2023/02/11 のログ
ご案内:「夜の平民地区(過激描写注意)」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 【継続ロルの待機中です】
ご案内:「夜の平民地区(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
■マツリカ > 夜の酒場通りは、この所のキンと冷えた寒さにも負けること無く人の賑わいに満ちている。
服を重ね着して街に繰り出し、冷えた体で熱い料理と酒をかっ食らうのは冬の風情なのだろう。
寒さを得ないように工夫することも寒さそのものを楽しむのも、趣の違う贅沢なのかもしれない。
――他方で、彼女に引かれるようにして酒場通りを歩く少女は、また別の楽しみに勤しんでいた。
普段から露出の多い彼女の横で、普段とは比べ物にならない程はしたない服を身に纏って、
興奮と発情で固く屹立した肉棒を、浣腸でみっちり膨れた腹を見せつけながら練り歩く。
一歩進む度に、少女の存在に気づいた者が視線を送り、一瞬にして釘付けとなる。
常識からおよそ外れた格好だ。見間違いに思うのも仕方ない。それが真っ当というもの。
そして、一瞬の後に彼らは好奇、劣情、憐憫、侮蔑、嫌悪等の様々な感情を少女に向けるのだ。
何れにせよ、集まる注目は突き刺さると言っても過言ではない。その中で、少女は笑んでいた。
時折ひくりと震えながら、どこか卑屈さを内包した敗者の笑み。マゾ雌の恍惚を含んだ顔だ。
たらたらと零れ落ちる先走り。たまに甘イキで吹き零れる潮。ぐるぐると鳴り響く腹の音。
正しく、誰しもが変質者の調教だと理解できるだろう光景の主人公。その足取りは遅い。
「んひっ、ぃ――ぁっ♡ ぃ、ぅっ♡ み、ないで、くだしゃ――ぁひっ♡」
進む度に快楽が爆ぜて、膝が震えて砕けそうになる。頭の中が桃色の火花で満たされる。
外套がなければ、身を切るような寒さの中で湯気すら立てていただろう体が、視姦される。
本来であれば少女には存在しない筈の雄の器官は、腹の奥で白濁を煮詰めている。
壊れてしまいそうな程に加速した心音を聞きながら、少女の処刑は現在進行中だった。
■キルシュナ > 『――――……は?』『……なっ!』『おぉわっ!?』『―――どわぁっ!』
路地裏から姿を現した二人に最初に気付いた酔っ払いは、幻でも目にしたかの様にぽかんと口を開いていた。
次の一人が驚きの声を上げた後はもう連鎖的に視線が向けられて、口々に驚愕の声音が吐き出された。
「んひひひひひっ♥ いやぁまつりん、むっちゃ見られとるねぇ、大人気やねぇ♥」
酔っ払いたちの驚声と膨れ上がっていく肉欲に彩られた視線の凝視ににやにや笑いを浮かべた猫は、黒の長尾をご機嫌に揺らしながらふたなり少女のリードを引いた。
ヴイィムヴイィィムと微振動の異音もはっきりと響かせる巨根バイブがみっちりと押し拡げる肛門括約筋や腸壁、S字結腸や大腸奥壁を震わせて、媚毒ゼリーでぱんぱんに膨らんだ腹腔を弄ぶ。
腸壁越しに刺激されるポルチオ快楽や、巨大な異物による排泄欲のみならず、ふたなり化に合わせて生成した前立腺からの刺激。
ピンと乳首を尖らせた美乳、ゼリー浣腸で妊婦めいて膨らんだ下腹、浅ましく勃起した怒張や革ハーネスで強調された剥き出しの陰唇に突き刺さる男達の淫視。
『す、すげぇ……』『うはぁ……マジでこんなんやってる子がいたのかぁ』『見ろよあの顔、悦んじゃってまぁ』『可愛い顔してとんでもねぇどすけべだな♥』『なぁにが見ないで下さい、だよ! この変態女が、もっと見て下さいだろが♥』『なあなあ姉ちゃん、この子、おさわりオッケーなの?』
視姦者達の反応は、全裸に近い少女の身体の見せる発情ぶりと、何よりも美少女顔に滲む悦びによって遠慮を失う。
浴びせかけられる言葉は下劣な罵倒。
おさわりの可否を問う男などは、キルシュナが返事を返す前からハーネスに固定された極太バイブの底部を掴みぐちょぐちょと出し入れし始める。
ある程度の伸縮性を持ったハーネスの限界まで引きずり出された淫具の巨大さに男達が歓声を上げる。
■マツリカ > 路地裏から出て少し歩いただけで、少女の周囲には人集りが出来ていた。
酔っ払いの数人が驚いたのを皮切りとして、そう言った趣味の手合が集ってきたのだ。
それは、落とした甘露に群がる蟻の如くに、彼らの声と態度が更に人を呼び寄せる。
道の中央ではないものの、往来の邪魔にもなりそうな塊の中央で、少女はその痴態を晒していた。
様々な刺激に悩まされる少女だが、中でも一際強敵なのは、腹を満たすゼリーの苦しさだった。
浣腸の圧迫感すら快楽へと変換出来る様に躾けられた体は、際限ない興奮と苦痛のループに陥る。
幾ら息んでも膨れた腹に引っかかった革の下着は堅牢で、栓が上下に動いても脱落はしない。
寧ろ、栓がある程度動かせる程度の靭やかさがある分、体が勝手に無駄な希望を抱いてしまう。
もう少し頑張って息めば、バイブをひり出しきって、腹の中身をぶちまけられるのではないかと。
そんな、最初からフルスロットルの淫猥な姿は、一瞬で衆目の理性を飛ばし、本能を誘引する。
「んぎっ――ぃっ♡ おじ、りぃっ――♡ 押し込ま、ないでっ――ん、ぃいいっ♡
んぉっ――ぉ、おぉおおっ♡ しょ、こっ、やら、あ、ぁあっ♡ ちゅぶれっ♡ ぇうぅっ♡」
酔っ払いの一人が栓を動かすと、その切っ先がパンパンに熟れた前立腺をすりつぶす。
瞬間、びゅぐぅ、とところてんのように精液が押し出されて、勢いのない射精が漏れて。
堪らず状態が跳ねて反れて、仰け反りイきの無様な姿を晒しながら、悶え続ける。
このままだと少女が自力で処刑台に辿り着くのは、だいぶ先になるかもしれない。
彼女か、或いは彼らに助けてもらうだけならば別だが――いずれも、無事では済むまい。
■キルシュナ > 数ある酒場通りの中でもキルシュナが選んだのは肉体労働者や下層民が集う荒っぽい場所。
稀に女冒険者や娼婦の姿を見かける事こそあれ、まともな価値観を有する娘が来る様な場所ではない。
そうした意味でも普段は学院に通う女学生でもあるマツリカの姿は目を惹いた。
そして、そんな少女がいっそ煽情的なまでの服装で恥部の悉くを晒して見紛い様もない発情顔で露出散歩を愉しんでいるのだから、ただでさえ酒精に理性を飛ばされているゴロツキ紛いの酔っ払いが手を出さぬはずもない。
『うぉおっ!? なんだこいつ、とんでもなくデケェの咥え込んでじゃねぇか!♥』『すっげぇ、どんだけ開発されてんだよ♥』『おっほ♥ こいつ、ケツ孔穿られてザーメン噴いてやがる♥』
30cm近い長さと6cmオーバーの径を持つ極太バイブの1/3程を引きずり出しては押し戻す酔っ払い男の悪戯は、この場で汚物をひり出す事を厭わない少女に頭がおかしくなる程の排泄快楽と、しかし中途で押し戻される肉浣腸の息苦しさが齎すマゾ快楽を繰り返し生じさせる。
「あー、ちょ、おっちゃん勝手に……だぁぁ、おっぱいまで、って、おまんこもかいっ! はぁ、しゃあないなぁ♥ まぁ、ええか。まつりん、こうやって辱められんの好きそうやし♥」
追従する男達が少女の美乳に手を伸ばし、別の一人はぐちょ濡れの秘所に野太い指を挿入してぐちょぐちょと手マンを始めた。
この場で即座に輪姦パーティが始まったとておかしくない状況なれど、そこはきっちりキルシュナの思考誘導が働いているのだろう。
少女の肢体を好き勝手に弄びつつも、男達は先行く猫に歩調を合わせ、時には少女の尻孔をどちゅんっと巨根バイブで突き上げたり、乳首を前方に引っ張ったりして歩みを速めさせるなんてフォローとも言える動きすら見せていた。
「あ、まつりん、おちんぽは自分でしこしこして気持ちよぉなったってな?♥ おっさんらも流石にちんぽ扱くんは嫌やろぉし♥」
『いや、こんな可愛い子のちんぽなら問題ないぞ?』とか言いだす節操無しも何人かいたが、あちこちから伸ばされるその手はキルシュナの手によってぺちぺち叩かれ撃退された。
■マツリカ > 酒場通りは幾つもあるが、彼女が選んだ場所は正しくごろつきの巣窟だった。
まともな感覚を持つ女性であれば先ず近寄らない、荒くれ達の吹き溜まり。
そんな中に放り込まれた一介の女学生に、彼らの餌食になる以外の未来はない。
彼女が許さなければ彼らもその手を引くだろうが、無言ならば止まりはしない。
そもそも、賢明な判断力や想像力があれば、この通りになど居ないのだから。
多少の危険や犯罪ならば考えもせずに手を突っ込む。そんな輩に群がられている。
「んおっ――ぉ、ひゅっ♡ おぅううっ♡ お、じりっ、やめ、でっ♡ ――んぎぃっ♡
――ぁ、はっ、ぐっ♡ んぉおおぉおっ――♡ ぉ、おぉおお――♡」
これまでは与えられる快楽と興奮だけが少女の発情を支えていたが、別の要素が更に重なる。
男達の声、気配、臭い。彼女とはまた異なる、より下劣で直情的な欲望が少女に襲いかかるのだ。
彼女が鍛え抜かれた名刀の一閃だとするならば、彼らのそれは乱杭歯の棍棒による打擲だ。
そこに在るのは欲望を満たしたいという思いだけで、少女を慮る心は一切ない。
だが、それでも少女は喜んでしまえるし、体は自然と媚びを売ってしまうのだった。
既に少女は、殆ど自分の力では歩けていない。男達の腕に、肩に身を預けて蕩けるのみだ。
代わりに、男達が胸を乱雑に揉みしだき、乳首を摘んで引っ張り、尻穴を淫具で犯し、秘部で指を洗った。
その度に感じる様を隠そうとしても、股座に生えた屹立が何よりも正直に少女の状況を伝えてしまう。
今も、とろとろと勢いのない射精を続けて、少女が絶頂級の快楽を得ていることを如実に示している。
そんな彼らが肉棒にすら手を伸ばそうとするも、それだけは彼女が許さずに全てはたき落としていた。
意味する所は一つ。ここで自らセンズリを掻いて、少女らしからぬ卑猥な姿を見せつけろという命令。
最早男達に太腿を抱える様に持ち上げられて、歩くことすらなくなった少女はその両手を肉棒へと伸ばす。
代わりに、男達の腕が腰元に伸びて、少女を支えながら腹の肉を容赦なく揉み回し、中をめちゃくちゃに揺さぶって。
こみ上げる射精感の中、肉棒に手指が触れてしまえばそこから少女の理性的な記憶は途切れて。
「――ぃ、ひっ♡ んぃ、ん、んふっっ♡ ぁ、はっ、ぁ、あうぁ、あ、あぁあっ♡」
にゅこ、にゅこ、亀頭の根本に指を絡ませ、包皮を伸ばすように先端までを扱き上げる。
妙に手慣れた皮オナニーの仕草から、少女が日常からも肉棒を生やされていることが自明となる。
だが、腸を捏ねられた時と違って、溢れ出るのは先走りばかりで白濁が溢れる気配はない。
それは、自ら果てるよりも誰かにイかされたいという願望が結実した結果の、無意識の我慢で。
当の本人はどうして絶頂できないのか理解できないまま、猿のように肉棒をしごき続ける。
少女を抱えて運ぶ男達も合わせて見たならば、それは淫猥で下品なお神輿のようだった。
■キルシュナ > 『はっ、そんな獣声上げながら言われても説得力っつーもんがねぇんだよ、このアナル狂いが!♥ おらイケっ♥ ケツまんこぶっ刺されてイケ!♥』
どの様に取り繕おうとも滲み出る調教の行き届いた乙女の悦声に嗜虐を駆り立てられ、尻孔を抉るバイブが腸壁を突き破るかの勢いで突き込まれ、そのままぢゅこぢゅこぢゅこぢゅこと小刻みな動きで大腸奥壁が小突かれる。
『乳首びんびんに尖らせやがってこのエロ娘が♥』『おら、こっちに顔向けて舌出せ♥ じゅるるっ、れろぉ、ぞるるっ』『まんこどろっどろじゃねぇか♥ くっそ、チンポ突っ込みてぇ!♥』
本来であれば淫欲よりも庇護欲を駆り立てられるだろう薄胸も、この状況では嗜虐ばかりが駆り立てられる。
右の乳首はざらつく太指に摘まみ転がされ、左の乳首には別の男が顔を寄せ甘噛みと舌舐めを行っていた。
また別の男が横合いから野太い腕を伸ばして強引に少女の顔を横向けさせて、酒精も濃厚な太舌で可憐な唇を舐め回し、強引に口内に挿入して彼女の舌を唾液と共に吸いだそうとしてくる。
剥き出しの秘裂に潜り込んだ指はいつの間にか3本に増えていて、それが乱雑な動きでぢゅこぢゅこと蜜壺を掻きまわし、Gスポットを抉り擦る。
背筋に、太腿に、ハーネスの食い込みに歪む尻肉に、絶頂痙攣にビクつくボテ腹に、時にはいきり立つふたなりペニスにまで浴びせかけられる熱は、でろぉ…っと淫猥に粘り落ちるぬめりと、むわぁっと香り立つ精臭によって四方八方から浴びせかけられるザーメンだと分かるだろう。
『おっ、おおっ♥ 見ろよ♥ この嬢ちゃん、本当にマス掻き始めやがったぞ♥』『うははっ、とんでもねぇどすけべだな♥』『可愛い顔して手馴れたチンコキしやがって♥』『おらっ、ふたなり女! ちんぽでイク時もちゃんとイクって言えよ!♥』『はあっ♥ はあっ♥ なんだこれ、すっげぇエロい!♥』「うはぁ♥ まつりん、これ普段からちんぽこきこきしとるやろ?♥ 週4週5くらいでヤッとんのとちゃう?♥」
そんな異様な強行軍の中、催淫めいて少女の耳孔に滑り込んだ淫猫の命令が、ふたなりペニスに己が繊手を絡ませたなら、先ほどぶっ掛けられたザーメンの如くあちこちから嘲りと興奮の濁声が浴びせられる。
その中には褐色の美貌をにまにま笑いで歪ませた猫娘のハスキーボイスまで混じっていて
「んふぅ♥ ちょいとつまみ食いさせてもらうでぇ?♥ んっ♥ ぢゅぞぞぞぞぞるるるぅうっ♥♥」
神輿少女の歩みを少し前で立ち止まって待ち構えていた猫娘が、"口まんこ"なんて言葉が自然に浮かんでくる口腔のピンクをOの字に割り開いて手コキちんぽを咥え込み、強烈なバキュームで無理矢理に射精を行わせようとする。
突然のレズフェラに興奮したのか男達の凌辱が一層激しくなり、過剰に分泌された脳内麻薬が女学生の脳細胞を死滅させる。
■マツリカ > 「んぉっ♡ ぉ――んむっ、ちゅっ――んぇっ――ちゅっ、んも、ぉおぉおっ♡」
男の命令で横を向けば、少女の唇はむくつけき男のものになった。
歯列を舐められ、口内を凌辱し、舌を吸い出しながら唾液を貪る。
舌を突き出しながら、がくがくと身を震わせるだけ。爪先も完全に浮いてピンと伸びる。
かけられる精液が、集う男達の汗と垢の混ざった体臭が、少女の頭の中を侵食していく。
全てが桃色に染まり、ぷちぷちと焼き焦げて千切れていく。台無しにされてしまう感覚。
仮に快楽で頭の中が壊れきった所で、結局は腹の刻印が適度に直してしまうのだが、
それでも『取り返しのつかない感覚』だけは慣れない。それが、少女を追い詰める。
乳首を弄ればその先からは乳白色の液体が滲み出して、ぽたぽたと落ちていく。
魔力を変換した母乳と精液。肉体改造の果て、少女から魔力を搾取するための機構だ。
しかし、粗野な彼らにそんな絡繰りは一切関係なく、経産婦と勘違いされるだけ。
噎せ返るような熱気が籠もった道の最中、少女は淫獄と思しき中に叩き落されていて。
「んむっ、ぉ、ぉおおっ――おひっ♡ しょん、なに、してにゃ――ひ、ぃいいっ♡
ぎる、じゅなっ♡ だ、めっ♡ だめぇえっ――♡ でちゃ、あああぁああっ――♡」
肉棒を扱き続ける少女だが、彼女の囁きを聞いた途端に手が幹を擦る形に変わる。
つまみ食い。そんな単語に反応して、肉棒の先端、亀頭を彼女に明け渡したのである。
調教者の邪魔をしないように、という躾が芯まで行き届いていることを示す所作だ。
そして先を咥え込まれた瞬間、少女の頭の中でとびきり暴力的な快楽が爆ぜる。
ぷち、ばち――脳細胞の焼ける音が聞こえる気がする。それ程迄に、口淫は鮮烈で。
一瞬で肉棒が膨れ上がると、根本から白い灼熱が一気に込み上げて、尿道を遡上して。
「ぃ、ぃいいぃいいぃいっ――♡ しゃ、せぇっ♡ ざこざぁめんっ♡ むだうちしますぅううっ♡」
勢いよく吹き出す精液は、少女の魔力を何度も濃縮・蒸留された結果、ゲル状に成り果てていた。
液体よりも重く、尿道を擦り上げる刺激も桁違いなそれが、彼女の口の中に雪崩の如くに吐き出されて。
喉元を無防備に見せつける、完全な仰け反りイき。その瞳は強すぎる快楽に白目すら剥いていて。
尻穴を犯すバイブの動きも、全身を弄ぶ無数の手腕も、その全てが少女を嬲るという目的で連動していた。
少女にとっては悍ましいとすら思える、完璧な連携。腹の刻印だけが、満足そうに妖しく揺らめいていた。
■キルシュナ > ほんの半刻ほど前に、シャワールームで重なりあったキルシュナの唇とはまるで異なる口付けは、まさに奪うという表現が似合いの代物。
分厚い唇はざらついていて、香る口臭は不潔その物。口腔に潜り込んだ太舌にて塗り付けられる唾液は嘔吐を誘うひどい味わい。
そんな口付けがようやく終わったかと思えば逆方向に顔を向けられ、今度は別の男との接吻を余儀なくされる。
うなじを舐め上げ、耳朶を食みしゃぶり、柔頬に唾液を塗り付ける愛撫にも、穢されているという実感ばかりが際立とう。
『おほっ♥ コイツ、ザーメンぶっ掛けられてイキやがったぜ♥』『信じがてぇ好きモンだな♥』『オレ、こいつの事知ってるっすよ♥ 学院で便器として使われてるっす♥』『まじかよ! かぁぁああ最近の学生ってのは恵まれてんなぁ!♥』『おぉ!♥ 乳噴きおったぞ!♥』『ええっ? じゃあこのボテ腹、マジモンかよ!♥』『この年で妊娠してんのか♥ くっそエロいな!♥』
前後の孔を貫く異物で宙吊りとなった乙女があられもない絶頂姿を晒すのに、嬉々として浴びせられる嘲りの言葉。
その中には少女と同じ学院生らしき若い声音も含まれているのだが、果たして彼女はそれに気付く事が出来るかどうか。
膨らみらしい膨らみの存在しない美乳が、摘まみ潰された乳首の先から乳白色を噴き零せば、下腹の膨らみには浣腸ではなく生まれる直前の赤子がいるのかという勘違いもなされるも、それによって攻手を抑える様な紳士は一人もいない。
「えぇー?♥ いやいや、まつりんのチンコキむっちゃ手馴れとったし、絶対週5くらいでやっとるやろぉ?♥♥」
亀頭だけを口腔に含んだまま、れるれるれるれると裏筋やら鈴口やらを舐め回しつつも淀みないハスキーボイスがふたなり少女の尊厳を奪いにかかる。
まぁ、彼女の尊厳などとうに残ってはいないのだが。
「――――おぶっ、ぅぅぅううッ♥♥ すっご……おっ♥ これ、んっ♥ んぐっ♥ んぐっ♥ とんでもない勢い……おっ、ぷ♥ ふぐうっ♥♥ むっちゃ濃いやん♥♥ っは♥ んぐっ♥ ごきゅっ♥ ぢるるるるるぅぅううっっ♥♥」
『―――ウッ♥』『うはっ♥ こいつイきやがった♥』『エッロ♥ エロぉぉおっ♥』『おらっ♥ ケツでもイケッ♥』『まんこでもイッとけ!♥♥』『じゃあ乳首でもイかねぇとなぁ!♥♥』
余りの勢いにぶびっと鼻孔からも逆流の白濁を漏らしつつ、しかし、噎せもせずに口腔に溢れかえるザーメンを褐色の喉を鳴らして飲み下していく猫娘。
美貌の猫にふたなり射精を飲精させる美少女という背徳的な絵面に興奮したのだろう。
更に数本の液縄が女学生の半裸に浴びせかけられ、興奮も色濃い罵声が投げられ、尻孔と膣孔への凌辱が強められた。
ぢゅぽんっという小気味よい水音の後「ごちそーさん♥」なんて言葉で妖艶な舌なめずりを見せた猫が再び先導役として先立った後、今や前後の孔を犯す指とバイブで釣られているだけといった有様の少女はまさしく神輿めいて担がれる事となった。
左右の細脚を別々の男に抱えられてのM字開脚。
無論、尻孔や膣への愛撫は止めてもらえず、乳首や口腔への悪戯も続けられた。
不潔な体臭と濃厚な精臭、そこに紛れる己の雌臭で肺腑を穢し、止む事無く送り込まれる肉悦に視界も思考も塗りつぶされた少女がふと気付いたのは、それからどれだけの刻が経っての事だったのか。
そこは劣情にぎらつく無数の視線に見上げられるお立ち台の上だった。
年に数度という頻度で行われる処刑という名のエンターテイメントの場が、今宵は美少女女学生の社会的死を見世物として大勢の客を集めていた。
半裸の肢体を今なお湯気立つ白濁の汁化粧で汚し、無数の罪人の血を吸ってきただろう処刑台の最前にてへたり込んでいるというのが今の彼女の状況である。
その傍らでハイレグを食い込ませた小股をぱっかり広げた不良座りでニヤ付くのは、言わずと知れた元凶の猫。
■マツリカ > 男達の唾液はそれこそ醜悪にして不潔だが、味や臭いとは別に体の奥底が欲してしまう。
雄に虐げられる――肉便器、或いは肉奴隷として躾けられた後ろ暗い悦びの燃料だから。
僅かに含まれた酒精も少女を蕩かす媚薬に変わって、最早全身がドロドロだった。
汗と唾液と精液と、それらに塗れた褐色の肢体は、淫猥な艶を衆目の前に晒している。
蕩けきった雌の顔。最早、少女は日常など忘れて、彼女と男達の玩具として甘んじていた。
「んぇぅっ――ぉ、ほっ、おおぉおおぉおっ♡ しょん、なに、じでにゃ――ひっ♡
んぎっ、ぃ――うそじゃ、にゃっひっ♡ おじ、りっ、やめ、ぉ、おぉぉおおっ♡」
嘘つけ、とでも言わんばかりに尻穴の玩具で奥を抉られると、それだけで精液が溢れ出る。
彼女のバキュームフェラと合わされば、腰の辺りから全てを吸い出されてしまう錯覚すらあって。
精気を、魔力を、それこそ根こそぎドレインされたと言わんばかりの快楽が脳を灼く。
仰け反りから戻れない。真珠色の髪が尻尾のように揺れて、男達の手に汚されて。
絶頂の姿を切り出した肉オブジェとも取れる形で、酒場通りの連中各位に痴態を刻み込む。
唯一の救いは、未だに少女の本名が知られていないことだろう。それも、風前の灯だが。
――そうして酒場通りの端から始まった卑猥な行進はようやく終りを迎える。
ついに酒場通りの中央、小さな広場に据え付けられた処刑台へとやってきたのだ。
公開処刑は娯楽としての要素を多分に含むものだが、下層民の多いこの場はより顕著だろう。
特にうら若い女性がその罪を贖うために奉仕刑等となったなら、きっと恐ろしいことになる。
そんな、一度上がったら先ず無事には降りてこられない場所に、少女は持ち上げられていく。
抱えられた淫らな姿は、囚人の運搬と言うには浅ましすぎる姿だろうか。酷くみっともない。
これだけ騒げばもちろん周囲も気づいている筈。その元凶は、絶頂の余韻で未だに夢現。
いつの間にか処刑台の上どころか、罪人が居るべき最前列に運ばれているとも気づいておらず。
だが、周囲を固める男達と先導者たる彼女が居れば、これから何かが起こるという予感だけは在る筈。
淫らな雌の公開処刑――それは、速やかに酒場通りを伝播し、野次馬の数を増やしていく。