2022/03/20 のログ
ご案内:「魔族の隠れ家(過激描写注意)」にベルナデッタさんが現れました。
ベルナデッタ > 王国の某所にある、とある屋敷。
一見何の変哲もないそこが、実は魔族の拠点となっているという情報を手に入れた異端審問官は、その屋敷へと単身突入する。

「どうやら…魔族の拠点なのは確かなようですね」

深紅の制服に聖句を刻んだ胸甲と黒のベレー帽を着用した、神聖都市の衛兵隊の戦闘衣装を着込んだベルナデッタは、聖別されたハルバードを振り回し、屋敷を蠢く魔物を切って捨てる。
それはスライムだったり、インプだったり、ガーゴイルだったりと、召喚の容易い魔物ばかりであった。

「屋敷の主もまだ居ればいいのですが…」

ハルバードの斧部分で現れたゴブリンを真っ二つにかち割りながら、ベルナデッタは屋敷の奥へと進む。

ご案内:「魔族の隠れ家(過激描写注意)」からベルナデッタさんが去りました。
ご案内:「タナール砦地下牢(過激描写注意)」にエクリアさんが現れました。
エクリア > その時々で、人間サイドであったり魔族サイドであったりと所有者がころころと変わるタナール砦。
今は人間が砦の支配者であり、地下牢には懲罰などで放り込まれた人間の兵士や犯罪者。あるいは、戦場で捕虜となった魔族が囚われている。
その地下牢の一室には、場違いな空気を漂わせる黒のドレス姿の少女がひとり。
細い首筋には、奴隷に嵌めるような首輪が嵌められており。事実、その首輪は魔族などを捕らえて奴隷として調教する際に用いられる品で、魔力の行使を封じ無力化する呪が込められてはいた。
魔王を無力化するには力が足りずに、無力化しきれてはいなかったが。

「……暇ね」

無力化されてはいなかったが、相手にあわせて無力化された振りして地下牢に捕らえれられたりしているのは魔王を捕虜としたならば、どのように振る舞うのか。
ちょっとした好奇心に基づいた戯れ。
捕らえたはいいが、恐れてもいるのか今のところ何事も無く無為に時を過ごしていて、のんびりとした呟きが漏れ。

ご案内:「タナール砦地下牢(過激描写注意)」にバランガさんが現れました。
ご案内:「タナール砦地下牢(過激描写注意)」にガザさんが現れました。
ご案内:「タナール砦地下牢(過激描写注意)」からガザさんが去りました。
バランガ > 近場を通りかかった所で届いたのはタナール砦が人間側の手に陥ちたという話。
結構な数の魔族が捕虜として囚われたと聞けば旅程を変更してタナール砦へと向かった。

「いや慌てたわ…噂が王都あたりに流れちまったら大挙して商人共が荒らしちまうだろうからよ。…それで、どうなんだい?」
なんて言いながら幾らかの金を握らせて捕虜の内訳や兵士から見たお勧めを聞きだしていく中で、一番の特等として挙げられたのは美少女、或いは美女、大よそこの世のものとは思えぬ美しさを湛えた姿。

「…こいつァあ…おっそろしいな、無力化出来てんのかい?これで。……ああ、ありがとうさん、後はこっちでやっとくよ」
そう言って兵士に追加で金を握らせて牢から離れさせる。
一方で手もみするようにしながら牢の扉を開けて中に入る。

「よっと、お邪魔させて貰うよ。…ワシゃあバランガというが、尊名を聞かせて貰うて良いかい。随分高位の魔族とお見受けしたがよ」
言いながらじろり、じろり、上から下まで値踏みするように見れば見るほど、ぞわっと背筋に冷や汗のようなものを感じるのは、本当に無力化されているのか?という疑念が沸くほどの存在だから。

エクリア > 人間側に動きが見られないなと、のん気に構えて捕虜らしくないリラックスした態度で牢内の粗末なベッドに腰掛けまま。
このまま、状況に変化が無ければ自分から仕掛けて状況を動かすか。あくまで変化が起きるまで待つか。いっそ、逃げ出すか。そんな三択を思い浮かべて、どれを選ぼうかと考えだしていたところに、人間の男がひとり入ってくる。
見たところ、兵士や騎士などには見えず。何者だろうかと、訝しむ表情でじろりと男を見やり。値踏みするような目線を向けてくるのを感じて、軍の関係者でなければ捕虜に関係しそうなのは奴隷商人だろうかと、男の正体について悩んで小さく首を傾げ。

「おや、わたしの事は詳しくは聞いていない? 仮にも魔王を捕らえたのだから、勲章ものの戦果だと思うのだけど……」

兵にそれなり以上の被害も与えたのに、魔王を捕らえたなどとは信じられてなかったのかしらと不思議そうに言葉を返す。
そして、内心で実際に無力化して捕らえたわけではないのだから。それならそれで、正しい認識ねと思いながら優雅に脚を組み。
それで、お前は何者で、どうするつもりなのかと問うようにじっと相手を見つめ。

バランガ > ふむふむ、とでも口ずさむように手を口元に当てて値踏みする。
これならどんな値段で引き取っても余裕で儲けも出るだろうし、幾らか味見しても面白いだろう、なんてことを考えていたのが一発で吹っ飛ぶ話が聞こえ。

「………はーっ、これじゃから下っ端は。…魔王を捕らえたという話は聞いておったが、アンタがそうだとは聞いておらんかったわい。どこもかしこもバタついとるんじゃろうな、随分な数の捕虜を得たという話じゃ」

やれやれそれじゃあ、無力化の呪いもあまり効いておらんのじゃないか?と大きくなった額を撫でて。
優雅に脚を組む様は妖艶な美であり、いかに相手が魔王といえど…寧ろ魔王だからこそ簡単に諦めるには惜しい。

「ま、ものは試しじゃな。…ワシのとっておきで、どうにかなるならじゃが」
そう言って懐から取り出したのは十を越える大粒の宝石。
それぞれに催淫、魅了、淫猥、各種を封じ込めた宝石が一瞬で灰になり、魔王へと効果を齎すように効果を発動させていく。

「…ま、無力化の呪いとの相乗効果で、少しばかりでも効いてくれりゃあ……駄目なら駄目で逃げるかねぇ」

エクリア > こちらを値踏みする目つきは、欲の色が出ていてこの身に価値を見出しているのが見て取れる。
それでいてがっついてこないのは、用心深いと評するべきか。見た目からして、若さに任せた勢いというのが無いのは仕方が無いにせよと、バランガと名乗った男へと有象無象に向けるのとは違う。少しは興味を感じている、観察するような目を向け。

「あら、そう? それじゃあ、わたしの名前がエクリアとかそういうのも聞いていない?」

嘆かわしい、下っ端の怠慢というやつかしらねと薄く笑って。相手に同情するような風情を見せるが、その余裕のある態度は無力化された捕虜らしくなく。
粗末なベッドが玉座であるかの如く、すらりとした脚を優雅に組んで腰かけている様は魔王らしく堂々たるもの。
それだからこそ、首元に嵌められている奴隷の首輪が背徳的な危うい色香を醸し出してもいて。
何をするつもりなのかと、宝石を取り出して仕掛けてくるのを特に邪魔をする事も無く眺め。

「んっ……ぁ♡」

無力化はできずとも、弱体化はされていた身には宝石の効果は耐性を貫通する事に成功し。
身の内から湧き出てきた熱を帯びた感覚に、ぞくぞくとして己が身を抱きしめるようにして熱っぽく吐息を漏らす。
その仕草にあわせて、豊かな胸元が寄せて集められて強調され。艶を帯びた表情が、微かに漏れた甘い声が催淫や魅了などの効果が出ている事を示してしまう。
どこか潤んだ瞳をバランガへと向けて、弱体化しているとはいえ魔王の耐性を抜くとは切り札クラスを使ったのではと、次の手があるのか。どんな手があるのかと、好奇心と期待の表情を見せる。

バランガ > エクリア、という名前を聞いた瞬間には、自分の迂闊さを呪いたくなるほどの衝撃。
その名を知らない、などと言っては商人などやってられないような、魔王という称号をただ名乗っているだけの木っ端とは格の違う存在を目の当たりにして、思い切り深くため息をついてしまうほど。

「全く、さっきの兵士からは金を返して貰わんといかんな。……とはいえ、魔王エクリアの話は噂に聞いておったが、想像以上じゃなぁ」

想像以上なのは含有魔力か、或いはその美貌か、敢えて明言はしない。
粗末なベッドが玉座に見えるほどの王気とも言うべきオーラと危うい色香の相乗効果でズボンの中のちんぽはとっくに勃起してしまっている。
こうなると冷静な脳味噌を本能が一瞬でねじ伏せるのは当然で、例え死んででもこの身体を抱きたい、と思うのは正当な思考。

「…おいおい、これだけ使うて…耐性をギリギリ抜いた、くらいかい。参るのう」
弱体化している癖にこちらの切り札を使ってギリギリ、それでもまだ足りていないのは明確。
ならば、と、この雌肢体を食らうための覚悟を決めたら後は早い。
残る宝石は先程までに使ったものに比べればワンランク落ちるものだが、その灰を口に含むとずいっと迫って。
こちらの行動を魔王として受け止めるという気概があるが故に、この行為も受け入れるだろうと目論見―――口付けから、直接咥内に、体内に、催淫、魅了、催淫、更に弱体化、興奮、自分自身にも効果があるが、その大部分を口移しで飲ませにかかる。

「ん、――――っはぁ……んおっ、おぉ…」
口付けを交わして舌を使って強引に唇を割る。
魔王美姫の咥内を味わいながら、ロングドレス越しに雌乳を触って、強引に発情に向かわせようと。