2023/05/09 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 地下懲罰室・特別指導室(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
マツリカ > 王立学院地下、特別指導室。その中央で、少女は『備品』としての仕事に従事していた。
その肢体は服の類を一切身につけておらず、なにやら金属質の光沢を持つ硬質の枠によって、腕や足、胸元を拘束されている。
なんでも、少女を彩る拘束具は、鉱山などに生息する金属を取り込んだ特殊なスライムの体液を用いて作られた一品らしい。
素材に拘っているのは、元のスライムの特質――平時は柔軟で、魔力を通すことによって硬質化する性質を利用するためで、
拘束具を身に着けさせた後に使用者が魔力を注ぐことで、被拘束者の体位をより自由に調整、変更出来るのが売りなのだとか。

例えば、今の少女は両腕を背中に回した状態で固められ、両足は中空にしゃがみ込んだ様な形を強いられ、要所を支えられている。
そして、少女を戒めつつ支える拘束器具の根本には、使い込まれた木製の桶が少女の吐き出すものを受け止めるべく据え付けられていた。
イメージとしては、銀色の光沢を帯びた開脚式のフレームバインダーによる中空での磔の状態、と言うのが的確だろうか。
見た目としては金属質の蛇や触手を彷彿とさせる物体が、少女の肢体を中空に縫い止め、晒し者にしている。そんな光景だ。

「――ん、ふっ、ぁっ……ひぅっ、ぅううっ――♡」

蕩けた甘い喘ぎが溢れる。その原因は、下腹部で妖しく光る赤紫の刻印と尻穴に差し込まれた淫具だった。
下腹部の刻印は『備品』の利用者――主人となる存在のために、少女に強制的な発情を付与し続けている。
少女の魔力は定期的に赤紫の刻印に吸い取られ、発情の効果を持つ術式や威力を弱めた攻撃魔法を性感帯に叩き込む。
刻印が勝手に衝撃魔法による打擲や電撃魔法による性感神経への通電、疾風魔法による体表の愛撫等を少女に向けて放つのだ。
その過程で生じる汗や蜜、潮や小水は、全てが木製の桶に滴り落ちて、少女の体液の混合物として溜まっていく。

もう一つ、尻穴に埋め込まれた淫具は、拘束具と同じ素材で作られており、少女の尻穴を拡張していた。
使用者が魔力を注ぐことによって、様々な形状に変化させることが出来る淫具。その試作版とも言える代物だ。
今の形状は先端が四方に割れ開く構造のアナルプラグで、先を纏めて差し込むと、金属の弾性により腸内で花開く。
開いた先端はそのまま少女の中で返しの様に引っかかる為、ひり出すにはかなりの労力を要する様になっている。
或いは、この場を訪れた『備品』の利用者が淫具の形を変えることでも解放されるが、そう都合よくいくかは未知数だ。

ともあれ、今夜の少女は学院の物好きが作り出したマニアックな一品のモニターであり、試用の為の被検体だった。
試作品の必要十分なデータを取るため、少女を使用するための制限は『不可逆な損傷を負わせない』以外は一切設けられていない。
珍奇な道具の噂を聞いてやってきた者だろうと、少女を使った欲求の処理を目的とした者だろうと関係なく素通しだった。

マツリカ > 待っていればその内に、噂を聞きつけた何者かがやってくる。
その正体は杳として知れないが、目的だけは確かなもので。
少女に迫ってくる凌辱者は、ニヤリと笑ったような気がした――。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 地下懲罰室・特別指導室(過激描写注意)」からマツリカさんが去りました。