2021/05/24 のログ
ご案内:「山賊街道(過激描写注意)」に山賊団さんが現れました。
■山賊団 > 「随分と手間ァ取らせてくれたなァ、お嬢ちゃん」
「ヒヘヘヘヘヘ、もぉ逃げ場はねぇぞぉ」
「犯してやる……イかれるまで犯しぬいてやる……」
山賊街道を離れ小一時間程進んだ先、背後を急峻な崖壁に塞がれ、周囲を針葉樹の木々に囲まれた広場がある。
近隣の村に住む狩人が野営地としてして利用しているのか、はたまたここに居並ぶ山賊共の休息地か、焚火跡なども見受けられるその場所が、不運な旅人の終着地となった。
冒険者か商人か、もしくは乗合馬車を利用したただの旅人の一人なのかも知れないが、九頭龍山脈の傍らに走る街道を進んでいたその娘の不幸は完璧なる奇襲によって幕を開けた。
必死の抵抗で数人を切り殺したのか、それとも一心に逃げ続けたのか。
どちらにせよ、色欲と血に飢えた狂獣の群が彼女に行う無法に変わりはない。
転倒した獲物の利き腕を踏みつけ、首筋に鈍色の凶刃を突き付けた山賊の一人が言う。
「それでどうするよ。まだ抵抗してみるかァ? ククク……その場合はちぃと痛い目見る事になるぜ。腕の1、2本……下手すりゃあお陀仏だ。ま、俺達ァ死体相手でも構やしねェ。大人しくするってんなら優しく可愛がって気持ちよくしてやるよ」
娘の周囲を十重二十重に取り囲む山賊の中には、早くも自身の逸物を薄汚れた着衣から引っ張り出している物もいる。
劣情に血走る悪相に見合ったグロテスクなまでの男性器は、飢狼の牙列から滴る唾液めいてダラダラと先走りを伝わせながら、興奮の嘶きに太胴を震わせた。
ご案内:「山賊街道(過激描写注意)」にインファさんが現れました。
■インファ > 少女の不運は、乗り合わせた馬車が山賊に起こされたことだった。
山賊街道を進む中、突如飛来した矢が一瞬で御者を射殺し、次いで馬が駄目になった。
制御を失った馬車は、慣性のままに進んで、馬の死体に乗り上げて止まる。
響く怒号。山賊達の鬨の声だろうか。乗客達が震える中、少女は佩剣の柄を握って――。
山賊の第一陣を撫で斬りにして、その隙に馬車から離脱し、野山に出る。
そこからは、茂みや木々を用いて死角からの奇襲を行い、更に数名を葬り去った。
職業冒険者、本業暗殺者の少女による反抗は、それなりの損害を与えただろう。
――それから少しの後、少女は断崖の麓に追い詰められていた。
どれほど殺しても、少女は一人で相手は集団。徐々に数で圧倒され始める。
木々をなぎ倒し、茂みすら踏み抜きながらの強引な攻め手で包囲され、誘き出される。
そうして、少女は背中に断崖の硬さを味わいながら、にやつく男達と退治する。
「っ……何とでも言いなさい。私が何人殺したのか分かってる?」
これは虚勢だ。これ程の人数に、己の力が通用するとは思っていない。
それでも、少しでも臆してくれるなら。そう思ってのことだが、反抗の意思と取られるかも知れない
先走りを垂らす剛直を顕にしながら迫る男達。その様相に、悍ましさすら感じながら。
■山賊団 > 奇妙な山賊達だった。
本来であれば一番の獲物は馬車に積まれた多くの物品と、車内にて震える無力な乗客であり、殺到する先駆けを華麗とさえいえる手際で切り捨て山道に逃げおおせてみせた手練れ一人にこれほどの人数を掛ける事などあり得ない。
例えそれが銀髪と色白の肌が目を惹く美少女であったとしても、追撃の間に増えるだろう犠牲を考えれば釣り合いが取れるとは思えないからだ。
事実その通りで、少女の短剣に命を奪われた者の数は襲撃者の半数にも届いた。
普通、それだけの犠牲を出せば諦めて、他の戦利品を持ってアジトに帰還する物だ。にもかかわらず、山賊共は仲間の死にもまるで戦意を失うことなく、目的は最初から少女一人であったかの様な苛烈な追撃を続け、ついにはその退路を断つ所まで追い詰めたのだ。
流石の少女にもこのような対応は想像できなかったのではないだろうか。
「さぁなぁ? よぉ、お前ら、覚えてっかぁ?」
「ど~だったかねぇ。殺しも殺して20くらいは殺られちまったんじゃあねぇの」
「かはっ、とんでもねぇ尼だな。こりゃあその分俺達の種で胎膨らませて、補充させてもらわにゃ割があわんぜ」
少女の気丈な言葉に返すのも、恨みも恐れも存在しない、品の無い笑い声ばかり。そんな連中の中から手槍を持った一人が進み出たかと思えば――――ドスッ。
仲間の敵討ちというには獣欲ばかりが透けて見える刺突が、冷静に少女の肩に穂先を埋めた。
太い血管を見事に避けて、利き腕の自由だけを奪う一刺し。
その痛みに意識を奪われた間隙を縫い、別の一人が下肢に向けたクロスボウのトリガーをあっさりと引く。
シュカッと妙に軽い射撃音が齎すのは、太腿への激痛。
これまた大動脈を傷つける事なく、少女の移動手段を奪うだけの、凌辱を目的とするのならば完璧な一射だった。
■インファ > 一息に数人を斬り殺されただけなら激高するが、それ以上の被害が出れば怖気づいて去っていくはず。
以前にも同じ様に山賊から逃れた経験があったから、今回も同じ様に剣を振るい、針を見舞った。
しかし、彼らは馬車の積み荷も他の乗客も置き去りに、その全てが少女を追ってきた。
奇妙な気配に困惑するが、迷いは腕を鈍くする。一度思考から外して、迎え撃ったのだが。
「……仲間を討たれてもお構いなしとは、恐れ入るわね。
薄情で野蛮で冷血。確かに貴方達には山賊がお似合いだわ」
吐き捨てる。内心の怯懦を見破られれば、それまでだ。
この囲いを抜けるならば何処から行くべきか。冷静に視線を周囲に走らせる。
刹那、右手に短い槍を携えた男が前に出る。同時に少女も反応して身を前に――。
「――いぎ、ぁ、あぁああああぁあっ!?」
最小限の動きで避けて、返す刃で短剣を叩き込む。そのつもりだった。
しかし、恐怖で身が竦んだのか、ほんの一瞬、動きが遅れた。それが致命的だった。
避けるはずだった槍の穂先が、少女の右肩に深々と埋まる。肉を断ち、骨を削る。
がつん。そのまま少女は後ろの断崖に押し付けられた。赤く濡れた槍の切っ先が崖を突く。
鮮烈な痛みに、少女はただ苦悶の悲鳴を上げるのみ。彼方で鳥が木々を揺らす。
それから一瞬遅れて、別の男が少女の左足に視線を向け、狙いを澄まして矢を放つ。
ひょう、と空を切る一矢。咄嗟に致命傷を避けるべく足をずらすが。
「ぎ、ぐぅぅうっ……ぁ、ぐっ、ぁああっ……!」
左足の太腿を矢が貫通する。これも先の槍と同じく、断崖に突き立って少女を縫い止めた。
鮮血が溢れ、左足と右腕の白い肌を伝っていく。その先――力の失われた手から、蒼銀の短剣が零れ落ちた。
それは、少女の武器であると同時に、少女の僅かな勝ち目を暗示していたのかも知れない。
■山賊団 > 「―――おほっ。やったなぁ、お前ら。職業選択の正しさを褒めてもらえたぜ」
「げははっ、やっぱり俺の天職は山賊だったか」
「テメェは見るからに山賊顔してるしな」
「人の事言えねぇだろが、ハゲ」
「ち、違ぇよ! 前から言ってんだろが! これは剃ってんだよ! ハゲじゃあねえ!!」
どこまでも負けん気の強い少女の言葉を肴にして盛り上がる山賊達。
一角では殴り合いさえ始まる統制の無さ。
その最中、あまりにも無造作に突き出された槍先と、続けざまのクロスボウの一射が、哀れみを誘う悲鳴を木霊させるも
「ゲハハハハハハッ、言ったよなァ? えェ? 俺ァ言ったよなァ? 抵抗すんなら手足の1、2本はいただくってよォ」
「だなぁ。あれだけ丁寧に言い聞かせてやったのに、こんな反抗的な態度を取られたんじゃあ仕方ねぇよなぁ」
「テメェが大人しく、自分から着てるもん脱いでよぉ、どうかわたくしめのおまんこを使って気持ちよくなって下さいとでも言やあ、俺達だって紳士な対応してやったんだぜ」
激痛に呻く少女の様子までもが娯楽の一環であり、肉欲を昂らせる前菜となるのだろう。無法者達は崖壁に下卑た笑い声を響かせ、剥き出しの逸物をますます硬く膨れ上がらせる。
崖壁に縫い留められた少女の首筋に向けられていたククリ刀が、そのままするすると切っ先を滑らせ、刃こぼれの目立つナマクラで着衣を引き裂き始めた。
少女が下手に暴れよう物なら、貴族娘にも見紛う純白の白肌にも裂傷が刻まれる事となるだろうが、それに斟酌する様子さえ見られぬ強制脱衣が白脚の付け根にしゃがみ込み、最後に残されたショーツのクロッチに太指を潜り込ませる。
「へっへっへ、お嬢ちゃんのおまんこはどんなかなぁ?」
「パイパンに銀貨5枚」
「ばぁか、こういう子に限ってマン毛もじゃもじゃの下品なまんこしてたりすんだよ。銀貨3枚」
「そりゃテメェの好みだろが。生え掛けの可愛らしいおまんこちゃんに銀貨8枚だ」
引き延ばしたショーツの底布にククリ刀を挿し入れ、ボルトの突き立っていない方の白腿にヒゲ面の頬擦りを行いながらの下卑た賭け事。無論、少女の可否を問う事も無く、あっさりと引き斬られたショーツが乙女の秘所を露わにし、ニヤニヤ笑いで覗き込む獣の群に興奮を煽る淫華を見せつける事となる。
■インファ > 戦う力を失った少女を前に、軽口を叩きあう男達。
その目の前で、だらりと右腕を力なく垂らしながら、唯一自由になる左手を震わせる。
歯向かわなければ、酷い目には合わない。それこそ、従うメリットは一切ない。
彼らの『紳士的な扱い』は、彼らの尺度に則って行われるのだ。粗野な男達の紳士とは何か。
そう考えては見るものの、痛みとは恐怖よりも確実に意思を挫くもの。震えは止まらない。
「く、ぅっ……ふざけたことを……ぁ、ぐっ、ぅううっ……」
どうにか身動ぎしようにも、少し体を捻ろうとするだけで、鮮烈な痛みが駆け抜ける。
その間に、首筋に突き立てられた幅広のナイフが、少女の服を切り裂いていく。
否、刃こぼれした刃では、切断と言うより強引な引き千切りとでも言うべきだろうか。
ぴぃぃ、と上質な布を裂く音。切っ先が肌を撫で、白磁の肌に幾筋もの傷を生む。
最後、ぴん、とククリが跳ねるとともに、少女の服は無残な布切れへと変わった。
「ふっ、くっ……勝手なことを――なっ、やめ……んぃっ!?」
むくつけき男達の一人が、少女の前にしゃがみ込んで、下着の中に指を差し込む。
節くれだった硬い太指。それが、ごりと陰核を擦り上げたのだ。瞬間、快楽が伝う。
ぞわりと背筋に走る嫌悪感。しかし奥歯を噛むしか出来ず、荒い呼吸を繰り返すのみ。
じょりじょりとした髭の感覚が右の太腿を撫でる。目眩すらしそうだ。
最後に、ショーツのサイドをククリの刃が切り裂けば、すぱりと布が落ちていき――。
――顕になるのは、無毛の秘所だった。銀貨11枚が、無毛に賭けた男のものになる。
それを良しとするのか、腹いせに少女を嬲るのか。それは男達の胸先三寸だ。
■山賊団 > 「おうっ、テメェら邪魔だ! 見えねぇだろが。前の方の奴はしゃがめ!」
「いててっ、おい、押さえつけんじゃねぇ!」
磔の細身に群がる薄汚れた人垣は、汗と精の醸す独特の牡臭とむわりとした人いきれの熱を白肌に浴びせ掛ける。そうして形作られた密集の中心地、着衣のほとんどを白躯に纏わりつくボロ切れに変貌させた少女の目を惹く反応。
「おっ」「くはっ」「ほほぉ?」
下着に指を差し込ませた男は当然として、押し合い圧し合い身を寄せるギャラリーの中でも数人は気付いたらしい、淫核に触れられた際の過敏な反応。
彼らの浮かべた笑みは、クリトリスへの苛烈で執拗な責めを少女に予感させるだろう。
そして次の瞬間、類稀なる美貌のみならず、剣士としての腕前とてこの場の誰より秀でているだろう少女の尊厳が、いともたやすく千切り取られた。クロッチを横に断たれ、コットン地の弾力がペロンっと曝け出す少女の聖域に、悲喜こもごもの歓声が上がる。
「うははははっ、悪ぃな諸君。お嬢様のおまんこは、見た目を裏切らねぇパイパンまんこだ」
「くっそ、マジかよ」
「おいおい、すげぇぞ天然物だぜ。剃り跡一つ見当たらねぇ」
「ここまで来ると、クソだの小便だのすんのかさえ怪しいな」
梅雨時の湿気を帯びた、切り立つ崖が陽光を遮り作るひやりとした森の外気に晒された少女の秘所。
それは、同じ人間の恥部とは思えぬ、大理石の彫像や、聖職者の語る天使の様な、穢れという物が存在しない生体芸術だった。
山賊達でさえ思わず息を呑み、無法の手を止めるだけの清らかさ。
とはいえそれで、彼らが己の罪に気付き、過ちを正す訳もない。
むしろ、それだけの清冽を己の怒張で好き放題に穢す事が出来るという興奮は、彼らの双眸を一層血走らせる。
用を果たしたククリ刀を腰裏の鞘に戻したヒゲ面が、牡獣の群の中でも最も少女に近い特等席から見上げる恥丘にひび割れた太指を伸ばし、クニュリと大福めいた大陰唇の一端を割り広げる。
■インファ > 男達の熱気を孕んだ視線が、少女の肢体へと無遠慮に突き刺さる。
野外だと言うのに、周囲に満ちるのは男達の人いきれ。汗と精、垢と脂の混ざった臭いだ。
正しく、山賊の根城に満ちているだろう空気を濃縮した様な、独特の異臭だった。
対する少女は、仄かに甘い花の様な香りを纏う。服に焚き染めたお香か、少女自身の体臭か。
少なくとも、男達の欲望を唆るには十分すぎる雌の匂いを僅かに吹く風が皆に伝える。
「っ……下劣ね……」
陰核への刺激。それは、今時点の少女にとっては最も強い快楽だった。
かつて刻まれた暗示のせいで、少女は一日に数度の自慰を強いられる羽目になった。
排泄の度に尿意や便意を抱えながら自慰を行い、果てることでようやく許される。
他者から性感を与えられた時にどうなるか――排泄出来るか否かは、定かではない。
何れにせよ、少女の日常生活すら脅かし、その尊厳を踏み躙る悲惨な呪いだ。
その過程で、陰核は胸元や秘部より余程敏感な肉真珠へと生まれ変わってしまった。
同じ位の齢の少女と比較した時に、やや大きめだと分かってしまうだろうそれを擦られる。
ただそれだけで、嫌でも感じてしまえる程に、陰核の感度は研ぎ澄まされていた。
「……く、ぅ……」
湿気を含んだ空気の中、晒された無毛の秘所。男達の色めき立つ声が聞こえる。
天然物か、と言われると、幼少の頃にスライムによる永久除毛の成果なのだが、
勘違いすら彼らにとっては陵辱のスパイスになり得よう。
少女に固執した妖仙達が作り上げた、美麗な実験体。神に背く行いの集大成。
それでもなお神に届くには至らなかった出来損ないだが、完璧を体現する為の存在だ。
胸元が貧しい、ということだけを除けば、王族にも引けを取らない美麗な娘である。
彼らが見惚れるのは無理もない。そして、彼らが好んで餌食にしようと思うのもまた。
やがて、男達は鑑賞に満足すると、本格的な実用のための検分を始める。
男の節くれだった手が、少女の右腿を押しやると共に、秘裂へと指を引っ掛け、開いたのだ。
奥に見えるのは、容姿に違わぬ楚々とした桃色。そして、奥には純潔の証たす薄肉の膜。
男達の興奮をこれ以上なく掻き立てるだろうものを見せながら、羞恥に歯噛みをするしか無い。
■山賊団 > 山賊の根城。
少女の背後に切り立つ崖を南東に向かってしばらく進んだ場所にある廃砦は、彼らの悪臭で完全に汚染されている。今やその汚臭に麻痺した彼らの嗅覚にとって、スレンダーな白躯の醸すフローラルな雌臭は媚香めいて山賊共を滾らせる。
そして、芸術を介さぬ山出し集団は分かりやすい記号―――豊かに膨れた乳房や、括れた腰から尻へと至る際に見せる優美な曲線―――にこそ強い発情を示す物だが、ボリューム不足の乳房は年若い少女の未成熟を強く認識させて、青い果実を無理矢理に摘み取る背徳はそんな彼らにさえ新たな性癖を植え付ける。
「アァ? 何が下劣だ。下劣ってぇなら、こんな状況で勃起しまくってるテメェのデカクリの方がよっぽど下劣だろが。一日に何度も弄ってなきゃあ、こうはならねぇよなぁ? オラ、一日何回ヤッてんだ? 言えコラ」
剥き出しの肉溝の頂点で楚々と震える肉真珠。
それが少女の弱点であると気付いたヒゲ面の罅割れた太指が肉芽を摘まみ、コリコリクリクリと弄ぶ。
それに続いてもう一方の手指で秘裂を割れば
「―――おおぉっ!?」
「コイツ、初物じゃねぇか!」
「まじかよ! これが処女膜ってぇやつか!」
「初めてみたぞ」
「これだけの器量だ、とっくの昔に手付きにされてるかと思えば飛んだ掘り出しもんだぜ!」
淡い胸元以上に他者の視線を浴びたく無いであろう場所が、無遠慮な太指に割り裂かれた途端、野太いどよめきが一気に広がった。
今や最前にてしゃがみ込む男達に二人も三人も圧し掛かるかの人垣が、荒れた鼻息が白肌に掛かる程の距離で生娘の媚肉を覗き込む。
仲間達を華麗に切り裂き、命を散らした凄腕の美剣士。
そんな少女が羞恥と恥辱に歯噛みする様が、後のお愉しみを強めるための忍耐を破砕した。
人垣の中から延ばされた腕が無造作にクォレルを引き抜き、続いて槍柄を引き抜く。
崖壁に磔られたままでは使える孔が足りなすぎるという、ただそれだけを目的とした解放。
短槍は少女に磔の立位を強制し続ける事はなくなったが、抜き棄てられたクロスボウボルトとは異なり返しの存在する槍先は肩甲骨を浮かせた白肌に鉄棘を食い込ませた状態で残されたまま。重力に引かれて下がる柄が、体内に潜り込む異物でゴリュッと骨肉を抉り、鮮烈な痛みで少女を苛む。
「―――ハッ、ハァッ、オラァ、咥えろやァ! いいかァ、分かってんだろな。歯ァなんざ立てて見ろ。その可愛らしい顔、しこたまぶん殴ってやっからなァ!」
槍の重さと矢傷の痛みにへたり込む彼女の銀髪が荒々しく鷲掴みにされ、上向けられた小顔に押し付けられるのは、ふやけた粉チーズを思わせる恥垢をびっしりと纏わりつかせ、先走りを肉幹の半ばまで垂れ伝わせた牡獣の一番槍。
根元のみならず太幹にまで繁茂する陰毛も汚らわしく、そんな物が美少女の白皙に密着している様は、背徳と興奮の身震いをを誘う光景だった。
■インファ > 男達の輪が狭くなるにつれて、汚臭の濃度が増していく。
普段ならばまず近寄らない、スラム街や場末の酒場を彷彿とさせる臭いだ。
少女の匂いに気力を充溢される男達とは異なり、少女は不愉快な臭いに眉根を顰める。
思わず吐き捨てた言葉。その返答たる荒っぽい恫喝には、びくと身を竦めてから。
「ぼっ……!?い、一日に、何度も、なんてっ……んひ、ぃ、んんっ、ぁ、ひ――!!
やめっ、あ、やだっ――んひぅっ!?い、言うから!と、トイレ、行く度に――いひゅっ!!」
暗示のことは口が裂けても言えないが、頻度については言えてしまえる。
傍から聞けば、トイレに入る度に自慰を行う変態だとしか思われないのだから。
今日も、少女は自身に掛けられた暗示を解くための魔法具を得るために馬車に乗っていた。
だが、その目的を果たす所か、山賊の慰み者にされるとなれば、運命を呪うより他はない。
強いて言うなら、狙われた馬車に乗っていた他の客は、少女のお陰で無事を得られたことだろう。
無論、善行をした所でそれを見て助けになる神など居ないと理解している少女は、祈りなどしないが。
「っ……別に、処女なんて珍しくもないでしょ――い、ぎ、ぁああぁああああああ!?」
男達のどよめきと喝采。その中で居心地悪く身を縮める。
その仕草が、雰囲気が、男達のただでさえ脆弱な忍耐を破壊する。
まず、人混みから伸びた腕が足に突き刺さった矢を握り、強引に引き抜く。
ぶちぶちぶち。矢の表面の細かい凹凸が、張り付き掛かっていた肉をヤスリがけする。
切っ先の返しがないのは幸いだったが、それでも傷口に熱杭を押し付けられたような痛みが走った。
全身に溢れ出る冷や汗。矢という支えを失った左足は、萎えてぐらりと崩れ落ちていく。
「あ、がっ――は、ぐっ……や、槍を弄るのは、まって、やめ、あ、ああぁ――。
ぎ、ぃ――ひ、ぐ、ぁあぁあっ――ぐ、うぁ、いだい、いだいいだいいいいっ――!?」
ごきん、と後ろの崖から抜けた槍は、切っ先に何段か備えられた返しを肉に食い込ませながら外れる。
完全に支えがなくなった体は、よろりと前に倒れ込む。だが、少女より槍の石突のほうが早い。
やがて、がきん、と石突が地面を打つ音が響き、同時に槍の穂先がより深く、メリメリと肉に食い込んで。
ばき、ごき、と骨を砕く音がする。上半身の重さの殆どが槍に掛かって、やがてぶちりと背中側に穂先が抜ける。
血液と砕けた骨の欠片で朱と白に飾り付けられた穂先は、その構造の禍々しさを見せつけていた。
「はぐっ、ぃ、ぁ、ぁあああっ――ま、まってっ、痛いの、痛いから――んぶ、む、ごぉおっ!?」
髪を引き上げられる。揺さぶられる。それだけで傷が泣きそうなほどに痛む。
そんな少女の口元に、黄ばんだ白色の垢に塗れた獣欲の証が突き立てられる。
喚く少女を意にも介さず、そのまま裏筋を舌先に擦り付け、恥垢のえぐ味を味覚に叩き込む。
ごりゅん。喉の奥までが一気に埋まった。臭気と味で胃がもんどり打ち、げぶ、と熱が込み上げる。
痛み、吐き気、恐怖。それらがない混ぜになって、震えが強くなる。暗示がなければ失禁していただろう。
それでもどうにか、口を閉じはしなかった。だが、男の肉棒と少女の口の大きさがそもそも合わなかった。
それ故か、幾度目かのピストンで、がり、と犬歯を擦り付けてしまうことになるだろう。
■山賊団 > 「はぁ? なんでトイレに……」
「うははっ、お嬢ちゃんのお気に入りのオナ場はトイレか。肉便器の素質十分じゃねぇか」
「女ってなぁ小便の回数も多いからなぁ。1日5回くらいはマスかいてんのかよ」
「うへぇ、そりゃあクリもデカくなるわな」
「いや待て、もしかしてコイツ、案外ケツ穴狂いなんじゃねぇの? クソ漏らしても問題ねぇトイレで……」
「うぉ、お前天才か!? なんだその名推理!」
必死の告白は性獣の興奮を煽り、嘲弄の言葉を口にさせるという結果を生んだだけだった。
少女の肉芽は嘲りの対象になる程のサイズではないのだろうが、これまで誰にも穢されていない楚々たる淫裂の中では目を惹く。
それをあえて大仰に弄ぶのは、彼女に殺されたかつての仲間へのせめてもの弔い―――などではなく、単に美少女を貶めて嗜虐の愉悦を楽しむ下種の性癖に他ならない。
当然、素直に口にしたとて肉芽責めが中断されるわけも無く続けられた。それを止めたのはより陰惨な暴力だった。
「おいおい、あんまり無茶してやんなよ。使う前に壊れたら困るだろが」
「はっ、よく言うぜ。壊れたユルマンにいつまでもちんぽ突っ込んでる変態のくせしてよ」
「ま、大丈夫じゃねぇの? コイツ、結構活きが良さそうだしな」
まともな人間であれば顔を顰め、ともすれば卒倒しかねない美少女の、磔の解放に伴う悲痛。
それを前にして逸物を萎えさせるような繊細な心の持ち主は、どうやらここにはいないらしい。むしろ一層肉棒を張りつめさせ、先走りの精臭を強めさえする。
その際たる一人が少女の口腔に剛直を潜り込ませて
「おほぉぉ…っ。こいつの口マンコ、すっげぇ具合がいいぜ。こりゃあ思った以上の拾い物……ッてえ!」
喉奥にまで届く深い挿入の後、恍惚とした表情で腰を使い始めた山賊だったが、その最中、肉幹の半ばに走った痛みに動きを止めた。
苦しみに戦慄く口唇から唾液に塗れた怒張を引き抜けば、縮れた陰毛に覗く肉幹にジワリと滲む血液の赤。
瞬時に激昂した山賊が少女の銀髪を鷲掴んだまま拳を振り上げ
「テメェ~~~……コラッ! オレァ! 言った! よなぁッ! あぁっ!? あぁんっ!!?」
ガッ、ドガッ、ゴッ、ゴッ、ガツッ、ガヅンッ!
少女の小顔の半分程はあろうかという拳が、岩礫の如く降り注ぐ。
額、左目、鼻先、頬、唇端、頭部。
狙いもいい加減な拳骨の雨。
■インファ > 何故と問われて、その理由を答えることは出来ない。言葉にしようとしても、喉から出てこないのだ。
『掛けられた暗示について秘密にする』暗示は、保身目的だけでなく、少女を苛む楔にもなっている。
結果、彼らには『トイレで自慰を行う変態娘』という認識を与え、下世話な言葉で詰られる。
それに黙しても、反論しても、そこに意味はない。彼らは少女を嬲り者にしたいだけなのだから。
肩に槍の直径と同等の大穴を開けられた少女は、鮮烈な痛みを悲鳴として訴える。
だが、男達からすればその様相こそが目的であり、彼らの興奮を増幅するのみだ。
恐らく肩は、無事に切り抜けた後でも数週間は使い物にならないだろう。
引きちぎれずにくっついているだけでも奇跡的な状態なのだから。
右手は手指を曲げることすら出来ない。そんな中、男の肉棒が口を割る。
「もごっ、げっ――ぉ、ごっ、おぶっ、も、ごぉぉおおっ!?」
どちゅ、どちゅ。男の腰使いは、荒々しい性交と言っても申し分ないものだった。
本来であれば、味も臭いも感じない穴で受け入れるはずのそれが、口を犯す。
数度の往復で、肉棒の周囲に纏わり付いていた恥垢は唾液と混ざって落ちた。
口内を強烈な味と臭いが満たす。ただでさえ嘔吐する一歩手前の状態だ。
その矢先、僅かに口を閉じてしまった少女は、その犬歯で肉棒の表面に傷をつけてします。
ぷつん。目の前の男が怒気を放つ。心臓がずきりと痛むほどの威圧と恐怖が駆け抜けて。
「んぶっ、ぷふぁっ、それは、貴方のが大きすぎt――ぶぐっ、ぇ、ぶっ、あ、ぎゅっ!?」
目の前を巌の如き拳が埋め尽くし、瞬く間に殴打の雨が降り注ぐ。
額を打たれて脳が揺れ、左目を打たれて青痣が浮かび、鼻先を打たれて血が溢れる。
唇の端は一撃で切れて、その後も上下左右から落石染みた打擲が幾度も飛んだ。
ぐわん、ぐわん。目の前が回るような感覚。それでもどうにか、元の美麗さは保っていた。
それは男が無意識に躊躇したのか、それとも少女が持ち前の技でダメージを殺したのか。
何れにせよ、だらりと頭を垂れ、ビクビクと震える。これ以上顔を打てば、様子は醜くなりかねない。
それでも殴るか、或いは容姿にこだわりを持つ者が止めるか。顔以外を殴る、ということもあるだろう。
何れにせよ、少女は耐える以外の選択肢を与えられていない。目元に涙をにじませながら。
■山賊団 > 少女の口腔は、暴虐に歪む美貌と共に大いに男を悦ばせたのだろう。
それが余計に裏切りへの怒りを募らせた。悲鳴の直前に発せられた雌媚びた台詞は、それを聞きつける事が出来た物に強い興奮を与え、怒れる牡獣に多少の手心を生じさせたのかも知れぬが、それでも十分すぎる程の脅威として華奢な白躯を苛んだ。
その拳雨が止んだのは、別の一人の静止による物。
「おいおい、顔はやめろよ。萎えんだろが」
「アァッ!? でもよぉ、こいつ……!」
怒りと興奮が綯い交ぜとなった武者震いと同等の戦慄きが、フーッ、フーッと獣の息を吐き出させる。仲間の静止を受けてなお怒りの収まらぬ山賊だったが、ニヤリと邪な笑みを浮かべてもう一方の腕を伸ばす様子に黙って目を向けた。
「仕置きしたけりゃ良いのがあんだろが。なぁ、姉ちゃん。もうお痛はしねぇよなぁ? 大人しく出来るよなぁ?」
美貌への暴虐を止めた男の手指が、先程開通した肉孔にずにゅりと潜り込んだ。
ニチッ、ニュチッ、クチュクチュニチュッ。
響く水音は濡れた雌孔を弄ぶようでいて、不潔な指先に絡むのは甘酸っぱい透明蜜ではなく鉄の味のする赤。生じる感覚も全くの別物で、拳打が与えたのが思考を揺らす衝撃だったのに対し、こちらは剥き出しのクリトリスを捻り上げるかの鋭激。
そんなやり取りの最中、別の誰かが華奢な腰を持ち上げた。
「――――うへへ、一番乗りぃいいおっ!? おォお……っ!」
恐らくは生存本能の暴走によって濡れているだろう陰唇―――例え乾いていようとも結果は変わらぬが―――に滑る熱塊が押し付けられたかと思った次の瞬間、少女の胎がドスッ内側から跳ね上げられた。
その胎内の深い場所にて、ドクッ、ドクンッと感じる異物の脈動と、じわじわと広がっていく熱。
「おあっ!? 小僧、どさくさに紛れて何やってんだ!」
「あーららぁ、早速中に出しやがったよ、コイツ」
「うはは、今日はちゃんと中に出せたじゃねぇか」
「相変わらずの早漏っぷりだなぁ、坊主。そんなんじゃあ女を悦ばせる事ぁ出来ねぇぞぉ」
神々しいまでに清楚な秘所の初めては、破瓜の痛みと爛れた中出しの熱感を同時に生じさせる物となった。
山賊共の凝視に曝け出された少女の秘所を前に、一心不乱に己の逸物を扱いていた若者が、どさくさに紛れて一番乗りを果たした結果だった。
■インファ > 軽めの脳震盪が起きているのか、ふわふわとした意識が戻らず、頭を上げられない。
ただ、整った鼻梁の下から、鮮やかな赤色の筋を数本、唇から地面に向けて滴らせるのみだ。
口角も、切れた箇所から血が伝い、顎の筋を通ってもう一つの血溜まりを作り出す。
このままだとその内死ぬなぁ、と他人事のように思う中、拳の雨が止む。
何枚かの膜を通したかのように、遠くから聞こえてくる男の声。
顔はやめろ。その言葉自体はありがたいが、状況は全くそうではない。
こちらは一切意図してなかったとは言え、相手を傷つけたことになる。
この瑕疵は、状況的に痛い。その分誠意を見せる必要が出てきたのだ。
「……う、ぁ……最初から、おいたなんて、してない……。
ん、ぎっ――い、ぁ、いっ、ぐっ――やめ、んぎ、ぃぃいっ!?」
中に入り込んだ指が中を乱暴にかき回す。無遠慮な指使いに、ぷつりと膜が傷を追う。
完全に破瓜をした訳ではないが、真っ赤な鮮血が陵辱者による無体の証として指を伝った。
ほのかに濡れて、しかし未だぬるりとまではいかない秘所。その中を、男の指がひっかく。
それだけでは不愉快な痛みしかなかったが、陰核を抓り上げられる刺激が混ざると困惑する。
快楽と痛みと不快感。それらがまぜこぜになって少女を満たすのだ。
同時に、陰核を扱かれると外気に体が冷えたのか、尿道がひくひく蠢いて。
それでいて、絶頂までたどり着かないからか、小便は一滴すら出なかった。
「ひぐっ、い、痛いからやめ――おひゅっ!?ぉ、ぁ、にゃに、してっ……!?」
男達の中では細めの肉棒が、指の代わりに秘所を抉った。子宮を押し上げられる衝撃が響く。
一番乗り、と言うからには、彼が少女の純潔を奪った相手になるのだろう。
少女の粘膜は、未通のままスライムによって耕され、開発された淫らな肉である。
奥に精液の迸りを注ぎ込まれると、痛み以外の充足を感じてしまい、体が跳ねた。
「んぁっ、ふ、ぁ――は、ぁ、ぁあっ――んっ……!」
こきゅ、こきゅ。子宮は雄の欲望の滾りを貪欲に飲み込んでいく。
生憎と、少女の体は極端に成長が遅く、卵子が子宮内に存在する可能性はゼロに近い。
それこそ、強制排卵剤や懐妊の魔術で無理やり卵巣を励起するか、卵を産み付ければ別だが。
きゅぅう、と雄の肉棒を締め付けながら、僅かに周囲へと散らすのは、半人半仙の清冽な魔力。
魔力を食らう魔物ならば垂涎もののそれが、仄かに青い燐光として、散ったような気がした。
■山賊団 > 「おぉっ!?」
「なんだコイツ、イッてんじゃねぇのか!?」
「アホか。膜破られて痛がってるだけだろ?」
幻の如く少女の白肌から溢れた魔力は、周囲の男達の身体に吸い込まれて消えていく。山賊達には見えていないのだろうが、それこそが彼らが人ならざる物であることを示していた。
魔力や思念が数百年という時間をかけて作り上げた異形の闇霧。
それが土塊から生成した依り代は、己が人間である事を疑ってはいない。
しかし、ここに至るまでの道を戻れば、少女に斬られ、地面にその身を横たえた仲間たちの屍は既になく、悪臭を放つ泥が小さな小山を形成するばかり。
「―――チッ。おい、ガキ。俺たちの優しさに感謝しろよ。オラ、今度は先っぽだけでいいから、丁寧に舐めてごめんなさいしろや」
少女の美貌が被った痛みに比べれば、蚊に刺さわれた程度のかすり傷。
多少の警戒と、それを押しのけて余りある口奉仕への誘惑が、唾液と先走りにぬめ光る亀頭部分への舌愛撫という妥協点を少女に命じる。
「後がつかえてんだ。終わったんならさっさとどけ!」
インファと大差ない年齢に見えて既に周囲と同じ悪相を宿した青年は、恍惚とした射精の余韻に浸る事も許されず無理矢理背後に引き倒された。
破瓜の血が黄ばんだ白濁と共に垂れ落ちる間さえ無く、次の肉棒が少女の胎を埋める。
少女には相手の顔など確認する余裕も無いだろうが、破瓜の痛みも鮮烈な腹腔の感じる圧迫感が、先程までの物とは別の男性器に犯されているという事実ばかりを伝えよう。
パンパンパンパンッと勢いよく叩き付けられる腰が肉付きの薄い尻を叩き、先に注がれた白濁を破瓜の鮮血と共に泡立てる。
今や全員が己の急所を剥き出しにした牡獣の数は実に22人。
極上の獲物の凌辱が休憩時の見世物として提供される事を考えれば、一度出して満足した者が直ぐに戦列に復帰するのは間違いがない。
控えめに見積もって1人が3度少女を犯すと考えても、70回にも及ぶ射精が少女の細身に浴びせられる事となる。
スムーズな入れ替わりが必須となる輪姦凌辱は、挿入直後からの性急なラストスパートを強要し
「――――……ウッ!」
二度目の中出しが子宮口に浴びせ掛けられ、種付けされるメスの本能的な悦びを覚え込ませていく。
■インファ > 痛みの中に確実に入り込む性的な快楽。蠢く粘液による開発は、膣肉をも蕩けた肉に変えている。
潤滑液たる愛液や精液がなければきつく閉じた肉穴だが、一番槍の精液が代替となって雄に奉仕する雌穴になる。
最初こそ痛みに対する呻きが多かったのだが、徐々に声音が蕩けて、嬌声が混ざり始める。
それは、少女に施された調教の発露。体に仕込まれた自分すら知らない爆弾が爆ぜたのだ。
現状を生き延びることに精一杯な少女は、魔力が不思議な何かに吸われているとも気づかない。
だが、魔物の方はこの雌を嬲れば芳醇な魔力が得られると理解出来てしまうことだろう。
この世界には、魔力を持たない存在も居る。それはつまり、当たり外れがあるということ。
少女がいわゆる当たりに含まれるなら、彼らの執着は、ただの雌を陵辱する時より増すかもしれない。
勝手な言い分を告げる男が、目の前に再び肉棒を差し出す。
固く屹立して、先走りを纏った切っ先が唇をなぞる。そこに、少女はおずおずと舌を差し出して。
「んぇ、ん、むっ――んちゅっ、ん――はぷっ!?ん、ふ、ぐぅっ――ぁ、ふ!」
股座を犯す少年とは二回りくらい違う、少女の口よりも大きな肉棒。
その先を口に含み、舌先で舐めながら、気をつけての奉仕を行って。
苦くて塩気のある粘液が口の中で広がる。ちゅむ、ちゅぷ、と音がする。
その内、股座を犯す少年は引き剥がされて、今度はガタイのいい男が竿を突き立てる。
先程とは段違いの圧迫感。内蔵を突き倒される感覚。揺さぶられれば、思い出したように肩が痛んで。
「ふぐっ、ぎ、ぅ――んぶっ、ぁ、ぷっ、ひゃめ、やめ――か、たっ、いたい、から、ああああっ!!」
痛みが強すぎて、快楽に集中しきれない。それは少女にとって幸か不幸か。
しかし、子宮を突き上げる肉棒は、少女の体に陵辱の跡をこれでもかと刻み込む。
精液で子宮を汚し、鈴口と亀頭で子宮口の性感を促し、雁首と竿で粘膜を擦り上げる。
そうして始まる、二十人を超えた山賊達による陵辱。先の男より細ければ、少女の口も性器になる。
先の少年なんかはお誂え向きだろう。逆に、巨根持ちの男達からすれば、秘所一つでは物足りない。
故に、男達の欲望はもう一つの穴にも向き始めることだろう。問題は、いつ、だれが、先陣を切るか。
彼らの中に、尻穴への趣味嗜好を持つ存在が居るなら、話は早いかもしれない。
■山賊団 > 殴打の記憶も生々しい少女の、恐る恐るの舌奉仕。
それは、多くの仲間達を物言わぬ屍に変えた剣士であり、つい先程までは気丈な態度を取り続けていた少女なればこそ、強烈な愉悦を男に与えた。
先の口奉仕が唾液の水分も与えた結果、少女の口内で削ぎ落した一部を除く恥垢は不浄の粘りを強め、何とも言えぬえぐみを小舌に塗り付ける。
「フーッ、フーッ。く、ぅ……オ、い、いいじゃねぇか……悪くねぇぞ。そのまま……ぅおッ」
怒りに震えていた呼気が徐々に悦楽に塗りつぶされていく。
鷲掴みにしていた銀髪が労わる様な髪撫でを与えられたのは、非常に分かりやすい飴と鞭。
そんなやり取りに意識を向ける事の無い二人目の高速ピストンが、舌のみならず、唇にまで亀頭を押し付け、前歯の硬ささえも予想外の喜悦として受け止めた男の子種を吐き出させた。
「おぉっ、オッ、おぉォッ! く、口開けろぉ! 一滴残らず、飲め、よォ…ッ!」
ぶびゅっ、びゅぶっと拳雨の傷跡に向けて浴びせかけられる白濁。
根城としている廃砦には、現在一人の肉便器も残されていないのか、男の噴き掛ける精液は信じがたい密度に圧縮されていた。
白濁というよりは黄濁と言った方が正確と思える程に汚らわしい色彩。煮凝りの様にプルンとした触感と、松脂めいた粘り気は、酷く緩やかに少女の白皙を伝い落ちる。
鼻腔の間近に子種の塊を浴びせかける鈴口が強引に押し下げられて、中途半端に開いたその口腔に潜り込む。
そんな口淫の只中に二度目の中出しを終えた男が
「いやぁ、コイツすげぇわ。生娘とは思えねぇ具合の良さですーぐに出ちまったぜ」
愛液と精液のカクテルで地面にねっとりと液跡を伸ばしつつ場所を譲る。
そのまま手近な岩に腰を下ろし、蜜濡れた男根も剥き出しのまま順番待ちとの雑談に興じはじめる。
男に変わって白躯に寄った小男は、少女の下へと潜り込み、白濁のあふれ出す肉孔を下方から突き上げた。
「さぁて、お嬢ちゃんが毎日トイレでケツ穴オナニーに浸るド変態かどうか確認させてもらうぜぇ」
それに続いて少女の尻谷に焼けた肉棒を乗せたのはまた別の山賊。
例に漏れず先走りと恥垢に滑るそれが、下方からの突き上げに揺さぶられる腰を無理矢理固定しつつ不浄の窄まりに密着する。
■インファ > 今この体が健全であったなら、口内の肉棒を噛み切って、男を殺してみせただろう。
そのくらいのことは、暗殺者たる少女の技量と肉体が容易く熟してくれる。
だが、左足と右腕が使えない状態で、二十人を超える男たちに勝てるとは思えない。
いくら己が不死の存在であるとは言え、半死半生の期間は拷問に他ならないのだ。
口先で男の肉棒に残った恥垢を削り取り、舐めてしゃぶってふやかしていく。
ぞり、ぞり。ようやく雁首の窪みに舌が入り込む。味覚が壊れそうなひどい味だ。
「んぷ、ふぁ――んぁ、は、くっ――ぅん、ん、ふっ――ぅううっ!!」
痛い気持ちいい気持ちいい痛い痛い。肩の痛みと秘所からの快楽が混乱を誘う。
その中で、頭上に感じる山賊の手付きだけが、労る様で心がむず痒くなる。
こんなにも酷い目にあっているのに。いわゆる『ストックホルム症候群』というやつか。
口を対して開かずに行う奉仕は、少女としても都合がよく、この程度ならと受け入れてしまえるものだった。
やがて、男が口を開けろと叫ぶ。同時に少女は、自然と口を開け、喉の奥を晒す。
恐怖故か、思考よりも先に体が動き、濃縮しきった黄ばみの粘液を受け止める。
どぶ、どぶ。注がれた精液は、喉に引っかかりそうな濃度で、苦く、えぐい。
それが、びゅるびゅると舌の上に多量に降り積もり、口内の粘膜を白く染め上げて。
「んぇ、ぉ、ぅ――んぐっ、ん、ぐ、えふっ――ん、んぅうっ……」
嚥下しようとして、喉に引っかかって咳き込んで、それでも吐き出さずに何度か挑戦。
その度に唾液の量を増やして、三度目にようやく、塊ごとごきゅんと喉を滑り落ちていく。
しかし、飲み込んだ後も咳とえづきは止まらない。生理的嫌悪による嘔吐の手前だ。
必死になって、表情を青ざめさせながら込み上げる物を飲み下す。その努力の最中に。
「ん、ぐっ――ぷふぁっ、ぁ――にゃに、しでっ――んぎぃいいいいっ!?」
別の男が、尻の谷間に肉棒を押し当てて、奥の窄まりを強引に押し広げていく。
少女の尻穴は、感度こそ秘所と同じ様にスライムでの開発を受けているが、拡張はされていない。
到底肉棒などは入らないと思える強固な窄まりは、肉棒の切っ先を咥えこむだけだった。
少なくとも、多少はほぐす程度の準備をしなければ、使い物にはならないだろう。
■山賊団 > 「お、ぉ、ぉ…っ。いい、ぞ、嬢ちゃん。最初からそうしてりゃあ……ぅおっ」
舌先を痺れさせる精の残り滓。
それさえも丁寧に舐め取り、先走り交じりの唾液と共に嚥下する少女の従順に、先程の激昂も忘れたかの様な優しげな視線を向ける大男。
並みの男など歯牙にもかけぬ剣の腕と、類まれな美貌を両立させた少女を暴力によって言いなりにし、従順なペットめいた奉仕に興じさせる。
そんなリョナの醍醐味に震える背筋が、ついに浴びせ掛けた黄濁の粘液。
己は死んでも飲みたくないと思える廃液を、噎せ返りに吐き出しそうになりながらも呑み込む様は、口淫を強制したいた男飲みならず、周りの男達の興奮も大いに昂らせた。
「―――お? おぉ? んだよ、硬ぇなぁ。こっちも処女じゃねぇか」
グッ、ググッ、グッと繰り返し力を込めて押し込まれる剛直は、強情な肉門に阻まれ少女の体内に潜り込めずにいた。
しかし、少女の初めてを奪おうとしているのは恋人でも無ければ良識を持った町人でもない。己の肉欲のみを優先し、穴さえあるなら男だろうと羊であろうとお構いなしという無法者。
多少入り口が裂けたとて、その痛みで中が締まるのならむしろ具合がいいとばかりに強引で執拗な突き込みは、程なく彼女のそこを貫く事になるだろう。
「ふぅぅぅう…っ。口空いたぞぉ。次いけや」
きっちりと口奉仕を勤め上げた少女の頭部に今一度の労いを向けた後には、あっさりと場所を空ける大男。待ってましたとばかりに突き出される次なる肉棒。
そんな少女の胸下で「おふっ」とくぐもった喘ぎが漏れて、三度目となる膣内射精が少女の胎内にてじんわりと広がる。
射精の後の一呼吸。
それが終われば別の山賊がその場所に滑り込み、再び全自動の膣孔凌辱が開始される。
無論、中には待ちきれずに手を出す者も存在する。
小さくとも下方からの突き上げで健気に揺れる淡乳を揉み、先端の蕾を摘まみ転がす者。
口奉仕の最中に、手慰みの自慰で昂り過ぎて「く、口開けろっ、こっち向け!」と無茶な要求を投げつつ白濁を浴びせかける者。
中にはブーツの中に精液を注ぎ込む者や、逆脚の靴を脱がして蒸れた足先を舐めしゃぶる変態までもが存在する。
いよいよ混沌たる様相を呈し始めた輪姦凌辱なれど、未だ1巡の半ばにも届いていない。
日はまだ高く、梅雨風にそよぐ針葉樹が少女の喘ぎを飲み込み騒めく。
■インファ > 悍ましさが濃縮された液体を、必死になって嚥下した。
吐き戻そうとする体を意志力だけで捻じ伏せる少女は、本来ならば肉体も精神も強固な娘だ。
しかし、目の前にいる山賊――と言うには不可思議な男達の群れに抗えるほどではない。
それでもどうにか、と苦戦していた矢先に、尻穴へと迫る男達の魔の手。
「お、ひり、やめ、ろ、ぉぉぉぉおおおおおっ――!?」
男の肉棒は、彼らの中では細く、尻穴を責めるには好都合だったこと。
次いで言えば、先走りや秘所から跳ねた蜜液などで尻穴がぬめりを帯びていたこと。
それらが起因してか、恐ろしく強引ながら、男の肉棒は窄まりをこじ開けて中に入り込む。
中はみっちりとした肉の粘膜が肉棒を圧迫し、根本をギチギチと締め付ける。
有り体に言えば、名器である。幼い頃に、その様に改造されたのだから当然ではあるのだが。
めりめり、と肉棒が窄まりの奥を抉る。次いで引き抜く。刹那に、少女の腰がびくと跳ねる。
ずりゅ、ぬりゅ。押し込む度に痛みを訴え、引き抜く度に愉悦を得る。少女の尻穴は、性器だ。
過去の開発故か、暗示をかけた魔族の手管か、少女の尻穴は、出すことで気持ちよくなれてしまう。
それは今この場においても例外はなく、肉棒を引き抜かれる度に、嬌声が漏れ出ていく。
「んぎっ――ひ、んぅううっ――ふ、ぐっ、ぅんんんっ!!」
彼らが阿呆でも、執拗に繰り返せばやがてその規則性に気づくはず。
にゅぷ、ぐぽ。抜く度に声が漏れて、陰核がヒクヒクと肥大して揺れる。
排泄行為と勘違いした体が、勝手に発情して自慰の準備を整えるのだ。
その内、少女の姿は人垣の外から完全に見えなくなる。埋もれたと言っても良いだろう。
口を犯されながら、秘所を犯されながら、乳を弄ばれながら、尻穴を犯されながら。
だが、暗示の情報は何も得ていないのに、陰核だけは触れられない。そこだけが無視されて。
両足に履いていた靴も脱がされて、血が滴る足とそうでない足を無遠慮に舐められて。
肩に刺さった槍と触れられない陰核。それ以外はほぼ全てが、男達の欲望に利用されていた。
その内、鼻先が男の下腹部に埋まる程に喉を犯されて、喉奥に注がれることも増えてきた。
尻穴が使えるようになれば、巨根を携える男達が、尻穴を拡げ、犯し始める。
息をつく暇もない陵辱。その内、細い肉棒を持つ男達が口以外を犯し始めれば、口だけが空く。
その口を弄ぶ男達は、何かを舐めさせるのか、或いは――何れにせよ、美味しい部分は何処にもない。
緩やかに、腹の中身が増えていく。子宮が、尻穴が、雄の滾りを受けて、緩やかに満たされていく。
■山賊団 > 「――――おっ、おほほっ。来た来たぁ……って、キツいなおい。流石は処女だ。よぉ、嬢ちゃん。どんな気分だ? オレ達みてぇな犯罪者にまんこだけじゃなくてケツ穴の処女まで奪われた気分はよぉ?」
少女の悲鳴じみた懇願は、むしろ興奮で牡槍を強張らせた。
硬度を増した長竿がついに肉門を貫き、尻孔処女を散らす。
強烈に締め付ける尻孔に陰毛の繁茂する肉棒の根を密着させて、肉付きの薄い白尻にスパァンと気付けのスパンキングを施す山賊。
問いかけへの返事も待たずに引く腰が、肉浣腸の強制排泄で少女を嬲る。
「うはっ、なんだこりゃあ。すげぇケツだなおい」
「あぁ? そんなにすげぇのか?」
「おう、初めてとは思えねぇくらい具合がいいぜ」
「なぁ、このガキ、ケツ犯されて悦んでんじゃね?」
「だよなぁ!? なんか声が妙に甘ったるくなってるしよぉ」
「うははっ、初めてのケツで、しかもレイプでこんなに感じるたぁとんでもねぇ尻孔狂いだな」
少女の排泄孔を最初に犯した男が、得意げに腰を振る。
排泄され、注入される肉の塊。
どすっどすっどすっと下方から突き上げる膣内凌辱とは異なる律動が、髄中にて数多の快楽と、そして痛みさえも巻き込んで絡み合い、それら情報の濁流が少女の脳裏に雪崩れ込む。
最初の腸内射精は、膣に5度目が浴びせ掛けられたと同時に注がれた。
入れ替わり立ち替わりの凌辱の中、早々に見つけ出した弱点だけが放置されたのは、山賊を形成する正体不明の闇の意思が介在したからに他ならない。
輪姦が少女の経験人数のカウントを加速度的に進めて行くと同時に膨れ上がり、無視する事が出来なくなっていく排泄欲求。
それを弾けさせるのが肉芽による絶頂なのだと何かしらの方法で感じ取った闇の靄が、その際に放出されるだろう芳醇な魔力に期待して――
「――――……なぁ、一周したらアレやろうぜ」
そんな何気ない提案が少女の耳に届いたのは、どれだけの白濁で穢された後だったのか。
「は? アレって何よ」
「いや、だからさぁ、この間壊した女に散々やらせたさぁ」
「あー、お前好きだよな、あれ」
「うははっ、いいねぇ。やろうぜ。こんだけ綺麗な嬢ちゃんが、どんなもんひり出すのか見てみてぇや」
どぷっ、どぷっ、ぶびゅるっ。
最早幾度目になるのかも定かではない腸内射精が、汚物と腸液と精液の撹拌された排泄管に注ぎ込まれた。後戯めいた緩やかな出し入れで余韻を楽しんだ後、にゅぼっと濁液に塗れた剛直が引き抜かれ、即座に別の逸物で栓をされる。
ばすっ、ばすっ、ばすんっ、どすっと力強いピストンが、強制的な疑似排泄と肉棒浣腸で少女の思考を焼けただれさせる。
「エルフみてぇな顔でパイパンで処女。ここまで来たらクソもしねぇに決まってんだろ! 金貨一枚!!」
「夢見すぎだろ! こういうのに限ってぶっといもん溜め込んでんだよ! どす黒い一本糞に金……あー……銀貨8枚で」
「これだけぐちょぐちょに掻き回された後だしなぁ。腹ぁ壊した馬のクソみてぇなどろっどろの汚らしい下痢便に金貨二枚だ」
「おおおーっ」
俄かに再燃した順番待ちのざわめきが、煙と共に夜空に昇る火の粉を揺らめかせた。
「よーし。それじゃあオレから後は小便してけよ」
苛烈なピストンで早漏気味に新たな白濁を注ぎ込んだ男が、肉棒を引き抜かぬまま動きを止めた。
少女の体内で徐々に力を失い萎えていく肉棒の根に不穏な震えが走ったかと思えば。
じょろろろろろ……ぶしゃぁぁああ……ッ。
最初は緩やかに、しばしの間をおいて勢いよく、少女の腸管に温水が迸った。
美少女の排泄孔への排尿。
ザーメンなどより余程緩い温水が少女の体内を洗う。
にもかかわらず、引き抜きの際にそれらをぶち撒ける事無く次を受け入れ、三本目、四本目と生温かな廃液を溜め込み続けるのは、少女に掛けられた呪いの効果か、はたまた名器の締め付けが繰り返し挿入される男根に隙間なく吸着するが故か。
■インファ > 「んぎっ、ひ、ぅ、んぁ――ふ、ぎゅっ、ぅううっ――おじ、りっ、あづい、ぃいいっ!!」
四つん這いで、尻穴をえぐられて、少女は甘ったるい悲鳴を零し始める。
他の箇所とは異なる様子に、少女の最たる弱点が陰核ではなく、尻穴だと気づくかもしれない。
生きた粘液を飲み込んでは放り出す。それを幼少の五年間で休みなく繰り返してきた。
その結果、排泄の開放感だけで蕩け、絶頂すら出来る様に躾けられている。
彼の国で、奴隷に堕とすために仕込まれた『最低限』だ。彼らの言う尻穴狂いは的を射ている。
よもや少女は性感と男達の臭いと味、傷の痛み以外が感じられていなかった。他に何の刺激もないのだ。
二十二人が団子のように群がって、徐々に尻穴を使う山賊が増えていくのも、意図的なのか。
傍からは、彼らが面白がって居るようにしか見えず、少女も後ろにある大いなる意図には気づかない。
――――――――――
そして、何周目かの陵辱が終わる少し前、どの男かはわからないが、提案を述べる。
アレの意味はわからないが、明らかに碌な事ではない。奥を小突かれて果てながら、そう思う。
散々腹に注がれた精液は、少女の腹具合を徐々に悪化させており、ぎゅ、ぐぅ、と低い音を響かせる。
少女の理性は、少しずつ肩の痛みや快楽ではなく、排泄欲求に支配されつつあった。
「ふ、くっ――ぅんっ、ぃ、ぃいいっ――くりゅ、しっ、おにゃか、あ、ああああっ!!」
まだ、寸での所で羞恥心が邪魔をして、排泄を懇願するには至っていない。
だが、それもほんの少しの時が経てば、砕け散ってしまう些細な矜持に過ぎない。
その間に、男達はにやにやと笑みを浮かべつつ、取り決めを終わったらしい。
彼らの後背に、掛け金が雑多に積み上がり、ジャラリと音を立てていた。
「んぎっ、う、ふっ――ぁあぁあっ、んっ、おじ、りっ、ぃいいっ、にゃに、してっ!?
や、やめ、あら、あ、あぁああっ、おにゃか、おしっこ、やめ、や、あああああっ!!」
じょぼじょぼ。熱い迸りが、何の容赦もなく体内に注ぎ込まれていく。
いつの間にか、四つん這いは上体を伏して知りを掲げた体位に変えられて。
腸管の奥に飲み込まれていく男達の汚水。引き抜かれれば別の男が――その繰り返しが行われる。
その内に、少女の腹は妊娠初期の妊婦を思わせる膨らみに変わり、たぽたぽと重さを増していく。
それでも、少女の尻穴からは一滴すら零れ落ちない。粘膜が吸い付き、窄まりが締まり、結腸が閉じて中身を出さない。
「んひっ、ぃ、ぁ――おしっこ、やだ、やめ、やめてっ、いや、ああああっ――!」
次の男は、尻穴に差し込まずに左右に押し広げ、そこに狙いを定めて小便を注ぎ込んでいく。
先よりも余程トイレとして正しい使い方。肉便器とはこの事を言うのかとすら思える。
こぷ、こぷ。少女の腸奥は、注がれる液体を少し溜めては美味そうに飲み込み、逆流を閉ざす。
注ぎ終えて、最後に尻肉を叩かれた。揺さぶられた。同時にぐるぐると腹が鳴って――限界だった。
「お願い、お願いだからっ、くりとりしゅ、いじらせてっ、弄らせててくださいっ!
おにゃか、くるしいの、ぎゅるぎゅるって、つらいのっ、だから、だからぁあっ!!
う、ぁ、ぁあっ――う、うん、ち、したいから、クリトリス、弄らせて、くださいぃぃっ!!」
右腕は動かず、左腕は男達に取られていて、陰核には届かない。
だが、排泄するには、陰核での絶頂というトリガーを引かなければいけない。
これまでは自分で絶頂してきたから、他者によって与えられる絶頂でどうなるかは未知数だ。
それ故、少女は必死に、排泄のための自慰を訴える。それを良しとするか、それとも男達が弄るか。
何れにせよ、今はまだ、吐き出せない。追い詰められた少女は、凛とした娘などではなく、泣きじゃくるみみだった。
■山賊団 > 下半身を剥き出しにした男達が、嬲り始めたばかりの頃の上物を見る目ではなく、好き勝手に弄ぶ事の出来る肉便器を見る目と下卑た笑みを浮かべて少女に近付く。
「よぉ、今度は失望させねぇでくれよ。汚らしい下痢便、ブリブリ排泄してくれや」
「俺は信じてるぜ、嬢ちゃん。嬢ちゃんは高いお空から使わされた天使様だよなぁ? クソなんざ垂れねぇよなぁ?」
「こいつらの言う事は気にしなくていい。お嬢ちゃんは好きなように野太い一本糞をひり出せばいいんだ」
しゃがみ込んだ一人が銀髪を鷲掴んで思考も曖昧になった蕩け顔を上げさせる。そこに、彼らの仲間達を撫で切りにした峻烈なる意思はなく、尻孔快楽に溺れたメスの顔があるばかり。
そんな顔でさえ彼らに嫌悪感を与えるのではなく、再び順番待ちの列に並ばせるだけの蠱惑を湛えているのだから大した物だ。
別の一人は今もズコズコと肛門掘削され続ける下肢に身を寄せて、スレンダーなボディラインを歪に膨らませる下腹部にまるで我が子でもいるかの頬擦りを施した。
「はぁぁぁぁあぁあ……っ。いいな、これ。癖になるわ――――お?」
射精に続いての体内排泄に身震いした男が、不意に発せられた少女の声音に怪訝な表情を見せる。
「何言ってんの、コイツ?」
「糞してぇのは分かんだけど、なんでクリ弄りしなきゃならねぇんだよ?」
「いや、俺には分かる。この子はクリイキしないと排泄出来ない体質なんだよ」
「ゲハハハハッ、なんだそりゃ。何をどうすりゃそんな身体になんだよ」
したり顔で言ってのけた男の言葉がよもや正鵠に近い場所を射抜いていようとは。
「まぁ、いいじゃねぇか。こんだけケツイキした後だ。まともに立つ事すら出来ねぇだろうし、弄りてぇってんなら弄らせてやりゃあいい」
温泉浣腸を終えた直後の、ある程度落ち着きを取り戻した男が提案して、すっかり萎えた肉棒を彼女の肛門から引き抜いた。
続いて大男が、崖際に突き出す巨岩の上に少女を抱えて移動して、ぱっくりと両足を拡げ、黄ばんだ白濁を垂れ流す秘所と、懸命の締め付けを維持する窄まりを突き出す様な羞恥姿勢を作り出した。
松明を持った男達が少女の傍らに近付き、熱を帯びた照明で汗と白濁に塗れた少女の裸身を暗がりの中に際立たせる。
「よぉし、好きなだけまんこ弄繰り回していいぜ。俺達によぉく見えるようにな。イク時はちゃんと言えよ。上手く出来なきゃ、一生クリ弄り出来ねぇ身体にしてやるからな」
そういって男が掲げたのは、まともな研ぎの施されていない、それでいて重量感だけで少女の細腕を断裂させられるだろう大斧。少女が山賊達を満足させられなければ、それでその両腕を斬り落とすと脅しているのだ。
そんな状況で少女が晒す自慰行為がどの様な物となるのか。
そしてそれは、男達の満足感を引き出す事が出来るのか。
■インファ > 男達の視線の質から、少女に対する感情が伝わってくる。
最初は何処かに畏怖や尊敬が混ざった劣情の視線――高嶺の花を手折る事を夢想する視線だった。
それが今は、場末の娼婦を見るような、欲望のみが煮凝った視線。彼らにとって、最早少女は、ただの雌だ。
勝手に期待し、勝手に失望する。それが目の前の男達だ。ぽっこり膨れた腹を抱えながら、思う。
ぐ、ぎゅぐぅ。腹の鳴動はより顕著になり、思考が危険な焦燥感を訴えてくる。
最後の男の小便を飲み込んだ。それが引き金になり、少女は懇願を繰り返すした。
対する男達の反応は、嘲笑、侮蔑が殆どで、怪訝に首を傾げるのも数人。
だが、それも最終的には少女の無様な痴態が見られるならどうでも良いと頷いて。
少しずつ夜が近づいてくる頃合い、少女は崖際の巨岩の上で、子供のように抱え上げられていた。
秘所と尻肉を晒す体勢。男の右腕が少女の足を抱え、もう片方の腕が胸元を押さえる。
こうして、男の肉体に貼り付けられた少女は、唯一自由になる左腕を陰核へと伸ばす。
指先に纏わりつかせるのは、男達が吐き出した精液の名残。それを陰核に塗りたくる。
それから、指先で根本までを剥き上げて、にゅこ、にゅこ、と指先で陰核を縦に扱いた、
元は小さな蕾だったはずのそこが、度重なる吸引や陵辱で肥大化し、今は極小の陰茎染みて見える。
それを、指先で必死になって扱く姿は、男達には滑稽に写ったことだろう。
「んひっ、ぅ、ぁ、ぁ、ぁあっ、くり、とりしゅっ、きもちいっ、ぃ、ひっ、ぁ、ぁあっ!!
――ん、ぁっ、お、にゃか、くるし、くてっ――おトイレ、出来ないの、やら、あ、あぁあっ!!」
自慰を始めるなり、満足しなければ両腕を切り落とすなどと言われて。
ひっ、と声を詰めるも、腹痛と尿意の高まり故か、左手は止まる素振りを見せない。
くちゅ、こちゅ、にゅこ、にゅこ。必死になって、血相を変えて、陰核を扱き上げる。
しかし、利き手で無い分、些細な力加減が出来ないのか、絶頂にいまいち至れない。
「にゃん、でっ、くりとりしゅ、きもちいのに、いけにゃ――あ、ひぁ、あ、ぁあっ!!
や、う、腕切るの、やだ、あ、あぁあっ――んぃ、い、きゅっ、いくの、い――ひゅっ!!」
絶頂したいから、先に絶頂を宣言し、体を順応させようとする。しかし、腹の奥からは何も出ない。
吐き出せないということは絶頂していないということ。つまり男達に向けた宣言は虚偽になる。
だがイきたくて、でもイけなくて。必死になって、焦れば焦るほど追い詰められて、心臓の鼓動が加速して。
「いけにゃいいいいっ、なん、でっ、くりとりしゅ、やら、あ、あ、あぁああっ!!
ふ、ぐっ、ぅうっ――うぁ、あ、ぁあっ、おねがい、おねがいしましゅっ、ゆるしてっ!!
くりとりしゅっ、私と一緒に、弄って、いかせてっ、お願い、お願いしますぅううっ!!」
便意と尿意が高まりすぎて、少女は徐々に半狂乱になり始める。
左手は忙しなく動いていたが、最後の一歩が踏み込めない。右手が無事なら良かったのに。
そう思えど、右手は動かない。左手ではいけない。結果、少女は懇願するしか無い。
男の手だけでは駄目でも、一緒に弄るならいけるのではないか、そう思いながら。
その結果、陰核を潰されそうが、針で貫かれようが、ピアスを付けられようが、それは少女が願ったこと。
男達はただ、少女の願いをどのように叶えてやるかと、満足したかを選ぶ。それのみだ。
■山賊団 > 山賊達が彼女に決して穢れる事のない天使めいた存在を重ねていたのは確かだろう。そうした不可侵の美を自分達の様な底辺の犯罪者が代わる代わるレイプする事に、更なる興奮を募らせていた事も事実だ。
しかし、今の彼女に失望しているのかと言えば答えは否。
未だ少女に変わらぬ価値を、それどころか先程まで以上の価値を見出してさえいる。
芳醇な魔力を絶え間なく発散させる上質の獲物なのだから当然の事だ。
彼らの視線が変化したのは、単に少女の事を、自分達の所有物として認識したがために過ぎない。
事実、この日よりの数年間、少女の美が翳りを見せるか、彼らが少女に飽きてしまうか、その時が来るまではいつでもその身を使って溢れる欲情を浴びせかける事が出来ると考えているのだから。
無論、彼らはどこまで行こうとも統制の取れていない烏合の衆なのだから、今は無様な雌に堕ちていたとて本来の実力を発揮すればその根城から抜け出す事は可能だろうが。
「おぉ……」
「これは、中々……」
「おう、妙にクるもんがあるな」
出血こそ収まったとはいえ、痛々しい槍孔には包帯一つ巻かれてはいない。
現に、少女の片腕は未だダラリと垂れたまま。
そんな少女が自由となる片腕を持ち上げて晒すのは、おそらく毎日の様に、少女の言をそのまま受け取るのであれば、トイレを利用する度に行っているのだろう一人遊び。
山賊達に強要されて、折檻を回避したいという一心で自慰姿をさらした女が居なかった訳ではないが、現在彼らの眼前で晒されているのは、撮影用の魔導水晶などを相手の留守を狙って仕掛けるといった手間を掛けぬ限りは見る事の出来ないプライベートな自慰行為。
あれだけの凌辱を受けてなお、その美には翳りが無い。むしろ、暴行や凌辱の跡の痛々しさが嗜虐を煽りさえしていた。
何人かが喉を鳴らし、何人かが身を乗り出し、何人かは無意識のままに再び鎌首を持ち上げ始めた逸物を扱き始める。
痛々しく充血する肉真珠を、虐めているかの様に激しく扱き立てる美少女。
その喘ぎが切羽詰まって行くにしたがって、男達の呼気も孕んだ熱を強めていく。
そんな異常な状況のせいなのか、後一歩という所で絶頂を貪る事の出来ない少女が、自ら淫行の助力を、先程まで敵対し、その身を穢した相手に強請る。
そんな懇願に余裕を持って応える事は、女日照りの山賊には無理な話だ。
我先にと伸ばされた無数の手が、クリトリスを摘まみ上げ、乳首を捻り、口腔に武骨な指先を突き込み、尻孔を割り開く。
■インファ > 絶頂の度に魔力が散る。魔力が散る度に何処かに消える。
安静にしていればすぐさま回復する量だが、絞られ続ければどうなるか。
如何に少女が魔力に親和性がある体質とは言え、常に搾取され続けていればやがて枯れる。
そうならないように、脱出に魔力を回せるように、頑張らなければならない。
だが、今は兎にも角にも、排泄したい以外の望みはなかった。全てが限界だった。
故に少女は懸命に陰核を扱き上げ、揉み潰した。しかし絶頂には至れなかった。
緊張が、恐怖が、慣れない左手が。その全ての要素が重なって、少女は寸止め地獄に陥る。
どれほど必死に扱き上げても、つまみ上げても、押しつぶしても、少し足りない。
快楽がギリギリコップのフチまで注がれて、しかし表面張力で溢れてくれない。
だから少女は、万策尽きた必死の狂乱を周囲の男達に訴えた。懸命に、声の限りに。
そして、それは果たされた。殺到する男達。その手指が少女に伸びる。
陰核を揉みくちゃに摘み潰した。乳首を摘んで思い切り引き上げ、強引に釣鐘状にした。
口元に指を突っ込んで、嘔吐しそうなまでに喉奥をかき回した。そして、尻肉を限界まで左右に割り開いた。
その瞬間、暴力的なまでの快楽が、陰核から全身に伝播する。目の前が白く弾けて、そして。
「ごえっ、ご、げぅ、えゅっ!えぅぅぅうううううっ!!」
イく、と言いたかったのか、出る、と言いたかったのか。
突っ込まれた指のせいで、その判別はつかなかった。だが、結果は一目瞭然だ。
まず、ぶすぅぅう、と放屁が漏れ、次いで何度か開閉した後、奥から汚水が溢れ出る。
茶褐色に濁った、酷い臭いの濁流だ。それが、放物線を描いて目の前に吐き出されて。
それが結構な時間続くと、更に奥の空気が幾度か尻穴を鳴らし、次いで内側から褐色の塊が顔を出す。
「んふっ、ぉ、ぉぉぉおおっ――えあ、あああっ、えうあぁ――ご、げっ、うぶっ!?」
いや、見るな、と言ったのだろう。それも喉奥をかき回す指に塞がれ、えづきながらも止まらない。
少女の腹に溜められていた、恐らく数時間後には自然に吐き出されていただろう一本糞。
それが、少女の尻穴を内側からめくりあげるようにして、むりむりと下に伸びて落ちていく。
彼らが揶揄するには十分すぎる長さと硬さ、臭いを振りまいて、茶褐色の尻尾がぽとりと落ちる。
そこから後は、小便と粥状の下痢状便が混ざった汚泥が、勢いなくびたびたびた、と足元へ。
少女の体の奥の奥、消化中だったものすら吐き出して。なおも全身をその手腕でいじられながら。
「おぶっ、ぇ、げっ、ぇごっ、ぇ、お、ぶっ――ぇ、げぇええっ――!」
込み上げる嘔吐感に耐えきれず、戻すのは多量の白濁を煮詰めたようなゲル状液。
びたびた。飲めと言われたものを吐き戻してしまいつつ、少女はビクビクと震えるのみ。
やがて、全てが終わる頃には、あらゆる体液に塗れ、息も絶え絶えの少女が残る。
対して、吐瀉した白濁汁や糞汁などで汚された男達は、少女にどんな判断を下すだろうか。
■山賊団 > 嘔吐の卑音にも似た絶頂宣言の直後、夜闇に響いたのは美少女の腹が奏でたとは思えぬ放屁音。山賊の一人が漏らしたと言った方が余程に真実味のある品の無い音が、少女に殺到していた太腕の動きを止めた。
ぱくぱくと音もなく開閉を繰り返す尻孔から、何某かの予兆を感じ取ったのだろうか。彼女の眼前に迫っていた男達が、じりじりと後退り、少女の為の花道を形成する。
「―――うわぁっ!?」
山賊の悲鳴にしては可愛らしい声は、少女の初めてを奪い、最初の中出しを注ぎ込んだ青年の驚きだ。
頑強に決壊を拒み続けた括約筋が最初に漏らした腹の中身は、はっきりと穢れの色を宿し、山賊達が浴びせかけた精臭すら散らす汚臭を放っていた。
「うぉっ!?」
「うはっ、すっげぇ!」
「太ぇぇえ!」
「よぉぉぉしゃあぁぁああぁああ! 一本糞ぉぉお!!」
「嘘だろぉぉおおっ!?」
「ゲハハハッ、臭ぇ!」
「おいおいおいおい、どんだけ溜め込んでんだよ」
一度始まってしまえば止める事など出来ぬ、限界を越えて溜め続けた排泄行為。それを目にした男達が少女に浴びせるのは、嫌悪と、好奇と、興奮の入り混じった嘲りの罵声。
そして、野太い茶褐色が途切れた後に、枯れ葉の詰まった下水管が噴き零す汚水めいて垂れ零す流泥。
「――――うげっ、こいつ吐きやがった!」
「ばぁか、奥まで指突っ込みすぎなんだよ」
自分たちが散々に注ぎ込んだ白濁と、多量の尿。それらが少女自身の熟成した汚泥と共に吐き出され、消化途中の昼食の残骸の混ざる胃液のソースで飾られる。
その悪臭たるや、相当な物だろうが
「――――こりゃあ、仕置きだろ」
「だな。いくら何でも見逃せねぇ」
「持ち帰る前にしっかり教育してやらねぇとな」
「ったく、しょうがねぇな」
口々に言いながら、汚液まみれの少女に迫る山賊達は、皆一様にその怒張を復活させていた。
―――――夜が明けるまで続けられた教育とも仕置きとも言われた行為は、先に行っていた物と然程代わり映えのしない輪姦凌辱。
幸いにして大斧が少女の四肢に振り下ろされる事は無かったが、彼らの根城に戻った後、その淫核はリングピアスに貫かれる事となる。
どうやらそれが、彼らの言う仕置きだったのだろう。
それには、少女自身の魔力を使って発動する仕掛けが施されており、とあるキーワードによって電撃を弾けさせる。
日常会話の中で意図せずして口にしてしまうような単音のキーワードは、山賊達から逃れた後にも少女を苛み続ける事だろう。
更には、山賊の中には筋金入りの排泄趣味持ちが紛れていて、山賊団のメンバーに見られていない場所での排泄を禁止され、それを破れば苛烈な体罰が下された。
そうした繰り返しは犬の調教にも用いられる物で、条件付けによる悪癖を少女の脳髄に刻み込む。
他者に見られていない限りは中々絶頂に至る事の出来ないという悪癖は、股間で光るピアスと共に少女の後の人生に色濃い影を落とすはずだ。
―――――山賊の隙を付き、その根城から脱っする事が出来たのは、その日からどれだけの時を隔てての事となるのかは分からぬものの、その際にどれほどの辱めが与えられたのかは、少女自身の胸に秘められ、明かされる事はないのだろう。
■インファ > もはや少女の穴という穴から何かが垂れ流されていた。
目からは涙が、鼻からは鼻水が、口からは吐瀉物と唾液が、尿道からは小水が、秘所からは白濁が。
そして、男達が見物したかったメインディッシュ――尻穴からの糞便排出が始まる。
「んぎっ、ぅ、っぅぅぅうううっ――ふ、ぁぅ、ぇ――ぅぅうっ!!」
同時に、男達からは嫌悪と好奇と興奮の混ざった声音が飛ぶ。
今の少女は、雌でもなく醜悪な汚穢を生み出すだけ存在だった。
吹き出した精液と昼食の混ざりあったものが、少女の下腹部や胸元を濡らす。
嘔吐しながらも繰り返される指での撹拌に、結局は何も戻さなくなるまで吐き続けるしかなかった。
そうして、あらゆる全てを吐き出した後、少女は体力を使い果たしてぐったりとして。
その周りを囲う男達は、再び底意地の悪い笑みを浮かべ、少女を引きずりながら何処かへ向かう。
――そして、少女は山賊の根城に連れ込まれ、徹底的にその立場を教え込まされた。
四肢を失うことはなかったが、陰核にぶつりと金属のピアスを通されて、放牧される。
その間、少女は男達に必死に媚びて、機嫌を取って、日々を生きながらえようとすることになる。
男達の機嫌が悪ければ、餌と称した食べ物の配給はなくなり、トイレ代わりの壺の中身を舐めることになる。
或いは、ピアスに込められた紫電の魔術で全身を焼かれ、陰核を文字通り焦がす羽目になる。
それでも少女の体は不死で、いずれは少しずつ治ってしまうのだが、苦痛になれる訳もなく。
だが、何より厳しかったのは、筋金入りのド変態が人前での排泄以外を認めなかったことだ。
小便も大便も、する時は必ず誰かの目の前で行なえ。そうでなければ、お仕置きを加える。
それは一夜にして、全員に共有され、絶対となった。破ったときのことは――思い出したくもない。
陰核に無数の針を刺されたり、首を上向きで固定されて、出したもの全てを流し込まれたり。
それ以外にも悍ましい地獄のようなお仕置きを繰り返されて、体は悪癖に順応していった。
無論、そうでなくとも彼らの機嫌が悪ければ、それだけで容易く拷問の対象になったのは言うまでもない。
そうして、少女は数ヶ月近くの間、山賊の砦で家畜のように扱われ続ける。
それだけの時間がかかったのは、魔力の回復が想定以上の期間を要したからだ。
どうしてかはわからない。結局、最後まで彼らが魔力を吸う存在だとは気づかなかった。
数カ月後、少女はどうにか魔力を使って隠身の呪いを使い、隙を見て逃げ出した。
だが、少女の心と体には、徹底的な陵辱とピアス、それから得も言われぬ何かの存在に対する隷従が残った。
恐らく、無意識の内に、理解していたのだろう。きっと、再び同じ存在に出会う時は――雌として、魔力を捧げることになるだろう。
ご案内:「山賊街道(過激描写注意)」から山賊団さんが去りました。
ご案内:「山賊街道(過激描写注意)」からインファさんが去りました。