2023/01/03 のログ
エクリア > 「ちょっと迷うほどには、品揃えも良ければ。個々の質もいいわね」

相手の言葉に頷き。基本的にレベルが高いわねという風に、称賛の言葉を送る。
王国の公的な施設。それこそ王城とかならばともかく、裏向きの奴隷市場ともなれば無理をしてまで正体を秘する必要も無く。
人間を装ってはいても、勘の鋭い物ならば感づける程度には魔の気配が滲む程度にはその隠匿は緩く。人間離れした美貌の少女は、見た目通りの人外。
そして、凌辱ショーに見入っていた姿からは。その手の者なら気づけるほどには、被虐の資質が垣間見え。

「口に出すのも憚れるほどの宴?」

別のモノと示唆されて。言葉とされた内容に、ぴくりと気配を揺らめかし。輪姦ショーへと視線を向けながら提示された内容に、明らかに気を引かれた様子で。商品を見繕いに行った黒服を見送っていた瞳を、目の前の男へと向け。

「そうね。とても……そう、とても気になるわね。詳しく内容を訊いても?」

意味深に囁いてくるだけの事は期待していいのねと、訊ねる言葉にも熱がこもる。
男へと向ける瞳には、どのような宴を催してくれるのかという期待と。どの程度の事が期待できるのかと値踏みする色が同居する。

バゼムス > 向けられる賞賛の言葉には、そのだらしない体型からは裏腹に姿勢正しく一礼をすることで返す。
見た目から悪どさは滲み、その性根の悪辣さは表情から消すことはできないけれども、それでも今なお生きて此処に立てている。そこに裏打ちされた自信故ではあるが、今は少女の機嫌を損ねぬように言葉を選びつつ、

「ええ、もちろんですとも。
 とはいえ、そんな仰々しいものではございませんよ。」

視線は変わらず輪姦ショーのまま。
既に十数人の男に輪姦され、抗う気概は既に失われてしまっている様子の姫騎士は男達のされるがままに股を開かされ、『どれだけ汚されたか』を知らしめるように粗相するかのように精液がこぼれ落ちる様を見せつけられる。

そこで終わり――という訳ではなく、また別の男がのし掛かってくれば、次いで響くは懇願の声だろう。『止めて欲しい』と。
その姿や声は市場へと足を踏み入れた凜々しさなど見る影も無いほどに踏みにじられ、ただ男達の性欲処理のために使われる…その光景すらも見世物として扱われる。

「先ほどまで想起されてた”状況”の提供ということですよ。
 その見目麗しい容姿を白く穢され、
 容易く屠れるはずの雄たちに群がられ、ただ胎に胤を満たされる
 ああ、もちろんご慈悲を頂けるなら私も肖りたいものですな。」

なんて紡ぎながら視線を少女へと戻す。
その瞳の奥の熱の揺らめきを探るように。

ご案内:「奴隷市場都市バフート裏市場(過激描写注意)」にエクリアさんが現れました。
エクリア > 目の前の男がこの裏市場でどれほどの立場であるのか。
わざわざ、意味深に囁きかけてくるからには客の性癖や嗜好を見抜く目はあるのであろうが。それによっては、男に向ける期待値はどれほどに見積もっていいものか。
そして、この場所が。この都市が、どういう所かと知っていれば。そして、己の容姿の商品価値を知っていれば、その誘いに罠に仕込むような輩であるのかという見極めも必要という警戒心も薄っすらと内心にある。
とはいえ、魔王という魔の頂点に座す存在であるという自負は、多少の罠を仕込まれたところで踏み潰せるという慢心に近い自信で警戒心を薄めてしまう。
男の言葉に耳を傾けつつも、傍らの輪姦ショーにも注意は引かれ。
抵抗の気力も尽きた様子で、ぐったりと男たちの為すがままに股を開かされて。どれほど注がれたかと見せつけるように、股間から精液を垂れ流す様を見せつけられるとそこに己を重ねて想像して、ずくりと子宮を疼かせてしまい。
まだ終わらぬとばかりに、新しく男がのしかかって許しを請うのも無視して犯しにかかる姿に。凛とした姫騎士が、無様な性処理用の道具になり下がり。見世物にされている姿に、己もまた精液便所のごとく性処理用に使われる姿を思い描いてしまい。ゾクリと背筋を駆け抜けた興奮に、ぶるりと身震いをして己が身を抱きしめてしまってマゾっ気の強さを匂わせ。
己の身を抱きしめる仕草により、豊かな乳肉が寄せて集められ。見る者を誘うように、その大きさを見せつける。

「さすがは、こんな裏市場の商売人と褒めるところかしら? それなり以上に、見る目がありそうね。
そうよ。わたしは……その気であれば、どうとでもできるはずの相手に肉オナホみたく、好き勝手に犯されてみたい気分よ。
あんな痴態を見せられたら、興奮させられちゃうわ。もちろん、貴方がそこに混じるのも拒否はしないわ」

こちらが魔王であるとまで察しているかはともかく。人外であるとは察している様子でありながら、凌辱の宴を提案してくる態度に、気に入ったとばかりに目を細め。
どこまで期待を満たしてくれるのかと、ぽうっと熱に浮かされたような表情と潤む瞳を向けて、頷いて。提供されるサービスを受けてみたいと意思表示する。
瞳の奥に揺らめく淫欲の熱量は、はっきりと言葉にされて誘われたせいで具体的な妄想となり。
脳裏で肉便器扱いされる己を思い描きながら、それで代価はいかほどに求めるつもりかしらと、問いかけるように首を傾げる。

バゼムス > ビリビリと自身の生存本能が目の前の少女に対する恐れを感じさせる。
戯れに少女が己の目の前でその力の一端でも見せつけるように振るえば、己は無様に腰を抜かすこともあり得てしまうだろう。
故に、生存本能に揺り動かされる形で性欲は滾りを帯び、見せつけられるように寄せられた乳房には瞳は向いてしまう。少女の言う『どうとでもできるはずの相手』からの劣情混じりの熱を帯びさせながら。
ぺろり、と舌なめずりをして見せつつ、

「お褒めに与り光栄です。
 貴女様のような方であれば、このような”息抜き”を望まれるのは分からぬ訳でもありませんからな。
 地位も名誉も――その身にあるお力も、快楽を滾らせる薪として扱うことができる方のようですし。」

少女が実際にどのような存在か――まさか魔王などとは己は露とも思ってはいないが、立ち振る舞いや言葉遣い、端々からにじみ出る品の良さを思えば……いくらでも想像しえる。
けれども特に詮索する様子もない。
その必要性も感じないのは、目の前の少女は”客”であるからだ。
哀願し続けている姫騎士はその来歴含めてすべて掲示されているのは”商品”だからだ。

そこを読み違えてはならない。そう今は。まだ。

「まあ、これはあくまでお近づきの印ではありますからな。
 奴隷をご購入いただけるとのことですので、特別な対価は不要でございます。

 ただ、敢えて申し上げさせて頂けるなら――」

少女の言外の言葉にはそう言葉を返し、唇の端をつり上げる。
そう囁きながら少女の方へと手を伸ばし淫熱にうずかせる少女の下腹をドレス越しに触れる。”どうとでもできるはずの男”の手は、その熱を辿るように指の腹で円を描くように撫で、 つぅ――と少女の股座へと落ちていく。

周囲には姫騎士の輪姦ショーを眺める男達の姿がちらほら点在しているが…今は少女を含めた己等の方へと伺うように向け出しており。

「最初に――貴女様の胎で果てる栄誉を頂ければと。」

エクリア > このような場で商人の立場に収まっているからか、こちらへと欲望の目線を向けてはいてもそれを表には出さない男の態度。
胸元にひりつくように感じる視線の熱に、向けられている劣情の度合いを感じて、怖気を感じたようにひくりと肌を震わせつつ。商人としての仮面をかぶり続ける様子に、立場ある人間としての理性の強さと見て取り。
続く男の言葉へと耳を傾けて、己の被虐性の強さをかなり正確に見て取っているなと、称賛の眼差しを向ける。

「そうね。刺激的な息抜きを味わいたいと思う気持ちを理解してもらえたようで、嬉しいわ」

高い実力を誇るからこそ、低俗な相手に弄ばれる事はたまらなく興奮を誘い。一方的に他者の尊厳を弄べる力を持つからこそ、己の尊厳を踏みにじられる事が倒錯した愉悦となる。内に秘めたそういう重度のマゾ気質。
見方を変えれば、性処理用の雌としての極上の素質。産まれついての性奴隷や肉便器としての才能。
それを見抜いて、それに見合ったサービスを持ちかけた相手に蕩かすような蠱惑的な微笑みを向けて、そんな貴方だからこそ期待に見合う息抜きを提供してくれそうねと、倒錯的な色香とともに相手の言葉を肯定する頷きを返し。

「あら、奴隷購入のサービスというわけ?
んぅ……っ♡ 言っておくと、別に処女というわけではないわよ。
それでもいいというのなら、最初にわたしの子宮を征服する権利をあげるわ」

相手の浮かべる唇の端を釣り上げる笑み。
そこに悪意や欲望の気配を感じつつも、だからこその面白さを感じ。男が伸ばしてきた手を避ける事もせず。
疼いて熱を持つ子宮を宿す下腹部に触れてきた時には、小さく甘く吐息を漏らして。股座へと降りてくる指先を肌で感じながら、男の目を見やり。
処女性を期待しているのなら、残念ねと揶揄しながらもそれでも良いのならばと望む権利を与える言質を口にする。

バゼムス > 向けられる視線には恐縮するかのように目礼はするものの、少女の豊満な乳房へと向けている劣情の熱は燻らせたままは変わらずにいる。
これが商談中であれば立ち振る舞いは違うが、既に成約されつつあることと――目の前の少女が望むのは己のような『どうとでもできるはずの男』なのだから、こういう戯れもサービスの一つとして提供しているかのよう。
己に向ける少女の視線に不快の気配がないことに瞳を細めつつ、

「いえいえ。ここにはそういう刺激を求める方も多数いらっしゃいますからな。
 尤も、貴女様ほどの方はそう現れませんが。」

見た目も、まとう気配も、何もかも。
故にそのような存在に対して『欲望』をぶつけることが出来るというのはどうしようも無い程に雄達の興奮を呼び起こさせる。
少女と相対している男も無論、例外ではない。少女の下腹をなで回し股座へと降りた指先が、ドレス越しに下着と秘裂を探るように蠢かせ……指の腹で弄る愛撫は止めぬまま、

「……? ああ、これは言葉足らずでしたな。
 処女であろうがなかろうが……貴女様を私のような下賤な雄の胤で満たされ悦ぶ様を見るのが楽しみでしてな。」

処女は処女で価値はある――それは今も続く姫騎士の輪姦ショーでも盛り上がったところからも分かるが…目の前の少女を雌として扱い、己等に屈服させて悦楽に溺れさせたい――そんな浅ましさが滲む劣情の視線で少女を見返しながら囁く。

「では、貴女様の胎を最初に征服させて頂く栄誉は私に。
 ご購入頂く奴隷をお売りする際の金額にも勉強させていただきますよ。」

エクリア > 己の胸元へと向けられる欲望の熱視線。
それにサービスするかのように、己を抱きしめる腕に力がこもり。胸の谷間をより深くするように、乳房をさらに寄せ。より高くドレスの布地を乳肉が押し上げて、胸元の視覚的な卑猥さを増す。
向けられる欲望の視線を、興奮を煽るスパイスとして味わいながら男の言葉に、そうでしょうねとばかりに頷く。
魔王やそれに並ぶ格の存在が、そうそう頻繁に姿を現すという事もあるまいしと。

「わたしと同じような嗜好の方が、それなりにいるという事ね。
それだけ、手馴れたサービスが期待できそうね」

明白な格下。
有能ではあるのだろうが、特筆するほどの並外れた実力や異能を有していない人間。
その気になれば、瞬時に殺してしまえる程度の存在。その程度の男に、欲望のままに肌をまさぐる事を許すのは屈辱的であるが故に、どうしようもなく興奮を誘う。
上質ではあるが薄いドレスの布地。その下に隠された下着は、半ば以上透けている扇情的なデザインの物。その股間部分は、子宮を疼かせる欲情の熱に炙られた媚肉が滲ませる淫蜜の滴りに濡れて、股間にべったりと貼りついており。
指先が触れれば、ぐちりと湿った感触を返して美少女の姿をした魔王が、既に発情状態にある事を教え。

「あら、随分と趣味の悪い男ね。
そういう下種な男だからこそ、こういうサービスを思いつくのかしら」

自分で自分の事を下賤な雄と評しながら、魔王である自分の胎をその精液で満たして悦ばせると自信を窺わせる。
女としての最奥である子宮を征服し。雌として屈服させて、快楽に溺れさせるのが楽しみだと口にする。
男の様子を見る限りにおいては、今までにもそうやって客の女を雌へと堕としてきた事があるのだろう。商人としてではなく、調教師として女を堕として商品にしてきた実績もあるのかもしれない。

「いいわ。好きなだけ、わたしの胎をあなたの下賤な胤で満たしなさい。
わたしの躰を好きにできるだけでも、結構な価値があると思うわよ」

雄としての劣情の視線を向けられて、ゾクゾクと興奮して背筋を震わせ。
このような男に、魔王である己が雌として屈服させられたならばと。その恥辱を思い描けば、被虐性を刺激されて興奮してしまい。情欲に濡れた瞳の奥に、誘い掛け。媚びる雌としての気配を潜ませながら、己の肢体を欲望のままに好きにしても構わないと許しを与える。

ご案内:「奴隷市場都市バフート裏市場(過激描写注意)」からエクリアさんが去りました。
バゼムス > たわわな乳房を己の性欲を煽るかのように見せつけられれば、自然と己の中の淫欲はくすぶりを帯びて、舌なめずりをしてしまう。
乳房が持ち上げられて柔く歪む様などねっとりとした視線を向ける。が、視線を外すことを名残惜しいと思いながらも、少女の顔を見つめるように視線を戻す。

「ご期待に沿えるように致しますよ。

 ――ええ、”商品価値”を引き上げることを考えているうちに自然と。
 まあ、それを喜ぶ方もいらっしゃいますからな。需要があるなら供給するのも私どもの勤めですし。」

指先に感じる蜜の気配。
下着でその蜜を拭い、湿らせるように指の腹で幾度もなぞってはドレスの向こう側から卑猥な水音が聞こえれば……自然と吐息に熱が籠もる。股間の一物が熱を持つのも感じる。
加えて、少女からの魅力的な”許可”を告げる言葉を貰えれば、

「――そのお言葉ありがたく。
 では、どうぞこちらへ。 奴隷の選定に時間を要しますので…」

まずは”サービス”を。と言外に告げる男の手指は股座から離れ、少女の淫欲の熱が残る指先をしなやかに動かして、店の奥の方へと指し示す。
もう片方の手は少女をエスコートするために伸ばされた――

ご案内:「奴隷市場都市バフート裏市場(過激描写注意)」からバゼムスさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート裏市場(過激描写注意)」にバゼムスさんが現れました。
バゼムス > 【継続ロルの待ち合わせ中です】
ご案内:「奴隷市場都市バフート裏市場(過激描写注意)」にエクリアさんが現れました。
エクリア > 男が情欲を帯びたまなざしで、己の胸元を見つめながら舌なめずりをすれば。男が己の肢体で欲情しているのだという、女としての悦びが心に湧き起こる。
性に潔癖な者であれば拒否反応を示しそうなねっとりとした視線に対しても、妖艶に微笑んで受け入れ。
むしろ、視線を向けられて感じているかのように艶めく吐息を漏らし。

「いつも、商品価値をね。お客まで、商品にしないようにね。
需要があるなら供給するとは、いかにも商人らしい台詞だわ」

こんな裏市場の商人であれば倫理観など怪しいもの。
いつも商品価値を引き上げる事を考えるような思考回路であれば、商品候補にどれほどの商品価値があるかと見定める事もしていそう。
己の商品価値はどれほどになるのやらと、ちらりと思い浮かべて。揶揄うように釘を刺しつつ、濡れた股間をなぞる指の動きに切なげに腰を揺らめかし。

「……熱が冷めないうちに。よろしくね?」

離れる男の手を目で追いかけてから、男の顔へと目線を流し。
欲情の熱が冷める程に待たせたりしないわよねと、サービスへの期待がこもった声で言葉を紡ぎ。エスコートの為に伸ばされた手を取る。

バゼムス > 己の不躾な視線を受け止めても尚、少女から向けてくる――見た目の歳不相応なほどの色香と、唇から零れる甘い吐息には男の背筋はゾクゾクと興奮で震える。

「――はは。私どもは"客"に対しては常に誠実ですよ。」

己が抱く邪な思惑を見透かすような、言葉。
無論、目の前の少女の"商品化"は考えていないわけでもなく、こうして手を触れているだけでそういった企みは芽生えつつはある。
けれどもそのような言葉を投げかけられて己は冷や汗を掻くどころか、生存本能を揺さぶられるスリル感とそれに伴う欲情の熱に瞳を細めて嗤う。
如何にしてエクリア――未だ名も知らぬ少女と交われるかを考えれば、一旦そこは蓋をする。少なくとも表面上は。今は。

「……ええ、勿論。そうお待たせはしませんよ」

そして差し出された手を取り、店舗の奥――特別な区画へと誘っていく。

―――――― ◇◇◇ ―――――― 

『まずはお召し物を替えましょうか』

そう市場の主たる男が別れる前に告げ、魔王たる少女を案内した先は奴隷の女達が女中として佇んでいる部屋。
恭しい態度を取りながら、少女が身に纏うドレスや男の劣情を煽る淫らな下着をその身から脱がしては肌を露わにしていく。
全てが芸術品が如くの美しい肢体に、女奴隷達は頬を赤らめてため息を漏らしている中――その中の一人がまるで捧げるように少女の目の前に『首輪』を差し出す。

なんら変哲もない首輪。形状だけで言えば、少女と一緒に見ていた姫騎士が付けられていたものと同一のそれ。
例えば力を封じるものであるとか、洗脳・催眠の類い効果を有している気配はない。

謂れがあるとすれば――今まで"使い潰された女たち"が装着していたモノであると言うこと以外に特徴らしい特徴のない首輪。

洗浄され、清められてはいるものの…その首輪に滲む屈辱や恥辱に塗れた淫臭は消しきれぬものではない。
そして『失礼します』とだけ告げてその細い首に嵌められるだろう。

「…――準備は出来ましたかな。」

扉の前で佇む男もまた半裸で、腰には申し訳ない程度の布を巻いているだけの姿。
熱を持った股間の一物が巻き付けた布を盛り上がらせるほどに。少女を見つめる男の視線も立ち上る臭いからも発情の気配は先ほどよりも露骨なものとなり、その肢体を舐めるように視線を流して……熱帯びた吐息を零した。

エクリア > 案内された店の奥。
そこでまずは着替えをと告げられて、恭しい態度のままに身に着けた衣装を脱がしていく女中に身を任せ。
女性としての色香に溢れる蠱惑的な肢体を露わにしていき。一糸まとわぬ裸身を恥ずかしがる事無く誇る。

「ドレスの一着ぐらいは、と思ったけど。これはこれで、趣きがあるわね」

ドレス姿のままでというのでも、別に良かったのだけど。衣装として渡された首輪を手に取り、しげしげと眺め。
特に罠として何かしらの仕込みがされている様子も無いと見定めると同時に、そこに消しきれぬほどに染みついた淫臭の残り香に気づき。そんな残り香が染みつくほどに、使い込まれた首輪を嵌めるのだと思うと、被虐的な興奮を掻き立てられて胸が高鳴り。じゅくりと、媚肉が淫蜜を滲ませてしまう。

「ん……。こんな首輪を嵌められるなんて。まるで、わたしがこれから調教される奴隷みたいだわ。
これ以上、わたしの方で準備する事が無いのであれば。準備はできているわ」

ほっそりとした白い首筋に首輪を嵌めた事へ、そのような感想を呟き。扉の前で待っていた男の股間で自己主張する肉棒の勃起具合に、小さく挑発的に笑い。
舐めるように肌の上を這う視線に対して、己の躰を誇るように隠すことなく見せつける。
魔王の肢体は、その自信に見合うほどに瑞々しい若さに溢れ。雄を刺激する魅惑的な色香を漂わせ。

バゼムス > 己を前にしても恥ずかしがる素振りを見せるどころか、恥ずかしいところなどないとばかりの肢体に魅せられる。
未だ若い容貌の少女らしい、活力に満ちながらも牡をどこまでも誘う煽情的な色香に"取るに足らない男"である己の吐息は自然と熱を増してしまう。瞳を細め見つめている最中、

「はは、貴女様を躾ける――というのもなかなかに魅力的なお話ですな。
 その首輪もお気に召して頂いたようで何よりです。」

舐めるように全身を見てた視線が少女の股座へと向けば、汗とは違う湿り気を帯びさせた膣口を見止め、
唇の端を吊り上げて笑う。
己の股間を見て揶揄めいた笑みを零す様子に肩を竦めてみせるのみで。
どう取り繕ってたしても、今の己は少女への欲情しているのは間違いないのだから。

「では、此方に。なに、そう時間は掛かりませんよ。」

指し示すのは扉の向こう側――薄暗い灯り。
魔王である少女であれば容易に察し得るだろう――幾人者の男達の気配。目の前に佇む男と同様に盛ったケダモノが如き劣情の気配が混じるそれ。

では―― と己が差し出す手には細長い鎖。その行き着く先は少女の首に嵌められた首輪。
留め、結ばれれば…先ほどと同様にエスコートをしていく。違うのは少女の手を取っていた男の手に握られているのはリードのように伸びた鎖で。

――――廊下を歩み、扉の向こう側…薄暗い灯りに彩られた室内は広い。
そこに佇むは年齢層も体格も異なった男達の姿――顔を隠すように上半分はマスクを装着しつつも、それ以外は身に纏うものは一切無い裸の男達。気配からは少女と同じように客として店内を訪れ、少女に邪な目を向けていた男の姿もいるなかで、少女の首に嵌められた枷とは形の違う――"商品"である奴隷の男も混じる。

周囲を見れば、その会場全体を見下ろせるような席に座っている男女の姿がちらほらと見え、これも"見世物"として成立しつつあることも察し得るか。

少女が場内へと足を踏み入れれば――十数人以上いる裸の男達は既にもう興奮したような目付きで、その肢体を見つめ――どうこれから犯そうかとまっすぐな欲情の気を発していて。

エクリア > 己の美貌に。己の容姿に自信を持っているからこそ。そして、相手が己に欲情しているからこそ、むしろ誇って見せつける。
日常的なシーンであれば、あるいは羞恥心が表立ったかもしれないが。ここはそういう場所だという認識と、非日常性が羞恥心の発露を抑えこむ。

「奴隷商人の調教の手練手管。どんなものか味わってみるのも、一興とは思うけど……そう言えば、貴方。どんな名前だったかしら?
この首輪も、どれほどの数の女を堕とすのに使ってきたのかと思うほどに色々と染みついているわよ。そんな首輪を嵌められるなんて、本格的でぞくぞくするしちゃうわね」

己の股座へと向けられた視線。男の顔に浮かぶ笑み。興奮し、濡らしている事を気づかれたと気づいて羞恥と興奮が入り混じる熱が身の内に湧き起こり。肌が火照るのを感じながらも、表面的には平静を装って言葉を返す。
淫臭が染みついて堕ちないほどに使い込まれた首輪。それほどまでに女を堕としてきた証。奴隷商人。あるいは調教師として名の知れた相手なのか。ひょっとしたら、知っている名前なのか。今更ながらに、相手の名を聞いていなかったわねと首を傾げて目線を向け。

「……あは♡ したたかな商売人ね」

己の首元から。首輪からリードのように伸びる細い鎖。此方へと、案内されるのにその鎖を引かれて連れていかれる。
見た目だけで語るならば、客人にする対応というよりも、奴隷に対する扱い。そんな扱いをされているという被虐的シチュエーションに酔って、頬を染めてうっとりと目を細めながら後をついていき。
扉の向こう側の、薄暗い照明に照らされた広い室内。ケダモノじみた劣情の気配を漂わせる男達。こちらを見下ろす席についている男女の姿。
自分に対するサービスだと言いながら、ショーとして見世物にする気なのだと理解して。見世物にされる恥辱を興奮として感じながら、一石二鳥という事かしらと男を称賛し。
無数に向けられる欲情の視線に、そんなにも求められているのかとゾクゾクとして熱っぽく息を吐き。昂ぶる躰を抑えこむように、己が身を抱きすくめ。興奮の度合いを示すように、膣内から溢れた淫蜜が、一筋内腿を伝い落ちる。