2024/07/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミケリアさんが現れました。
■ミケリア > 「ふぅ……今日は久し振りに大変でしたねぇ」
平民地区の片隅にある施療院。
普段ならば日に訪れる患者は多くて2~3人という過疎具合だが。
今日は朝から多くの怪我人が運び込まれ、てんやわんやであった。
何やら、先日タナール砦で大きな戦いがあったらしい。
今朝になってその怪我人たちが大勢到着し、町中の病院や診療所に振り分けられ。
この場末の小さな施療院にすら患者が回ってきたというわけだ。
「とはいえ、これでしばらくは大丈夫でしょう」
既に回されてきた分の患者は治療を終え、今は待合室に人はいない。
後は追加の患者が来た時のために待機しているだけだ。
さすがの樹木精霊も疲れたように、待合室の椅子に腰を下ろした。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミケリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──~♪」
雨がしとしとと降り注ぎ、普段に輪をかけて人気のない外れの住宅街の路地を、
ピーヒョロロと下手くそな口笛を奏でながら、一部に赤いラインが入っている意外はほぼ全てが銀色の番傘という
奇妙な物体を担いでのんびり歩く、金髪の男が一人。
傘を携えている代わり、普段羽織っている銀色のジャケットは今はその姿は見えず。
食事を終えた後、暇つぶしを求めてブラブラと大通り、路地裏と歩いてきたが、特に何か特筆するものと遭遇するでもなく、
気がつけばこの場所まで辿り着いていた。
先の二箇所に比べると、余計に事件性の少なさそうなロケーションではあるが──
「……まああ人生ドコでナニが起こるか判らんもんだからな」
なんて小さく笑って独りごち、軽く肩をすくめて。
適当に視線を彷徨わせて住宅街の景色を眺めつつ、ぱしゃ、ぱしゃとマイペースに歩を進め続ける。