2024/01/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にアドラーさんが現れました。
アドラー > 平民地区の酒場。その地域に住む一般人はもとより、冒険者も多く利用する場所。
そこのカウンター席、ハイチェアには紺色のコートを纏った男が腰掛けていた。
酒の入ったグラスを傾け飲みながら、マスターや周囲の冒険者と会話を交わす。

「はは、そうだな」

ここ一か月近くだろうか。
王都から姿を消した、などと言われていたが、実は遠征へと出かけていた。
詳細を聞かれるも「仕事で」とはぐらかすような物言いをする。

「そう詮索をするものじゃない。それに、君たちが思うほど大したことじゃない」

ニコッと笑顔を向けながら他の冒険者に告げる。
『んだよつまんねぇ』と、口を尖らせながら周囲を取り囲んでいた冒険者は散っていく。

相変わらずここは騒がしい街だな。
そんなことを笑顔の表情のまま想いながら、肩の力を抜く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にノーマさんが現れました。
ノーマ >  
「あー、つかれたー。マスター、ごはーんー」

入り口を越えて入ってきたのは、最近ここに入り浸り始めた女。
どこか覇気がないような、のんびりとした声でだるん、とマスターに声をかける。

「んー……あれ、アドラー?
 戻ってたのね」

パーティーを組んで冒険をして、それからしばし何処へやら行っていた男を見つける。

「マスター、注文、こっちもってきてねー」

相手の意見を聞くこともなく、強引に決定し
男の横に座った。

「おひさ。ここにいるってことはまあ、元気ってことでいいのかな?」

そうして、横に声をかける。

アドラー > 「…!君もすっかり常連だな」

聞き覚えのある声。そちらを振り返る間もなく隣に座ったのは赤い髪の少女。
その薄紫色の瞳に自身の瞳を交差させながら、グラスを傾ける。
そういえば、最初に彼女と出会ったのもこの席だっただろうか

「久しぶり。そちらも息災そうで何よりだ。
 急に居なくなって悪かったな。伝える暇がなかった」

自分にそう問いかける余裕があるということはお互い活力はあるということ。
仲間の顔を早々に見れたのは気分がいい。自然と笑みがこぼれてしまう。

「しかし、随分と馴染んでいる様子だな。私が居ない間、不便はなかったか?」 

空いたグラスを隅に追いやりながら、そんなことを問いかける。

ノーマ >  
「ま、ねー。別に、ここじゃなくてもいいんだけど。
 なんていうとマスター怒るか。いや、使いやすいのは確かだしね」

そんな軽口に、マスターが来なくてもいいんだぞ、と軽口で返す。
ソレは確かに、馴染んでいる証拠なのだろう。

「いや、いいよぉ。
 アドラーにもなんかあるんだろうしね。
 こっちはこっちでテキトーにやってたしね。」

謝罪する男に、大丈夫大丈夫、とパタパタ手を振ってみせた。
冒険のときと違うギャップがそこにある。

「んー、不便、か。不便は特に?
 お陰様で、色々慣れては来たしね。
 あー、そうだなー。不便じゃないけど、変わったことといえば、だ」

少し宙を見ながら考えてみる。
そして、つい先だっての出会いを思い出す。

「美人の踊り子さんにあった。
 アドラーの知り合いだってさ?
 心配……まではいかないかもだけど、気にしてたぞ?」

そんな報告をして、ちょうど先に来た飲み物を口にする。

アドラー > 「ふふ、料理も酒も美味しいしな。
 マスターが私たちにどう思っているかはわからないが、使いやすいのはその通りだ」

マスターも彼女の相手が手馴れてきている。
しっかりと馴染めている様子に安堵したように笑顔を浮かべる。
最初の彼女と言えば、何を言っているのか、やろうとしているのか思考の読めない少女であった。

今も考えが読めない時はあるが、それでもこの街に馴染んできている様子で仲間としては肩の荷が下りた気分だ。

「…仲間の君には話しておくべきか。
 故郷へと帰っていたんだ」

冒険の時とは打って変わって、愛らしい素振りを見せる彼女。
それに微笑みを浮かべていたが、一瞬表情は真顔に戻って
自分がどこへ行っていたかを打ち明ける。

「アルマか!すごいな、どこで会ったんだ?

 それは…彼女にも言いそびれてしまったからな…
 …花でも買って行くべきか…」

確かにここを発つ前にアルマに、目の前の少女の事を紹介していた。
いつかの機会にお互いを紹介できれば、と思っていたがそれはもう済んでいたらしい。
そして、自分を気にしている素振りをしていたという事を聞けば、頭を抱えながら苦い顔をする。

ノーマ >  
「さて、どーだろうねえ。
 まあ大人しく使っている分には文句ないんじゃないかなあ。
 うちら、暴れることはないし」

喧嘩でも売られない限りは、ではあるが。
その時は流石に情状酌量してくれるだろう、と信じている。
にへら、と笑って応える。

「へぇ、故郷……そっかぁ。
 いいの?それ話しちゃってさ。」

自分に隠していることがあるのと同様に、相手にも秘密にしていることがあるのはわかっている。
それを咎める気もないし、なんなら向こうがこっちに黙ってていい、とも示してくれていた。
それだけ、受け入れてもらえているのか、と喜ぶ気持ちもあるが……いいの?と気になったりもする。
だから、深く聞く代わりにそんな答えを返した。

「ま、めっちゃ心配ー!って感じじゃなかったけどね。
 ただ、そーねぇ。うちみたいなんじゃなくて、真っ当そうな人だったし。
 お詫びは、してもいいかもねえ」

その辺の感覚は、まだ掴み切っていないが……頭を抱えるくらいだから、多分やったほうがいいだろう。

「ま、ここにいるってことは用事だかは無事終わったのかな。
 それならいいんだけどさ。」

運ばれてきた料理を間に置いて、食器で軽く突きながらのんびりと口にする。

アドラー > 「はは、そうだな。
 ここでは大きな喧嘩も起こる。そういう時は見物に回ろう。
 拳が飛んで来たら…その時考えようか」

店で暴れて出禁になる、なんてよく聞く話だ。
マスターは昔冒険者をやっていてそれなりに腕っぷしは強い。
店で喧嘩をしていた2mを超える大男でもつまみ出された、なんて噂も聞く。あくまで噂だが。

「何もなければ隠しておこうと思った…が。
 少々厄介なことになりそうなのでね。何、君の手は煩わせない」

故郷で何があったのか、これから何が起こるのかは敢えて伏せるも
真剣な表情は、幸運に恵まれたというよりは不穏なことが起こるということを示唆している。
しかし、自分の問題であるから、彼女の手は借りはしないときっぱりと言い切って。

「ふふ、彼女らしい。
 お互い、その日その日を生きる身だ。
 急に居なくなるのは慣れっこなのだろう」

しかし、彼女がこの街でまだ活動していてよかったと安堵している自分も居る。
せっかくできた縁なのだから、急に途切れるのは歯切れが悪い。
花は買うとして、どこで彼女と会えるだろうか、などと考える。

「…ひとまずは、な。
 まぁ、今はこの雰囲気を楽しむさ」

そういうと表情は微笑みを取り戻して、こちらもマスターに同じ料理を注文する。

ノーマ >  
「そうそう。
 前もさー、喧嘩無視して食べ続けてたらマスターに笑われたんだよねー」

物事に動じない、といえば聞こえは良いのかもしれないが。
この女、こういう我関せず、を割と普通にやる。
興味ないことのスルー力が高いのである。

「ふーん、厄介なこと、ね。
 ま、アドラーなら大丈夫だとは思うけどさー。
 これでもパーティー組んでるんだし、困ったら声かけてよねー」

きっぱりと言い切られてしまった。
まあ、言いたくないこととか見せたくないこととか、そういうのがあるのだろうな、とは流石に察する。
そうはいっても、である。そうはいっても、思うところがないわけでもない。
だから、めんどくさがり、出不精なところがある女が、珍しくそんなことを言った。

「旅の踊り子さん、ならあっちこっちいったりしてるだろうしねえ。
 でも、ま。戻った挨拶はしてもいいね」

どこかで会って話そう、なんて約束をしていることは秘密だ。
どんな話をするかもわからないし。

「やれやれ、そっちは未だに色々あるってことね。
 うちは気楽ーにやれてる分、余裕があるし……
 ま、とりあえず飲みに付き合いますかねー」

飲み物を口にして、ぷは、と一息。

アドラー > 「はは、酒場で喧嘩が起こったら、女性は怯えるようなものだが
 それを気にせず飯を食う、なんて確かに奇妙な光景かもな」

彼女が喧嘩をしている横でご飯を食べているなんて光景は容易に想像できて
その光景を思い浮かべれば笑顔があふれてしまう。
流石に剣か程度では彼女も動揺などしないのだろう。

「どうしても困ったら君を頼るさ。
 ただ、自分の問題だから自分で解決したいんだ。単なる拘りさ」

普段はめんどくさがりではあるが、いざという時の彼女は結構面倒見がいい。
それは、以前の虫の巣の依頼でもはっきりとわかっていた。
自分が危ない時にフォローをしてくれたりしたのは、記憶に新しい。

「そうしよう。
 いつか三人で食事でもしたいな」

二人がまた話そうなんて約束をしていることは露知らず、3人で食事でもしようなどと考える。
まずはアルマへ戻ってきた挨拶をしなければ、だが。

「まぁ、数か月後にはなんとかなっているさ、多分。
 ありがとう。君と飲む酒は、何倍にも美味しく感じるよ」

美味しそうに飲む彼女にこちらはペースを守りながら、そんな調子のいいことを言って

ノーマ >  
「喧嘩程度で一々付き合ってられないしねー。
 殺し合いなら流石に、だけどねー」

けたけたと物騒なことを言い放つ。
そうはいっても、流石に酒場でそんなことは早々もなかろう、となれば冗談のたぐいだろうか。

「はは、そんなことだろうとは思ったけどさ。
 ん、まあいいや。ソレ以上はやめとく。
 もし欲しければ、最近手に入れたお助けアイテムくらいは貸すけどね」

人のことをまだ理解できた、とはいえないが。
それでも付き合いがそれなりになってくれば、いやでもなんとなく性質は見えてくる。
こう、と決めればそうそう変わることもあるまい。
であれば、できることだけ言っておく。

「三人で、か。それもまあ、面白そうだね。
 場所は?ここにする?」

まだ先のことであるが、なんとなく想像して面白がったりする。

「はは、またまたー。
 酒は酒。まあ……気分で変わるってものか。
 でもちょっとナンパっぽくない? 最近本で読んだぞ、そういうの」

冗談めかせて笑う。
なお、最近手慰みに恋愛小説から始まって物語の類を読んでいるのは本当である。

アドラー > 「はは、それに素手での喧嘩で君に勝てる相手など居ないだろうしな」

身の丈よりも大きいモンスターを飛ばし、引き裂く彼女。
単なる素手の喧嘩で勝てる相手はそうそういないだろう。
少なくとも、単純な身体能力ではここに居る誰よりも高いはずだ。

「ありがとう。事が片付いたら何があったか必ず話す。
 お助け、アイテム?そんなもの入手したのか?」

無理に詮索しない彼女に、笑顔を見せながらも紡ぐ言葉には眉をひそめる。
もしかして珍しいものだろうか。冒険者という職業柄、そういうのは気になってしまう。

「そうだな…ここにするか、別の場所が良いか。
 日時と場所は追々決めて行こうか。相手の都合もあるだろうしな」

アルマとノーマ、二人がどんな会話をするか考えてみる。
きっと楽しい時間になるだろうと想像して。

「あぁ、確かにナンパの口上だな、これは。
 しかし、私に口説かれても何も感じないだろう?

 …というか、本なんて読むのだな。君は」

口元に手を持っていき、ハッとしたように目を見開く。
直後には笑いながらもそう言って、最後にやや失礼なことを述べる。
もちろん、悪意などはないが。

ノーマ >  
「どうだろうねえ。妙なのが混じってたらわかんないけどね。」

肩をすくめて応える。
素手での、という限定であればそれなりにいいところにいけるだろうが。
どうもこの街の中にいると妙なのが混じっている気配がする。
幸いなことにまだ直接のご対面がしていないが……そういうのに当たったらどうなるかはわからない。

「あー……まあ、アイテムっていうとちょっと違うかもだけどね。
 んー、ちょい待って。ほい、と」

いつものダブついて中の腕が隠れている袖を机に出すと、その中から静かに音も立てず蜘蛛……らしきものが出てくる。
もしかすれば、アドラーにはその姿に見覚えがあるかもしれない。
そう。いつかの冒険のときに。

「こいつね。糸とか噛みつきとか、小器用に働けるのさ。
 マスターに見つかるとこわーいから、すぐ片付けるけどさ」

にへ、と笑う。
そして、しーっと人差し指を口に当ててみせた。

「ま、そこはアルマと相談してみて。
 うちは、だいたい空けられるしねー。」

多分忙しいのは踊りの仕事をしているアルマ。
そして、今何かを抱えているらしいアドラー。
自分は……気ままなものだ。

「ひひ、わっかんないよー?
 なにかしら、思うところがあるかも?」

冗談なのか本気なのか、いまいちわからない笑顔で応える。

「ん、ああ。まあそうだね、意外だろうねえ。
 うちも最近までは読んでなかったし。
 でもまあ、何か知るにはちょうどいいし。」

失礼とも言える発言には、あっけらかんとそのとおり、と認める。

「まあちょっと、ここが飢えてたりもしたから、ね」

頭を指さして、謎めいたことを口にした。

アドラー > 「君が負ける様子が想像できないが…妙なのか。
 鬼や竜の類には流石に勝てないか?」

人の姿を隠して混じっている鬼や、魔法で人に変化する竜もこの世には存在する。
この酒場にそういう手合いが居ないとも限らない。
街全体で見れば、更に混じっている確率は高いだろう。

「っ…これは…!?
 どういうことだ。てっきり斬り刻んだものかと…」

袖から出て来たのは蜘蛛らしきもの。
以前の冒険、巣の奥底で自分らを待っていたものだが…
やけに小さい気がする。あれの力を吸収した結果の能力なのだろうか?

「……君は本当に底が知れないな。
 しかし、確かに使えそうだ。大事にしまっておいてくれ」

噛みつきや糸。攻撃にもだが、探索にも重宝しそうだ。
顎に手を添えてまじまじとそれを見たのちに、驚いた様子で彼女の顔に目をやる。

「あぁ、わかった。次に彼女に会った時に話してみよう」

演舞で忙しそうな彼女に合わせる形になるだろうか。
ともかく、話してみないことにはわからない。

「嘘を言え。
 …頭?相手の血肉だけだと思っていたが、書物から直接力を得ることが出来ると?」

笑顔を見せる相手にこちらはジト目で返す。
恋愛とかそういうものからは縁遠そうな相手だが、何かのきっかけで自分らが結ばれたりするのだろうか。
…想像が出来ない。

それよりも次に発した言葉が気になる。
頭を指差した行為と謎めいた発言。それに頬をかきながらそんな考察をして。

ノーマ >  
「鬼や竜、ね。やってみたことはないからわかんないけど。
 もちろん、負けるつもりも……あー、うん。駄目だ。
 なしなし、今のナシ。まあ、そういうヤバそうなのとは喧嘩したくないなってことで」

ほんの一瞬だけ、獣のような眼光になり……
すぐに手を振って話を打ち切る。
そのわずかのひらめきに、気づいたかどうか。

「流石に気づくよねー。
 うん、まあお察しの通りのやつ。
 あのとき、ちょいと回収したらまあこんなことができるようになってね。
 流石にアレよりは性能落ちるけどさ。」

ミニチュア版なので当然といえば当然である。
それでも、それを再現できている、ということは見て判る。

「仕組みについては……まあ、うちもよくわかっちゃいないんだけどね。
 貸出もできるから、必要なら言ってねー」

ほらもどれ、と小蜘蛛に声をかければそそくさと、それは袖の中に消えていく。
後には何も残らず……まるで何事もなかったかのようであった。

「じゃ、アルマの件はお任せ、として……
 え、嘘、とかひどい、傷つくー」

にべもなく嘘呼ばわりされてウソ泣きの体。
どこまで本気かはわからない

「んー……そこはちょいと事情が違ってね。
 単なる本能……っていうのもちょっと違うか。
 まあ、心が欲している、みたいな感じ。
 だから吸収できるかって言われたら、できるっちゃできるよ。人並みにってやつだけどさ。
 説明、むずいなあ」

アドラーの質問に首をひねって考え、そんな風に応える。
何を何処まで話せばいいものか……

アドラー > 「私もその手の怪物たちとやり合うのは願い下げだな。
 どうしても、戦わなくてはいけないのであれば…対策は練るが」

獣のような鋭い眼光に遷移したのはなんとなくわかったが、あえてそれには言及せず。
話を打ち切られると、息を吐きながら酒をまた一口飲む。

「なる、ほど…
 今後の冒険で役立つのは間違いないだろう。
 手数が多いのはそれだけで強い」

一人より二人、二人より三人。
例え小さな蜘蛛でも1匹でもいれば窮地を脱する手段にもなり得る。
手札が増えればそれだけで有利だ。小さな蜘蛛の今後の活躍に期待をしておいて

「全く…というか、私はそこまで魅力的ではないだろう?」

ウソ泣きをしている様子に、こちらを意識していないと考えてはいる。
が、実際のところ相手の真意はわからない。そもそも正体がわからないのだ。
男女という関係に発展するかも、今のところは怪しい。

「心。心か…。
 ともあれ、知的好奇心を満たすのは良いことだ。冒険の知識はもとより、魔術を扱える可能性もあるからな。
 私も生まれがもっと良かったら、魔術の道を歩みたかったものだよ」

相手の複雑な物言いには深くは言及しない。
自分を詮索しなかった恩返し、ではないが、今回は相手が話してくれるまでは深く踏み込まないでおこう。

「…さてと、小腹が空いたし、私も何か食べようか。
 ノーマもまだ何か食べるだろう?今日は私が奢ろう」

久しぶりの王都、そして仲間。
他愛もない話も面白くて、幸せな時間はあっという間に過ぎていって――――

ノーマ >  
「まあ、かくし芸が増えたって感じだよね。
 ……うーん、ますますアレになったけれどまあいいや。
 便利なのは、きっといいことだ」

そうして、けたけたとわらう。

「んー……そうだなあ。
 ミリョクっていうのは……誰にでもあるんじゃないかね、そういうのはさ。
 ま、白馬の王子様ってガラじゃないのはそうだろうけれど」

これまた冗談めかせて笑う。

「魔術は、そうだなあ……多分、うちにはその素養はない、かなあ。
 ま、もしかして、もあるから学習してみるけどさ。
 じゃ、ま。あとは飲もうかね」

そうして、遠慮なく注文を出し――

他愛無い時間は過ぎていくのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からアドラーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からノーマさんが去りました。