2023/12/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にアドラーさんが現れました。
アドラー > 平民地区の冒険者ギルド。
依頼の受注、報酬の受け渡し、冒険者同士の情報交換として活用されるそれにコートの男は居た。
受付を通し、ギルドのテーブルを一つ借りて武器や道具を広げる。

「…」

手元には手帳を持ち、武器や道具の数。品質をチェックしている。
依頼の前には必ずそれらを確認して異常がないかを事前に調べているのだ。
もしも、依頼中に武器が使えない、道具がままならないなどという事態に陥ってしまったら最悪だ。
生命にかかわる場合もある

「よし、次」

宿での確認を忘れてしまい、人目が付くここでの確認をせざるを得なくなってしまった。
かなり目立つので、周囲の冒険者から野次や文句、物珍しい目や睨むような視線を感じるが
当の男は何食わぬ顔でチェックを進めていく。

アドラー > 「よし」

道具の点検を全て終えて、コートの内側にしまっていく。
決して少なくないナイフや小瓶が懐にきっちりと収まるのはまるで魔法のようだ。
腰に黒い剣を下げ、指を鳴らして、大きく伸びる。

そして依頼の掲示板へと近づいていく。
今日出ている依頼は――――

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からアドラーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクレイドルさんが現れました。
クレイドル > 王都マグメール。平民地区の人寂れた通り。
時刻的には夕暮れから時間が過ぎて夜を迎えており、辺りに人気は殆ど無いと言っても良い。
かつん、かつん、と、そこに鳴り響くのはヒールの高い靴で踏み鳴らす堅い足音だった。
シスターが一人だけで歩いている、酩酊しているかのように、右に左に大袈裟なぐらいによれる足運びで。

「ふーん♪ふふふーん♪」

口ずさむ機嫌の良いハミングの旋律に合わせてステップとリズム、踊っているかの様に。
そして無造作に頭に戴いているウィンプルに手をかけると、それを脱ぎ取った。
ふぁさ、と、中にある程度詰め込まれていたブロンドの髪束が、途端に溢れて流れ落ちる。
手にしている被り物をどうするかと言うならば、おもむろに路面の上にへと放り棄てた。

「点々と何故か路上に落ちている衣類の跡…これは、事件の気配ですわね…!」

次に手をかけるのは濃紺色のシスター服、ワンピース状になっているトゥニカという衣装。
背中の方にへと手を回し、金具を解いてファスナーを真下にへと開いた。
窮屈なぐらいの締め付けが一息の内にゆるゆるに寛げられ、袖から腕を抜くと同時に引っかかりが消え去り、
すとんと音を立てて敷石の上にへと蹲るように脱げ落ちて溜まる。
一人きりの、ギャラリーの居ないストリップ。


「…ワンピースですと、脱衣の情緒が乏しいのはちょっと残念ですわ…♪」

クレイドル > 「たった二衣を払っただけで、もう何者かも覚束無くなってしまいますわね?聖職者であるという事が持ち味ですのに…聖具の一つぐらいは所持した方が宜しいでしょうか…?神を信じてはおりませんが…♪」

後に残るのは下着と手袋に靴下、そして靴程度。
白いレースのブラのホックに手を着けて捻るように外した。
だぷ、と、丁寧に怪物のヒゲをワイヤー代わりに仕込まれて整えられた下着の抑えを失い、豊乳が外気に揺れ弾みながら飛び出る。
そして支えを失って、その豊かさに比例して奔放に踊る乳肉を邪魔そうに腕ブラで抱え込み。
あたかもパン屑で道標をこさえる御伽噺の主人公のように、指で摘まみ上げたやたらカップ部分の大きな下着をぽとりと足元に落とす。

「もう冬場ですし、暴行がどうこうと言う以前において、凍死の危機ですわね…?」

一歩二歩と歩みを前に向けながらすらりと露出された長い脚線を持ち上げた。
そこに片手だけをひっかけて安産型の肉付き良く張っている尻から透き通るような滑らかなシルク生地の白いショーツを脱がす。
腿からつま先までをするりと通して下肢より抜き取った。
指先に布切れの端をかけて軽く円心に揺らす動作に従い、ふわっとピザ生地を回転させるみたいな動きでショーツが舞い上がる。
そのままさしたる空気抵抗もなく、ふぁさりと零れ落ちたそれを見向きもせずにまた一歩前にへと。
脱ぎ散らかす衣類の痕跡を残しながら、通りから脇にへと逸れた路地裏にへと引っ込んで行く。
解り易い罠、またはこのような街だからこそ茶飯事に在り得る婦女暴行の事件のみちしるべ。
…後はそれらを追跡する者が果たして居るかどうか、という話になる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクレイドルさんが去りました。