2023/10/12 のログ
ミシェイル > 「……そうか。そういう事なら、馳走になろう」

奉仕活動の一貫である医薬品納品の仕事が済んだらさっさと帰るつもりでいたが、あまり医者らしくない格好以外はまともそうなやつだと思った。
腕力と身のこなしからして単なる医者という訳でもないのかもしれないが、その辺りはお互い様だ。
あまりまともな扱いを受けないのはこのような体をしているからなのだが、普通の会話と普通の対応というものに飢えていた事もあり誘いを受ける事にした。

「しかし、随分と暇そうだな。この時間にこうも静かとは」

とりあえず空いている椅子にでも座るか、と室内を見回す。
無礼とも取られかねない言い方だが、緊急時の仕事など暇な方が良いといえると思っただけだ。
言葉が足りないので怒らせてしまうかもしれないが、これまでの身分や立場故に市井との丁度いい距離感というものに疎かった。

ジャック >  
「まぁ適当に座ってくれたまえ」

診察用の椅子を、自身が向かっていた机の反対側へ出す。
壁際の薬品棚へ向かい、その中から蓋の付いたカップを取り出し、机の上に。
蓋を開ければ湯気が出る。
ずっと棚に入れておいたように見えるが、今淹れたばかりに見える紅茶。

「砂糖は入れるかい? ミルクもあるよ」

同じ棚から砂糖とミルクの容器を取り出し、これまた机に。

「医者と葬儀屋は暇な方がいいのさ」

自身は机を挟んで反対側、元居た椅子に座り、また試験管で薬品を調合する。
赤い液体に緑の液体を注げば、こぽこぽと泡だって黄色い液体になった。

ミシェイル > 「え? あ、ああ……。ミルクだけでいい」

想定していないところから紅茶が出てきて一瞬動揺するが、今の世の中色々な道具がある。
このぐらいの芸当はそう珍しくないのだろう。
ミルクだけを貰い紅茶に混ぜると、味と香りは確かに紅茶であった。
謎の登場をした紅茶と調合中の風景はあまり食欲をそそるものではないが、家畜の食べ残しを這いつくばって食べていた頃の扱いを思えば遥かに人間的だ。

「……暇なのが良いのは騎士もだな」

外部にせよ内部にせよ、武力を行使しなくてはならない場面などない方が良い。
この国では特に無理な相談だが。
そんなかつての感傷に浸りながら紅茶をゆっくりとすする。
その間、どうしても目の前で起きている調合に関心が向いてしまい遠巻きに手元を覗き込み。

「それも医者の仕事なのか? 何やら怪しげなんだが……」

粉末の分量を調節する程度の調合なら見た事があるが、こんなところで薬液の調合をしているのは少なくとも医者の仕事の範疇で見た覚えがない。
とはいえ世情に疎い身なので、本当にこのぐらいが今の標準なのかもしれないと思い判断に困る。

ジャック >  
「あぁ、これは私個人に届いた依頼の品だよ」

その黄色い液体を、今度は青い液体に少しずつ入れていく。
ドピンクのトロリとした液体が出来た。

「医者なのは間違いないがね。それだけじゃ暮らしていけないから、ここの夜勤のバイトだったりこういう内職をしたりしているわけさ」

そのピンクの液体を、あからさまにあからさまなデザインの瓶に詰め、蓋をする。
ラベルにはハートマークが描いてあったりする。

「媚薬、と言うやつさ。強力で即効性があって依存性もなく揮発しないもの、と言う厄介なオーダーでね」

瓶が三つ満タンになり、試験管の中に少しだけ残ったピンクの液体。
それをチャプチャプと振って見せて、

「気になるのなら試してみるかい?」

ニヤリ、と。

ミシェイル > 「そういうものか。世知辛いものだな……」

あまり知らない世界だが医者も大変なのだなと月並みな感想を抱いた直後、馴染み深い単語を耳にして露骨に顔をしかめる。

「……間に合っている。ちなみに、そう言って試した馬鹿は今まで何人いた?

どこもこんなものか、と世の中の腐敗と堕落ぶりを嘆く。
自分も風紀を乱している一端であるという事は棚に上げるが。

「まあ、試験が必要なら自分で試しておけばいいだろう」

趣味の悪い冗談、――おそらく冗談を言われたのだからこのぐらいは言い返してもいいだろう。

ジャック >  
「今初めて作ったから0人だね」

くっく、と笑って試験管をスタンドに立てかけて。

「ところで。君は『やめておく』でも『遠慮しておく』でもなく『間に合っている』と言ったね」

立ち上がり、机の縁を手で撫でながら、相手の座る椅子の方へ歩いていく。
座る彼女――それとも彼と言うべきなのだろうか――の隣に立って、その肩に手を置いて。

「『間に合っている』。つまり、媚薬を使った経験がある、と言うことかな?」

ぐ、と肩の手の力を強める。
そもそも恰好があまりにも煽情的だ。
彼の意志かそうでないかは知らないが、まぁつまりは『そういうこと』だろう。

ミシェイル > 「それはっ……」

ただの言葉の綾で誤魔化しても良いようなものだが、思わず自然に出てしまった言葉だけに動揺が隠せない。
視線を泳がせて言葉を探す。
この時点でどう言い繕ったとして認めているも同然ではある。

「と、ともかく必要ないという事だ!」

肩に置かれた手が意外に力強い。
体はこんなでも力はそれほど衰えていないはずだが、簡単には振り払えそうになかった。
もっとも、女に迫られたから思わず逃げ出しましたなどとプライドの高いミシェイルが許すはずもないが。
こうなると半ば意地で、力ずくでジャックの手を振り払おうと肩に置かれた手に自分の手をかける。
誰が見ている訳でもないが、力比べで勝って立ち去れば格好もつくなどとこの期に及んで考えていた。
とはいえ、最盛期の筋力でも所詮は鍛えられた普通の人間の範疇で今はそれよりも僅かに弱体化しているのだが。

ジャック >  
「どうやら当たりのようだ」

正直言葉尻を捉えただけのハッタリもいいところだったのだが、想像以上の反応が帰ってきた。
良い暇潰しが出来そうだ、とニヤリ。

「必要ない、ふむ。媚薬などなくともすぐに発情するくらいの敏感な淫乱体質、と言うことかな?」

からかい混じりにまたもあげ足を取るようなセリフ。
傍目にはただ肩に手を置いただけに見えるだろうが、彼からすれば肩に置かれた手がどんな拘束具よりも強固に思えるだろう。
ただ強いのではなく、ずっしりと重い。
実際に体重が重いのではなく、力の掛け方が抜群に上手いという様な。
払いのけるどころか椅子から立ち上がることすら困難だろう。

「もしくはあれかな。対象者の淫気の流れを操って、強制的に発情させるある種の魔法陣――いわゆる淫紋を持っている、とか?」

ミシェイル > 「うぐ……、むぅ……」

依然として身動きは取れず、からかい混じりに放たれる言葉がどれも図星をつく。
出発前に一旦満足するまで連続絶頂を決めた後母乳を絞りきり、淫紋のコントロールで勃起と射精を封じた状態にしたので今は落ち着いているが欲情しやすい体質なのはその通りで。
軽い愛撫でも簡単に欲情してしまうので媚薬どころか淫紋もそれほど必要ではないレベルだ。

「そ、そんな事に答える義理はないっ! ……これ以上、用がないなら帰らせてもらうぞ」

正面から否定もできず苦し紛れに誤魔化すのがせいぜい。
とはいえ力づくで払いのけようにも完全に力負けしていて立ち上がる事も出来ない。
いざとなれば攻撃によって体勢を崩す事も出来るが、こんなところで先に仕掛ければどうなるか。あまり楽観的になれない。
なので、出来る事といえば何とか凄みながら肩に置かれた手をどかそうと身をよじり抵抗を見せるぐらいであった。

ジャック >  
「くっく、君は素直だな」

推測なのだからただ否定すればいいのに、いちいち素直に反応してくれる。
からかいがいがある、と言ったところだ。

「ふむ、それはそうだが。ならばこちらが勝手に推測を口にするのをやめる義務もないな」

帰る、と言われても肩から手は離さない。
身を捩った程度でどうにかなる力でもなく、しかしその力を涼しい顔で出しているのだ。
逃げられない、と言うことは理解しているだろうに、無駄な抵抗がなんだかかわいい。

「さて。淫紋と一口に言ってもその効果は様々だ。よくある効果の対象を強制発情させると言っても、無条件のものと条件付きのものとあるが、君の場合は無条件ではなさそうだ。ではその条件とは、まぁよくある話だが命令だな。これもまた命令者が固定の物と無差別の物と大別出来るだろう。君のものがどちらかだが、君の反応から察するに私に知られたくないのだろうと推測できる。知られたくないということは、知られるとまずいとも言えるな。知られれば悪用されると思っているのか、単に弱みを知られたくないのか。この疑問と、先の命令者が無差別か否かを簡単に判別できる方法はとりあえず一つ思いつく」

べらべらと一気にまくしたてる。
さっきの言葉通り、勝手に推測を垂れ流しているだけで、彼の反応は一切考慮していない捲し立てっぷりだ。
そこで一度言葉を止め、彼の眼を見て笑い、

「試してみればいい。そうだな、とりあえず、イけ」

命令口調の言葉を投げつけてみた。

ミシェイル > 推測は概ね当たっていたが、淫紋の使い方までは正確に把握していないらしい。
今の命令では射精の許可が出ただけで、強制射精を促すようなものではない。
つまり刺激を与えていない今は特に何が起きるものではなかった。
焦っていたミシェイルだが、推測と当てずっぽうにすぎないと確信して僅かに余裕を取り戻す。

「ふっ、ふふ……。何も起きないみたいだな。まあ妄想にしては中々面白かったよ」

引きつりながらも笑みを浮かべ流れを変えようとする。
とはいえ未だに拘束されたも同然の状態で、物理的に体を調べようとすれば体質は大体分かるだろうし淫紋の使い方もじきに分かってしまうのだが。

ジャック >  
命令してみたが何も起きない。
どうやらそう言う類のものではないようだ。

「何も起きない、と言うことが分かったのだよ。研究とは何が起きて何が起きないのかを調べるものだ。だから面白い」

それでも満足そうな顔をして見せる。
とりあえず、仮説が間違っていたという情報が得られたのだから。

「では次だ。君は女性のような身体をしているが、恐らく男性だな。骨格が微妙に女性のものではない。物好きな貴族か魔族あたりに掴まって改造でもされたのか。もちろん改造された女性と言う線もあるが、まぁどちらにせよ身体を弄られたか。となるとほぼほぼセットで感度も弄られているか、調教を受けているだろう。どれ」

またも捲し立て、肩を抑えたまま逆の手の指を彼の口に突っ込む。
そのまま無理矢理口を開けさせ、人差し指と中指で器用に舌を摘んでぐい、と引き出す。
小指と薬指、親指は下顎の歯を押さえつけている。
噛み付こうにもそれを上回る力で固定しているし、仮に噛み付いても文字通り歯は立たないだろう。

「舌や喉に淫紋を刻むものもいるらしいが……ふむ、ここにはないようだな」

ぎちり、と舌を引っ張り出し、その表面を観察。
ついでに喉も覗き込むが、特に何も見えないか。

ミシェイル > 身動きできないところで口に指を突っ込まれ、まずいと思った時には既に舌が掴まれていた。
想像よりも遥かに力強い拘束。
根本的な膂力が違うと思っておいたほうがいいだろう。
とはいえ、敏感な粘膜を制圧されてしまった時点で出来る抵抗はほぼないのだが。
性器並の感度になった舌を強引に掴まれれば、射精しそうな快感が背筋を走って一瞬で肉体が欲情する。
とはいえ舌に射精する機能はないので快感は貯まる一方。
射精の許可は先程解禁されたが、勃起は封じたままなので股間に見た目の変化はほぼない。
代わりに、肥大化した乳首がツンと勃起し布の下から存在を主張していた。
指を突っ込まれて数秒は噛みつくつもりの抵抗をしていたが、既にそれもなくされるがまま。
舌を強引に動かすたび、ビクりと体が跳ねる。
愛撫とも言えないような接触でこれなので、媚薬が要らないというのは本当であった。

ジャック >  
「おや」

舌を掴んだだけでこのありさま。
どうやら何かしらの調教なり改造なりを受けていたのはあっていたらしい。

「舌を性感帯にされたのか。それでは日常生活が不便だろう」

心配するようなセリフだが、声色は全く心配していない。
それどころか舌を挟んだ指はぐちぐちとそのナメクジのような舌をこね回し、より強い快感を与えていく。

「ふむ、乳首はこんなにも勃起しているというのに、男性器はその様子もない。これはアレか、命令ではなく許可で機能するのかな?」

彼の舌をいじくりまわしながら、股間を覗き込む、
そこには確かにペニスがあったが、まるで反応していないかのようにうなだれている。
ふむ、と一言呟いて、次いでとばかりに乳首を指で弾いて。

「ではもう一度試してみよう。勃起を許可する。だが射精は許可しない」

ミシェイル > 勃起の許可が与えられると修道服のスカートの下で男性器が勃起した。
陰茎に沿った筒状のランジェリーに包まれたそれは、サイズだけなら平均的なサイズを上回るものだろう。
とはいえ命令通り射精は禁じられた状態でランジェリーに包まれたそれは雄の象徴と呼ぶには心もとない。
そもそも射精自体前立腺刺激がないとろくに出来ないが、快感に反応して陰茎も射精したそうにビクビクと震えていた。
それよりも、反応著しいのは乳首の方である。
快感に応じて母乳を旺盛に生産し、乳房が僅かに張ってきているのが目視でも分かる。
このままで母乳が噴き出す程ではないが、絞れば母乳も出るだろう。
弾かれた乳首はミシェイルの意思とは関係なく、別の生き物のように震えて痙攣していた。
更に刺激を与えて乳首を絞るなりしごくなりすれば、断続的に母乳を噴き出すはずだ。
そして指に蹂躙される口内にも変化が出てきている。
もはや抵抗する気配もなく、指を吸うような動きを見せていて。
顔を見れば、とろとろと涎を垂らしながら、欲情にとろけ切った瞳をジャックに向けていた。

ジャック >  
「ふぅん?」

母乳を吹きだす乳首と、指に纏わりつく舌と口。
媚薬は間に合っている、と言うのは確かにその通りだったようだ。
これなら、媚薬など必要ない。

「興が乗ってきた」

にやり、と笑みを浮かべ、自身のスカートをまくり上げる。
その下からぶるん、と飛び出してきたのは、彼のモノよりも更に大きいペニス。
彼から手を離し、前に回り込み、ソレを彼の顔にべちん、と叩き付ける。

「恐らく後幾つか、君の射精を縛る条件があるだろう。私ならそうする。それを全て教えたまえ。そうすれば、これを君の好きなように使わせてあげよう」

べち、べち、とペニスで彼の顔を何度も叩く。
同時に両手で彼の両方の乳首を絞り上げ、ぎり、と引っ張る。

ミシェイル > 欲情しきった眼前に晒される、大好物のチンポ。
もはやチンポが欲しい以外の事が考えられない。
挑発的にべちん、べちんと叩きつけられては我慢や抵抗など出来るはずもなかった。
恥ずかしい体の秘密を喋るだけで良いのだから、喜んでそうするだろう。

「私のっ、射精するための条件わぁ……」

早くチンポが欲しい一心で言葉を紡ぐ。
その間も、視線はチンポに釘付けだ。
叩かれるたび、その行き先を目で追ってしまう。

「んきゅぅぅぅっ♡ 私がっ、射精するためにはっ……、お、お尻の、前立腺をぉ……♡」

乳首刺激に悶え一旦言葉が止まってしまうが、チンポのために必死で口を開く。

「前立腺をっ、潰すように刺激してくれればっ、なさけなーくトコロテン射精できるんですぅぅ……♡」

快感に悶えながら、チンポのために言い切った。
形も大きさも申し分ない立派な生チンポ。
後少しで、全身のチンポ扱き穴で歓待出来る。
どのような奉仕をしようかと、わくわくと期待を込めた目でジャックを見上げた。

ジャック >  
「なるほど、厄介だな」

彼にとっては、だが。
責める側にとっては加虐心を煽るだけの条件だ。
期待のまなざしを向ける彼を片手でひょいと抱え上げ、備え付けのベッドに運び、雑に放り投げる。

「さて、と」

彼を仰向けに寝かせ、逆を向いて顔に跨る様に四つん這いになる。
ちょうどシックスナインの体勢。

「苦しいだろうが、問題ない。もし死にそうになっても私が死なせない」

それだけ告げて、無理矢理彼の口にペニスを突っ込む。
一気に喉の奥まで抉る様にねじ込み、ペニスを根元まで。
彼の小柄な体格では、食道を通り越して胃まで届いているかもしれない。

「ふむ、さて、前立腺、だったな。――おや、こんなところに」

そのままごしゅごしゅと腰を叩き付ける様に動かしながら、彼の肛門を探る。
ペニスを捲れば、睾丸の裏に淫紋を見つけた。
それは置いておいて、指を縦に割れた肛門にねじ込む。
直腸を指で探れば、すぐに前立腺が見つかった。
とりあえず指を曲げ、思い切り押しつぶすように圧を掛ける。

ミシェイル > これだけの逸品、まずは恭しくキスから初めて丁寧に丹念にしゃぶり上げよう、などと妄想をしていたが突き刺すような勢いでねじ込まれたそれは、口内の技巧を凝らす間もなく食道を突き抜けてしまった。
敏感な喉奥を強引に抉られ、快感で白目を剥く。
意識が飛びそうになるが、こんな状態でも食道の蠕動運動で少しでもチンポに快感を与えようと体は動いていた。
しかしジャックの腰使いはまさに喉をチンポ扱き穴として使うようなもので、無慈悲に喉奥を抉りながら何度も打ち付けられている。
意識が飛びかねない快感が、その一往復ごとに起きる。
それと同時進行で事務的ともいえるような手付きで前立腺が探られていて。
快感のための愛撫ではなく、確認や実験といった様子であっさりと押しつぶされる。
こうなると本来であれば射精してしまうのであるが、先程の勃起は許可するが射精は許さないという命令により射精直前の快感を得るだけに留まり。
喉と前立腺による多重連続絶頂により、飽和した母乳が絶頂に合わせて自然と噴き出した。

ジャック >  
「ははっ、面白いな。本当に射精しないのか」

彼の身体は明らかに絶頂に追いやられている反応だ。
だと言うのにペニスからは一滴も精液が出てこない。
実に興味深い。

「――射精を許可しよう。ただし勃起は不許可。加えて吐き出す精液の量は十分の一ずつ。普段の十倍長く射精を楽しめ」

そしてまた実験。
どこまで詳しい条件付けが出来るかの。
もしそれが通るのならば、細く長い絶頂が彼の脳を焼くだろうが。
当然その間も延々と彼の前立腺をぐりぐりごりごりと激しく強く、壊すような刺激を与え続けているし、口を喉を食道を大きすぎるペニスで壊すように抉り倒している。

ミシェイル > 今度は射精を許可されるも勃起が禁止となり、瞬く間にミシェイルの陰茎は硬度を失いうなだれる。
そして付け加えられた射精の条件も、正確に反映されていた。
垂れ落ちた陰茎の先端からは漏らすように精液が染み出し、ランジェリーに染みを作る。
しかしただ染みが出来るだけでは終わらず、ランジェリーの生地を突き抜けて精液がトロトロと出続けていた。
ミシェイルの射精量自体は常人よりも多い。
その間も前立腺は刺激を受け続け、射精を促しており。
このペースでは射精が止まるのは果たしていつになるだろうか。
一瞬で激しいはずの射精の快感が、じわじわとしたものに、薄く長く引き伸ばされる、ミシェイルでも今までに経験した事がないような感覚であった。

そして快感の発生源は前立腺だけではない。
未だに激しく喉を犯されていて、絶え間なく絶頂を繰り返している状態だ。
チンポが喉を突き刺し、ついでに乳房も押されその拍子に母乳も噴き出すという有様。
腰が引かれた一瞬に息を吸い込むのが精一杯で、暫く意味のある言葉を発していない。
快感だけではなく、いずれ酸欠で意識を失いかねない。
しかしこのような状態でも、犯される事を拒むような素振りは見せていないのである。

ジャック >  
「ははっ、これも受けるか! いいぞ君、気に入った!」

ぐちゅり、と指を、いや、もはや手を深くアナルに突っ込み、腸壁越しに前立腺を握りしめる様に揉みしだく。
ぐぼん、と粘ついた水音を立てて引き抜くが、しかし彼の前立腺は未だに変わらぬ刺激を与え続けられている。
自分の身体の一部を切り離し、彼の腸内に置いてきたのだ。
それが自立して蠢き、前立腺を壊さんばかりに暴れまわっている。

「さて、私もそろそろ出すぞ。そら、腹いっぱい味わえっ」

そうして彼の顔を両手で鷲掴みにし、一際深く腰を突き込む。
同時にペニスが爆発したように精液を吐き出した。
彼の射精よりも更に量の多い射精。
あっという間に文字通り腹を満たし、彼の身体の中に精液をパンパンに詰め込むだろう。
量も多ければ時間も長い。
分単位でごぼごぼと精液を流し込んで、ぞるりと引き抜く、その直前。
最後に口内へ吐き出された特に濃い精液が、口の中にとどまったまま舌を喉を犯すように、スライムの如く蠢いて。
そしてペニスと胸にも自身の身体から零れ落ちたスライムのような物体がまとわりつく。

「私からのプレゼントだ。そのベッドは今晩君に貸してやるから、朝までじっくり楽しむと良い。ペニスも半勃ちまでは許可してやろう」

それだけ告げて自分はベッドから降りる。
ベッドの上には、前立腺を抉り、口と喉を蹂躙し、ペニスを弄ばれ、胸を揉みくちゃにされながら放置された彼だけが残る。
自身は夜勤のバイトに戻る。
彼に対して自分の分身のようなもので彼の性感帯を余すことなく、様々な刺激を与えながら引き伸ばした射精を続けさせ、自身もたまに直接犯したり。
そうして一晩中弄び、朝まで責めは続くだろう。

「――朝だよ少年。最後に吐き出しきれなかった絶頂をまとめて味わうことを許可してやろう。それが終わったら、射精と勃起は不許可だ。私は帰るが、君はうごけるようになったら自力で帰りたまえ。また犯して欲しくなったら貧民地区のキリサキ医院まで来ると良い。その時は、君の大好きなこのちんぽで直接そのけつまんこを犯してあげよう♡」

そう言い残し、一足先に帰るだろう。
あとにはベッドの上で自分の吐き出した精液に埋もれる彼だけだ。

ミシェイル > 食道を経由せず、直接胃の中へぶちまけられる大量の精液。
鼻に抜ける香りと戦慄くチンポの感触でそれを理解するだけだが、射精してくれたという喜びで体が打ち震える。
喉を貫き、力強い射精で腹を満たしていくジャックのチンポ。
勃起を禁じられ、長いが勢いのない漏らすような射精を続けるだけの自分とは大違いだ。
雄としての格の差を見せつけられながら、触れていない乳首から母乳が勢いよく噴き出した。

そしてジャックの射精が終わり、彼女が体を離した後も責めは続く。
勃起はしたが浮き上がる程の力のない陰茎からは、今もなおトロトロと漏らすような射精が続いている。
一晩中犯され続け、朝に仕上げの射精を許可された後は疲労と絶頂の衝撃で昼頃まで意識が飛んでいた。
しかし、その直前に快感とともに刻まれたキリサキの名はしっかりと記憶しているのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド 医務室」からミシェイルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド 医務室」からジャックさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/奴隷市場」にレヴィアさんが現れました。
レヴィア > 平民地区の中で特に治安が悪い奴隷市場。
阿鼻叫喚、悲喜交々、怒声に罵声、嬌声と喘ぎ声、人間の負の面が濁り固まったような界隈を少女?が一人歩く。

奴隷市場に並ぶ商品達と商品を扱う商人達、或いは商品を購入しようとする者達の視線を――…一身に集めてもおかしくない、佇まいに歩き方、纏う気品のある雰囲気に僅かな薔薇の甘い香気、なのだが、誰もが少女を『見ていない』。

当然、今宵は危険な場所と散々聞いている。
なので、見に溢れて止まぬ魔力を存在感を希薄にする力に集中させて、数多の好奇の視線から外れている。
ただ……薔薇の香気までは隠せていない、止めておけば良かった。

だけども!美しく、可愛らしく、ある為には例え取材であって人の眼に映らなくても、手を抜かない抜いてはいけない、結果誰もいないのに何故か薔薇の香りがする空間のある奇妙な状態になっている。

――…但し、吸血鬼の天敵の人狼や聖職者は別。
後は視線が重なってしまった相手にも見えてしまう。
あと……美味しそうな血の香りがする人にも見えてしまう。

酷く半端なのだ。
いや半端にしているのだ。

じゃないと好奇心は満たせない、退屈から逃れられない。

少女?は半端で曖昧な状態で、その手に手帳と羽ペンを構えて何かを書き綴りながら歩いていた。

「はぁー耳栓もって来るべきだった?」と愚痴りながら様々な声に溜息を豪快に吐きながら、であった。

レヴィア > 種族も様々用途も様々。
見目麗しい観賞用に性奴隷、力のありそうな労働奴隷に、賢そうな頭脳は奴隷まで、中には貴族かな?気品のある奴隷まで……。

執筆の刺激がインスピレーション?で見たもの刺激を受けたもの、それを書き綴るペンが止まらない。

「……屋敷の維持用に一人くらい買おうかしら?」

家事なんて出来るわけが無い、常に執筆で引き篭もるか、今宵みたいに刺激を求めて出歩く為に屋敷は散らかり放題で、時々近所の冒険者見習いが荒らしに来るレベル。

当然そんな不埒なお客様にはお帰り願っている。

執筆中にお茶を入れてくれる、歌を歌ってくれる、そんな奴隷も欲しいかもしれない、なんせ常に刺激が欲しい、刺激が無いと枯れてしまう。

性奴隷は――…兼任して貰えばいい、血袋でもいいし。
あー……でも、血は……奴隷じゃない方が……どうだろう?

独り言、考え事、それでも人にぶつからず、人はぶつかってこず、薔薇の香気を巻きながら奴隷市場を歩き続けては、時々足を止めて売られている奴隷の値段と見た目の良さを確認して、のんびりと……ある種の買い物も楽しむ。

レヴィア > 結局吸血鬼のお眼鏡に叶う奴隷は売られていなかった。

だから少女?は退屈そうに欠伸を零し歩き続ける。
ウィンドウショッピング?というのか、好みの奴隷が売られていないか、助手が欲しい、いやお菓子を作る職人が、と徐々に目的がズレはじめ――夜が明けるころには何も買えず疲れだけを抱えて帰路に着くのだった……。

珍しく、人のまま、徒歩で。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/奴隷市場」からレヴィアさんが去りました。