2023/10/12 のログ
■リュエール > 軽いノリではあるけれど並大抵の男ではこの少女を組み敷くのは無理だろうなあと不思議とそんな直感があった。
返り討ちの勇ましさは、独り身で旅をしてきた女にとっても好感が持てるもの。うんうんと頷きながら懐いてくる少女の頭を撫でつつ、なんか若干鼻息荒くない??とは思いもするけどまあうん、若い子のスキンシップってこんな感じだったような気もするし……??
「可愛いね、よく似合ってる。あたしスカートとか子供の時以来履いてないわ」
ドスケベエロ衣装とも言えるハイレグレオタードな戦闘服がもはや一張羅。
今更彼女みたいに若々しい恰好をするような年齢でもないし、なんて照れや羞恥もあって、純粋に好きな恰好、可愛い恰好を楽しんでる様子が微笑ましい。
少女の掌でもあまりそうなほどのボリューム感。
かと言って大きすぎることもなく、身体のバランスに見合った雄の視線を惹き付ける乳房の谷間から顔を上げたのはたっぷり時間をかけた後のこと。
あそこで食べたい、と示した店を見る。リュエールはまだ行ったことがないタイプの店だった。
「あそこ?なんか建物の大きさの割に規模が小さい気もするけど……まいっか。行こ!」
細かいことは気にしない女である。少女が行きたいというなら断る理由もない。
通りというより路地に入って面した建物は明らかに"そういう宿です"みたいな雰囲気を出してるけど、とってつけたような一階部分の酒場になってるらしい。
ピンク頭の露出度の高い女が二人、和気あいあいと話ながらその酒場兼宿へと向かう姿は通行人からも見られていて、あの二人今からヤるのか、美人なのにレズかぁ、みたいな羨ましがられるような熱視線があっただろう。
「……てか、ネルちゃん……────んんん?ソレは一体なにかなあ?」
一緒に扉をくぐってから、お酒飲めるかどうかを尋ねようとした時の事。
そこまで元気にされた股間に視線がいかないはずもなく、少女の魅力的な肉体にはそぐわないような、しかし何故か親和性が強いような、そんな"雄"の象徴がスカートの裾から膨らんでいたなら、さすがに気づく。
え、勃ってる?なんで?と瞠目しつつ、一応自分のマントでそっと周囲の目に触れないように隠し隠し……。
「……だ、大丈夫?ご飯どころじゃなくないソレ」
女の身なので、ソレが張りつめそうなぐらいパンパンになってたらどれだけ苦しいかはわかってあげられないけれど。
一度抜いたほうがいいだろうなというのは、まあ性経験はあるので理解してる。
■ネルフィナ > 「じゃあ、普段からパンモロ……」
何気なく口にしたであろう呟きから、彼女が常日頃からハイレグの食い込みを見せつけているのだと知ってごくりと生唾を飲み込んだ。うん、やっぱりエッチなお姉さんだ♡
そんなお姉さんを無邪気を装った誘いでヤリモクな店に連れ込む事に成功してしまった。童貞を卒業しても心の中身は童貞の頃と何ら変わらぬシコ猿は、むしろ数々の成功体験からアグレッシブさを増している。
もう完全にヤル気でどきどきむくむくしつつ店に入ったならば、エッチな宿泊の最中の栄養補給といった感じでいちゃつくカップル達から浴びせられる淫らな好奇心たっぷりの視線にもぞくぞくっと興奮を覚える始末。
そんな、行き過ぎた興奮に視界が狭まっていたのだろう。
いつの間にかネルフィナのミニスカートは歪過ぎる膨らみにプリーツを持ち上げられて、オーガンジーのレース飾りもアダルティックな赤ショーツをパンモロさせてしまっていた。
そんな違和感ばりばりな間違い探しに気付いた旅人の問いに、にっこり笑顔で可愛らしく小首を傾げてツインテールを揺らした後、「なにかな?」みたいな風情で黒瞳を下降させたネルフィナは
「――――ひゃわあっ!? い、いや、これはその、ち、違くてっ! そーゆーあれじゃないシ! ああああ、朝勃ちみたいな、ほら、そーゆー……あわわわわ……っ」
ひとたまりもなく狼狽した。
大慌てでプリーツの膨らみを抑え込み、ショーツから大いにはみ出し今やズル剥け状態でスカートの裏地に先走りを染み込ませていた亀頭を布地で擦って「おふっ♡」とかアヘ声を漏らしつつ、とりあえず言い訳しなければと意味をなさない言葉を並べ立てる。
そんな中、若干引きつりつつもこちらを心配するかの様な彼女の言葉にギラリと黒目を光らせて
「う、うんっ、こ、これじゃあおちついてご飯とか無理だシ! だ、だから先にエッチ! エッチからシよっ!!」
混乱のデバフがはっきりと伺えるぐるぐるの瞳は、この期に及んでまだエッチなお姉さんとの行きずりセックスという野望を諦めきれないらしく、わけも分からぬままにガッと彼女の両手を掴んでずずいと迫る。
言うだけいって返答も聞かず、先程の逃避行の立場を逆転させたかの様に
「秒で! 秒で行こっ!」
『ヤリ終えるまで絶対に逃さないからっ!!』という決意の硬さを伺わせる力強さで彼女の手を掴んだまま、鬼気迫る勢いで店員に近付き部屋鍵を受け取って、早歩きどころかダッシュで階段を駆け上がり、あまりの勢いに流されてしまったりしたならば、彼女が思考を取り戻すのはバタンガチャン! と個室の扉を閉められて、後手にがっつり鍵まで掛けられた後となろうか。
■リュエール > 「えっ、ちょ!?ネルちゃん!?」
ミニスカプリーツを押し上げて下着までテントを作ってしまっている中々にご立派なブツである。
大慌てで隠しながらも引っかかったのか擦れたのかえっちな声を出す少女の色気にアテられたのか、妙にムラムラしてしまう。
なにこの子、エロい!
視線は彼女が隠した下半身に釘付けになっていれば、ご飯は無理だからエッチからしよ、と腕を掴まれた。
そこからはもう、小柄な彼女のどこにそんな力があるのかというほど、腕を引っ張られて階段を駆け上がる大きな足音が二つ。
止める間もなく部屋までまっすぐいった彼女の勢いに流されるままに部屋へと入り、バタンと勢いよく扉は閉められ、がちゃんと施錠までしっかりとされていた。
暗がりの密室に二人きり、彼女も混乱しきってるとは言え、強烈な興奮を漂わせるソレをちらりと見下ろせば、お、おちつこ?とは言葉にしつつも、混乱デバフが移ったかのようにぐるぐる、困惑と興奮と欲情といろいろ。
────普通の女の子なら手を出すつもりはなかったけど。
ついてるし?デキるっちゃデキるし。なんかこっちまでムラムラしてきたし。いけ好かない男に襲われるよりはネルちゃん可愛いから別に全然嫌じゃないな…???
「……えっと。……じゃあ、エッチしよっか……??」
リュエールはこんらんした。
■リュエール > 【移動します】
ご案内:「平民地区 夕刻の冒険者ギルド」からネルフィナさんが去りました。
ご案内:「平民地区 夕刻の冒険者ギルド」からリュエールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/宿酒場」にリュシアスさんが現れました。
■リュシアス > 客の出入りと酔っ払い達の騒ぎ声の絶えないその宿酒場は今夜も盛況のようだった。
カウンター席から何気なく背後を振り返れば、今回の冒険の成果を讃え合う冒険者の一団に、次の仕事の相談を進める二人組の傭兵、テーブルの上にカードとコインを拡げて賭け事に興じる者も居れば、近くの色街から連れ込んだ娼婦と陸み合う者も居た。
「―――……マスター、お代わりをひとつ。」
その中でカウンター席の男は一人、皿の上の腸詰め肉をフォークで突きながら空になったジョッキをカウンター越しの店主へと差し出す。
普段であれば男もまた先程振り返った先の彼らと同様、顔馴染みの常連客と賭け事や他愛の無い雑談に興じていたのであろうが、今夜に限っては誰の姿も見当たらない。
まぁそんな日もあるだろう――と意に介した様子も無く、店主から受け取った何杯目かのジョッキに口を付けるのだが。
いい加減、一人で飲み続けるのに飽き始めていたのもまた事実だった。
■リュシアス > とは言え、カウンター席に座る一人客は自分くらいのもので、唯一話し相手になりそうなカウンター越しの店主も今は盛況な所為で手が離せないようだった。
そうなれば残る選択肢は、先程見掛けた先人に倣うくらいだろう。
この所ご無沙汰だったしそれも良いか、と胸の内で呟き何かを決心した風な面持ちを垣間見せると、手にしたジョッキを一気に煽り――空になった其れと懐から取り出した硬貨を数枚、カウンターの上に置いてから男は立ち上がる。
「………ご馳走様。また来るよ。」
忙しない様子ながらも視線で応えるカウンター越しの店主に手を振って、周囲の喧騒を掻い潜りながら男は店を後にする。
酒気が回り火照った身体には心地良い冷たさの夜風を浴びながら、気の所為か上機嫌そうな男の背中は近くに在る色街の方角へと一人消えて行くのだった―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/宿酒場」からリュシアスさんが去りました。