2023/09/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にブレットさんが現れました。
ブレット > 平民地区の冒険者ギルド。
人で込み合う中、受付に向かってはギルド員に声を掛ける。

「悪いが冒険者を雇いたい。
護衛の仕事で期間は長めだ」

そう言っては用紙を受け取り必要事項を記入していく。
王都からダイラスまでの往復の護衛、それに支払う報酬の金額などを書き込んでいけばギルド員に返し。

「あっちで待ってる。もし受けようって冒険者が居たら教えて欲しい」

そう告げては受付を離れて待合に置かれた椅子へと向かう。
そして腰を掛けてはギルド内を見回すようにして依頼を受けてくれる冒険者がやってくるのを待つことにして。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からブレットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にユーゴさんが現れました。
ユーゴ > 一仕事終えた職人やら冒険者やらで賑わう歓楽街。
そんな大通りから外れ、少しばかり入り組んだ路地を鈍い足取りで進む姿。
世話になった、と言うには、大変な事をしでかしてくれた店を急ぎ足に離れたのは当然の事だろう。

「……参ったな。」

路地裏の隅でそんな風に呟く姿は、普段よりも一回り程小柄なもので。
詰まる所、身に刻まれた刻印の効果を存分に発揮させられた、女の姿だ。
解呪しようとは試みているものの、深く根付いている所為か上手く行かずにいる。

ユーゴ > この場で如何にか出来るものでもない。
そう落着をつけては翳りに紛れて路地裏を離れて行き―――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からユーゴさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/宿酒場」にリュシアスさんが現れました。
リュシアス > ジョッキのぶつかり合う音と男達の騒ぎ声の絶える事の無い平民地区の宿酒場。
一階が酒場、二階より上が宿屋という造りをした宿酒場の客層は冒険者や傭兵が殆どであったが、
色街に近い立地の所為もあってか艶やかなドレスに着飾った娼婦の姿も多く見掛ける事が出来た。

ざっと見た限り、純粋に食事や酒を目的に来た者が半分、此処の客を相手に一夜を売り込みに来た者がもう半分、といった所か。

そんな推察を胸の内に留めながら、男は目の前のテーブルへと視線を戻す。
自分の他に卓を囲んだ客が三人。その内の一人の合図で各々が手にしていた数枚のカードを広げてゆく。
対面に座った男の顔を見遣ると自信に満ちた表情が見て取れた。その証拠に彼の出したカードの役は中々に悪くない。
だが―――。

「―――……残念。今度も自分の勝ちだ。」

悪戯っぽく笑いながらそう言って手許のカードを開示すると、対面の男が頭を抱えてテーブルに突っ伏す。
彼らの事は互いに顔と名前くらいしか知らないが、こうして気紛れに集まっては酒を酌み交わしながら賭けを楽しむ――そんな奇妙な間柄だった。