2024/11/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からアルテミィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリーさんが現れました。
リー > 平民地区の冒険者ギルド。
朝から受けた依頼、薬草採取の達成を無事に報告を終えて報酬を受けとり。
その足で次の依頼を探すために、依頼が張られる掲示板の前にと足を運び。

「また薬草採取にしよっかな。でもなー、こっちにも興味あるし」

もう何度も繰り替えし慣れた薬草採取にするか。
それとも少し時間はかかりそうだが、他の町への荷物配達、森近くの村からの狼の駆除などを見てはそっちも良いかなと考えてしまい。
もっとも駆除などは一人で受けさせてもらえないことも多いので、受けれればラッキー程度の認識。
しかし、そろそろ自分はもっと出来るということをギルドに証明したくもあり。
狼討伐の依頼を手にしては、向かうか考えなおすか、それに悩んで依頼書を眺め。

「同行者がいたら受けれるけど……慣れた人は受けない依頼みたいだしな」

報酬もそう多くはないのを見ては望みが薄そうではあるが…声をかけれそうな人がいれば、そう考えて周囲を見てしまう。

リー > しかし声をかけれる人はいなく、駄目元で依頼を手に受付に向かっていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にゲルバさんが現れました。
ゲルバ > 「んーふふふ」

冒険者ギルド。武装した男女が依頼の貼られた掲示板の前に集まり、あるいは素朴な丸テーブルなどを囲んでパートナーを探す活気あふれる場所にて、1人の太った小男が上機嫌で部屋の隅っこを掃き清めていた。黒いフードの下から、小ずるげな細目で冒険者たちを、特に女の冒険者たちを眺める。

「くふふ……よく見りゃあ、良い女が揃ってるじゃないか」

鍛えられた身体を鎧に包んだ健康的な美女たちを値踏みするゲルバ。勿論、この男に美しい女冒険者をモノにする魅力はない。あるのはただ、奴隷市場都市バフートで仕入れた、効果自体が胡散臭い、女を堕とす為の薬。

前の職場で思わぬ「土産物」を手に入れた男は、己の犠牲者を求め、身よりが少ないであろう女冒険者を狙い、ギルドで雑役夫の仕事を手に入れたのだった。勿論、就職手段も真っ当ではない。認識阻害能力を使い、雇い主を欺いた結果である。このゲルバという男は、何から何までマトモではないのだ。

ゲルバ > 「……へへ、ま、女は幾らでもいるわい」

結局、掃除が済むまで隙のありそうな女を見つけられなかった小男は、そううそぶいてギルドの奥へと引っ込んでいくのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からゲルバさんが去りました。