮の中へ蜜を注がれる。
 同時に強い絶頂に跳ね上げられ、力の入らない腰がガクガクと痙攣し、膣は全力で蜜を欲しがるよう、強烈に締まる。

「はぅ、は、ふぅっ♡
 しゅごぉ……おなかのおくぅ、じんじんしてあつくて、きゅぅきゅぅってしてますぅ……」

 全身をぶるぶると震わせながら、しっかりと、ご褒美をもらった喜びを報告するのを忘れずに。
 たっぷりと蜜を注がれれば、ますます、もっと欲しいと強請る様に、膣はうねり締まって、精霊への奉仕を続けるだろう。
 

ミケリア > 「んくっ……!? 締まり、すごぃ……♡♡
ふぁ、あんっ♡……さてらぁ……♡」

その子宮も膣も自らの媚毒に染め上げながら。
樹木精霊もまた、あなたとの行為に魅了される。
もはや足腰立たない状態だというのに、いまださらなる蜜を求めて締め付けてくる腰と膣。

……もっとこの雌を犯したい。

「────ねぇ、サテラ?」

根が引き抜かれる。途端、中身を失って切なさに疼く膣。
しかし、それを嘆く暇もなく……その入口に、別の根が突き付けられた。
それは……樹木精霊自身の下腹部から生えた、まるで本物のような男根。

「私、もう我慢できないの……♡ あなたのこと……全力で犯していいでしょう……?」

蜜で敏感になった膣穴にミケリア自身の男根が捩じ込まれていく。
それは先程最適化された、あなたを犯すためだけの形。

そして、蜜と愛液で濡れた髪の根は、あなたの臀部へと回る。
彼女1人で、あなたの膣と後孔……2つの穴を両側から味わい尽くすために。

サテラ >  
「ふわぁ、はふぅ……ひゃい、んんっ♡」

 返事をするよりはやく、ずるりと根が抜かれてしまう。
 切なくひくつく膣だったが、入り口に別の根があてがわれれば、すぐにでも呑み込んでしまいそうに吸い付くようで。

「あ……♡
 はい、いいですよ、みけりあさん♡」

 その時には余韻にこそ浸っていたが、サテラの目はしっかりと正気の光を宿していて。
 けれど、その上で、精霊の根を受け入れる事をゆるし。

「あっ、やん、いきなり二つなんて……♡
 やさしくしてくれないと、やぁですよ?」

 なんて言いながら、精霊の背中に手を回して、今度はサテラの方からその甘い唇を奪いに行く。
 そして舌を絡めては、先ほどまでとは違う、器用な舌使いで精霊の口腔を丹念に愛撫するだろう。
 

ミケリア > 「あら……うふふ、ありがとうございます。
それじゃあ……私が優しさを忘れないよう、サテラからもたくさん愛をくださいね……♡」

何度も注ぎ込んだというのに、正気を保っていることに驚きながら。
それでも変わらない健気さに満面の笑みを浮かべる。
蜜を注ぎ込むだけのキスとは違う、お互いに求め合うような深い口付け。

愛しそうにその唇を貪りながら、ゆっくりと、じっくりと。
2本の根があなたを前後から貫いてゆく。
先程と違うのは……根で凌辱するだけではなく、お互いの身体を重ねた交合である点。
蔦による拘束も解いて、自らの手であなたの腰を掴み。
舐るように男根を打ち付ける度、肉のぶつかる湿った音が響いた。

「でも……優しくするだけで、サテラは満足できるかしらぁ……?」

深くまで刻み込むような、じわじわと焦らすような責め。
2本の根で膣壁を挟みこむようにして、ごりごりと鈍い快楽を与えてゆく。

サテラ >  
「んっ……ふふっ、みけりあさん、ほんとにえっちなひと――ひゃうんっ♡」

 精霊とのキスを楽しんで口を離せば、両穴に押し込まれる根の重たさに、背中を大きくのけぞらせた。

「はぁ……ふぅ……♡
 むし、ろぉ、こうやって優しく焦らされるほうが、すきなんで、すっ♡」

 天然の名器っぷりを発揮した膣は、先ほどと同じように、締め付けながら呑み込むように根を受け入れる。
 しかし反対に、尻穴はとてもこなれた、使い込まれた穴のように、根をしっかりと咥え込むと、その出入り口をきゅっと窄めて根が動くたびにしっかりと扱き上げる。

「はぁ、はぁ……っ。
 すっごい、これ……わたしにぴったりに、なってるぅ……♡」

 根に両穴を抉られて震えながらも。
 それは勿論無自覚なのだが、前と後ろの異なる締まりとうねりは、しっかりと精霊を悦ばせる事だろう。
 

ミケリア > 【継続します】
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からサテラさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からミケリアさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「~♪」

ピーヒョロロと下手っぴな口笛を吹きながら、館内の廊下を一人のんびりと歩く浴衣姿の金髪の男が一人。
着込んだ浴衣は客室に備え付けのものであるが、男の着こなしは何故か妙に様になっていた。

それはそれとして、男は現在旅籠内を探検という名の散歩中である。
この旅籠は知らないうちに道が変わっていたり施設や仕掛けが増えていたりするので
男にとっては適当に歩き回るだけでもなかなかいい暇潰しになるものだった。
知り合いの従業員に聞いたところによると、その妙な特性のおかげで主に女性が迷ってしまう確率が高いらしいが……。

それはさておき、やがてT字路に差し掛かると、男は一旦足を止めて。

「──さて……どっちに行くべきですかねぇ」

右か左か。
廊下の中央で仁王立ちしながら、男は顎に手を当てうぬぅ、と唸りながら思案し始め。

「んんーむ……よし右だな、右へ行くべきと俺の中の何かが囁いている──おおっと!」

そんなふうにいくらか悩んだ後、男はおもむろに右側の通路へと踏み出し──その途端に、
ちょうど通りかかった誰かと出くわし、思わず足を止めて上肢をのけぞらせた。