2023/10/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド 医務室」にジャックさんが現れました。
ジャック >  
広いとは言い難い医務室。
夜中とは言えギルドの酒場がすぐそばなので、その喧噪がこちらにも届いていて。
そのとても上品とは言えない音をBGMに机に向かい、試験管をいくつか並べて何かしらの薬品を作っている。
今日はギルドの医務室の夜勤のバイトだ。
診療所はやっているものの、基本的に重症患者しか看ず、その場合もタダ同然の報酬しか要求しない。
そんなことをしていれば、当然生活費など賄える訳もない。
なのでこうして時々日銭を稼ぎに出ていたりする。

「――今日は暇だね。うん、暇なのは良いことだ」

暇だと言えば忙しくなる、と言うジンクスが合ったりするらしい。
そう言うのはだいたい気のせいだったりするらしいが、さて今日はどうだろうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド 医務室」にミシェイルさんが現れました。
ミシェイル > 「医薬品を持ってきた。内容を確認してくれ」

少女のような甲高い声にぶっきらぼうな男口調。
声の主は小柄な体躯に対して大きすぎる乳房。更には修道服ではあるがその大きすぎる乳房は覆いがなく布を垂らして乳首が隠れてる程度、という色々とミスマッチな容姿をしていた。
声の主、ミシェイルは出入り口を往復して薬瓶や包帯の入った木箱を搬入していた。
胸が邪魔で抱える事は難しく、多少ぎこちないものの見た目よりは力があり重さに苦労する様子はない。
医務室に待機しているジャックを見やりながら、自分の事を棚に上げて中々独創的な格好をした医者がいるものだななどと思っていた。

ジャック >  
「うん?」

聞こえた声に顔を上げる。
上げたあと、少し下ろした。
思ったより背が小さく、その割に胸がデカい。
修道服を着ているが、その胸でシスターは無理があるだろう、とちょっと思う。

「あぁすまないね。手伝おう」

立ち上がり、部屋の外にある木箱へ向かう。
木箱の角を引っ掴み、そのまま持ち上げる。
今の姿は身長約170㎝ほど。
確かに女性にしては高いが、明らかに体格に見合わぬ怪力である。
全て運び入れ、中身を確認し、チェックシートに記入していく。

「――うん、揃っているね。ご苦労さま、お茶でも飲んでいくかい」