■北方系オーガー種の蛮族
原種である普通のオーガと比べて民族色の強い化粧や衣装を好む 大体、狩った毛皮を被るか、肩から掛けており、簡素な巻布服と、 それら、毛皮のみがスタンダード
タナール砦の北方方面から南下してきている、蛮族オーガ一族 肌の色は灰掛かって体毛も濃く、体躯も肥大した大型種 王都周辺にも現れるオーガ族より獰猛でまた、略奪意識が高い 物が少なく、普段から魔族と接している為、基本的に群れて収奪を繰り返す
魔族の国よりの生活圏だった為か魔法に対しての”肉体的な”抵抗は高い (精神的には原種と変わらぬ脆弱さを持つ) 武器や道具を使う知恵もやや劣化しており、発達した爪による格闘を好む 使う個体も居るがその場合はこだわりがある為か強個体である場合が多い 猿臂や発達した膂力、瘴気が凝縮して生成されている爪や骨格により、 無理な体制から繰り出す一撃も必殺足り得る威力を持つ また、そのせいで魔法の防護も破壊する性質があり、脳筋の極地であるとも言える
繁殖欲求が高く、異種族であろうと雌であれば孕ませようとする 一族が瘴気にまみれた状態の為、異種の上で受胎することは難しいが、 万が一、妊娠した場合は母体が非常に危険となる為、不幸にも幸運な被害者は例外なく処置を勧められる |
|