2023/07/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアデライードさんが現れました。
■アデライード > 夜明け間近の薄暗い広場に、ぽつりと小柄な人影ひとつ。
朝一番の乗合馬車がやってくるまでにはまだ随分と早く、
前夜の名残めいた生温い空気が澱む広場に、ほかの人影は見えない。
―――――少なくとも、広場の片隅で蹲り、馬車を待ちながら微睡む娘には。
昨晩は結局、最終の馬車に乗り遅れたため、王都の修道院で一夜の宿を借りた。
けれど今度こそ乗り遅れてしまうのは避けたくて、まだ真っ暗な裡に宿を辞し、
広場で夜明けを待つことを選んだのが、半時ほど前。
静かで、あまりにも静かで―――――修道衣姿の娘はゆらゆらと、舟を漕ぎ始めていた。
ただひとつの荷物である鞄を傍らに、打ち捨てられた木箱に腰掛けて、
こくり、こくりと小さな頭を前後に揺らし―――――健やかな寝息すら、微かに聞こえるほど。
馬車が目の前に停まりでもすれば、もちろん、目を覚ますだろうけれど。
近くを他人が通りかかったくらいでは、きっと、眠ったままなのに違いなかった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にスミデーさんが現れました。
■スミデー > (いつものように新種の魔物、もしくは希少な魔物を見つけて確保するための探索から王都へと帰ってきて、広場を通りかかる。
まだまだ薄暗い時間帯で、この時間は人がいないな、と感じながら歩いていれば、広場の隅に蹲っている人影に気付いて足を止める)
「……なんであんなところで寝てるんだろうな。
見た感じ、シスターっぽいが……ふむ、なかなか悪くなさそうな感じだな」
(高位魔法の使えるデーモン種の魔物を召喚し、物音を消す魔法を使わせてから起こさないように近付いていき、もう少し少女の様子を観察する。
そして、どうやら良く寝ていて大きく音を立てなければ起きなさそうだと分かり、小さく頷く)
「寝てるな……このまま連れ去れそうだな。
丁度、周りには他に人間もいないし、目撃者もいないようだしこれ以上ないほどのタイミングだな」
(言えばデーモン種の魔法に転移魔法を使わせる準備を行わせ、自分は魔物を捕まえるときに使う魔物を弱らせる魔法ー相手の身体に作用して、身体に力が入らなくなるーを使い、少女の自由を奪おうとする)
■アデライード > 無理矢理早起きしてきたためか、娘の眠りは深かった。
もともと、他人が近づいてくる気配に特段敏い質でもない。
ヴェールの陰から覗く寝顔は、無防備なぶん、常よりも幼く、
小柄で華奢な体躯もまた、攫ってゆくには手頃と映ったかもしれず。
間近に寄ってきた人物に気づくこともなく、すやすやと寝入ったまま。
けれど男が何がしかの術を行使した刹那―――――びくん、と。
娘の肢体が弾かれたように跳ね、半開きになった唇から呼気が零れる。
薄い瞼が戦慄きながら開かれようとするも、細い四肢からは見る間に力が抜け、
誰かが、あるいは何かが抱き止めなければ、その場へ崩れ落ちてしまうだろう。
意識を取り戻した娘が、目を開くよりも、きっと早く。
見えない力で縛された娘の姿は、何処かへ連れ去られてしまう筈―――――。
■スミデー > <<部屋移動致します>>
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアデライードさんが去りました。
ご案内:「平民地区内の食堂」にオードリー・カルネテルさんが現れました。
■オードリー・カルネテル > 一日の仕事を終え、僕は食堂で夕食を取っている。
僕が務めている学院にも食べる所はあるし、家に戻れば使用人たちがいるのだが。
「ま、たまには外で食べるのもいいものだよね。」
僕が座っているテーブルにはステーキとサラダ、それとワインが並んでいる。
ここは肉体労働者や冒険者が良く来る場所らしく、お安い値段でしっかり食べられるのが売りの様だ。
僕も今日は学院内であちこち駆け回っていたので丁度いい所に来たと言えるだろう。
ご案内:「平民地区内の食堂」からオードリー・カルネテルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 「か、完成や……ついに、ついに完成させたったでぇぇぇええっ!」
どどーん!
なんて書き文字を背景に幻視出来る両腕突き上げポーズが、弾力性たっぷりの爆乳を揺らしつつ轟かせたのは、新たな術式を完成させた喜びの絶叫。
大魔道士や賢者や聖女。
そんな名だたる後衛職に比べれば魔術の才には恵まれなかった暗殺者が、溢れんばかりの熱情を持ってねちねちねちねち研究に研究を重ね、淫術の分野においては本職のサキュバスでさえ目を見張るような呪文の数々を開発してきた。
今回開発にこぎつけたのもそんなエロ魔法の一つ。
その名も" 時間停止 "
もう名前からしてヤバさがぷんぷん臭ってくるが、流石に自分以外の世界の全てを停止させるというような奇跡級魔法では無い。
任意の個人を対象とした、麻痺や石化の上位呪文の様な物だ。
また、時間停止などと大仰な名を付けはしたが、実際には完全に時間を止めている訳でも無い。
正確には対象となった相手の時間の流れを極端なまでに遅くしているだけである。
とは言え、その魔術を食らった相手の認識からすれば時間停止といっても何ら過言ではなく、ぶっちゃけこの魔法へのレジストを失敗した時点で生殺の全てを奪われるという実に凶悪な魔術であった。
まぁ、莫大な対価と引き換えにした大悪魔との契約によって、時間停止中の相手に施す事が出来るのはエロ行為のみという意味の分からない制約が付随しているのだが、それでもヤバイ魔法であることに間違いはあるまい。
■キルシュナ > さて、そんな新魔術を引っ提げ訪れるのは白昼の大通り。
ふんふんと鼻息も荒く、いつもの対◯忍スタイルで尻尾くねくね往来を闊歩しつつ、忙しなくきょろつく金眼で探すはエロかったり可愛かったりする年頃娘。
名も知らぬ相手はもちろんの事、知人だろうが友人だろうがなんなら恩人だろうがお構いなしに新魔術をぶっぱして、さんさんエロい目に合わせてやろうという邪な気配が、でろでろとしたオーラとなって陽炎を揺らめかせる。
「まずは適当に声でも掛けてなんやお話でもしつつ、最初は時間停止からの乳揉みで散々おっぱいを可愛がったろうかな♥ ただでさえ腰砕け必死なウチの乳揉みを、停止した時間の中でじっくりたっぷり施されて、術の解除と共にそれが一気に襲いかかってくるんやから……うひひひっ♥」
劣情に色付く頬やだらしないまでに伸びた鼻の下を隠しもせず、ぶつぶつと独り言を呟きながら街行く不審者、もとい性犯罪者。
その金瞳に目を付けられる哀れな犠牲者は一体どの様な娘なのか……!
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソラムさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソラムさんが去りました。