2021/11/14 のログ
■北方蛮族オーガ > 悲鳴が聞こえる。小さな怯えの声
オーガは寝台の影にうずくまる小さな姿を見つけて笑った
やはり、獲物が残っていた
脳筋しか居ないオーガの中でも少々頭が回り、故に今回の襲撃のリーダー役を任された
大きな掌が、錠の掛かった扉とも言えない、柵の一部をむしり取る
はっきりと、悲鳴が上がった
のしり、と巨躯が中に潜り込んだ。早くしないと他の連中が来て、そうそうに壊してしまうだろう
悲鳴はしばらくの間響き、掠れ、やがて、うつろな笑いに代わって消えた
ご案内:「◆山奥の洞穴(過激描写注意)」から北方蛮族オーガさんが去りました。