2025/03/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にヴァーゲストさんが現れました。
■ヴァーゲスト > ――…やっちまった。
ギャンブルで擦っちまった日に限ってアレだ。
マイナスになった分、ゼロに戻そうとして冒険者の真似事をして、……ハルバート圧し折っちまった。
オレが悪いんじゃない。
想像以上にあの鉱石を背負った亀の奴が堅かったのだ。
自慢のハルバートがぐんにゃり、あの鉱石自体に魔力が宿ってるとしか思えない結果になったのだ。
「マスター…仕事ねぇか?今なら猫探しと草むしりと、
下水道でスライム退治以外の仕事だったら受けるからさ。
パーッと儲かる仕事くれよー…じゃないと明日からパンも食えねぇのよ。」
冒険者ギルド併設の酒場。
冒険者が仕事を求めてくる冒険者ギルド。
その中にある酒場でも特に暇をしているソロ冒険者が居座るカウンター席。
そのスツールに腰を掛けて、下の下の安酒。
水でたっぷりと薄めたエールに魔石を落としたものをジョッキで飲んでいる。
こんな物で酔えるわけがなく。
眉間に皴どころか、不機嫌とも空元気とも言えない複雑な表情で、肩ひじを突きながらマスターに仕事の斡旋をお願い中なのだ。
酒の肴もない。
薄めたまずい酒。
一番安い組み合わせで仕事が見つかるまで居座るつもりだ。
――…宿も追い出されたからな。
■ヴァーゲスト > 「ダメ?仕事ない?今なら格安で受けるんだけども?」
懇願、哀願、縋り付き。
金遣いは荒い方ではないが、今回の賭場(カジノ)は悪かった。
かわいいバニーさんに煽てられて、……あとは察して欲しい。
ひとまず酒場のマスターのお慈悲で馬小屋を借りれる事になり、男は一人わらのベッドで眠ることになるのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からヴァーゲストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ >