2022/05/21 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 貴賓室(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
■マツリカ > 噂では、王立コクマー・ラジエル学院には、一切内容の分からない授業が存在するらしい。
曰く、授業の開催は不定期かつ秘密裏に行われ、受講者も学院幹部による指名で決まる。
講師は実施される特別授業の内容に応じて、学院の支援者や学院外部の者を臨時講師として招くことになっている。
指名された受講者は参加の可否を問われるが、断った者は漏れなく悲惨な目に合うのだとか。
あからさまに如何わしいが、何もかもが不明な授業は、特別授業という呼称で密かに語られている。
――そして、少女は今、特別授業の受講者として、貴賓室に続く廊下を歩いていた。
学院幹部に書状で呼び出されたのが朝の事。出頭すると、受講を命じられたのだ。
万が一受講を拒否しようものなら、主人の評価を下げることも検討するとも暗に示されて。
仕方なしに頷いて、くれぐれも粗相のない様にと言い含められながら、扉の前までやってきた。
「――失礼いたします」
絢爛豪華な調度品を据え付けた一室は、学院への出資者等の上客を饗す為のもの。
秘密裏となるためか窓等の外を伺う為のものは一切なく、綺羅びやかな外壁は眩いばかり。
「……承知致しました。講師の方をお待ちしております」
学院幹部の言葉に頷くと、ソファに腰掛けて息を吐く。その間に幹部はこの部屋を出ていった。
その中央、講師と生徒の緊密な関係を促す、等という名目で配置された二人掛けのソファに腰掛けて。
しんと静まり返った部屋の中、ただ無言のままに時間だけがゆっくりと過ぎていく。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 貴賓室(過激描写注意)」にルヴィエラさんが現れました。
■ルヴィエラ > (――学院に、依頼をされたのは一昨日の事だ
生徒の一人に対して、"授業"を施して欲しいと言う物
無論、この学院にて教師の肩書を持つ訳では無い己は
この場合、外部招聘の特別講師、と言う扱いになる
内容を――その目的を聞き、僅かに片眉を跳ね上げる
態々、己に対して依頼されると言う事は
決して、真っ当な目的ではあるまいと、推測は容易であった、が――)
「――ごきげんよう、失礼するよ。」
(――響かせた声が、待機を命じられた女生徒の耳に響くであろう
扉が開かれ、姿を見せるのは、学院の関係者ではあれど、教師では無い者
たった一度だけ、邂逅をした記憶が、在るやも知れず
部屋の中、少女の姿を目に留めれば、微笑みながら軽く会釈を見せる筈だ。
後ろ手に扉が閉まり、鍵が掛けられ。 そして、ゆっくりと其の歩みは、少女の傍へ。)
「久方ぶりだね、元気にして居たかな?
学生生活も、順調であれば幸いなのだがね。」
■マツリカ > 講師を待つ間、頭の中を巡るのは、特別授業とやらの正体についての考察だ。
秘密裏かつ不定期というのは、必要に応じて授業のスケジュールを組み立てているのだろう。
指名された受講者が参加を拒否した場合に悲惨な目に遭う――拒否させないための企みか。
そして、講師は学院の支援者や外部の臨時講師。端的に考えて、接待の類だろうと予想される。
つまり、己の身はこの学院の為に貸し出された。そう言う解釈で誤ってはいないだろう。
己の主人が何の対価として、少女の身柄を貸し出したのか。気にはなるが、気にするまい。
高く見積もられていようが、その逆であろうが、どちらにせよ面倒しかないのだから。
考えを巡らす最中、扉の方から音がする。外の何者かの気配を意識し、思考を止める。
眼差しの先、無駄に豪奢な扉が開くと、その向こうに居たのは見知った男性だった。
とは言え、知人というのが関の山で、多少会話をしたのみなのだが――。
「――ようこそお越しくださいました」
相手が誰であれど、機嫌を損ねるのは損だ。処世術を心得た少女は、先ず立ち上がり一礼。
次いで、彼と同じ様に微笑みを浮かべて待つと、鍵の閉まる音が聞こえた。
逃げ場はない。そう暗に示されたような気もする。傍へと歩み寄る彼の言葉には。
「お久しぶりです。日々恙なく過ごしております。
生憎と、学生の本分とは多少ずれた忙しさはありますが」
例えばこの様な、という言葉は飲み込みつつ、含みを持たせて返してみせた。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 貴賓室(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
■ルヴィエラ > (――他愛のない、講師と生徒、其の礼節に則った挨拶
実際の所が如何であるかは、彼女の事を監視して居る訳でも無い己は、知る由も無い
けれど、含みを持たせた、名言こそしない言い回しで、彼女がどんな状況に置かれているかは、察せる物だ
だから、追及はしない。 微笑み返し、頑張って居る様だね、と一言返せば
立ち上がった彼女の前、向き合う形で暫し――其の瞳を、そして、其の全身を、眺める
鑑賞、とは異なる。 まるで、診察の様に。)
「―――本当なら、もっと他愛なく話でもしたい所だが…。
生憎、今回は依頼でね。 今夜は、君の身体を"調整"する事になって居る。
服を脱いでくれ給え。 ……随分酷使されて居る様だからね、君に掛けられた呪いも含めて
様子を見させて貰うよ。」
(――此処に居る、と言う事は。 彼女も、覚悟は出来て居ると言う事。
なら、下手に勿体ぶる必要も、憐憫を掛ける必要もあるまい。
必要な事を命じれば、片掌に魔力を灯しながら、ソファへと静かに腰掛けて
もし、己が言葉に従い、相手が衣服を脱ぎ落すなら。
肌をさらした、其の下腹に、そっと掌を押し当てるだろう
――調教と開発の進み切った其の肉体の、現状と解析
魔力が、子宮へと一度染み渡り――少女の全身へと、拡散して行くだろう
魔力回路に伝搬し、肉体へと刺激として其れが奔り抜ければ
――開発の進んでいる箇所には、悦を。
逆に、不調や負傷、生体機能として問題のある個所には、微かな紫の光が、灯る筈で)。
■マツリカ > 会話が通じる。それだけで、心理的な抵抗は大分薄くなる。
人として扱われるか否か。後者を経験したことがあるからこその実感だ。
明言する訳にはいかない裏の意味すら悟ってくれる彼に、謝意を示しながら。
その眼差しに全身を晒しつつ、続く言葉には少しだけ考えた後に。
「――この場で、ですか。理解ってはいましたが、恥ずかしくはありますね。
ですが、貴方様の貴重なお時間を奪ってしまうのは、本位ではございませんし……」
かつてひたすら汚された少女であっても、人として生きる上で羞恥は避け得ない。
"人でない生き様"をしていた頃であれば別だが、その折は衣服など与えられても居なかった。
だからこそ、身に纏う衣装も、それを脱ぎ捨てる羞恥心も、人たる証左と噛み締めて。
深呼吸を一つ。その間に彼は、眼前のソファに腰掛ける。その前に、おずおずと進み出て。
まずは、手が触れるか触れないかの位置で、制服の上下をするりと、迷いなく脱ぎ落とす。
ストリップショー、と言うには若干無機質な気配を帯びた脱衣は、意識的にそう心がけたもの。
――下着もだろうか。ほんの少しだけ構えてしまうが、それを振り払い、胸を、股座を覆う布をも落として。
一糸纏わぬ姿になると、"調整"という言葉に従うように、ほっそりとした下腹部を彼に差し出した。
「……えぇ、と、こうで、宜しいですよね……?」
異性の前で、恥じらいながらも無防備な姿を見せるのは、数年間の躾の成果とでも言った所か。
彼は、少女を躾けた張本人ではないだろうが、しかし少女の抱く事情は全て把握している様子。
であれば、隠した所で無駄だろう、という諦観混じりの従順で、彼の掌を下腹部に受け入れる。
緩やかに流される魔力。同時に、普段は隠された赤紫の文様――雌畜の証がくっきりと浮かび上がる。
淫紋と同種の、しかし刻まれた者の立場をより強調し、辱めるための淫猥な模様。魂を縛る呪い。
同時に、少しずつ全身に染み渡る魔力は、じんわりとした熱と愉悦を生み、広がっていく。
「んふっ、ぁ――う、ぁっ、はぁっ――ん、ひっ……うぅっ――♡」
魔力の波に合わせて、甘い声が漏れ零れる。それでも膝を折らないのは、慣れの産物。
その最中に、僅かな紫の光が腹部や四肢の関節、喉元等の部位にちらちらと瞬き、灯っていく。
それら全てが酷使された箇所――例えば腹部への殴打、或いは苛烈な拘束による損傷等を示す。
本来ならば最も光が集まりそうな秘部や尻穴が無事なのは、損傷より愉悦が強かったから。
無論、それらの場所もそれなりに疲弊してはいるが、"被虐を楽しんでしまえる"ことすら、示されてしまうだろう。