2025/05/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──くぁーああぁぁ……」
まだ日の高い時間帯。
大欠伸を漏らしながらふらりと冒険者ギルドに足を踏み入れる、金髪の男が一人。
周囲を軽く見渡してみるが、ピークの時間は既に過ぎたか人影はまばら。
現れた男に幾つか視線が向き、軽い挨拶をしてくる顔見知りなどもいるものの、これといった用向きもないようで
程なく各々の用事に戻ってゆく。
そんな光景にフンス、と小さく鼻を鳴らしながら、とりあえず依頼等の貼り出されている掲示板の方へと足を向けた。
「さぁーて……なんかおもろそうな依頼とかはありますかいのぅ……
時間的に、時既にめぼしいところは持ってかれてそうだが……」
顎に手を当てて独りごちながら、緩慢な足取りで掲示板の前までやってくると
掲示物を暇そうな顔をして眺めてゆく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にれあさんが現れました。
■れあ > ここ数日。毎日何度も顔をだしている冒険者ギルド。
今日もまずは依頼達成の報告にカウンターへ。
「はい。ダンジョン討伐の奴。ゴブリン4体ね」
討伐の証拠として、ゴブリン1体につき、両耳及び男根を提示。異臭を放つそれを役人に押し付ける。
「手続きよろしく。何かあったら呼んで」
びしっと役人を指さし、カウンターを離れて、さっそく次の依頼を探しにピーク過ぎで人影まばらな掲示板へ。
「さて、なんか美味しいの残ってるといいけど」
冒険者にしては珍しく(?)シュッとしたシルエットの金髪男性の隣に立つ。
まず探すワードは、猫、温泉、そして甘味。
…まあ甘味がらみの依頼なんてみたこともないけど。
■エレイ > 事務カウンターの方から耳馴染みのない女の声が聞こえてくる。
あとほんの僅かに異臭も鼻に届いた。
少しそちらに興味を惹かれていれば、その人物が隣までやってきた。
横目に見やれば視界に現れたのは年若い少女の姿。
ほう、と小さく呟く声は隣の彼女にも聞こえただろう。
「──やあやあコンニチハッ。ゴブリン駆除ご苦労サンだぜ。
依頼は今はパッとしたのがねぇー感じですかねぇ……」
そしてさも知り合い相手のごとく馴れ馴れしくかけられる声。
振り向けば、顔をそちらに向けつつ横目に掲示板に目を向けている、
へらりとした笑みを浮かべた男の顔が見えるだろう。
■れあ > 他者との交流を望んでいないわけではないけど、結構浮きがちな女冒険者。
そんな中で、隣の男性から話しかけられる。
その内容は世間話。
「コンニチハ。まあ、苦労と言う程の苦労はしなかったけどね~」
ちらっと男性を見る。
サラリとした金の髪。碧い目。圧の感じない痩身。そして整ったお顔に軽薄そうな笑顔。
冒険者にもいろんなタイプがいるのね、これが正直な感想。
お顔だけなら筋肉馬鹿達と比べ物にならない。
そして体臭も嫌な感じではない。
正直、戦いで役に立つタイプには見えなかった。
「楽に大金とか。あればいいのにねぇ…」
確かにパッとしない依頼を見て、一緒にボヤク。
ゔ、隣に男がいるのに、昨日のゴブリン討伐で、ゴブリンに締め技──その頭を引き込んで、首を太腿で挟みうんっと締め上げて一瞬で失神させた──をしたせいで、太腿内側がかぶれて赤くなってめっちゃかゆい。
■エレイ > 顔つきそのものは端麗だが笑みの雰囲気は軽薄っぽさが漂う男。
風変わりな銀色のジャケットに、装備はウエストバッグと腰の後ろのナイフが一本。
体のシルエットも一見そうガッチリはしていないため、少なくとも前衛には見えないかもしれない。
「狩る方の苦労はなくても、ゴブリンの返り血とか色々臭かったりすんべ?
女の子にそれはしんどいんじゃねぇーかなって」
そんな男は、眉下げて笑いながらそんな言葉を口にする。
少なくともゴブリン狩りの苦労は知っている程度に冒険者としての経験があることは伺えるか。
年下の少女に対する侮りのようなものも見られず、ごくごく自然体での接し方。
「俺様はカネにはあまり頓着はないので面白けりゃあいいんだが……
そっちの観点で目を向けてみてもいいのがない感。
……うん? なんだ、どうかしたかね?」
ぼやく彼女に軽く肩をすくめてそう言っていれば、彼女の様子がなにやら妙なことに気づいて軽く瞬きし。
上肢を傾けて顔を覗き込みながら訊ねてみる。
■れあ > 「あーそれね。ダンジョン出たときの風で、ゴブリン臭が身体についてるの直ぐ自覚するレベルで。だからそのまま「九頭龍の水浴び場」にいって、さっきまでずっと身体あらってたわ」
匂いはホント無理だった。
へ~この男もゴブリン退治は経験あるんだ?と、そんな事を思いつつ。
「討伐の証に、ゴブリンのアレとか切り取ってきたから、度胸試しに嗅いで来たら?」
などと返してカウンターを指さして、笑う。
こちらも自然体で対応できてることでしょう。
でも、かゆい。
「やっぱりお金は大事よ。私は危険でもいいからお金が欲しいけど、楽で大金が稼げる仕事なら尚よしね」
くっ。じゃっかんモヂモヂしていたからか、男性に勘付かれる。
彼の顔が近くなるのに合わせて、若干後ろに背中を反らしつつ。
「ん?いいえ。ベツニ?」
誤魔化しまぎれに横髪を指で巻く。せめて目の前の彼が掲示板に顔をむけてくれたら、ちょっとは掻けるのにぃ。
流石に小股内股が痒いとは言えないし、ちゃんと説明すればいいだけだけど、まず100%よからぬ憶測をよび、下手すると変な噂が立つ。
意識したらなんかどんどん痒さが増す。
今太腿真っ赤になってたりしないだろうか。ゴブリン恐るべし。
掻きたい~!
ここは忍法ミスディレクション。
「あ、えーと。これなんだろうコレ」
彼から見て私とはちょうど反対にある、女冒険者限定と書かれた依頼文を指さす。
彼がそっちを見照れたら搔きむしろう。
■エレイ > 「いらないですストレス貯まるので。お前ゴブリンの臭い返り血で全身真っ赤になった奴の気持ち考えたことありますか?」
度胸試し、などという彼女に、下唇を突き出した変な表情をしながら眉寄せてそんな返答を。
軽々に口にしているが、一体それは何があってそんな状況なのか、という疑問が浮かぶかもしれず。
「まああそれも間違いではねぇーな。俺は時既に充分稼いでいるので意見の相違は仕方にい。
……そうか? ちょっと僅かに様子が変に見えたのだが──うん?」
こちらの指摘に露骨な誤魔化しを試みる彼女。
首を傾げながら更に追求しようとして──彼女の指さした方向に、ちらりと視線を向ける。
ミスディレクションは成功したかに見えるが──多分、彼女が患部を掻いてホッとした頃には、
男が生暖かい視線を向けていることに気づくだろう。
「……なんだ、お股がカユかったのかい。それは確かに大声では言えねぇーなぁ」
ちょっぴり意地の悪そうな色を笑みに乗せ、一応の気遣いとして小声でそんな言葉を投げかけた。
■れあ > 「あー。その口ぶり、さてはゴブリンの返り血浴びて全身真っ赤になったことあるんでしょ!ダッサ~!」
一風変わったイケメン台無しな表情で、「いらん!」と強めに返事してきた男性に、物おじしないで煽り返すように、個人的にはフランクに接する。
そしてミスディレクションに引っ掛かり、彼がそっちを見た隙に、我慢できなくなっていた股下すぐの内股を掻いた。
なるほど、これなんかゴブリンの鼻血か吐血が付いた結果か~!なんて思いながら、掻くと気持ち良くて──
「はっ」
気持ち良かったのにほんの一瞬心奪われてたら、イケメンがチベットスナギツネみたいな生暖かい目でこっちみてるうううう!
「……なんだ、お股がカユかったのかい。それは確かに大声では言えねぇーなぁ」
とか、めっちゃ小声で言ってくる彼。それは「大声でいっちゃうぞ~」的な恫喝も含んでいるのか。
「いえ、あの。えと、ゴブリンよゴブリン。あのゴブリンをね、こう、咄嗟の遭遇戦で、膝蹴りしてそのまま、首を挟んで、絞め落としたのよ。それで、かぶれたの!」
騒ぎ出しそうな彼の手を引いて、ギルドの隅の方へ。
「ほ、ほら!赤いでしょ!」
私の小袖は元々膝上20センチくらいの丈しかない。
捲り上げるまでもなく、太腿が赤いのが見えるはずだ。
あえて、股が痒いんじゃなくて、太腿の内側が患部であると示すため、股下ギリギリまで衣装を捲る。
見事なくらいに真っ赤、じゃっかん熱もって腫れてるそこを彼に見せる。
「オワカリデスカ?」
多分ゲスの勘繰りをしただろう彼を、今度はこっちが生暖かい目で見上げるばんだった。
こうしてる間も掻きたい。掻きむしりたい。
ホントは爪たててバリボリいきたいけど、彼の前で太腿見せつつ、股を閉じてすり合わせる。
■エレイ > 「うるへーやい。しょーがねーだろ100匹以上に増えた巣を一人で駆除してきたんだから。
返り血の被害はどーしてもゼロにはできにい」
ダサいと煽られ不満ヅラをしながら、頭を掻いてフンス、と鼻を鳴らし異様な戦果を当たり前のように口にして。
ちょっと意地悪な視線を向けてニヤニヤしていれば、不意に手を引かれて逆らわずに彼女とともにロビーの片隅へ。
痒くなっている患部──露出している太ももの内側をを指さされれば、「ほーん」とかつぶやきながら
すいとしゃがみ込み、患部を間近で目を細めて眺めてみる。
患部のみならず、滑らかな太ももの柔肌もじっくりと。
「──なるほどそれならさっさと薬を塗ったほうがいいだろうな。でないといつまでたっても
カユいままなのは確定的に明らか。下手したらこのキレーな太ももに痕が残ってしまうかもしれん。
……なんだったら俺様が塗ってやろうか?」
ぺち、と腫れていない方の太ももに軽くタッチしてから、すいと立ち上がって
笑顔で患部への速やかな処置を勧める。
それから再び意地悪な笑みを浮かべて、そんな軽口を付け足したり。
■れあ > ギルドの片隅で、一応閑散としてる時間帯ではあるものの、他の人の目がある状況。
がばっと捲り上げてるわけじゃないけど、自分で着物を持ち上げて、その正面に名前も知らないイケメンおじさま?おにいさま?みたいなのが座って、「ほーん」とか言いながら、健康なところにタッチしてくる。
それってセクハラですよねぇ~~~。
「へ?薬?あるの!?」
彼の言動には納得しかない、変な痕が残るのは本意ではない。
そう思ってる間に、「お願いします」を言う間もなく、薬代の相談をするでもなく、意外とイイヤツかもしれないイケメンさんが、患部への処置──つまり薬を付け始めてくれた。
なるほど、冒険者かと思ってたけど、その細身の理由は、衛生兵みたいな仕事をしてるからなのかもしれない。
「はぁ…」
薬が効いているのか、彼の指使いで痒さが紛れてるのか、どんどん謎の気持ち良さに浸る。
うん。気持ちいい。
あんまり気持ち良かったから、下着のVラインぎりっぎりまで、なんなら下着の中ちょっとくらいまでなら、薬を塗って欲しくて、手を震わせながら着物をお臍まで持ち上げちゃった。
き~も~ち~い~い~っ!
気持ち良くてじんわり涙目になるレベル。
こんなのゴブリン退治するのに必需品ってくらいの良薬じゃない!?
「…そ、その薬…いくらくらい…?売り物?」
ちょっと上ずった声で尋ねる。
■エレイ > 「──ン、おうまああるが……ほんじゃあ塗らせてもらうべ?」
男のセクハラ発言に何かしら反応の一つもあるだろうと思っていたところに、薬の存在に食いつかれてちょっと目を丸め。
男の手で塗られることに特に抵抗もないのか、処置を済ませることを優先したのか、
ともかく塗る流れになったので再びしゃがみ込むとグローブを外し、バッグから小さなパッケージに入った塗り薬を取り出して。
蓋を開けてクリーム状のそれを親指でひとすくいすると、患部に緩やかに塗り込み始める。
熱を持った患部に、薬のひんやりとした冷たさが染み渡るかもしれない。
さりげなく親指以外の場所は太ももに添えて、すりすりと撫でたり指を柔く食い込ませたり。
もう片方の手も当然のように逆の太ももに触れ、処置をしている手の動きに合わせて
やんわりとマッサージしながら柔肌を堪能している。
込み上がる謎の気持ちよさの正体はこの両腿へのマッサージだろう。
なんかいつの間にか持ち上がっている裾の下から晒されている下着を間近で眺めさせてもらいながら、
ちらりと上目に顔を見やれば、悦に浸って涙目になっている表情が見えてふ、と小さく笑い。
「うん? まあ売り物ではあるが……つーか話の続きは上の部屋でせんかね? ここじゃあちくと目立っちまうべ」
ふと問いかけられ、軽く頷きながらも少し思案して、場所の移動を提案する。
■れあ > イケメン薬屋(仮)の処置は、神がかりと言っていいものだった。
もう痒さなんて全然感じない。
それどころか、なにこれ絶対超絶気持ちいい。
ヤバイこれ。性的にきもちよくない!??!なんで!?
はぁはぁと息も弾んで全身汗ばむ。
下着を見られて、薄く笑われてる事実すらなんか気持ちよく感じるレベル。
「うん? まあ売り物ではあるが……つーか話の続きは上の部屋でせんかね? ここじゃあちくと目立っちまうべ」
「ダメ。こ、ココで…い…い」
移動の提案に、首を横に振る。
見られてるのは恥ずかしいけど、今行われてるのは治療行為。
違う事に見えるのは、そいつらの心が汚れているから。
それと同時に、ここなら人目があるので、イケメンが無茶をしないだろうという、セーフティネットを構築した。
でも、ほんっとーーーに気持ち良すぎて、彼のマッサージに合わせて、甘え癖がでて小刻みにお尻を振り出す。
「うくっ…そ、その薬。欲しい。その薬。頂戴??」
もしかしたら気持ちいいのもこの薬の作用なのではないか。
そしたら自分で塗って安全に楽しめちゃう。そんな不埒なことまで考える。
着物をぎゅっと掴む。膝が抜けそうになる。
太腿に薬をぬってもらってる、それだけなのに、下品にも濡れだして、下着がヒクつく淫部に張り付いた。
自分でもわかる。はぁはぁ言い過ぎてる事。
この場に留まるのは自分の決断なのに、めっちゃ恥ずかしくなる。
でもこの状態で場所変えたら、多分「間違い」が起こる。
もう痒いのは大丈夫なハズなんだけど、気持ちいのが終わっちゃうから「もういい。ありがとう」が言えない。
そして引き際を見失い、ついにびしゃびしゃになった愛液が下着から溢れて、患部まで滴り出した。
「うぅ~!ち、ちょっと!こっちみて!みて!」
再び忍法ミスディレクション。
私の顔をみて!患部は見なくていいから!
■エレイ > 「ふーむ。買い取りってことでエエんですかねぇ? 値段はこうなっているのだが……」
提案を却下されて肩をすくめながら、薬を頂戴とねだってくる彼女に眉を下げ、その値段を告げる。
値段はまあ彼女の稼ぎでも買えなくはない、という程度。しかし、それなりに上質な代物のため
新人冒険者が常備するには些かお高めでもあった。
返答を待つ間も、患部へのマッサージは続いている。
というかもう充分に薬は塗り終えているが、特に止められもしないので彼女の太ももは
男の手にたっぷりと堪能され続けている。
むにむにと男の指が内ももに食い込むたび、彼女の芯の部分にじわじわと熱が込み上げてくるだろう。
大きな尻を振り始めているのにも気づけば、患部と逆側にあった手がするりとお尻側に周り、むにりと尻肉を鷲掴みに。
「──んー? どうかしたかね? ……あんまり濡らしてもらうと、せっかく塗ったお薬が薄まってしまうのだが……」
彼女の声に反応して見上げた男の顔は、また意地悪な色を浮かべているのがわかるだろうか。
あからさまに息を荒くしている顔を見つめ、ニマニマと。
小声で意地悪なセリフを囁きながら、患部に触れている親指にも滴ってきた蜜を
つつ、となぞり上げ、下着越しに秘部に押し込むようにくに、と親指を押し付けて刺激し。
これらの所業は、男の頭や背が影になっていてまだ誰にも露見していない。そうなるように計算してやっているからだ。
■れあ > 「あっ…」
彼の顔をみて、悟る。
これ、コイツのマッサージが純粋に…そーゆーテクニックだ…。
薬は本当にただのかゆみ止めで、それはすごくよく効いたけど、気持ちいいのはこの軽薄そうな男の技。
それを看破したのに、ニヤッとしてるイケメンの顔がムカつくのに、薬なんてもう塗り終わってるのに、彼の手がお尻に来てるのに、拒めない。
濡れてる実況されて、羞恥は限界突破。そこには屈辱感もある。
でも、それすらも凌ぐ気持ち良さ。快楽。
彼の親指が、下着越しに秘裂を押し込む。
反射的に腰が跳ね上がり、その場でへこへこと情けなく上下した。
周囲をちらりと見る、まだ大丈夫。バレてない。
いえ、そうなるように、男性が位置取りしてるのだ。
くやしぃ。
ガチでくやしぃ。
ちょろい女と思われるのも、嫌すぎる。
でも、こんなギルドの片隅で(皆には内緒だけど)もっとすごく気持ちよくて恥ずかしい事をされちゃうんじゃないかって期待が胸の中で膨らんでる。
なにか、せめて自分のプライドを保護するために、口に出せる台詞はないものか。
「…や…」
やめて、がやっぱり言えなかった。
それどころか、自分で、半べそになりながら、べっとりと濡れた下着を降ろして、下半身を室内露出。
それもこれも、彼の影であることを知ったからできた大胆行動。
「…ばか」
とりあえず反撃で言えたのは、この一言だけ。
■エレイ > 秘部を刺激した親指に伝わる彼女の腰の動きにくく、と小さく喉を鳴らし。
そのままくに、くにと更に2、3度捏ねて煽り立てれば、彼女の口から漏れ出す声。
おそらくは制止を呼びかけようとしたのだろう、しかしそれが掻き消えて、代わりに出てきたのは短いフレーズの可愛らしい悪態。
彼女自ら下着を下ろすアクションが見えれば、自分は一旦指を離してその指先に絡みついた蜜をぺろ、と舐ってみせ。
それからゆっくりと立ち上がれば、彼女の姿はほぼ完全に男の背に覆い隠される。
細身に見えた男の身体の広さを、彼女も間近で見れば実感することになるか。
「……ンフフ、じゃあ別のお薬も塗ってあげまひょ。まずはお手を拝借……」
愉しげにそんなことを囁きながら、彼女の片手を取り。
同時にズボンの前をくつろげ、勃起した大きなペニスを晒せばその手のひらの上にぺたりと乗せ、
そのままやんわり握り込ませてゆこうとする。
男の熱がじわりと彼女の手指に伝わってゆくだろう。
「──ああそうそう……そういやお名前をまだ聞いてない感。俺様は謙虚な旅人で冒険者の
エレイという者で呼ぶときは気軽にさん付けでいいが……キミのお名前は?」
猥褻行為の中、互いの名を知らないことをふと思い出して。
顔を間近で見つめながら、自己紹介をしつつ彼女の名前も問いかけてゆき。
■れあ > 頭がおかしくなりそうな、恥ずかしさと、それを上回る気持ち良さ。
ギルドの隅っこで、悪戯されて濡れて、自分で下着を降ろして。もう散々だ。しんじらんない。
目の前で、わざわざ愛液を舐める彼。その光景を見せつけられる。
彼が立ち上がり、自分の姿は衆目から完全に隠された。
別のお薬、つまりはご褒美。
魅入られたように彼の一挙手一投足に視線は釘付けになり、目の前に差し出されたのは、大きなペニス。
勃起してるそれを見ただけで背中に何かが走って身震いする。
誘われるがままにそれを握れば、両手に余る長さ、固い弾力と熱。
「──ああそうそう……そういやお名前をまだ聞いてない感。俺様は謙虚な旅人で冒険者の
エレイという者で呼ぶときは気軽にさん付けでいいが……キミのお名前は?」
名前を聞かれてる。
そして、さん付けて呼べと言われてる。
悔しいけど、今日は言いなりにならざるを得ない。
一応彼の方が年上だし、本当はちゃんと対等ぶってどんな人でも呼び捨てにしたいんだけど、ちんちんから手を離すこともできない今回は無理。
「れあ…です…エレイ…さん」
言えればご褒美なのだ。言わざるを得ない。
震えた声でお返事しつつ、もう手では痩身のイケメン男性の逞しいペニスを扱いていた。
ああ、ここでこのペニスに貫かれちゃうんだ。
ギルドの片隅で、皆がいるのに、ひっそりと。
男性のちんちんを細かく刺激しながら、その瞬間を想像して胸がときめく。
■エレイ > 「れあちゃん、ね……ヨロシクだぜ。ン……」
色々訊いてみたいことはあるが、まあそれはいつでもいいだろう。
素直に名を名乗った彼女ににへ、と笑うと、くいと顎を持ち上げてちゅむ、と当然のように唇を奪う。
握らせたペニスを、促すまでもなく扱き始める手つきに目を細め、その手の甲をさすさすと満足気に何度か撫でてから、手を離し。
「こっちもちゃんとほぐしとかないと、な……」
その手でお尻を撫でつけてから、そのままお尻側から秘部に指を差し入れ、ぬちゅ、と
濡れたそこに触れて。そのままぬぷぷ、と膣内に指を突き入れる。
中の具合を確かめるようにぬりゅ、ぬりゅと指を抜き差しし、内壁を擦り上げ、捏ね回し始め。
男の体がより近づき、扱かせているペニスの先端がぐり、と彼女の下腹部に食い込む。
扱かれ続けるペニスは彼女の手指に確かな脈動を伝えながら、次第に先走りを滴らせ始め、ヌメつく感触を味わわせ始めるだろう。
そして男のもう片方の手は無防備な彼女の胸元に伸び、着物の前の合わせをくつろげて胸元を外気にさらしてゆこうとしていて。
■れあ > ちょっと意地悪そうなイケメンおじさん?おにいさん?だった彼が、すこし優し気な年上の男に変化する。
全てをリードし、全てを許容するような、大人の男性の姿だ。
「こっちもちゃんとほぐしとかないと、な……」
「うく…」
まず一度お尻に触れてくれて、そこから、淫裂へ。ゆびが、秘唇を押し避けて、体の中に。
びっくーーーーん!と全身で感じる。
「は。はう!ぅ!ん~!」
盛大に喘ぎそうになって、咄嗟に右手の親指の付け根を噛む。左手で、先にイカせてやれとばかりにペニスを扱くけど、こっちがダメ。
すっごい。イキそう。
「ん~~!」
ぷちゃ!と潮を吹いて、仰け反る。
手には彼のペニスの先走りがぬめり付き出す。挿入も、きっともうスグ。
彼の手で着物を乱されて、乳房を露出。
外気に乳首が触れて、ひゃん!!となる。ギルドで裸にされちゃった!!!
もう一度、顔を上げて周囲を見る。大丈夫。バレてない。
信じてるからね。最後まで皆に見せない様にしてよね。
勝手に彼を信じて、その顔を上目使いに見上げる。
同時にすこしだけ嫌な予感も、項にピリッと感じていた。
■エレイ > 膣内に指が入った途端に全身を震わせて感じ入る敏感さに笑みを深めながら、
そのまま無遠慮に責め立てる男の指。漏れ出そうになる喘ぎを指を噛んでこらえる姿も
愉快げに眺めながら、ぐちゅ、ぬちゅっと音を立てて膣内の隅々までまさぐるかのごとく
指を押し付け擦り上げ、敏感なスポットも引っ掻いて。
「──ヒヒ、イッちゃった? 敏感すなあ、れあちゃんは……」
やがて身を撓らせ潮を吹いてしまう彼女の姿を眺めながら、耳元でそう囁くとぬるぅ、と指を引き抜き。
たっぷりと蜜の絡みついた指と指の間で、ねばねばと糸を引くさまを見せつけてからまた舐り取り。
上目遣いに見てくる彼女にクフ、と小さく笑いつつ、握らせていたペニスからやんわりと手を解かせると
その背を壁に押し付け片方の、一応ほかから見えにくい方の脚を持ち上げさせて
下着から脚を抜くと同時に秘部を晒させてゆき。
「それでは、お薬いくけど……声、ちゃんと我慢したまえよ?」
上目に見てくる彼女に意地悪そうな笑みを向けながらそう告げて。
露わにした乳房の片方をぐにりと掴みながら、秘部にぬちゅ、とペニスの先を押し付ければ、
そのまま腰を押し出しずぷずぷっ……と膣内に無遠慮に挿入してゆく。
剛直が肉襞を力強く押し広げながら奥へと突き進み、亀頭が子宮口まであっさり到達してぐりり、と押し上げていって。
■れあ > 完全に年上の男性に屈して、「──ヒヒ、イッちゃった? 敏感すなあ、れあちゃんは……」とかやや下品に言われても、火照った頬を尚赤らめて返して、反論も反撃もできない。
彼が指を引き抜くと、芯が抜かれたようになってガクガクと膝が嗤う。
「そ、そゆの。みせないで…いいから…」
自分がどれだけ淫らに乱れたか、その物証を突き付けられて、舐められる。ねぇそれ美味しいの!?臭くない!?
なんて思えば尚も羞恥芯が掻き立てられる。
促されるまま、ペニスから手を外し…壁際に背を付けて、片足を持ち上げて、彼に股をひらく。
パンツを脱がされる。
繰り返すけど、ここギルドの1階!
「それでは、お薬いくけど……声、ちゃんと我慢したまえよ?」
なんて言葉に、必死に頷く。
そして…乳房をちょっと乱暴に揉まれながらの、挿入。
「~~~~~っ!」
意地悪なイケメンと繋がっちゃった。
おおきなちんちんに犯されちゃった。
ペニスにお腹の底をぐぐぐ~と持ち上げられる。
とんでもなく痛気持ちいい感覚と、ギルドの隅でこんなことしちゃってる状況に興奮して、またお漏らしみたいに潮を吹いた。
「ん~~ゅ!」
彼の肩に手を掛けて、痺れる。口がぱくぱくで過呼吸になりそう。
すき。
エレイはともかく、このちんちんは好き。
はやく、私をめっちゃくちゃに──!
そんな破滅願望まで溢れ出した。
この最高に恥ずかしい姿を、彼が突然、皆の方を振り返って、晒されちゃう。
そんな口には絶対出せない妄想しちゅえ―ションが、快楽を倍増させていた。
「やぁう!ちんちん!すき!」
で、大声で言っちゃった。
そんなギルドの片隅で──。
■エレイ > 彼女が大声を上げた瞬間、ロビー内の空気が少し動揺したように震えた。
とはいえ──周囲もあからさまにはしないだけで、二人が何をしているのかは
おそらく皆とっくに察していたのだろう。
それでも誰も何もしようとしないのは、男の存在あってこそなのだが──彼女がそれを知るのは、もっと後のことだろう。
「……ンフフ、またイッた? まあいい、何回でも遠慮なくイッてもらえば……ふっ……」
ともかく、挿入の刺激にまた潮を吹いた彼女の顔を愉しげに眺めつつわかりきったことを問いかけ。
それから答えを聞く前にそう言うと、腰を大きく揺すってぐちゅ、ずぷっと大きな動きで
ペニスを抜き差しし、彼女を力強く突き上げ始める。
一応まだ彼女の身体は男の影に隠されてはいる、が──性行為そのものは隠す気のない動き。
ずんずんと奥を無遠慮に抉るその責めも、彼女の声を我慢させようと言う気はさらさらなさそうで。
腰使いのリズムに合わせて、いつしか両手で掴んでいた乳房をむに、ぐにっと揉みしだき、
やがて顔を寄せて乳首をぬるりと舐ったり、ちゅうぅ、と吸い付いたり。
さすれば、男が屈んだことで彼女の顔だけは周囲にも晒されてしまうだろう。
■れあ > 「あーーっ!ああーーっ!」
彼のピストンに合わせて、腰をグラインドさせながら、大声で喘ぐ。
頭の中は真っ白。いえ、真っピンク。
ギルドの隅でしちゃってるのが皆にバレちゃったこと。
でもエッチがやめられないこと。
そして彼とのエッチが気持ち良すぎること。
全てが異次元。
彼の責めは、もう最初から「内緒でここでやっちゃおう」って感じじゃなくて、ばれてもいいやって言うか、ばらしてやって感じのもの。
意地悪男のエレイが乳首に吸い付いて、乳首をいじめてくれたのは嬉しかったんだけど、その結果私の顔が、晒される。
「あ」
ホールの隅だったから、逆に皆を一望できちゃうし、皆に見られちゃう。
「ふあああ!」
泣いちゃうけど、拒絶できず。
そのままおっぱいにアレイの頭を抱き込んで、腰をいやらしく動かし続ける。
皆の顔を見ながらの、エッチ。
それは異次元を軽く超えた、非日常体験。
オナニーの時の妄想ではよくしても、現実には誰もそんなことしないやつ。
冒険者たちと目が合うたびに、ビックビクに感じて、なんども潮を吹く。
「ふあ!あ!あう!あう!あう!」
エレイに突き上げられて、髪を乱して、真っ赤になった顔を皆から背けられず、そのまま上下する。
両手を口に当てて、涎が垂れる口元を隠す。
この地獄?天国?は、エレイがイクまで終わらない。
必死になって腰をつかって、彼の射精を促す。
「ふう~!みちゃダメ!だめ!きもちいの!みないでえぇ!!」
なんかもう大絶叫した。
■エレイ > 周囲にいる数人の冒険者や、あるいはギルド職員。
その視線の多くが集中しているのが、彼女の視界に入るだろう。
熱心に覗いている者もいれば、引いてしまっている者、あえて目を逸らしている者なんかもいるかもしれない。
そのすべてが彼女に恥辱を与え、そして絶頂を促す。
何度も潮を吹いて痙攣する彼女を、男は休むことなく無遠慮に腰を打ち付け犯し続ける。
ガクンガクンとその体を揺さぶりたて、肉襞をペニスが激しく擦り上げ、ぐちゅぐちゅと蜜を外へ掻き出す。
内腿にも多量の蜜が溢れて、薬を塗った患部に滴っているが薬が効いてきているのだろう、
赤い腫れは程々に収まりつつあった。
「フヘヘ、そんな大声だしちゃあもう誤魔化せませんなあ……ハフ……さ、そろそろお薬だしてこーか……」
ちゅば、ちゅっとこちらでも卑猥な音を立て、乳首をしゃぶり立てながらその合間にニンマリ笑って囁きかけ。
吸ってない方の乳首も指でくに、とつまんでコリコリと転がして弄びながら、
他の指を豊満な乳肉に食い込ませて捏ねくり回し。
男の宣言と同時に、中で暴れるペニスはびく、びくと脈動を強め、絶頂が近いことを彼女に伝え始めていて。
「ハァ……さ、イクぞよ……ン、く……ふぅぅっ……!」
そして、腰を強く打ち付けずぐんっ、と亀頭を子宮口に強くぶつけると同時に達してゆき。
びゅくっ、びゅるっ、びゅるるっ……と大量の熱い精を遠慮なく膣内にぶちまけてゆく。
生の膣内に流れ込んだ濃厚な粘液は子宮にどろりと侵入し、中までその熱をじわりと浸透させてゆくだろう。
■れあ > 「フヘヘ、そんな大声だしちゃあもう誤魔化せませんなあ……ハフ……さ、そろそろお薬だしてこーか……」
「あうう~!」
イヤらしく嗤われても、もう何も言い返せない。
何処で間違えたんだっけ、薬塗ってもらいだした時に、ちょっと気持ちいいからって「ダメ」を言えなかった場面。あれが分かれ道だったのか。
ぐっちぐっちと水音響かせて、バカみたいに息を弾ませて、エレイのちんちんに爪先まで痺れさせられて。
皆の前で乳首捏ねられつつ、必死に頷くしかない。
「ハァ……さ、イクぞよ……ン、く……ふぅぅっ……!」
お腹の中の彼が、破れて広がる。
体中に火が付くような、最後の最後に犯された実感の、凄い奴がくる性の仕組み。
「ああー!ああーーっ!」
彼がイッて、ピストンを辞めたあとも、余韻に心かき乱されて、バカみたいに腰をくねらせ続ける。
「はや、やぁぁ❤やああ❤」
なんかもう一周回って、アへりながらもキラキラした目で皆を見ちゃう。
超恥ずかしい。
超恥ずかしいのを、見て。
誰がどう見ても、盛り上がってるのは私だけ。
エレイは終始、そこまで乱れていないし、着の乱れも最小限。
私はほぼ全裸。下着何てそこにおちてるし。周囲は恥液でびちゃびちゃ。
泣きながら笑ってて、口元はしまりなく涎はでちゃってる。
髪だってばっさバサ。
男の方はもう「終わってる」のに、おっぱい振り乱して、お尻を前後に突き出して、壁に当たった尻肉がぺたんぺたんとむなしくホールに音を響かせてる超悲惨な状況。
思わず目を背けてくれる男子達に、感謝を。
立っていられるのは、まだエレイが中にいてくれるから。
ペニスが引き抜かれたら、顔から床にキスする勢いで倒れこんでしまうでしょう。
■エレイ > 完全に外面が剥がれ、男に犯され悦ぶ淫乱な姿をさらした彼女。
まだこの国に来て日が浅いとはいえ、ある程度醸成されつつあった彼女のイメージも、まあおそらく一度崩壊するのだろう。
知っているのは今この場にいる数名、しかし噂の広がりは止めることは叶うまい。
「──ンンぅ……ふぅ、ふっ……」
腰をピッタリ押し付け、長く続く射精を彼女に味わわせ続ける男。
びゅ、びゅ……と精を余さず奥に注ぎ続けながら、未だ衝動に任せて身体を揺すり続けている彼女をしっかりと支えるように抱いていて。
密かに腰をゆすり、吐き出した精を奥に押しやるように動いていて。
「──ンフー……まーだ上ったまま降りてこない感じかね。こんなドスケベちゃんだったとは、ビックリですな……」
そうして射精を終えた後も、まだ身体を揺すっている彼女。
そんな様子を可笑しそうに眺めながら、尻や胸をむにむにと好き勝手に揉んだり、首筋や頬を舐ったりして
後戯を楽しみながら余韻に浸ってゆく。
彼女の膣内を埋めているペニスは、多量に射精した後にも関わらずまだ膣内で大きいまま、みっしりと中を埋めていて。
いつしか我に返るまで、男の支えにより彼女は倒れ込むことはないだろう。
■れあ > ドスケベちゃん。とか言われてびっくりなのは自分自身もそうだったりする。
自分で自分が信じられなくなる経験。
言葉で責められながら、優しく支えられてその本人にしがみ付き続け、みーんなの前で、お尻を触られ、乳房を嬲られ、首筋や頬にキスをうけ。
ゆっくりゆっくりスローなエッチに、じんわりじんわりと移行する。
彼の全てを拒まず、宙を漂うような心地の中、すすり泣いていた涙もとまる。
快楽もゆ~っくり、優しい気持ち良さに切り替わって。
「……」
恐ろしい事に、それと同時に、どこかに旅行にいってた「理性」がかえってくる。タダイマ。
「!!!」
びっくん!ともう一度身じろぎして、最後の潮吹き。
「…あ」
震えながらエレイをみる。
それから、周囲の皆を見る。
腰からぶるんっと全身が震えた。魂が震えた。
「は、はう!」
じたばたともがく様にして、ずるんちゅと「彼」をお腹から抜く。
がくん!と膝が抜けたけど、そこは気合でなんとかした。
うんっ!てエレイを淑女の動作でおしとばす。
「い、いや…」
なんかもう真っ赤なのに逆に冷たくなってる頬を両手で抑える。
まだここに来て日が浅い中で、ある程度クールビューティというか、できる女の印象(?)をつくっていたけれど、それがどうなってしまうのか。
そこを本当に考えて、ここでこんな事をしちゃっていたかと言われたらNOだった。
ばばっと衣服と下着を胸の前に抱いて、乱れた髪をなでつけて、へこへこと情けない足取りで、出口にむかって進みだす。
現実からの逃避を開始。
■エレイ > 「──おんや。戻ってきたかね?」
しばらく経って後、彼女が理性を取り戻したらしいのに気づけば最初に見たのと変わらない
へらりとした笑みで彼女の顔を覗き込む男の顔が見えただろう。
飛んでいる間にたっぷり堪能されたか、彼女の頬や首筋、デコルテ、乳房や乳首は唾液でベトベトになっていて。
慌てた彼女が抜こうともがくのが見えればくすりと笑い、腰を引いてずるりと膣内からペニスを引き抜く。
未だ勃起したままの精液まみれのペニスが跳ね、べちっと持ち上がっていた彼女の内腿を叩く。
押しのけようとする動きにもあえて逆らわず少し身を引けば、彼女が男と壁の間から抜けられる程度のスペースは確保されて。
「……ンフフ、お大事になーれあチャン」
身頃を整えながら、とぼとぼと去ってゆく彼女を見送って笑顔でそんな声を掛ける。
確かに自分の名前を呼ぶ男の声とか、奥から逆流してくるであろう精液の感触なんかが
否応なしに彼女に起こった現実をいちいち実感させてゆくのかもしれない。
■れあ > 快楽に身をゆだねたのは私。
たしかにそう。
でも、たぶん「ヤラレタ」に近い状況。
「……ンフフ、お大事になーれあチャン」
なんて言ってくる、自分を玩んだエレイに、恨み言の一つも言ってやりたくなったけど、また身体に触れられたら、盛りが付いてしまいそうな自分が怖い。
股から漏れて足を伝う彼の精液の匂いで、まだ頭はくらくらしてるのだから。
周りの皆の視線への恐怖の何割かが、早くも気持ちいい。
悔しいけど、戦略的に撤退。
毎日みたいに顔をだしていた冒険者ギルドからの、逃走。
でも!最後の最後。
明日からの自分の為に──。
出入り口までたどり着いて、振り向く。
「エレイのばーか!」
最後の抵抗に呼び捨てして、できる限りの全力疾走でギルドを離れました。
■エレイ > 最後にロビーに響いた精一杯の悪態に、ワハハハ……と楽しげな笑い声を上げながら
全力疾走してギルドを後にする彼女を見送り。
満足気に鼻歌など奏でながら、男は適度な運動の後の小腹を満たすべくギルド併設の酒場の方へと足を向け──
ご案内:「王都マグメール 平民地区」かられあさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。