2023/12/02 のログ
■レキ・キドー > この制服が学部の何のという点でどこに所属するものなのかも忘れているので何ともだけど。
これまで追及された事はなく、されても学生ではないのだとあっさり答えてしまうかもしれない。
取引相手に手紙をつけると言うムツキに、本当にあなたからの気遣いではあるまいな、だとしたら請求しろよと視線を刺して。
――言ったら衝立出して来てくれるのには、座るのと順番が逆だよなあとジト目になった。
…こんな私に興味があるのかと思えば、もうキレイな身では無く、
男女の交わりに現実的な必要性が生まれているのもあってやぶさかではない面もあるのだけど。
このムツキはまだキレイだった頃の私を知っている腐れ縁。
肌を重ねたりしてしまえば変わった自分を否応なく意識させられる、ハードルの高い相手で。
渇きをグッと堪えながら、身持ちが固いフリをして衝立の裏に隠れた。
ぽいぽいっと衝立の天辺にブレザーブラウススカートが掛けられるのは、
床に転がしたくないとか置き場に困るのもあるが、いささか無頓着なところのあるデフォである。
「――うん、さすがにちょっと違うけどね。丁度良い。」
やはり着慣れた仕事着が一番しっくりくると。
あまり能率的とは言えないかもしれない装束で満足気。
衝立から出て来ておかしくないでしょと一回転するところまでは普通だが、
――ダン!と踏み込み手足を殴る蹴るの形でぶんがぶんが振り回し始める。
すぐに耐久性、ヨシ!と納得し。
【支払いには足りるだろうか?本日の懐具合、1d6:1~3で小さいほど足りない】 [1d6→4=4]
■ムツキ > あくまでも相手からのサービスなので、其処に追加は発生していない。
寧ろ時間がかかった事で安くしても良いのだが、レキがそれを受け入れる事は無いだろいうと。
――少女のジト目には、一瞬視線をずらして。
興味はありすぎるほどある、とはいえ冗談めかして言うのは少しの恥ずかしさと。
昔の縁があるからか、追いかけまわされた相手だからか、
とはいえ、そんな相手が衝立の向こうで着替えを始める。
衝立に制服がひっかけられれば、椅子とか入れとくの忘れたとふと気づく。
とはいえ、それを言わないと言う事は少女はそこら辺きにしていないのか。
「ならよかった…まぁ、同じのはなぁ、手間がかかるし」
無理とは言わないが、面倒でその分値も上がる。
少女の丁度いいという言葉に、頷いて。
くるりと一回転し、其の後踏み込みなどの動きをするのを見て。
「あー…何回か食らったうごきだな、それ」
少女の動きに、昔食らった拳をまた思い出す。
■レキ・キドー > こちらに気があるような素振りを見せていた事を何だか妙に意識してしまう今日だけど。
我を忘れるようなボーダーラインにはまだ遠く、しかしどうしたものかなあと嘆息する。
困った時の触手契約なわけだけど、ちと遠いのが難点か。
全く同じなんてわがままは言うまいと首を振り、それこそ持って出たものと取り寄せてもらうものは別。
離反した組織の装束など、改めて袖を通そうと思ったら気後れしてしまいそうだ。
最後の一着は大事にとってあるのだが。
――バッサバッサと袖を裾を翻して大きく跳ね回り、満足したら着崩れを直しながら。
「――ほ、本気じゃないよ。」
何回か食らったと言われると、当時は何とも思わなかったが今こうして相対してみると気まずい話。
本気でぶん殴ってたらあんなもんじゃなかったね!なんて、言い訳なのか何なのか分からない事を言い。
「あ、と、それで、お代だ。結局どれくらいになった?
ちゃんと払えると思うよ、セイギノミカタをやり過ぎた。」
ちょっと頑張って稼ごうとして、少し消耗の激しい事をしてしまい、それも善い仕事だったりしたものだから今、とても飢えている。
ともあれ、支払いならまかせろーと当たり前の事を。
…払えなかったら、待ってくれそうだけどどうしてたかなと、少しモジりとしてしまって咳払い、そ知らぬ顔をしておこう。
■ムツキ > レキに対しては、冗談めかして体払いなどと言っていたが、内心ではかなり本気であり。
とはいえその言葉に一度突っ込まれたので再度というのも少し躊躇われて。
何度も見ていただけに基本的な作りは似ている。
元の糸や加護、そういった部分は別物だが。
一応少女には二着渡して、他にもサイズ違いがと言ってある。
袴着ゆえ、小さいものはまだしも大きい分には調整も聞くはずで。
――着崩れてたすがたは、しっかりと記憶して。
「――いや、其処は判ってるけどな」
当時本気で殴られていれば、結構なダメージだっただろう、自分は何だかんだで妖であるし。
とはいえ、殴られたり追われたのは、ある意味で目の保養の代金でもある訳で、強く言えないのも事実。
「ん…これまでの合計で、こんな感じかね。
いつも通りあるとき払いで、良いけど…足りてるなら受けとるぞ。
其れとは別に、個人的に酒でも飲みいきたいけどな、飲まないなら飯でも良いけど」
部屋の隅にあった箱の中から、レキの名雨が書かれた帳簿を取り出して、手渡す。
情報料と袴着の代金は少女の手持ちでたりそうであり。
其れとは別にと、手間賃代わりにとレキを誘って。
■レキ・キドー > 誘われてしまうと怪しいコンディションではあるけれど、
かと言ってあっさり尻尾を振るわけにもいかない。
行きずりの男となら寝られても、幼馴染とはそういうわけにはいかない塩梅なので、ムツキの躊躇いも実際丁度良いかもしれず。
着崩れに何か思うところがあるとは分からず、ともすれば邪魔にされそうな布の感触に これこれ と満足気。
かつての暴行についてはもう触れず、お会計を済ませてしまおうか。
頑張って稼いだのだ、いつもニコニコ現金払いと、若干胸を張って取引成立。
「――手間をかけました。ありがとう。」
改めて私の物、と控えの一揃いも手に取って―― 着て帰ろうかなと考え、
あっちはあっちで必要な制服を脱ぎ散らかしっぱなしなのを思い出す。
それらを一応畳んで帰り支度に入りながら、酒の飯のと言うのにはどうしたものかと間が空いた。
あまり今のコンディションで長く一緒に居たくはない、どちらかと言うと早く発散の手段を見つけに行かなければというところ。
お断りしようかと思うが、手間賃代わり、という感覚はこちらも同様。
通常の取引外の行動をさせてしまったのでは、という思いがあると、あまり無下にするのも申し訳なく。
何なら私がご馳走してあげようかと考えるが、それは声をかけてきた相手に不粋か。
…あるいは、それらの心情を言い訳に。
「…楽しくないよ? せっかくご馳走されても、お酒やご飯があまり有効なカラダじゃないし。」
それでも良いなら、という姿勢で。
■ムツキ > 多少違和感のあるレキの様子には、気をつけつつも踏み込まず。
ある意味で互いに昔をし折っているからこその複雑な関係で。
気崩れから見える日焼け肌の白さと黒さが、がなぷくだったと。
そこそこの額になった代金を受け取って。
胸を張るレキに…ないけど、引かれるんだよなぁ、などと失礼な感想を抱く。
「――こっちも仕事だからなぁ、とはいえその言葉はありがたく」
礼の言葉に頷くと小さく笑みを浮かべる。
代金儲けとってレキの物になった袴着と、着ていた制服。
それらを入れらる様にと、吹袋を一つ渡して。
悩んでいるレキを見ながら、どこが良いかと少し考えて。
「まぁ、それでも無駄にはならないだろ、栄養という意味ではなくても、感覚的な物でもさ
んじゃ、おっけーって事でいいな」
レキの体が色々と変化しているだろう事は、呪いの品を限定と入れ取り込めることから判る。
とはいえ、元の人としての感覚が食事や酒で、少しは刺激されるんではないかと。
そういう普通の行動が、精神を慰められるのでは、と呪いを知り扱うからこそ、思うわで。
勿論、純粋に一種にという気持ちが、その言い訳に近い内心より強いのだが。
消極的とはいえ、レキが行っても良いというなら、此方は頷いて、それでもいいのだと告げる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 道具屋」からレキ・キドーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 道具屋」からムツキさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/裏通り」にダインさんが現れました。
■ダイン > 人気のない、昼なお薄暗い裏通り。
入り口付近はまだ表向きの商品を扱っている露店が多いものの、奥に入れば入るほどに違法な物品を扱っている露店が多くなる。
その通りへと入り込んでいき、最初の露店は適当に冷やかしてから中盤くらいの、そろそろ違法なものを扱う露店を覗いていく。
「これは効果はどれくらいあるんだ?……なるほど、即効性で効果は使用後にすぐ出てくる、か。
誰かでテストしたりはしてるのか?ははっ、確かに口でしてるって言っても実際に見てないと信じられないわな」
違法な薬品の一つ、即効性を謳う媚薬と言う商品を見てその効能を尋ねる。
即効性で直ぐに効果が出る、という触れ込みに試したのかと聞けば、試したと言っても実際に見ていないと信じないだろうと言われれば確かにその通りと頷いて。
違法と言われるものだけに価格帯は一般的な媚薬よりも高く、効果と副作用的なものがどうなのかは分からないので、ここでは買わずに強壮剤というものを一つだけ購入して露店を離れる。
「表の方が効果も安全性も高いからな、どんなおかしな副作用があるか分からないのは怖くて使えないな。
こいつは適当な奴に少し使って、大丈夫そうなら使ってみるか」
強壮剤も原材料や効果や副作用が分からないので、適当に知り合いに使わせてみてから、安全そうなら自分でも使ってみようと考える。
そして更に奥へと入っていき、稀にではあるものの珍しい魔道具を扱っている露店を探して商品を物色していく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/裏通り」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 「良い取引を、ありがと!」
片手で持つにはやや重い、そんな路銀袋が交換された。
褐色肌の冒険者が笑顔と共にその袋を手渡した相手は、毛皮の帽子を目深に被り片目しか見せない露天の商人。
受け取ったのは、涙滴型にカットされた濃紺の耳飾り。
早速とばかり、それを自らの左耳の耳たぶに下げ。
「ふふっ!……お願いしておいた取り置きの約束、ちゃんと守ってくれる商人さんで良かった。
攻撃魔法から身を守ってくれるアクセサリーなんて、滅多に手に入らないもの。見た目も――、うん!良好!」
懐から小さな手鏡を取り出してご機嫌、短い横髪をふるふる揺らし。
その下でちらりと瞬く新品の装飾品のつけ心地と見た目を確かめる。
裏通りの商人が取り扱ってる高額な装飾品の取り置きをお願いし、たった今受け取ったところである。
「ここには色んな品物があるし、来たついでに見て回ろうかなー」
足元も心なしか軽い。
呑気な鼻歌ついでに並ぶ露店を覗き込んでは横歩き。
――魔術の知識が浅い己に気づく由も無いけれど。耳に下げられている濃紺の耳飾りには強い魔法防護の術がかけられているが。違法品らしい未完成な術により、同時にあらゆる薬品の効果が真逆になってしまう。強壮剤なら、身体機能を著しく損なうだろう。
そんな脆弱性の魔術の気配が名残香りのように。
相手の先を歩く小柄な背中から相手の鼻先に漂っていて。
■ダイン > 「んぁ?なんだ、珍しいのがいるな……」
裏通りを歩いていると前方から聞こえてくる元気のよい声にそちらへと視線を向ける。
小柄な少女が機嫌良さそうに歩いているのを見て、その姿と様子にこういう通りにくるには不用心な、無防備に見える様子に一人笑みを浮かべる。
「なぁ、あのアクセサリーなんだがどういう効果のあるものなんだ?
へぇ、なるほど……それは面白いな。さんきゅ、これは情報料だ」
少女へとアクセサリーを売った商人に効果を尋ねつつ情報料を差出して、その内容を聞けばなるほど、と頷いて。
そして先ほど購入した強壮剤がどの程度の効果があるのか、少女で実験してみようかと少女に近づいていく。
「おーい、そこの嬢ちゃん。ちょっといいか?
さっき、嬢ちゃんが買い物した店の店主から、これを渡すように頼まれてな。
高いアクセサリーを買ってくれたからサービスだとよ。
温かい内に飲んだ方が美味しいって言ってたぞ」
言いながら差し出すのは青色の液体の入った瓶で、見た目はソーダ水のようにも見える温かい強壮剤。
人当たりの良さげに見える笑みを浮かべながら、少女へと手渡していこうとする。
■タピオカ > アクセサリー。
砂と埃と吹きさらしの冒険者家業にはなかなか縁が無い華やかなアイテムが手に入れば、自然と出歩きたくなるもので。
随分と手持ちの路銀袋はスリムになったのも気にならず、北方の楽師が使う珍しい形の管楽器を眺める横顔。――と、その背中にかけられた人の良さそうな声に振り向いて瞬きをし。
「えー!そうなんだ?
わざわざ届けてくれてありがと、親切な隣人さん!
これは……身体のあたたまる飲み物かな?
今日は寒いから、ちょうどいいや……!
いただきます……!」
顧客への真心を忘れない、そんな商人には見えなかったけれど。
人は見かけによらない。思わぬ気遣いに嬉しそうに、特に疑いもなくお礼を告げて両手で受け取る。
ほしかったアクセサリーが手に入って舞い上がる気持ちもあったかもしれない。
それ以上に、巧みな相手が好人物に見えたのだ。
ふぅ、窄めた小さな唇で瓶に息を吹き。湯気を払う仕草の後。
んく……。
小さく動く喉。
「あは!あったかいー……!
ねえ、隣人さん、は……。
――んうッ……!?」
甘いお菓子を頬張った子供のように相手のこげ茶色の瞳に笑みかけ。軽い立ち話を続けようとした表情が不意に強張った。
がちゃん!瓶を取り落としてしまい。
「ぁ……っ、ぁ……、……動かない、……からだ……、が……っ……!」
頭の上からつま先、指の先まで。まるで鉛のように重く、鈍っていく。息をするのも分厚い布ごしのように苦しく、肩を上下させながら。立つ足元すらおぼつかず。
■ダイン > 露店を眺めながら歩いている少女に、ここを歩くには素直そうな純朴そうな雰囲気を感じながら、騙しやすそうな横顔を見ながら近づいていく。
そしてこちらの言葉を疑うことなく素直に信じてしまっているところに、これはどこにいても騙されてしまうタイプだな、と思いながら少女に瓶を渡していく。
「まぁ、知らない商人でもなかったんでな。ちょっとした頼まれごとくらいなら引き受ける仲だし。
ああ、温かい内に飲んだ方がいいって言ってたしな、早く飲んだ方がいいと思うぞ?」
手渡した瓶の蓋を開けて飲み干していくのを眺めていれば、ここまで騙されやすくて良くこの街でやっていけてるな、と感心してしまう。
一応、人当たりの良い人物を相手に騙す為に演じているとはいえ、こうもあっさり引っ掛かってくれるとありがたいのではあるが。
「おっと大丈夫か?もしかしたらちょいとばっかりアルコールが入ってたのかも知れないな。
余り、嬢ちゃんは酒に強そうには見えないし……仕方ない、休めるところに連れていってやるよ」
強壮剤の逆の効果が直ぐに現れ、瓶を取り落して覚束ない足取りになった少女を見れば効果がきちんとあったんだなと思いながら、少女を連れ去る為にふらついている身体をお姫様抱っこで抱え上げようとする。
そしてほとんど抵抗できないであろう少女を、裏通りの横道へと入って行き、ますます人のいない道を歩いては適当な空家へと入り込んでいった。
■タピオカ > 【部屋移動】
■ダイン > <<部屋移動致します>>
ご案内:「王都マグメール 平民地区/裏通り」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/裏通り」からダインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネメシスさんが現れました。
■ネメシス > 「聖バルバロ騎士団 拠点前」
ネメシス率いる組織の拠点は王国内各地で設けられている。
街の中でも外でもそれは変わりがない。
拠点の前を通る時、団員が取り調べを行う。
アスピダの手下が紛れ込んでいるというのが体の良い理由だ。
実態は言いがかりをつけて金品を強請るのが目的である。
容貌の良い女性が相手の場合、取り調べはより入念になる。
白銀の鎧に身を包んだネメシスは退屈そうに茶を飲んでいる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・酒場」にクローネさんが現れました。
■クローネ >
本日は生憎の雨。
冒険者ギルドへの仕事も少なく、女は朝から飲んでいた。
既に時は昼を過ぎる頃、それなりに酔いもまわってきたところで女の悪癖が発動。
手頃な男はいないもんかなとタンブラー片手に、テーブルから客を一人ひとり品定めしていた。
「(そこそこ飲んじゃってるし、テキトーなヤツでも捕まえて酒代もってもらおっかなー)」
なんてあくどいことも考えつつ。
店にツケてもらうことに抵抗はないが、店主からアタリが強くなるのでそれなりに気を使う。
ツケで飲まないこと=気を使っている、と思っているらしい、この女は。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・酒場」にバランガさんが現れました。
■バランガ > 雨ともなると客足は鈍い、午後も天気は同じようなものと見切りをつければ早仕舞いをしてしまう
「ま、客もこねえのに店だけ開けといても意味ねぇわなァ…どっこいこっかねぇ…」
まだまだ昼を過ぎた頃合い、色町に出かけるというタイミングではない
ま、昼飯でも食って考えるか、と赴いた先は酒場
そう混んでもいない店内を見回せば、一発で目の留まる女の姿にほいほいと惹かれるように向かっていく
「おう、嬢ちゃん昼間っからええ飲みっぷりやなあ、なんやええことでもあったんかい」
堂々と声をかけながら、店員に女が飲んでいるのと同じ酒を二杯頼む
打算も下心も、一切隠す気のない好色なジジイの笑顔を見せる
■クローネ >
「んー?」
テーブルに肘をつき、あまりお行儀はよくない姿勢で店内の客へと視線を巡らせていた女。
ふと、かけられた声にそちらへと目をやると……。
恰幅の良い初老の男───平民地区であることを考えれば身なりは悪くない───そんな男が声の主だった。
「(何回か見たことあるっけ)」
確か、部下らしき男達を連れてよく酒場で飲んでいるのを見かけた気がする。
身なりからしても、それなりの仕事をしている男であることは理解る。
ただ、その視線に感じるのは…スケベジジイのそれだ。
「さぁね?機嫌よく飲んでるように見えるー?
昼間っからこんなイイ女が一人で酒に浸ってんのよ?」
退屈なだけに決まってるでしょー?と、どこか嘲るような笑い。
別に声をかけられるくらいは嫌なことでもないわけだし、と。