2021/10/26 のログ
ご案内:「平民地区 大通り(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
■マツリカ > 少女の朝は、いつも憂鬱だ。また、虐められる一日が幕を開けるから。
目覚めて、壁の日暦を眺めて溜息をつく。"休日"まではまだ遠い。
身支度を整え、主人の下へ向かう。遅参しようものなら、酷い目に合うから大変だ。
学院の制服を纏い、主人の部屋へ。室内に入ると、纏った全てを脱ぎ、平伏する。
世話係は生まれたままの姿で主人に拝謁すること。少女を辱める為に決められた規則だ。
『おはよう、マツリカ。今日もご苦労じゃないか』
「――おはようございます、御主人様。外は清々しい秋晴れですよ」
努めて冷静に、羞恥など感じていないかの様に振る舞う――否、振る舞おうとする。
彼らは、そんな少女の健気で無駄な努力を消費しながら、意地悪く愉悦を満たすのだ。
主人の取巻きが爪先で秘所を嬲ろうが、背中を踏もうが、尻肉を割り開いて奥の窄まりを晒そうが。
主人以外に意識を向ければ、不興を買うかもしれない。経験則から、意識的に主人以外を無視する。
無論、彼らは少女の僅かな粗相を揚げ足取って、理不尽に嬲るだけだから無駄な努力でしかない。
それでも、少女にとってはそうすることが精一杯の反抗であり、最大限の自尊なのだった。
――それから数時間後、少女は授業を抜け出した主人達に連れられ、平民地区の大通りに居た。
纏っているのは冬物のコートのみ。中は一糸纏わぬ全裸で、両胸の頂きはクリップで挟まれている。
クリップから伸びる細いチェーンには、少女の実名が刻まれた学生証がぶら下がっていた。
そして、下腹部には『1回100ゴルド』という文字列とハートを模った淫らな模様のタトゥシール。
コートの前を開けてしまえば、変質者と遜色ない格好を強いられた少女に、主人が囁く。
『マツリカの罰は残り800ゴルド分だから、今日も頑張って稼いできてね?
今日のノルマは、最低で200ゴルドかな。今日一日、マツリカが服を着る権利の値段。
それ以上は、罰の返済に使っていいから――うん、200ゴルド以上稼げると良いね』
「っ……かし、こまり、ました」
最低でも200ゴルド稼がなければ、一日中服を着られず過ごす羽目になる。
そんな未来に頬を朱く染めながら、少女は仕方無しに許諾する。逃げ場などないのだ。
それから、主人達は人並みの流れに紛れて、少女を置き去りに去っていく。
残された少女は、コートの前をきゅっと握り、開けぬようにしながら雑踏に踏み出した。
なんとか体を売らずに300ゴルド、せめて200ゴルド稼ぐ方法はないか。無駄な思案を重ねながら。
ご案内:「平民地区 大通り(過激描写注意)」にクレイグさんが現れました。
■クレイグ > その少女を見るのは何度目だろうか、今日のように指示だけされて入るときもあれば。
主人らしき人間が連れてきた相手に買われているのを見た事もある。
その代金は当然彼女の物になっていない様子だった。
此方も女を買う事もあるからそれ自体にとやかくは言わないが。
逆らえない相手に強要させるのは好きじゃない、そう感じたからか、思わず声を掛けてしまったのは。
「あー、お嬢さん…いきなりですまないが」
少女にすれば体格の良い男が声を掛けてくるのは驚きと恐怖かもしれないが。
「すまないが、少し話に付き合ってもらっても良いかな」
そう考えながら苦笑と共にそう切り出す。
■マツリカ > ふらり。歩み行く先に当てはない。何処に行こうと、やるべきことは変わらないのだ。
どうにかして200ゴルド以上稼いでくる。それが出来なければ――考えたくもない。
嘆息一つ、慣れた所作で雑踏の隙間をすり抜ける。舞踏で鍛えた体捌きは滑らかだ。
そうして辿り着いたのは、中央に円形の花壇がある広場。皆の憩いの場である。
(――せめて中が普通の格好ならなぁ)
コート一枚。その中は明らかに変態的な格好だ。見られれば、そう認知されるしかない。
好色に見られるか、嫌悪に見られるかの差はあるが、積極的に見せたいとは思えない。
どうしたものか、等と思案しながら立ち尽くしていたからだろうか。声がかかった。
「――何でしょう。私にご用事でも?」
声の方に注目すると、そこには大柄な男が居た。年の頃は、己の父ほどか。
とは言え、父は細身でなよっとした童顔だったが故に、年とは不相応な見た目だったが。
閑話休題。彼の言葉には、少しだけ思考を回し、遠回しなナンパではないかと理解して。
「……構いません。場所は、変えますか?」
コートの前を少し強めに握り込む。今ここで万が一にも開く訳にはいかないのだ。
往来の中で注目された状態で会話する――それだけでも、胸の奥がずきんと痛む程に心臓が跳ねる。
彼の苦笑を眺めながら、表情だけは努めて冷静に。仄かに赤らんだ頬は、褐色肌が誤魔化してくれるはずで。
■クレイグ > 「そうだな、少し話と、提案かね」
警戒されているのか、それともナンパと思われてるのか。
どちらにしてもあまり良い感じではないが、話は聞いてくれる様子。
「そうだな、少し場所変えるか」
コートを強く握っているからこそ気づきやすかった。
あの下に普通の服は着ていないであろう事に。
そういうプレイもした事はあるし、コートに浮かぶ体の線が服を着ているモノではなかった。
「あー、すまん…そこの茶屋で良いか。
あまり目立ちたくないようだし」
後半は雑踏に紛れさせるように、大きくない声で注げる。
示した茶屋はいわゆる個室喫茶と言われる場所で、そういう目的で使われることも多い場所で。
ただ、人目を避けるという意味では、他であれば連れ込み宿等か、路地裏などになるのも周りを見ればわかる事で。
■マツリカ > 応対の雰囲気からは、がっついた様子は見られない。
だとしたら――。いずれにせよ、応じたのだから素直に従うのみ。
場所を変えてくれるならば、こちらも有り難い。示す先は、難ありだが。
「……なるほど、合理的でよろしいかと。
――お気遣いは、ありがたく頂戴しますが」
元々、そう言う誘いなのだからまどろっこしい事は省こう、ということか。
それとも他に用事があるのか。いずれにせよ、対話の余地はありそうだ。
どちらにせよ、最終的に手元に目当ての物があればよいのだ。そう、腹を括る。
後は、素直になって、彼の後に続いた。秋風に気をつけながら、ゆっくりと。
■クレイグ > 個室喫茶には、色々な声が響いているが、逆を言えば多少の声ならかき消されるという事。
店員に数時間分の金を払い、適当なソフトドリンクとエールを頼んで部屋にはいる。
自分は椅子に座り、少女にも座るよう勧めながら。
「すまないな、こんな場所で…あそこにいるとそれ捲れると体へだろうからな。
あ、飲み物はおごりだ、少し付き合ってくれたら、それで良い」
そう言って、頭をかいてから。
「要するに、君が俺に付き合ってくれる時間を買う、君は俺に付き合う。
そんな感じなんだが、君が嫌だと思う事はしなくていい。
流石に貴族様の奴隷相手じゃこれくらいしかできないんでな」
苦笑しながら、恐らく少女的には都合が良い事を言ってくる。
その視線が一瞬エールを掴む手に向けられ、自虐的な顔をしていた。
■マツリカ > 個室喫茶に入っていく男女――それだけ見れば、妖しい想像しか湧かない。
少なくとも少女の主人たる彼らは、店に入るまでの様子を眺めていたことだろう。
『今日はあの男とヤるのか』などと下卑た会話に花を咲かせ、楽しんでいるに違いない。
所変わって、個室の中。少女は彼の向かいに腰掛ける。
その口ぶり曰く、コートの中は既にバレていたらしい。
それだけで、耳までがかぁっと熱を持ち、心臓が跳ねた。
「っ……気づいてたんですね。それで、ここへ。
――良いのですか?それでは、私も冷たいお紅茶を」
この格好は心許ないが、冬用の品故に保温性は抜群だ。
秋の涼風が吹き抜けるとは言え、日向に居れば中は蒸れる。
それ故、冷えた飲み物は欲しい物の中でも上位の一品だった。
「……私が一方的に得してますが、何をお望みでしょうか。
主人への面通しとかは期待しないでください。あれは、無理です。
――そこまでお見通しなら、私のことなど構わないほうが良かったのでは?」
彼が少女に金を落とす理由など、どう考えても無い様に見える。
これが憐れみだとしたら――情けなくはあるが、そう思われるのも仕方はないか。
ともあれ、お茶をするのは悪くない。ご要望通り、まずは一服付き合おう。
■クレイグ > 「まずは、何で構ったか、からな」
左手を少女の前に差し出す、細かい傷や大きな×の字傷で分かりづらいが。
其処には、奴隷の証である奴隷紋がある、×の字傷で上書きされているので、解放されている事は判るが。
「ま、似た境遇だったんで、気になったのと…自分からそういうことしてるんなら。
良い趣味した変態的な子だな、相手してほしいとか思うんだが。
強要されてるのを見るのが気に入らなかった」
ぐいっと右手でジョッキをあおる。
「んで。望みね…こういっといてあれだが、君の意思でしてくれるならしてほしいが。
ま、そこは任せる、一時的とはいえああいう馬鹿貴族から逃れられるとでも思ってくれ、数時間だろうけどな」
苦笑して、寒空にそれじゃ足元ひえろうだろうしと、つけくおわえた。
■マツリカ > 彼の話を聞く限り、彼もまた同じ様な境遇だったらしい。
彼の左手――刻み込まれた紋章に納得する。少女も見慣れたものだ。
少女の場合は、その商品価値故に体に直接刻まれてはいない。
だが、隷従の契約を結ぶ呪いなどでは良く見かけたし、調べもした。
彼の場合は、どうにかその身分から抜け出したのだろう。羨ましい限りだ。
「――理屈は分かりました。私の立場を理解してくださったことも。
ただ、私から返せるものは……この体くらいしかありませんよ?
私財等というものは、一切持ち合わせておりませんので……」
つまり、少女から彼に提供できるものは、こうした時間か、もう少し淫靡な過ごし方の二択。
貞操観念は羞恥心こそあれど、それ以外は諦めている。抱かれるくらいどうというものでもない。
無論、それが魅力的だと思ってくれるなら、という所が最大の難点ではあるだろうけれど。
「成程。それでは、私にも良心等色々ありますから、善処します。
一方的に与えられる、というのは心苦しいものですからね、はい。
それでは、追加200ゴルドで、お好みの遊びをするのはいかがでしょう?」
強いて言えばもっと欲しいが、彼の良心にかこつけるのも問題だ。
下腹部の『1回100ゴルド』から比べるとボッタクリな気もするが、はてさて。
彼が望むなら、口でも、手でも、中でも、自分の意志で、もてなすつもりだ。
■クレイグ > 「奴隷に私財持たすのはお人好しくらいだろう」
そもそも下手な物を渡せばそれで奴隷の持ち主が危険になる可能性もある。
そう思って苦笑しながら、訓練はきつかったが武器持たせて戦わせる人間がおかしいんだなとふと思い。
「それじゃ、その言葉に甘えるかな…脱いで、こっちに来てもらっても」
少女の言葉に、先に机の上にゴルドを置き。
纏っていた大きめのマントを外し、横に置いて、足の上をポンポンと叩く。
「自分だけしてもらうのは好みじゃなくて、君も気持ちよくなって欲しい」
そういうと少女に手を差し出す。
■マツリカ > 「良い扱いの主人だと、買食いする小遣いくらいはくれるらしいですけれど。
まぁ、私の主人はお察しの通り、です。そも、反抗は不可能ですからね」
これのせいで、と首筋を指す。細身のチョーカーは、少女を縛る魔法具だ。
効果は単純。明確に歯向かえば勝手に締まる。或いは主人が締めたいと思えば締まる。それだけ。
少女の息の根を常に握っているのだ。殺し屋を雇える大金でも得なければ、どうしようもない。
「わかりました、ですが、その、私が望んだ格好ではないので、余り引かないでくださいよ?」
席を立ち、彼の隣へ。それから、コートを握る手を緩めれば、少女の裸身が顕になる。
乳首を起点とした鎖からぶら下がる学生証も、下腹部の文字列も模様も、なにもかも。
彼の足の上には、コートを挟んで腰掛ける。汚すのは、本意ではない。
「――でしたら、問題ないです。そう言うふうに、躾けられてますから。
貴方が施す何もかもが、私を蕩かしてくれます。ですから、ご存分に」
勝手に感じる体は、彼でなくても蕩けてしまえる。
だからこそ、彼には好きに振る舞って欲しい。これは、本心だ。
■クレイグ > 「そうだな…ま、これ以上ここら辺の話はやめるかね。
鬱になる」
そっと首のチョーカーに手を振れさせて、苦笑する。
大きなごつごつした手は、少女とは違い戦う男の手で。
「こう言う恰好か…さっきも言ったけど、自分で望んでしてるなら好みなんだが」
首元から胸、腹下腹部へ手がゆっくりと撫でさする。
「ん、それじゃ…こっちからでいいか」
少女に顔を近づけ、舌を伸ばす。
片手でお尻を揉み、片手が背中に当てられて、男の方へ引き寄せられる。
■マツリカ > 「そうしましょう。楽しい話でもないですし。
……ん、くすぐったくて、たくましいですね」
主人の苦労を知らない手ものとは異なるごつごつとした手。
これまで触れてきた中でも、男性的でなんとなく好ましい。
「自分でするなら、もう少しまともな格好にしますから、ね。
――所で、お名前教えてくれませんか?旦那様じゃ、味気ないでしょう。
私はマツリカ。か弱い雛鳥を今後も助けてくれるなら、お見知りおきを」
囁くように言の葉を紡ぎ、彼の手指に身を委ねる。
仄かに汗ばんでしっとりとした肌は、擽るだけで感じる鋭敏なもの。
わずかにくぐもった声を零しつつ、彼の意図に従うように唇を寄せて。
「ん、ちゅっ――遠慮は、いりません。そこらの娼婦より、経験値は上ですから」
その代わり、しっかりと抱いて欲しい。貪って欲しい。いたずらに弄ぶ奴らと違う形で。
そう願って、彼に体重をかける。密着。こうして体温が混ざるのは、なんとなく好きだ。
■クレイグ > 「お嬢さんの年の頃には戦場にいたからな、嫌でもこんな手になるさ」
頭を撫で、耳を撫でる。
女性に対する扱いも年の功か、手慣れている様子で。
「ま、そうだろうな。
そういえば名乗って無かったな、クレイグだ、普段は冒険者、傭兵として戦場にもでる。
よろしくな、マツリカ」
お尻を揉む手はそのままに振ってきたキスに舌を伸ばして。
マツリカの口内へ侵入させると、お互いの舌を絡めあって、涎を交換する。
「そうか、それじゃ」
密着する体を抱き留め、尻を揉んでいた手が、股間に移動する。
足を開かせ、確かめるように秘所に指が近づいていく。
「俺のも、だしてもらって、いいか」
マツリカの尻にあたるのは手だけではなく、硬い雄の感触、窮屈そうにズボンを盛り上げている。
■マツリカ > 「ふふ、これまでを積み重ねてきた手、ですね。嫌いじゃないです」
脂ぎった貴族達のぶよぶよとした手。主人達の意地悪で無知な手。
或いは、酒場の酔っぱらいの酒精に塗れた手。それらが少女の主戦場だ。
それとは比較するのも失礼なほど、精悍な掌が触れている。なんと心地よいことか。
「クレイグさん、ですか。しっかり覚えておきますね。
――身分は、ぶら下げてるものでお察しください。よろしくです」
学生という身分を公言したくないのか、学生証の存在だけちらつかせる。
後は、そんな事忘れさせてやるという意思のもとで口づけを交わすのみ。
舌を絡めあってのキスは、仄かに苦味がある。先のビールだろうか。
「ん、ふぁ――はむっ、ちゅっ――んくっ。ん、ふっ――」
彼の指が股座に伸びる。はしたなく濡れそぼった秘所へ。
既にコートの生地はぐっしょり濡れていて、役立ちそうにない。
指でかき回されれば、きっと少女は容易く果てる。その確信がある。
それでは、彼へのお返しが出来ない。出来ない我慢をしてみようと思う。
「ん、はっ、もちろん、です。何なら、口でしても良いですが。
身を清めていない、何ていうのは気にならない程度に場数は踏んでいますから」
ただ、それだと彼の手指はお留守になる。かと言って、互いに互いを貪る姿勢は厳しい。
ならば、彼が望むことをしようと選択肢だけ告げて、問うのみにする。微笑みとともに。
■クレイグ > 「そういってもらえるのは、嬉しいね」
耳から頬に映り、そのまま首元、胸へ移動して。
クリップで止められている名札を、取り外してから。
「これ…今は外しても良いよな」
そういって外れた後の胸を、手のひらで覆い、優しく撫でまわす。
クリップがついていた先端を、手のひらの真ん中でコリコリと転がす様に。
「んっ…ちゅ…もす、こし奥、な」
舌がマツリカの口内を犯していく、歯茎、舌の裏、頬の裏、口蓋、男の舌が触れていない場所がどんどんと減っていく。
「口は、最後に…もういけそうだし、最初は此処で」
そういうと胸から手を離し、両手でマツリカのお尻をつかんで、軽々と持ち上げると。
上を向いたペニスの上に、マツリカの秘所を合わせて、ゆっくりと降ろしていく。
しっかりと秘所を押し広げ、奥まで届いた後で、再びキスをし、片手がそのままお尻を支え。
片手は今入ったペニスの先、腹の中心をそとから子宮を柔らかく刺激するように撫でてくる。
■マツリカ > 「私にだって好みはありますからね――ふふ。
ん、ふっ――胸っ、くすぐったくてっ、じんじんしてっ……!」
全身の性感帯を隈なく開発されている少女は、柔な愛撫でも感じてしまう。
クリップで挟まれていた桜色の蕾は、指にこりこりとした程よい弾力を返す。
彼の舌を受け入れれば、後は口内を全て、しっかり蹂躙され尽くして。
代わりに、少女も緩やかに舌を動かして、ぬらりと戯れ、遊びながら。
「ふふぁ――ん、私の中は、もう大丈夫、です。
遠慮なく――ん、くっ、んんぅぅうっ――あ、はっ、おっき、ぃっ……!」
熱い潤みに満たされた秘所へと、肉棒が入り込んでくる。
奥を深くまで貫きながら、ぐり、と子宮を揺らす切っ先。
背筋を抜けて脳天まで、一気に突き抜ける快楽の電流。
その鮮烈な刺激を噛み締めながら、漏らす吐息は甘い。
■クレイグ > 「そう、だな…おれだって、あの状況になってる、のがマツリカみたいな可愛い子じゃなく。
野郎なら、だめなきぞくがいるもんだ、で放置だし、な」
再びのキスは、舌を絡めるキスと、唇をつつくようなキスを交互に繰り返す。
絡められた舌が離れるときはお互いの舌に涎で橋が架かり、灯りを反射する。
それは直ぐに消え、唇同士を振れさせるキスをして、離れる。
「あぁ、もう凄い濡れて、でも…きつい、な。
マツリカの、なかは…きもち、いいぞ」
その言葉はマツリカの耳元で囁かれ、耳が甘噛みされ、耳の中を舌が舐めていく。
しっかりと腰を支え、尻に伸びた手がくいっと尻を開かせ。
長い中指が、その奥のすぼまりを突く。
同時に腰を強く突き上げて、子宮口の入り口に先端をおしつけ、腰をグラインドさせていく。
■マツリカ > 「――可愛い、ですか。言われ慣れないので、ムズムズしますね」
啄むような口づけ。ちゅ、ちゅ、と小さい音が繰り返される。
二人をつなぐ銀の糸。それが、差し込む明かりでちらりと輝く。
それも、少しの後に再び重なる唇の間に消えていった。
「ふ、くっ――ぅんっ!そっちは、あ、あぁあっ――よわ、ぃ――んひっ!?」
彼の手が尻の割れ目を開いて、奥の窄まりを穿る。
ぐにり。そこは解さずとも柔らかく彼の指を迎えて。
にゅるり。腸液塗れの粘膜を絡みつかせながら。
「ふひぅ、く、ぅんっ――あ、はっ、ぐっ、うぁぅ――!」
感じる快楽が強すぎて、人の言葉を吐き出せない。
鳴き声、咆哮、それに準じたなにかだけが、喉の奥から溢れた。
耳元も、彼の舌が入り込んでこそばゆい。耳朶を打つ粘着音が蕩けていく。
今の少女は、ただ彼に身を捧げるだけの雌であり、搾り取らんとする魔婦だった。
■クレイグ > 「素直に、思った事をっ、いってるだけなんだけ、どな」
気持ちよさに言葉が途切れ途切れになる。
背中を抱きしめて、その体を自分にこすりつけさせて。
「よわい、のか…それじゃ」
後孔に入った指が、腸内で折り曲げられる。
子宮側に曲がった指先が、秘所の中を出入りするペニスに刺激を与え。
「きもち、よすぎ、て…もうっ!」
強い締め付けと、奥を突き上げる快感に、声を上げて。
ペニスの先端を子宮口をこじ開ける勢いで突き入れ。
びゅるるっ、びゅくん、びゅくんっと、濃く熱い精を注いでいく。
■マツリカ > 「その方が、たち悪いんです、けどっ――ふ、ぐっ、うぁ、あああっ!
おし、りっ、ひゃめ、ぅっ――んいぅううっ――!!まってっ、ぁ、ぁああっ!!」
不浄の穴が最弱の性感帯。その事実だけで、耳が熱を持つ。
少女の羞恥心を、尊厳を犯すためだけに、執拗に開発された尻穴。
それは、日常生活の最中ですら、法悦を噛み締めなければいけない程の感度で。
指を食わせれば解れて蕩け、ねっとり絡みついて奉仕をしながら搾り取る。
秘所に負けずとも劣らぬ名器と化した第二の秘所は、思考を一瞬で弾け飛ばして。
「ひ、ふっ――うぅうううっ――!!わたし、もっ、いっちゃ――ぅ、ぅぅううっ!!」
彼の射精に合わせて、少女もまた背を仰け反らせて跳ねる。
きゅう、と弓なりに反った肢体は、三日月のように弧線を描いて。
中に吐き出される熱い迸りを受け止めながら、ふぅ、ふぅ、と荒い吐息を零す。
避妊せずとも、後処理は主人達が勝手にする。だからそのまま、目一杯に受け入れた。
■クレイグ > 「は、はっ…待っての前に、動かしてたな…大丈夫、じゃなさそうだな」
後孔に入れたままでは、恐らく連続で絶頂思想だったので、くぷりと引き抜く。
引き抜く時に、節くれだった指の関節が入り口をこするのはどうしようもなかった。
そのまま、マツリカの背中を優しくなでて、落ち着かせる。
「ほら、頭こっちに…ん」
仰け反った頭を、自分の肩に抱き寄せて。
悪戯に耳を舐める。
「落ち着いたら、続き、いけそうか?」
秘所を押し広げるペニスは硬いままで、相手の性欲と体力が強い事を示しているようで。
マツリカの体を気に掛けながらも、そう尋ねてくる。
■マツリカ > 「んふっ、ぅぁ、ぅぅううっ――ふ、ひゅっ……」
ずりずり。尻穴から指を抜かれる刺激だけで、更に一度果ててしまう。
イソギンチャクの如くに吸い付いた肉穴が、ちゅぽ、と名残惜しそうに離れて。
解れて緩んだ肉穴は、冬場ならば湯気すら立ちそうな熱を帯びて奥を見せつけていた。
「――は、ふっ……ん、続き、ですか。お望みなら、口でも、その、お尻、でも」
"そう言う趣味"の客が相手ではなかったから、腹の中身は洗浄済みだ。
尻穴での奉仕を望まれたとしても答えることは出来る。きっと、理性が飛ぶ気もするが。
恐らく、行為の終わりにくったりと疲れきるだろうけれど、彼にならば良いだろう。
「……さぁ、どうぞ、クレイグさん。マツリカは、まだ大丈夫ですので」
ささやきながら、きゅっと秘所を意識的に締めて応じる。
初心者同士ではないのだ、もっと気楽に貪り合おう。
そんな気配すらにじませて、彼を誘う。淫靡な微笑みとともに。
■クレイグ > 「んっ、大丈夫なら、頼む」
抱えている頭を撫でて、少し上を向いてもらい額にキスを落とす。
感じすぎるほどの体を持つ少女が、自分を自由にしていいと言ってくれる事に高ぶりを感じる。
「マツリカが飛びそうだけど、その時はきちんと介抱するからな。
だから、こっちで頼む」
今指を抜いた敏感すぎる後ろ穴を指先でつつく。
先ほどの感じから此処ですればマツリカは気絶するまで、してもイき続けるかもしれない。
けれど、其処を味わいたいという欲求に素直に、そして大丈夫というマツリカ言葉を聞いて。
後孔を求める。
お互いに何度果てたのかは、不明…というより、覚えていなかった、それほどにマツリカを貪っていたのであった。
■マツリカ > 「……ん、こんなに固くしておいて、我慢しろなんて言えませんし」
少女自身も性欲をいじられていて、三日耐えると気が狂いそうになる。
男性はそれほどまでではないにしろ、硬いままでは辛いと聞いたことがある。
それならば、お礼として貪ってもらうのも悪くはないと考えた。それだけのこと。
「――ん、こっちで、ですか。構いませんが、多分、はい。
私が、だめとか、やめてとか言っても、やめる必要ないですから、ね?」
彼に尻穴を貪られれば、きっと自分は意識を飛ばすことになる。
彼との交わりは、その位にタフで激しい。でもそれが、嬉しくもある。
だから、今を目一杯楽しむつもりで、極力我慢しようと思う。
きっとそれも、すぐに蕩けて消えてしまうのだろうけれど。
「それじゃ、二回戦目、どうぞ?」
囁いた。自分で引き金を引いた。もう止まることはない。
後はそのまま、何度果てたかわからないほどに、ただ果てて、沈んでいく――。
ご案内:「平民地区 大通り(過激描写注意)」からマツリカさんが去りました。
ご案内:「平民地区 大通り(過激描写注意)」からクレイグさんが去りました。