2024/10/16 のログ
ティカ > 「それがさぁ、聞いてくれよ。どっかのアホがシャワーの魔導具ぶっ壊しやがったみたいで、今はお湯が出なくなってんだよ! この時期に信じらんねぇよなぁ!」

ぐいぐいと巨漢の太腕を揺すって不満を口にする。
巨体は揺るがず、チビのたわわばかりがたゆんぽよんと奔放に揺れ撓んだ。
その光景は遠間から様子を伺っていた男達の目を楽しませもしたが、こちらのギルドに移ってきて間もない男達の一部はヤクザ医師と赤毛のチビの関係を察して冷や汗を流したりもしていた。
この後にでも路地裏に引き込んで――――なんて良からぬ計画でも立てていたのが、後ろ盾となる大男を敵に回すリスクを知って考えを改めたのだろう。ティカの平穏な日常はこの様にして守られているのだ。

そんな事実も知らぬげに、逞しい腕に抱かれてしっとり汗濡れた朱髪を乱雑に撫で回されるチビは心地よさげに目を細める。
背丈も身幅も大きく差のある二人なれど、抱きすくめる小躯はむっちりと肉付いた素晴らしい抱き心地を着衣越しの筋骨に伝えよう。
そんな肢体は我が物顔でショートパンツの尻肉を揉み掴む愛撫に「ん……っ♥」と微かな吐息を漏らした後

「―――――そ、それに、さ……どーせこの後、ヤるんだろ?♥ だったらまたすぐ汗だくになっちまうし……♥」

腹筋と胸筋の際を豊かに実った柔肉で撫で上げるかの如く踵を持ち上げ寄せた唇が、甘く掠れたウィスパーボイスで囁き伝える。
形良い顎先を鎖骨に乗せてじっと見上げる紅瞳は、ほんのりと腹筋の浮く下腹に密着する大男の逸物を感じて潤んでいた。

「おら、もうここに用はねぇんだろ? さっさと行こうぜ」

そんな甘く淫靡な囁きなどなかったかの様に翻った小躯は改め、大男の腕を引きギルドの外へと促した。
汗濡れ張り付くチューブトップの柔肉を押し付けてのいざないは『早くヤろうぜ♥』なんて淫猥な誘いを滲ませていて、仲睦まじくギルドを後にする二人の後ろ姿を見つめる男達に『あいつらこの後滅茶苦茶セックスするんだろうなぁ……』という妬心たっぷりの感想を抱かせたりもするのである―――。

ティカ > 【部屋移動しますー】
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からティカさんが去りました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からランバルディアさんが去りました。
ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」にゼオンさんが現れました。
ゼオン > 「でよぉー、あんま殴ってくっからさぁ~、一発殴り返したのよ。
 そしたらそれでぶっ倒れてやんのあいつ。ギャハハハハ!」

他に食い扶持の無いならず者の集まりたる冒険者ギルド。
それ故に、誰でも夢を見ることが出来るという断片だけでギルドに登録する者もいる。
そうでないものもいるが、その中でひと際悪辣な集団がそこにあった。

ギルドの片隅のテーブル数個を陣取る軽装の装備の者達。
明らかに街の外に出るような依頼を受けるつもりのない者達。

その中心にいる隆々とした男のおこぼれに預かる取り巻きのゴロツキ達。
中には確かに腕の立つ者、おそらくは各グループをまとめている腕の立つ者達。

素行も悪く、女性だけでいれば声をかけて連れ出すことも少ないが、
その中心人物たる男の功績が大きすぎてギルドの人間を口を出せない状況にあった。

男の存在が他の成らず者への牽制にもなり、不思議なことにギルドという組織への筋の通し方、
ルールへの順守は驚くほどまっとうに行われているが故、
皮肉にも秩序の番人ともいえる存在になっていた。

「ぁあー、そういやあいつさ、前に裏通りで連れ込んだやつ。
あいつマジで具合よかったわぁ。

 またヤれねえかなぁ」

などと、以前に強姦した者のことを話しながら椅子を揺らして駄弁っていて。

ご案内:「平民地区 冒険者ギルド」からゼオンさんが去りました。