2023/08/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエンさんが現れました。
エン >  
冒険者ギルド併設の飯処兼酒場。
冒険者、ギルド職員、ご近所さん、近場で作業中の大工、等々、等々、
お昼頃には賑わったものだがお昼を過ぎて席は空き始める頃合い――

隅っこの席を取って遅めの飯(3kgはありそうな肉の鉄板焼と山盛りのパンだ)。
ざっくり大雑把に切り分けられて一口が大変でかい肉の一切れを、
あーんと大口開けては一口で口中に突っ込んで、咀嚼。もぐもぐ。

「ふーーーむ……」

もぐもぐ。もぐもぐ。もぐもぐ。もぐもぐもぐもぐもぐ……。
ちょっと無理して詰め込んだかも知れない。中々噛み切れない。
が、唸り声はそこでなく、片手に持ったチラシとその内容を見てだ。

「ん。んん゛。んん。血の旅団ねぇ……」

厳密には見えてはいない。内容は店主に読み上げて貰ったものだが……
サングラスの赤いレンズも顔もそちらに向けては、肉を漸く嚥下し嘆息。

「物騒だなあ……」

エン >  
今更、現役復帰しよう! 等と思っちゃいない。
別に、出てくれだなんて要請も受けてはいない。
周囲から聞こえてきた話を店主に聞いてみたところ、
でかい依頼が出たというから一応目を通したが……

「十年前に居てくれたらなあ」

さぞ、金になったろうに。程度の感想が出るぐらいだ。
どでかい肉も山盛りのパンも時間を掛けて片付けたら、
ご馳走様! と、手を合わせ、代金支払ったあとには。

「デザート食いに行くか」

しょっぱいもののあとには甘いものだとひとりごちながらに、店を後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエンさんが去りました。