2024/06/27 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアリッサさんが現れました。
アリッサ > それは夕刻から夜の帳が降りる頃。
カフェのテラス席にて、アイスクリームの鎮座した魔導で着彩された七色の炭酸割果実酒…
──…クリームソーダ風カクテルを嗜む、輝石を飾ったショッキングピンクの爪先がある。

ゆらゆらと揺れながら発光するネオンカラーは、今王都の若者の間でちょっとした流行りの飲み物。
刺さったストローを弄ぶ少女の装いは、ぱっと目を惹く、危うげ且つ頽廃的な華やかさがあった。
黒と赤とシルバーアクセを基調として、健康的な肉付きを惜しみなく見せつけた露出度高めの服装。
革製のブラトップと引き締まった丸出しの腹部。
むっちりと張り良好な太腿を誇張するマイクロミニのスカートから覗くは魅惑の絶対領域と
肉を窮屈に締め付けるオーバーニーソックスというコントラストに、ゴツめのパンクブーティという組み合わせ。
脚は丸テーブルの下で、際どく見えそうで見えない三角州を演出するようにゆったりと組まれ。

少女は猫を連想させる気の強そうなアーモンド形の紅双眸を、半眼にして大通りに放っていた。
長くカールした睫毛が艶やかに夕刻へと傾く陽射しをのせ。これまた猫みたいに、くぁぁ、と欠伸をヒトツ。

「たァいくつ…ゥ…。つまンなぁーぃ☆ 刺激がたりなァい…」

頬杖をつきながら、…ちぅっ。ストローから炭酸水を吸い上げる。

「どっかに遊べるオモチャでも落ちちゃってたりしないかしらぁー…?」

アリッサ > 「それかぁ、カワイイ肉片でも落ちてきたりすればイイのにぃー…」

ぶー、と少女は頬を膨らませ、無茶を宣った。そしたら、新作のオブジェ制作ができるのに。
王都の面倒なところは、原料調達が中々に厄介なところだ。
治安の危うい区画は多々あれど、流石に屍肉迄は落ちていて堪るかというところであり。
そして、迂闊に趣味に羽目を外すと折角上手く記憶改竄して編入した学院を
うっかり追放されかねないのが少女の悪辣な奔放を制限していた。

とはいえ、規制があってこそ掻い潜って遊ぶのに燃えるというのもある。
アイスクリームをスプーンで掬い、舌にのせ含んで融かし。

「タイクツだしー…久々に、“配信”しちゃってもイイかもしれないのだわ。」

あは♡ 誰か夢に引き摺込んで、嬲って喰らって。
リスナーが夢を見ながらにしてオナニーに耽っちゃうような、
夢から醒めてもドロッドロなセックスのコトしか考えられなくなるような
凶悪な魔薬めいた淫夢に仕立てて遊んじゃおう。

そうと決まれば少女は早々にカクテルを飲み終えて席を立ち。
意気揚々と雑踏に、獲物を探すべく繰り出して──。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアリッサさんが去りました。
ご案内:「平民地区 昼下がり」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「とりあえず、羞恥心をきっちり持ち合わせとる子! これは今日のプレイをする上で絶対に外せん要素やな、うん」

褐色肌に黒髪金瞳。
異国情緒漂う美貌をきりりと引き締め、崇高な理念に殉ずる思想家めいた顔で独りごちるイケメンが、昼過ぎの大通りを征く。
170cmの大台を越える長身。大胆に寛げた襟から覗く圧巻のGカップ。
しなやかに括れた腰からむっちり肉付いた尻に掛けての丸みも蠱惑的な下肢は王子様めいてスラリと長い。
タイフロントでヘソ出しした白シャツとジョッパーズパンツというマニッシュに纏めたスタイルも大層似合っていた。
その上、頭頂でピク付く猫耳や、腰後ろでふにゃふにゃ揺らめく黒尾の動きは、ともすれば気後れさえ感じてしまう見目の良さを程よく緩和する愛嬌まで備えている。
この外見だけでも一目惚れする乙女が現れかねないクオリティ、なのだけれども――――

「――――後、大事なんはお尻の肉付きやね。ラテン系のデカッ尻とまでは言わんけど、ぱんぱんする時揺れたり撓んだりする弾力性……!♥ これは合ったほうがええに決まっとるしな! …………いや、せやけど、羞恥心とどっちを取るかっちゅう話なら、尻の大きさよりもちゃんと恥ずかしがってくれる方が重要やな。うん、尻のデカさは妥協も許せる部分やな」

頭の中身はそれはもう残念極まりない感じであった。
そんなアホ猫は今、"天啓"と呼ぶ頭の悪い思いつきを敢行すべく、獲物を探して平民地区をそぞろ歩いている所。

ご案内:「平民地区 昼下がり」からキルシュナさんが去りました。