2023/11/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフー・メイユウさんが現れました。
フー・メイユウ > 朝方を過ぎた頃合いの大通り。に、面したオープンカフェ。
木目が残ったテーブルや帆布を広げたパラソルと内装に拘りが伺えるテラス席にて。
ちょっと遅めの朝ごはんを頂いたあとには食後の珈琲で一服中の桃髪がぼんやりと、
片肘付いて頬杖突いてあちらこちらに行き交う人々を眺めている。

「良い女居ないかなぁ~……」

可愛い子。綺麗な子。男でも良いけどなぁ~……。
何てぼそり零して女or男漁りの真っ最中の様子だ。

「……買いに行くのもいいな……」

引っ掛ける楽しみもあるが選り取り見取りを楽しみに行くのも捨て難い。
本当なら本日は友達と遊びに出掛ける予定だったのだが生憎おじゃん。
月のものじゃあ仕方ないと諦めて一人で遊びに出てきている訳だ。
ダーツだのピリヤードだの一人でやってもあんまり楽しくないし、
褥はお預けにしてもいいがどうにか道連れできないものかと……

「んも~。まぁ……仕方ないにせよ……ん~。一人で楽しめる遊び……ん~」

珈琲をまた一口頂いては眉根を寄せて、今日どうすっか、何て悶々。

フー・メイユウ > 「まあ。まず。ぶらついてみるかあ」

好みの子も見つからないし。
悩んでも思い浮かばないし。
と、尻と鞄を持ち上げてからお会計。
人混みの中にゆったりと歩き始めた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフー・メイユウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエイプリルさんが現れました。
エイプリル > 昨夜はそこそこいい値段で買われたものの、残念なことにただ添い寝をするだけで終わってしまった。
基本的に、もらったお金の分はやることをやるプロ意識なので、何もせずにお金だけもらったというのは面白くなかった。

とはいえ、返そうとしても受け取らなかったので、大分懐は裕福な状態。

「……どうしたものかしらねぇ」

ぽつりと漏らした言葉はそんなもの。
どうするこうするというわけではないものの、いつものパターンから外れれば流石に少し困るのだった。
渋った客から逃げるのは良くある話だが、この逆バージョンはそうそうあるものではない。
いっそのこと掏られた方が楽か?などと考えてすらいるが、とりあえずはいつもよりは少し贅沢になるものを買って公園のベンチで口にしていた。

贅沢と言っても、いつもの鶏や豚の串が、牛の上質な肉の串になっているだけではあるのだが。

あまり自分から営業をしない娼婦は特に何かを探るでもなくただ食事をしてぼんやり風景と道行く人を眺めていた。

エイプリル > ほどなく手持ちの肉串は食べ終わる。
ずっと手に持っているのも何か違うので、串をいくつか細かく折って、別のものが入っていた紙袋にしまう。
どこかでごみ袋に入れていこうと思うものの、何となくまだ動く気になれなくてベンチの上に腰を掛けたまま。

ある程度長身であるものの、深くベンチに座ることで少し足をぶらぶらさせてみたりは、少し手持無沙汰な様子がみてとれるやもしれない。

エイプリル > 日もだいぶ傾いてきた。
そろそろ今日の仕事でも始めようかなどと考えれば、ベンチから立ち上がる。

「二日連続は嫌だしなぁ……じゃぁ、今日はあっちに行こうかな」

つぶやきながら見渡せば、足を貧民街の方へと向けていく。
大切な金を出すのだから、欲望のままに楽しませてくれるだろう。
今日は少しだけ、ラッキーな客になるかもしれないが、それはまた、別のお話。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエイプリルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフー・メイユウさんが現れました。
フー・メイユウ > 【Oh! モタモタしてたら擦れ違い。失礼致しました~】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフー・メイユウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にアドラーさんが現れました。
アドラー > 平民地区にある冒険者ギルド。
酒場としての機能も兼ね備えているそこに、左前腕をギプスで保護した青い瞳の男がいた。
彼の目の前には依頼概要が記された紙がびっしりと張り付けられた掲示板が。

「…」

猫探し、引っ越しの荷下ろしの手伝いから、ドラゴン退治、魔族の国まで出張の戦闘まで。
多種多様な依頼の中から自分に合うものを探すが…

この“腕”でも成功できそうで、なおかつ報酬の良さそうなもの。
報酬の高い依頼というのは様々な意味で危険が伴う物が多いが、丁度いい塩梅の難易度と報酬のものが見つからず。
ため息交じりに肩を落とす。