2023/10/15 のログ
ツネオキ >  
じゅぞる。じゅっぞぞぞ。
クリームとかプリンとか。
色々入っているせいで。後単純に吸う力が強すぎるのか。音が汚い。

「ん~……」

誰が聞いている訳でなし。誰が聞き咎める訳でなし。知り合いに見つかって、何を一人で美味いもんこっそり食うてんねん! 等とど突かれる訳でなし。いや? 仕事帰りなんやし自分へのご褒美ぐらい良えやんけ!! とは、因縁付けられたら抗議するけれど。兎角、暫くはゆっくりと道草食って、暫くしたら、

「ご馳走様でした」

中身を綺麗に吸い尽くしてゴミ箱へポイ。
両手を合わせて一礼した後に帰り道、
のんびりとした足取りで歩き始めた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からツネオキさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 食堂」にルシータ・ヴァルケスさんが現れました。
ルシータ・ヴァルケス >  
 朝も早い、この時期 空はまだ白まない時間
 曇り空が覆っているせいか肌にやや冷たく、日の光がない
 そんな時間だというのに、主に夜間 娼婦や夜の荷運びを終えた奴輩向けに店を開く場所
 特定の客層を独り占めしながら、飯屋を営むところもある。
 客層は昼日中の一般客とは違い、強面や客の相手を終えた飲み屋の女郎など
 色々といる中 決まって仕事を終えた後というのなら、胸元にゴルドをねじ込んでは
 別所へ連れ込もうとするモグリもいないだろう。


 そういう食事処に一人、小柄且つ幼げ
 見た目が一定の時間から停止しているかのような風貌の女童が茶碗と箸
 二つを使い、がつがつ ぼりぼり と焚き麦と漬物を貪る音を響かせる。
 海沿いな為か、魚も安い 目の前には焼き魚も一匹丸々とケチらずに置かれている。


  「あぐっ んも。」


 頬に焚かれた白い麦粒一つつけながら、空になった茶碗をカウンター向こうに居る主人に差し出し。


  「(まま)をもう一杯大盛で貰えんか。水もくれん。」


 朝餉だというのに、ガツガツと男に負けない食べっぷりの女童。
 大人に混ざり、ごぶごぶと樽ジョッキの中身も容易く飲み干していく。
  

ルシータ・ヴァルケス >  
 ガツガツ ボリボリ
 骨は綺麗に残すものの、さっぱりと食べきったドワーフ
 カランッと箸二本 皿の上に転がせば椅子の上で姿勢を崩し、満足げに吐息を漏らすか。


   「ぷへーい。」


 けふ、と満足げに食べた様子。
 皿を片付ける主人に金を払いながら、茶褐色の紙巻をホルダーにねじ込んで咥える様子。
 火をつけようと懐を探す間際で、薪の枝切れ 燃えさしを差し出されてスパァッと煙を起こすだろうか。
 主人は食べっぷりや時間の出所を聞くと、カラカラと笑って頬の粒を取り。


   「カカッ 夜通しでずっと鉄を打っちょった。
    飯も食べてなかった(たもっちょらんかった)と気ぢたで学院抜けて食べに(たもいけ)来た。」


 おかげでよう喰ったど、と気分良さげに腹を撫でる。
 嗜好品の煙草を呑みながら、スパァッと咥えっぱなしで煙を燻らせるドワーフ
 女童のような外見でも齢の重ね具合が知れるか。
 紙巻を一本ゴルドを出してほしがる隣人には、気前よく差し出すだろうか。


   「今から寝てん休みん日じゃ。
    若か奴らがないかしらで来そうじゃな。」


 コキッ、ボキッと肩を廻し、日が休日に当る学院
 学ぶ傍らで済ませることを澄ませたがる者らが何人が来そうだと、昼寝もしにくそうにするか。
 朝になる手前の、そんな夜を終わる前の飯屋の一幕。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 食堂」からルシータ・ヴァルケスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にオウルさんが現れました。
オウル > ――いつの間にか無くしていた『眼帯』。
身に刻まれた呪の発露と発露による影響を抑える為につけていたので、比較的、だいぶ、とても大事にしていたはずなのに、いつ落としたのだろうか?

恥ずかしい話、まぬけな話、気がつくと無いし予備何て元々持ち合わせていないので、慌てて包帯で左眼を覆って『ギルド』のその辺りに詳しい人にお金を払って封をしてもらった。

常日頃から眼帯を外している時は左眼を瞑っている癖をつけているし、行動する時は一匹狼なので然程影響がなかった…ように思えるが、周囲が時々妙に賑やかだった気がするが、とりあえずちゃんとした眼帯をそして封を書いて貰える人を探して平民地区の通りを歩いていた。

店があるか、露店があるか、ってところで小雨が降ってきて、濡れてヤバイって程の振りではないのでのんびりと雨が止むまで幸運な事に早々に店じまいをしているお店の軒下を借りて雨宿りする事に。

「まっ今日は学院で授業もないし、『ギルド』の仕事も受け持ってるクエストもないし、のんびり買い物すりゃいいよなー……。」

――左眼を覆うように包帯を巻いた少年が一人、独り言を零しながらお店の軒下で小雨を避けるように雨宿りをしている、そんな午後の王都マグメール平民地区。

オウル > ――いいタイミングかな。

小雨も上がり少しだけ厚い雲の切れ目から陽光が。
帰宅するなら今のうち、別のお店を探すの今しかない。
少年は軒下より走り出す眼帯を買いに、或いは帰宅してベッドに飛び込むために。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からオウルさんが去りました。