2024/05/23 のログ
”徒花”ジョー >  
「その通りだな。合っていると思うなら、天職なのだろう。」

そう思っているのであればそうなんだろう。
何時か前途多難な事に苛まれるのであろうが、諦めがつくその日まで
きっと彼女は冒険者なのだろう。
くるりと身を翻せば、彼女の方を一瞥する。

「そうか。……まぁ、もし望むなら何時でも手伝いくらいはする。
 そういう縁があればだが……まぁ、お前が冒険者である限りは、また会うこともあるだろう。」

そこまで言うのであれば無理にどうの言うのはお門違いだ。
自分が思うよりはきちんと冒険者としての心構えは持っているようだ。
なら、彼女がそうである限りはまたいつか出会う日もあるだろう。
また彼女に出会う日が共に依頼をこなすかは知らないが、何時かこの非礼は返そう。

ともすれば、もうこちらの要件はすんだ。
青年は振り返ることもなく、ギルドを後にしたのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」から”徒花”ジョーさんが去りました。
フィーリア > 合っていないなら冒険者はもう辞めている。
それで続いているのだから合っているとおもっている。

何れはやる事は変えるだろうが今はまだそのつもりもなく。
それに仕事もしないでお金だけは、それは違うという考えはちゃんとあり。

「どうしても困ったらお願いするかな。
そればっかりは判んないよね」

その時には引退している可能性もある。
それに楽を覚えれば次の仕事も苦労をしてしまうから。
もし次に会え、その時に困っていればお願いするかもと返し。

そして青年が去っていけば、今日はもう一つアルバイトを探そうとギルドを後にする。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフィーリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にルーシーさんが現れました。
ルーシー > 「はい、そこのおじさん。もう帰りなよ」

日も暮れた時間帯の大通り。
人通りもほぼなく、偶に仕事帰りや酒場で飲むだけ飲んだ酔っ払いを見る程度という時間。
そんな時間に店の前で寝そうになっている酔っ払いに声をかけては、その場を離れる。

「これで3人目。これって多いよね」

簡単な見回りの依頼のはずが、まだ数人とはいえ外で寝そうになっている酔っ払いに遭遇した事に驚く。
最初に聞いた範囲では、そういうのも居ないと聞いていたこともあり。
しかし遭遇したからには帰るように声はかけるだけかけ。

後の事は本人次第だからと。

「この依頼、終わるまでまだ結構あるよね」

その間にあと何人、あんなのに遭遇するかと考えるとため息を吐き。
居てもいいが悪酔いはしていないほうがいい、そう願っては見回りを続ける。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」からルーシーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 街の宿屋兼食堂で今日も食事。蕎麦はせいろ。食後に羊羹。
熱いお茶を啜って……ずいぶん寛いでいた。

この宿屋、食事もちょっとした有名店であったが。
出会い系の宿としても知られている。カウンターでいくらか払うと色つきの札がもらえる。
札の内容によって、友達募集やらセフレ募集やらいろいろあるわけだ。
今、男はセフレ募集の札を下げて、茶をしばいている。

グスタフ > 「甘いモノを食べると、しょっぱいものが食べたくなるよな……」

選んだのは塩昆布。お茶にも合うが、酒のつまみでもなかなかいける。
夜も冷えてきて、少し酒を胃におさめた。吐息が熱くなる。

手持無沙汰に札をクルクルとまわしながら、あたりを見回すが。
募集しているようなのは他にいなさそうだ。