2023/09/06 のログ
■セリアス > 一通りの品物に目を通し、それぞれの種類用途ごとに分類し直して小分けにしていく。
職人宛に卸すもの、店で扱うもの、研究材料としてどこかに提供するもの。
いくつかは自分の趣味用というふうに分けたりもして。
それぞれの分類ごとに別途目録を作り、とん、と揃えて隣の店員に渡す。
「アールサ、この目録に合わせて倉庫の分も仕分けしておいてください。
ん、ええ。ヴィーニーを使った方が早いでしょうね、あれも今回は同道していましたし」
仕入れのための隊商に連れて行っていた店員の名前も上げながら指示を出し、
するりと白い手袋を外しては一つ背伸びをし。
その拍子にずれたモノクルに気付いては、丁寧にそれを取り外して仕舞いこむ。
稀少な素材類を使っての商談や交渉を楽しみにしながら。
取り敢えずの管理は店員たちに任せたとばかり、奥の執務室に引き込んでいって――……。
ご案内:「王都 平民地区/雑貨商店」からセリアスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にエリビオさんが現れました。
■エリビオ > 季節は移ろっても街の酒場は変わらない。
日頃の鬱憤を晴らさんと酒で呆けて馬鹿騒ぎで発散する。
上品とは言えなくても熱気増して賑やかな空間。
その中のテーブル席の一つに腰を下ろせばウェイトレスに手慣れた様子で注文をし。
料理が訪れるまでの間は卓に肘をついて何気なく周囲を見渡す。
決して見知った人が居るわけではないが木製カップを傾ける仕草から表情まで。
同じ酒に溺れる客にも色々な表情が見れるから。
自然と手の甲に乗せた顔は面白そうに目を細めて色々と視線をめぐらしていった。