2023/10/26 のログ
アルマース > 顔を伏せたまま腹に手をあてていたら、『お腹痛いの?』『生理?』『薬いる?』と重ねて声が飛んでくる。

「くすり――は、いらない……オーナーどこ……?」

揺れるように立ち上がった女の顔は熱っぽい。
舞台の熱気にあてられるより先に、身体の疼きが止まらない。
舞台裏で煙草を吸っていたオーナーを見つけ、給料を貰った。

給料とともに『あんた病気じゃないでしょうね』と面倒そうな顔も向けられたりもする。

「元気すぎて踊り足りないだけですう~……完璧だったでしょ?……お疲れさまでしたあ」

笑顔をつくって楽屋に置いていた鞄とローブを掴むと、店の裏口へ回る。
地下から階段を上がって外へ出ると、ひんやりとした夜気が肌に心地良かった。

衣装のままだと娼婦と間違われて面倒なことになりそうだけれど、人通りの多くなる場所までは、このまま涼んでいくことにして歩き出す。

アルマース > 石畳の上でも危うげないヒールの音。――に挟まる、むずかるような唸り声。

「んんん……んんう……」

吐く息に混ざる官能。
汗が引くどころか身体は熱くなっていくばかりで。
やり場のない熱に諦めの溜息。

「もお……ぺらっぺらのうっすいので上書きしたい……」

遠く感じる宿までの道のりを、やり過ごせたのかどうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルマースさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレンジュさんが現れました。
レンジュ > ふらふらとした足取りで路地裏を歩き、しゃがみこむ影が一つ。
はふ、はふ、と荒い息をしながら、なるべく人目に付かない場所を選んで歩いてきたのだが…。

「……っく…。」

どこかで魔力に充てられたまま、火照った身体を抱えて一人、蹲る。
一仕事終えてさて一息というところだったので、追いかけてくる足音も聞こえる。
こりゃ失敗したな…、と他人事のように思いながら、ぎゅっと膝を抱えた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にコルボさんが現れました。
コルボ > 「おい」

 別の方角から近づいてくる足音、その主から声が投げかけられると共に
 腕を掴んで立ち上がらせようとする。

「落ち着け、俺だ」

 手短に、バンダナで隠した目元を指で押し上げて、以前に開放しながら一晩寝床を共にした男が顔を晒して。
 ……魔力の気配は感じない。以前と違い何か対策をしているのだろう。

「追われてんだろ。さっき追ってる奴に居所聞かれてな。
 こっち来い」

 立ち上がってついてきてくれれば、路地裏の小路に入り込み、

「合わせろ。いいな?」

 そう言うと、強引に頭を抱き寄せながら壁に貴女を押し付けて唇を奪う。
 傍目に、人気のないところでじゃれ合う恋人でも演じてその場を凌ごうと。

レンジュ > 「!!」

別の方から近づいてくる足音に気付くのが遅れた。
がるる、とうめき声を漏らしながら、毛を逆立てるようにして威嚇しようとしたが…。

「ぐる……ッ。」

バンダナで隠された目元が押し上げられるのを見れば、その先に見覚えのある顔を見止めて腕から力が抜ける。
ぐい、と腕を引かれれば路地裏の小路に入り込み唇を奪われる。

「んんっ…!!!んふ、ふぅ……。」

とろん、と蕩け始めた瞳で男の背中に腕を回す。
既に魔力に充てられた身体はジンジンと熱をはらみだし、すりすりと男にすり寄っていく。
そうしていれば後から追いかけてきた足音が舌打ちをしてUターンしていく音が聞こえる。

コルボ > 唸り声を聞いて、先日の推測は大体当たっていたであろうことを察しながら
頭を撫でながらお尻の手前、尾てい骨当たり……、イヌ科であれば即座に落ち着く部位を撫でて

「一体何やったか教えるなら助けてやるから正直に話せよ」

以前のように発情した体は男の雌になったことを覚えているだろうか。
言い聞かせ、囁いて、しかし首筋に甘く歯を立てて。

「このままほったらかしにされたくないだろう?」

熱を煽るように首筋に舌を這わせて、しかし頭と腰を撫でて甘やかして
ともすれば狂犬の類を飼い慣らそうと。

レンジュ > ふーっ、ふーっ、と興奮した様子を隠すこともできず、
さすさすと尾てい骨あたりを撫でられればきゅうん…、と鼻を鳴らす。
そうされれば次第に荒くなっていた吐息は落ち着きを見せ始め…。

「……財布、掏った…。」

その前に、子供から金を巻き上げるケチなごろつきから、という言葉が入るが…。
やったことを正当化する気がないためにそれは口の中でもごもごと転がされる。

以前、一日中愛撫されたことを覚えている身体はきゅんきゅんと疼きを見せ始める。
首筋に甘く歯を立てられれば、ひくん、と小さく喉を逸らして。

「んっ、んっ…きゅうん…ッ…。」

チロチロと首筋を舐られ、頭と腰を撫でて甘やかされ、
狂犬は次第にその愛撫に子犬のようにおとなしくなっていく。

コルボ > 「正直によく言えたな。偉いぞ……」

 財布を掏ったこと、その目的、そして己に義がないことを認めている様を見て、
 疼いた体を褒めるように唇を奪って再び舌を絡ませて唾液を啜らせる。
 全部受け止めて、肯定して、甘やかして、子犬同然にすり寄ってくる自分よりも身長の高い美少女を
 心を絡め取っていく。

「ご褒美に宿とここ、どっちでレイプされたい……?」

犯すにはあまりにも優しい声色で囁いて、何度も何度も啄むように唇を重ねてリップノイズを響かせて。
ご褒美と、言葉できちんと盗みを働いたことを肯定しているのだと、
それで貴女を否定することはないのだと伝えるように

レンジュ > 「んく……んっ…。」

ちゅ、ちゅぱ、と舌を絡ませられればこくんとそれを飲み下す。
全部肯定される、受け止められて、甘やかされてしまえば、
子犬のように鼻を鳴らして男にすり寄っていっては、
かぷかぷ、とその男の首筋に歯を立てる。

「…っ、……こ、ここ…で…。」

犯すというのに、優しい声色。
ドクン、と高鳴る鼓動を押さえながら、
雌となった瞳で男を見上げる。

此処で、だれに見られるかわからない場所で、
犯され、乱されたいと。

コルボ > 甘えるようにキスをしてくる唇が己の首筋に歯を立ててじゃれてくる。
頭を何度も、何度も撫でて己には敵意が抱けないように、
己には従うように躾けていく。

「素直で良い子だ……。けどこんなところで犯して欲しいなんて、
 レンジュは変態だな……。コートの裾を掴んで前に広げな。
 周囲から俺に何されてるか見えないようにな……?」

 嗜好も心得ている。だからこそ、被虐性を、羞恥を煽るように、
 自らコートを緩めて、広げたままの姿勢を取れと。

 目の前の男に弄ばれる仕草を強要して。

「俺に助けられて、弱みを握られて、仕方なくお前は体を差し出して犯されて助けてもらうんだ」

 その必要がないことも分かっている。弱みを握ることがないことも理解してもらえるだろう。
 だが、あえてそういう状況だと定義づけて、羞恥心を煽りながら、
 貴女のズボンを緩めると下着ごと引き下ろして地面に脱ぎ落させて。

 ネクタイを外し、焦らすような手つきで丁寧にシャツを緩めていけば、
 巨乳を抑え込むサラシに手をかけて。

「この間より胸が小さいと思ったら……、仕事する時じゃまか?」

 そう聞きながら再び、唇を重ねて甘やかして。
 しかしその手は秘所へ触れると這うように指を滑らせ、肉真珠を指で強く弾く。

「ほら言ってみろ。私は弱みを握られて犯されて悦ぶ変態ですって」

 その性癖さえ肯定してしまう男は、理性を揺さぶって、恥辱に満ちた言葉を喋らせようと、
 少しでも躊躇するなら、首筋に甘く歯を立てながら肉真珠を巻き込んだ指が秘所をぐちりぐちりと掻き回して従わせていく。

レンジュ > すりすりとすり寄る頭を撫でられ、甘やかされ、
目の前の男に勝てないという気持ちが大きく膨らんでいく。

「んっ、んぅ……だって、も、我慢できな……ッ。
身体…熱い、っは…はふ……、んぅっ……。」

男の言葉にじわじわと被虐心を、羞恥心を煽られながら、
震える指先は自らのコートの裾を摘まんで前に広げる。
これから目の前の雄に弄ばれるのだと、身体は悦びに震え始めて。

「ひゃっ…!!!」

カチャリと音を立ててベルトを緩められ、
下着ごとズボンを下ろされればつるつるの割れ目が露になる。
既に蜜を滲ませ、下着との間を愛液の糸が繋ぎ、ぷつりと切れる。

「ぁ、ぁあ……は、恥ずかしい…きゃふんっ!!!」

羞恥心に膝が震える中、ネクタイとシャツを緩められ、
サラシに手をかけられれば熱っぽい瞳を男に向け、こくんと小さく頷く。
ちゅっちゅ、と口づけを繰り返される中、
男の手が秘所に触れ、一番弱い場所、クリトリスを弾けば甘い声が上がり。

「ッ…そ、そんな…っぁん!!!っぁ、ぁ、あっ…!!!
ふ…、お、おれは…よわみをにぎられ、てぇ……っぁん、おかされて…よろこぶ、…へ、へんたい…でしゅっ…っぅぁん!!!」

ぐちりぐちりとクリトリスを巻き込み秘所をかき回す指先に翻弄され、
半ば叫ぶように自身の性癖をさらけ出す。
その間も割れ目は愛液を滴らせ、地面に落ちた下着やズボンにシミを作っていき…。

コルボ >  普通に生活していれば女性からも声をかけられそうな顔立ちの良さ。
 しかしその内側に孕む凶暴性。人には言えぬ遍歴の数々。
 それ等が押し込められて、雌として己に従う様には男の嗜虐性が存分に煽られて、
 身も心も媚びていく雌に見せつけるように、己もズボンを緩めてしまえば、
 淫水焼けした長いカリ高の竿が露わになって、下腹部に、子宮の直上へ切っ先を押し付けて、
 グリグリとこれから犯されることを実感させるように刺激していく。

「よしよし。全部素直に認めたマゾ変態のレンジュにはたっぷりご褒美をやろうな……。
 コートから手を離しても良いぞ……。人に見られても悦ぶんだろう……?」

 そうは言われながらも、男は貴女を他の男に渡すような、
 目を奪われるようなへまはしないと理解できるだろうか。

 目の前の男に勝てない、従ってしまえば、いずれ、男は盤石な状況でこそ外で犯して愉しませるのだと。

 そんな男の切っ先が、ゆっくりと這い降りて、鈴口が肉真珠と絡み合うようにぐちりと圧し潰し、
 それから、ゆっくりと愛液まみれで雄を乞う秘所へと宛がわれて、

「ほら、抵抗できないでお前のマンコにチンポが入ってくところ、
 よぅく見てな……?」

 ぐぶりと、粘ついた音を立てて、雁首まで沈み込んでいく。
 ゆっくりと、竿が押し広げる膣襞の感触をじっくりと味合わせて、
 半ばまで潜り込むと、貴女の目の前で、一気に最奥まで竿がねじ込まれ、
 どぢゅん♡ と子宮口を抉じ開けかねない勢いで打ち上げる。

「弱み握られてチンポ全部咥えこんじゃったなぁ……?
 ああせめて避妊はしてやるから……。ほら、飲めよ。
 今日のは俺のチンポの味を覚え込みやすくなるおまけつきだ」

 以前のような避妊薬をポケットから取り出し、貴女の口に含ませる。
 膣内射精をされてしまえば、男の肉竿の形により馴染むように体の相性が上がってしまう副作用付き。

 小瓶をしまいこむと、貴女に身を寄せて、腰を掴み、一度腰を引くと、
 大きく打ち上げて。

 後は貴女のしたいようにさせる。首筋に噛みついても、キスをしても、自ら腰を振っても、
 男は貴女の全てを肯定する。

 その中で肉の打ち据え合う音と共に、男の肉竿が雌を躾けるように
 膣襞を徹底的に耕していく。

レンジュ > ドクンドクン。
痛いほどに脈打つ心臓と、火照った身体は時折吹く冷たい風に小さく震える。
此処は外だ、それもいつだれが通るかわからないような場所で、
自らの性癖をさらけ出してはしたない格好で、男に犯される。
ぐりぐりと下腹部に押し付けられる肉棒にこれから犯される。
その事実に期待し始めている身体はゆるゆると腰を前後に揺らし。

「んっ…く、は、恥ずかしいの…好き…。
恥ずかしいところ…見られちゃう…、俺のえっちなところ…。
いろんな人に見られちゃう……ぁぁああっ…。」

震える手からコートの裾が離れていく。
ぱさり、と落ちたことでコートの下はほとんど裸という厭らしい姿がさらされる。
こんな場所に入ってくる人がいるだろうかとゾクゾクと期待に身体が震える。

男の切っ先がくちゅり、とクリトリスと絡み合うようにして圧し潰してくれば腰が震える。
気持ちいい、と、もっとイジメてほしいと、腰を揺らしながら、
つぷん、と先端が秘所にあてがわれれば物欲しそうにきゅんと入口が疼いた。

「……っは、い、…見てる、俺のおまんこに…、
コルボのおちんちん…入ってくるところ…見てるッ…。」

ぐぷんっ♡と中に入り込む性器にゾクゾクと身体を逸らしながら壁に爪を立てる。
そのまま子宮口を抉じ開けかねない勢いで思い切り突き上げられれば、ガクガクと膝を震わせた。

「んぁああっ!!!あっ、あー…ッ、コルボのおちんちん…入ったぁ…。
んっ、んく、んっ……。ふはっ、こるぼの…、っぁん、ぁ、っや、は、ひっ…!!!」

小瓶を口に含まされればそれを抵抗することなく飲み下す。
男の肉棒をキュンキュンと締め付けながら、男の首筋に歯を立てる。
甘噛みを繰り返し、鼻先を埋め、すう、と雄の匂いを吸い込んでいく。
ずちゅ、ずちゅ、と厭らしい水音をさせながら。

コルボ > 耳をすませばまだ路地裏の向こうから人々の足音が聞こえる。
歩きながら談笑する声も、人々の気配が遠いまま、しかしいつ近づくとも分からないまま、
そんな状況が常に頭をよぎる中で、目の前の雌が昂って早鐘を打つ様を愉快そうに見つめて。

「もしかしたら俺達が気づいてないだけで見てるかもしれない……。
 考えるだけでトロトロになってんだろう……?」

耳元であえてそう囁いて、甘噛みして、ゆったりと巨乳を鷲掴みにして、
強く握り締めながら片方の胸には乳首へ噛みついて。

時折浅く早く腰を振り立てては、ゆっくりと味わうように肉竿を最奥から手前まで力強く抽送を繰り返し、
裸に向いたまま己を咥え込む貴女が己の匂いを嗅いで興奮する様も、
首筋に歯を立てる様も頭を撫でて褒めてやる。

雌としての仕草に落ちるほどに可愛がって、しかし子宮口を抉り、押し上げ、上下に腰を揺らす律動も交えて、
時折竿で肉真珠を巻き込むように犯してやる。

「ほら、出すぞ、出るぞ、レイプされて中出しされてイッちまえ……!
 中出しされたらチンポの形覚えちまう瞬間じっくり味わえよ……!」

 両手が腰をしっかりと掴む。逃げられない姿勢、壁に抑えつけられた姿勢。

 目の前の雌にされてしまう姿勢。

 その中で、男の竿が大きく跳ねて、子宮口に食い込んだまま、煮えた熱が迸る。
 腰を掴んでいた手が素早く貴女の頭を抱き寄せて唇を奪う。
 絶頂する瞬間の嬌声をそれで封じて人に気づかせない気遣い。

 あくまで羞恥を煽るだけで貴女に恥をかかせるつもりはないという雄の作法。
 しかし密着した腰は壁に強く尻を押し付ける形で抑え込んで、
 逃げ場なく、精を脈打つたびに大量に注ぎ込んで味を覚え込ませる。

 やがて、精液が呑まれていけば膣襞が震え、コルボの肉竿に対しては
感触や熱、脈動もつぶさに感じ取れるように感度が増していくだろうか。

レンジュ > 今にもこちらに気付いてしまうのではないかと思わされる。
そしてそんな現状に興奮している自分がいるという現実。
じゅくじゅくと膣を切なげに濡らしながら、ジワリと涙を滲ませ。

「み、見られて……っぁ、感じちゃう…俺…見られて感じちゃう…。
だめ、あっ、あっ……そんなことになったら…、おれ、頭おかしくなっちゃう…ッ!!!」

耳たぶを甘噛みされ、乳房を弄ばれ、ちゅう、と頂に噛みつかれる。
乱暴なように見えてどこか優しい愛撫にゾクゾクと腰を震わせ、
ぽろり、と涙を一粒零して。

じゅっぷん、と最奥から入口への挿入が繰り返されれば、
内壁は抜かないでとねだる様にしてくねくねと腰をくねらせる。
すんすん、と匂いを嗅ぎながら首筋に歯を立てるさまも、
褒められるように頭を撫でられればきゅん、と小さく鼻を鳴らし。

雌にされる。
男の肉棒がごっちゅごっちゅと子宮口を抉るならば、そこはごぷん、と亀頭を迎え入れようとするだろう。

「あっ、あっ…、イく、こんなところで、中出しされながらイっちゃう…!!!
んっ、んっ、あ、ぁ、あぁあ…―――――――――ッッッ!!!」

子宮口に食い込んだ亀頭から煮えたぎるような精液が注がれる。
その瞬間に唇を奪われればくぐもった嬌声が零れ落ち、
ビクンッビクンッ、と大きく腰を震わせた。

どく、どく、と注がれるたびに膣がキツく締まり、
そこは雄の形を覚え込もうとするかのようにきゅうきゅう…と。

コルボ > 長い間射精は繰り返され、執拗に精を注ぎ込む男の手が、腰から膝に移動して片足を抱え込み、尚も注がれる。

「……どうだ……? 少しは落ち着いたか……?」

これだけ煽り立てて興奮させた挙句に、そんなことを囁く有様。
射精しながら、ゆったりとした腰遣いで咥え込んでしまった子宮口を擦り、刺激して飼い慣らしていく。

「俺に対しては胸を張れよ……。自分のやったことも、生き方も……。
 それが俺の雌になる条件……。きちんと胸張って生きたらきちんと丁寧に犯してやる……。」

 盗みを働こうが何をしようが肯定するのだと、しかし仮初の独占欲を押し付けるように
 貴女の胸元、心臓の直上に強く吸い付いてキスマークを刻み込む。

 やがて、射精がようやく終わった頃には、再び口づけして、余韻に浸らせながら
 己の肉竿に馴染んだ雌を甘やかすように頭を撫でて。

「服、ドロドロになっちまってるな……?
 洗濯もしてくれる宿で続きするか……。」

 一晩中可愛がって、夜が明けても、服が乾くまでは相手をしてもらうと、
 男は被虐性質を煽るようにニヤついて。

レンジュ > どくどくっ…と精液を注ぎ込まれ、片足を抱えられてさらに深く注がれる。
そのたびにびっくん、と腰を震わせ、何度か甘イキを味わって…。

「ふぇ……、ッ、んっ…っや…落ち着くわけ…。」

無いだろうと。
これだけ興奮させ、身体を火照らされているというのに。
その証拠に女の中はいまだに雄をキュンキュンと締め付けていて。

「……う、ん…。
っやんっ…!!!」

小さく小さく頷く中、チュッ、と強くキスマークを刻み込まれればヒクンと喉を逸らす。

やがて射精が終われば、とろんと蕩けた瞳でぼんやりと男を見上げる。

「……ん、もっと、…コルボのおちんちんで…イジメて…。」

コクコクと小さく頷きながら甘えたようにすり寄る。
もじもじと恥じらいを見せつつも、淫らな雌として。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からコルボさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレンジュさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にギンジョウさんが現れました。
ギンジョウ > 周りからは変わった衣服ということもあり視線を浴びる。
まぁ、おそらくそれだけの理由ではないのだろうけれど。

「……えと…。」

店先を除いては、必要なものを買い、また別の店に行っては同じように。
時折物珍しい屋台を見つけては好奇心からひょこひょこ近寄って行ってしまって、
店主からナンパまがいなことをされて逃げかえるということもしていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエルビー・カルネテルさんが現れました。
ギンジョウ > けれどもその時の店主はちょっと一味違った。
言ってしまえばしつこかった。

「か、勘弁してよ……。」

泣き言のような言葉が一言、零れ落ちた。
自分の体質のせいだとわかっているけれども、
いや、だからこそ余計に、店主を無碍にすることもできず、
かといってわかった~♡とか言えるわけもなく。
殴るわけにもいかず、ひいい、と身を縮こまらせてしまう。

エルビー・カルネテル > 平民地区は富裕地区と違い、気軽に廻れるので余は好きなのだ。
今日も屋台で買い物をしたりしていると、一際目立つ綺麗な女性を目にする。
異国風の衣装がよく似合った女性だったが、どうやら店主に言い寄られてるようだ。

大人しい性格なのか、振り切ることもできず困っている様子。

「これ店主。 女性が困っているぞ。
あまりしつこく迫るのはよくないのではないか?」

言い寄っている店主はいつもはもう少し遠慮がちな性格に見えたが、今日は少し様子が違う。
声を掛ければ、いつもの遠慮がちな店主に戻り、女性に謝意を伝えては店の中に戻って行った。

「びっくりしたな。
大丈夫か?」

店主が姿を見せた所で、余は女性に話しかける。

ギンジョウ > 此処が貧民地区じゃなくてよかったと思うべきかもしれない。
もしそうだったら問答無用で路地裏に引き込まれていたことだろうから。
けれどもこちらもこちらとて、言われっぱなしで済む性格でもなかったが…。

「え…。」

そこに現れた小さな救世主に助けられた。
思わずこっそり握っていた拳がほどけて、きょとりと銀の瞳を丸くして、
遠慮がちな店主に戻った男に謝罪されてはこちらもぺこりと頭を下げ。

「…あ、うん、大丈夫…です。
ごめんね、ありがとう…。」

小柄な少年を見つつ、荷物を抱えなおしながらお礼の言葉を述べる。

エルビー・カルネテル > 「うむ。
二人とも何事もなく終わって良かった。」

良く見ると、女性は拳を作っていた。
先ほどの店主は良くも悪くも一般人。
腕っ節も一般人なので、双方怪我を作る前に声を掛けれたことに余は安堵する。

「礼には及ばんぞ。
困ってる相手を助けるのは当たり前のことだし、
珍しい格好をしているそなたに余も興味をもった。
余はエルビーと言う。
良ければお名前を教えてもらっても構わないか?」

ギンジョウ > 「う、うん…下手に手を出す前に止めてくれてよかった…。」

あはは、とごまかすように笑いながらこぶしを解いて荷物を抱えなおす。
半分と言えど、半分は人間と言えど、此方は魔。
下手な騒ぎになる前に助けてもらえてよかったと豊満な胸をなでおろす。

「ああ、確かにこのあたりでこの格好は珍しいかもしれないね…。
だから余計に周りから視線を感じるし…。
エルビー…君?それとも、さん、のほうがいいかな?
私はギンジョウっていうんだ、よろしくね。」

そう言って笑顔で右手を差し出した。

エルビー・カルネテル > 「そなたの拳を見て驚いたぞ。」

余も笑いながら、女性の荷物に視線を向ける。
どことなく常人離れした雰囲気の女性。
女性が動くたび、その見事な胸に視線が奪われそうになる。

「それだけでないと思うぞ。
そなたは凄く綺麗だし、凄く似合っている。

君でもさんでも呼び捨てでも構わないぞ。
ギンジョウか、よろしくな。」

余も笑顔を浮かべ、差し出された手と握手を。
肌も白く、これは目立つなと改めて思う。
とはいえ店主の様子は少し変わっていたが。

ギンジョウ > 「あ、あはは…、いや、本気で殴る気は無かったんだけどね。つい。」

やはり気づかれたと眉尻を下げながら笑いつつ、
自分の魅了の効果のせいか、周りからも視線を浴びているからか、
胸に視線が注がれていることには気づいておらず、
それどころか、どうかした?と、その胸を少年に近づけるかのように前かがみになって。

「ふふ…エルビー君はお世辞が上手だね。
これは末恐ろしいというか、将来有望だね。」

握り返された手には嬉しそうに微笑みを浮かべながら、
ゆるゆると手を上下させる。
先ほどの店主の様子がおかしいことに気付いていることに、
こちらはまだ気づいていない様子。
相手が子供だからという気持ちもあってか、
そういうことにはまだ疎いかなと思っていて。

エルビー・カルネテル > 「余が声を掛けなければ仕方がなかったと思うぞ。
…お、おぉぅ。」

女性一人で切り抜けるには限界もあるだろうと思っているので、苦笑する。
向こうが胸を見せる様な姿勢を取ると、余は困り気味に視線をそらした。
服の隙間から見える豊かな胸と言うのはどうしても男の視線と理性を奪いがちだと思う。

「いやいや、余は世辞の類は苦手だぞ?」

ギンジョウの手が動き、余も照れながら握手を続ける。
手も指も柔らかく、触れているだけで気持ちが良くなってしまう。

「…ところで、あの店主と余は顔見知りなのだが。
普段と少し様子が違ったのだが。
ギンジョウは何かわからないか?」

手を握られたまま、声を抑えながら尋ねる。
こうして対面するとわかるが、ギンジョウは見た目の美しさだけでは説明できない何かを持っている気がする。
実の所、余もなんだか浮ついた気持ちになりそうなのだった。

ギンジョウ > 「そうかな…、いや、さすがに善良な一般市民相手に手を出しちゃダメな気がして…。
…???」

これでも一応、旅人という立場、冒険者ともいえる立場。
そんな自分が一般人に手を出してしまったらギルドからもいろいろ言われちゃいそうな気がする。
そんな中、たゆん、と揺れる乳房に周囲からも視線が集まる。
それに反して少年が目を逸らしたのを見れば、どこか着物がおかしくなってるかな、
と、自分の姿を見なおして。

「そうかなぁ…。本気だっていうなら、エルビー君は女性に優しいんだね。」

握手を終えれば手を離すが、その際、細い指先が少年の手をくすぐる様に撫でる。

「……ん、もしかしたら…っていうところはあるんだけど…。
でも違ったらそれはそれで失礼かなって思って…。」

自分の肉体に宿る魅了の力のせいなのか、
それとも単純にその時の気分でそうなっていたのか、
うーん、と小首をかしげつつ困ったように微笑みを浮かべる。

エルビー・カルネテル > 「あの時ばかりは店主も善良な一般市民から足を踏み外しかけていたな。
直ぐに戻ったが。
あの状態なら流石に自衛と言えなくもないだろう。」

とはいえそれでも手を上げずに済んだ方がいい。
冒険者らしい雰囲気の女性は明らかに店主より強いだろうし。
しかし、凄い見事な胸である。
当の本人は自覚がないのだろうか?

「それを言うなら、手を出さずに我慢していたギンジョウも優しいぞ。」

相手の手が離れる際、余の掌を指が滑る。
繊細な刺激に余は体中に電流が走る様な刺激を受けてしまう。
…なんだか、凄いことをされたような気分だ。

「そのもしかしたら、で間違いないと思うぞ。
さっきの店主は普段はもっと穏やかな性格だし。
こうして目の前で話していてわかるのだが、
余もさっきから足元がフラフラするような不思議な感覚だ。」

小首を傾げる仕草も魅力的だ。
ううん、折角助けたはずが…。
このままだと今度は余がおかしくなりそうだ。

ギンジョウ > 「そ、そうかな…。
そうだとしたら…多分それは私のせいだから。
…だから自衛っていうのとはちょっと違くなっちゃうんだよね…。」

手を上げずに済んだのは本当に不幸中の幸いだった。
だからこそ少年には感謝するしかないわけである。
当の本人、胸が多少大きいことは自覚こそあれど、
淫魔だから目線を集めるとばかり思っていて、
自分個人の魅力とはあまり思えていないのだろう。
生まれ持った体質というのは難儀なものである。

「ふふふ、エルビー君は本当に優しいなぁ~♡」

する、と掌を撫でた指先が、
今度は少年の頭に延ばされてサラサラの髪の毛を、頭を、
イイ子イイ子、と撫でていこうとする。
むしろ可能ならば、その豊満な胸にその頭を抱き寄せようとすらするだろう。

「えっ、エルビー君も…?
そんな、まさか…、ごめんね、大丈夫…?」

薄く開いた唇からは、人間にはないはずの牙がちらりと覗く。
少年の足元がふらついているならば支えようとするが、
それによってさらに少年の身体に異変が起こってしまうかもしれない。
どうしよう…、と困ったように周りを見渡す。
少年の返事次第では、この場所においておけず、近くの路地にでも移動しようと…。

エルビー・カルネテル > 「なるほど…。
そうなると自衛とは言い辛いか。
それだと街で暮らすだけでも大変そうだな。
立っているだけで美人は注目を集めし。」

なんとなくだが、事情が見えてきた。
余は話を聞きながら時折頷いたり。
誰も悪くないのだが、だから余計にややこしい。

「ん、うむ。
余は優しいのかも知れんな。」

髪を撫でられてしまう。
向こうは余に対し、子供を褒める様な扱いをしてるのだろう。
だが髪と言うのは意外と撫でられると気持ちよくなってしまう場所だ。
おまけに形も色も良く、大きな胸が余の頭に近づいてくる。

…おぉ、なんていい香りと柔らかさだろう。

「いやいや、余が気を抜いてたのが原因だから謝らなくていいぞ。
ただ、出来れば人目の付かない場所で少し休ませてほしいな。
……うむ、支えておいてもらって悪いが、ギンジョウの触れ合った事で余計に影響を受けつつあるな。
とりあえず、あっちに行ってくれるか。」

口元から見えた牙に余は概ね理解した。
そして、ふらついた余を抱きかかえてくれたことで更にギンジョウに魅了されてしまう。
もはや呼吸も怪しくなってきた余は、近くの路地を指さす。
ギンジョウもどうすればいいかは分かってくれているだろう。

ギンジョウ > 「うん…生まれつきだから私自身は慣れてきたけど。
周りの人はそうも言えないみたいで…。
そのことで喧嘩させちゃったり、いろいろあるから…。」

少年が頷く様子に、大分事情を打ち明けてしまっていることを自覚する。
誰が悪いといえば、…まぁ、自分が悪いわけで。
それが原因で喧嘩するカップルなんかもいるわけで。
その都度、申し訳ない気持ちになってはいた。

「うん、優しいよ~。」

イイ子だねぇ、と、そのまんま、子供を褒める気持ちでいるのだが…。
サラサラな髪を撫でていれば自分のほうが気持ちよくもなってきて、
胸に抱きしめた少年を見て、周りの男性たちが明らかにうらやましそうな目で見てくる。

ふにゅ、と柔らかい乳房に少年の顔がうずまる。

「そ、そうだね……、少し休んだ方がいいね…。
じゃ、あっちの方に行こうか…。
足元気を付けてね…。」

ふらついた少年を抱きかかえ、少年の息が荒くなってきたのを見れば、
こんな子供にまで…と申し訳ない気持ちになりながらも、
ゾクン、と被虐心と嗜虐心がくすぐられる。
どちらに転んでも、と思う気持ちが芽生え始める。

銀色の瞳に妖しい色が混じるのを感じながら、少年を支えて路地へと歩いていく…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からギンジョウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエルビー・カルネテルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にヴァンさんが現れました。
ヴァン > 男は悩んでいた。
冒険者ギルドでいつもの通り山賊の退治完了報告をしていたところ、ギルド長に呼び止められたのだ。
ギルド長が呼び止める時は大抵ろくなことがない。

依頼されたのはセイレーン通常種の退治とクィーン種の捕縛。
額は平民の稼ぎの200日分。パーティーで引き受けるならば等分するだろうから40~50日分か。
初級冒険者には荷が重すぎるし、中級冒険者ならばもっと割がいい依頼がある。
できなくはない。ないが――

「単独だと事故が怖いな。誰か後方支援できる奴を頼みたい。なに、後ろで精神抵抗強化のスクロールを使ってくれるだけでいい。
報酬の交渉は俺がやる。条件は言うまでもないが女1名。文字が読めること。あとは……俺とランクが同じか下か、だ」

ギルド長はふむと頷いて、酒場を見渡した。
銀髪の男のランクは下から2つ目。そんな都合のいい存在がいるかどうかといった目で冒険者たちを眺めている。

ヴァン > 「……ま、いないだろうな」

ソロの冒険者は珍しいし、一人でできることはたかが知れている。
まっとうな冒険者であればパーティーを組み、互いの欠点を補いあうものだ。
それに――男一人に対して女一人というのはよほどの信頼関係がないと成り立たない。
互いに同じギルドを利用する者達だとしても、だ。

「ギルド長なら俺が出した条件は合理的だってわかるだろう?
セイレーンの『魅了』は男限定だ。足手まといが増えるのは勘弁してほしい。
文字が読める、ってのはさっき言ったな。魔法のスクロールを渡すからそれを使ってほしい。距離を考えれば安全だ」

すぐ退治してこい、という話でないことは感じ取っていた。ギルド長に貸しを作るのもいいが、万全を期す方を優先させる。

「ランクについては――自分の方がランクが上なのに分け前が少ない、ってのに耐えられる冒険者がどれだけいる?
しかも内容は補助みたいなもんだ。出して10%か。喰い詰めた奴なら引き受けるかもしれんが……」

ギルド長は男の言葉に苦笑を浮かべる。実力主義、舐められたら終いの稼業だ。
男が言っていることは多少極端な所はあるものの、おおむね的を射ている。
ギルド長は腕を組み、適役がいないかと頭を捻り始めた。

ヴァン > 「……ま、受けたいっていう奴がいたら『タバーン』に来るように言ってくれよ。
4日後が休みだから、その日には終わらせておく。場所は水晶の入り江だったか。
昼過ぎにはクィーン種の引き取りに来てくれ。『魔力抜き』は済ませておく」

必要な事だけを伝えると、男はギルドから出て行った。
後にはどうしたものかと悩むギルド長が一人。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からヴァンさんが去りました。