2021/11/13 のログ
ご案内:「◆山奥の洞穴(過激描写注意)」に北方蛮族オーガさんが現れました。
北方蛮族オーガ > 獣道のような荒れた小道が続く山道の際
それを辿ると、一見は自然の、だが良く見ると人の手が入った洞穴が見える
簡単な木のバリケードがあるがそれも、一部は破損しそのままとなっていた

人が住む気配は無いが何かが居る気配はある
人の残骸が脇に積まれ、その横を大きな体躯の猿臂、太く長い腕を持つ灰緑色が通る
北方オーガが数人、そこには居た
のしのしと、彼らには少しばかり狭い様子の洞穴の中を首を曲げて歩き進む
洞穴の広間では、数匹が火を囲み何かを焼いて食事をしていた
僅かに酒の匂いが漂うのは、山賊達が秘蔵していたものを空けている最中だからだ

だがそのオーガはそれに一瞥もくれずにその最奥、牢獄のような場所へと足を向けた
ゆっくり、その中を伺うように顔を近づける
簡素だが鉄棒の格子が雑にだが人が抜けることができぬように組んであり
独居房のように簡素な寝台と恐らく用足の為だろう穴があった