2021/04/06 のログ
シルフィエッタ > 少女の理解が及ぶ間もなく、その勝敗は決していた。最初から少女に勝ち目はなかった。
貴族の男が水晶を譲り渡した時点で、少女の主人は貴族ではなく、眼前の魔物に替わっている。
そして、魔物は理解していないが、水晶を手中に収めた。それが、運命を決定する分岐点だった。
もし仮に、貴族が水晶を持って逃げていたら、魔物が水晶を落としていたら、反撃は叶っていた筈だ。
だが、そうはならなかった。万が一の幸運ですら、賽の目は少女を嘲笑う様に致命的な物を出す。

そうして、少女は護衛でも冒険者でもなくなった。魔物の奴隷に成り果てた。
水晶を取り戻すまでは逃げることも出来ないが、くすねられるのは何時になるのか。
練り込んだ魔力の全てが魔物の口内で霧散して、突き刺さった針すらも直ぐに消えていく。
代わりに与えられた強烈な吸引で一気に体力を削り取られて、少女の望みは絶たれる。
しかし、少女の心が折れることは許されない。首を飾る魔法具が、眼前の魔物に抗えと強いる。
貴族が最後に下した命令――『魔物を何とかする』という一言は、貴族の死後も有効らしい。
魔物が水晶を用いて貴族の上書きすればその限りではないのだろうが、はてさて。

「ぷふぁっ、はっ――そ、そんな、のっ、入るわけっ……」

唾液塗れのまま、少女はその表情を引き攣らせつつ、下腹部の惨状を見る。
千切られて役割を果たさなくなったスパッツ。秘所に当てられた異形の肉棒。
それは直径こそ細いものの、螺旋の密度で太さも長さも変えられるだろう魔性の陰茎。
大地を掘削する器具めいた先端が少女の股座に伸びて、するりとたやすく粘膜に沈んでいく。
同時に、魔物が顕になった少女の下腹部を見る。魔物の雌にして玩具たる証の刻印を。
魔物の知能がどれほどであっても、その本能に『お前の雌奴隷だ』と知らしめる。
魔物の能力がどれほどであっても、眼前の雌に『命令を刻む』ことが出来ると理解る。
この状況では最悪と言わざるを得ない刻印。そこに、魔物の命令が、容赦なく叩き込まれた。

「へひっ――ぃ、ぁ、ぁあぁあっ、む、りっ、むり、むりぃいっ――はいら、にゃ、ぁああっ♡
 あひっ、ぃ、ぉぉおっ――か、はひゅっ、は、ぐぅうっ……♡お、にゃか、やぶ、け、りゅぅ……!?」

めりめり、みしみしみし。先端こそ細かったが、肉棒の幹は徐々に太さを増していく。
膣口を押し広げ、少女の骨盤を強引に押し広げ、内臓の位置すら変えながらゆっくりと産道を登る。
同時に、少女の後背に回り込んだ細い触手が、少女の尻穴を四方に拡げ、腸粘膜を露出させた。
残念ながら、どんなに少女の見目が整っていても、生物として備わった機能に変わりはない。
腸を開けば、饐えた臭いが僅かに上る。しかしそれも、空気が流れる外ならば、気にならないかもしれない。

「ひぐっ、おぉっ、ぉ、ぉぉおおっ――んぃっ、ぎっ――ふ、ど、いぃいいっ♡
 お、にゃかっ、お、ぐっ、ちゅぶれ、るっ♡つぶれ、りゅ、がら、あ、あぁああっ――!」

ぐぼ、ぐぼ。上下に動かされる度に、少女の下腹部には肉棒の切っ先が浮かんで見える。
『受け入れろ』という命令により、少女の体は魔物から与えられるあらゆる暴力に耐えうる。
これほど乱暴に弄ばれても一切壊れず、圧迫感や膨張感に苦しんでも、傷つかない。
玩具であることを強いる刻印は、魔物にとって都合の良いように、少女の全てを組み替えてしまう。
苦悶の悲鳴を零しながら、しかし精神も肉体も守られる。楽になれない、皮肉な呪いだった。

キメラピッグ > 魔物には、水晶が何であるかも首の魔法具がどんな命令を少女に与えているのかもわからない。
偶然があれば…水晶が手放される可能性もある。
けれど、今は少女の痴態によって水晶の存在を忘れているからこそ無意識に触手が保持していて。
ただしその代わり、追加の命令もまた発されない。それが幸か不幸かはわからないが。

少女の悲鳴は魔物にとって良いスパイスだ。
逸物がびきびきと膨れ、巨大な玉袋が蠢動を始める。
目の前の雌に、好き勝手に種を植え付け、玩具とするために。
ぐつぐつと煮えたぎった精を…人間とは比べ物にならないほど多量に蓄え始め。
既に脈動している幹は、まるで第二の心臓のようだ。

そんな脈動を持ったまま、少女の狭孔を自身の形に変えていく。
本能で理解した命令によって少女の身体を自分を受け入れられる形に変化させ、強化する。
正しく、魔物の玩具となった少女に、満足げに笑う。

大抵の玩具はこれでもう壊れてしまうのだ。
挿入されただけでショック死し、後は適当に陰茎からぶらさげたまま使うだけ。
けれど少女は…魔物から見れば元気に叫んでいる。
これほど楽しく、嬉しいことは無いと…手を上下に動かして少女で自分の逸物を扱きながら上機嫌になり。

少女の尻穴を広げた触手はそのまま開帳を維持し。
更にそこに、一回り大きく太い触手が迫る。
その触手の表面にも肉棒と同じように細かく硬い襞が付いており。
入れば間違いなく体内粘膜を激しく擦ることは間違いなく。
それを、やはり無遠慮に…一息に少女の尻穴に突き込む。
汚濁が残っていようと、饐えた匂いがしようと…今、そこは魔物にとっては楽しむための孔だ。
むしろ、ここをほじれば…壊れかけた獲物でもまたいい悲鳴が聞こえることが多いと知っていて。
ならば、この元気な玩具はどれほど鳴いてくれるのか、と楽しみに触手を操る。

「ふぉ、ぼ…♪」

少女の悲鳴をよそに快楽を貪り続ける魔物。
少女の腹の形を変えてしまいながら、それを楽しみ…あろうことか、更に肉棒の先を伸長させる。
細いとはいえ、力強いそれで少女の最奥…子宮をがつん、がつん、と…まさにぶっ叩く、と言った力加減でノックをし。
雌の中心を甚振って、膣だけはなく、そこも玩具にしていく。

そして…魔物とは、こらえ性のないもの。
好き勝手に生きてきたからこそ、我慢するという思いはない。
だからこそ、そのまま欲望に従って命令を発する

『孕め』

それは、無慈悲な宣告だろう。
何が何かもわからないまま捕らえられた少女を、文字通り雌にする命令。
少女の体内に排卵を促し、この後の射精、その精を受け取るようにしろ、という命令。
そして、その直後。少女のいい玩具ぶりに満足した魔物は、ぶくり、ぶくりと幹を膨らませ。

ぼぎゅるぅっ!!!!!! どぼっ ぼぼびゅるるるるるるるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ――――――――――…!!!!

熱で溶けた蝋のように熱く、粘ついた精が少女の中に吐き散らされていく。
先程のノックで開いていれば、その子宮内に。
開いていなくとも、膣内を埋め尽くしてまだ足りないほどに、多量に。
その凄まじい射精音は、腹の外からでも、十分聞こえるほどで。
…そして、一度程度では終わらない。
射精しながらも、この豚魔物は容赦なく少女の両孔を抉り続け。
少女が、隙を突いて…水晶をくすね、逃げ出すのはいつになる事か――

シルフィエッタ > 敗北が必至の状況で、負けを認める事を許されない。それは、正しく地獄だ。
挫けようとすれば、そうさせないと首輪が締まり、腹の刻印が熱を帯びる。
お前の存在意義は、目の前の雄を楽しませることだ。それ以外には無いと訴えてくる。
ぞりゅ、ぐりゅ。中を掘削される度、少女は悶絶し、悲鳴を零す。それが途絶えることはない。
魔物の玩具に成り下がった段階で、この肢体は許可なく壊れず、許されれば四肢すら容易く落ちる。
壊れろと命じられれば死なない程度に破損し、治れと命じられれば傷一つなく戻るのだ。

「か、ひゅっ、ぐっ――んひ、ぐぅっ♡し、ぎゅっ、ひゃめ、ぉ、ぉぉぉぉおおおっ♡
 おじ、り、ぃぃいっ♡ひゃめ、や、ら、あ、あぁあっ♡しょこ、とけ、りゅっ♡ごわれ、りゅっ♡」

大抵の玩具が壊れる領域に至っても、少女はなお存命で、先の窒息すら嘘の様に鳴く。
ぎちゅぎちゅと肉棒を、尻穴の触手を締め付けながら、自然と雄に媚びてしまう。
四方に向けて目一杯に解放された尻穴。その四角の中央に、太めの触手が入り込む。
ぞりぞりと腸壁を刮げる刺激は、開発されきった最弱の性感帯を徹底的にいたぶって。
脳裏でスパークする快楽。何度も爪先を突っ張らせて、絶頂を知らせながらも終わりはない。
ただ、眼前の魔物の股座で、巨大な陰嚢だけが準備を着々と進めるのみで。

「へおっ、ひゅっ、ぉ、ぉぉおおおっ――ほ、ぎゅっ、ぁぐぅうぅ♡
 お、にゃ、が、あああっ、やぶけりゅっ♡し、ぎゅっ、しんじゃ、あ、あぁああっ♡」

ぼごん、ぼごん、肉を打つ湿った音。下腹部で子宮が何度も押しつぶされる。
めりめりと、子宮の陰影すら下腹部に浮かばせ、時には卵巣の位置すら認めさせて。
血を吐く様な叫びにすら快楽が混ざっているのは、少女の精神を快楽で癒やすためだろうか。
そうして、十、二十と繰り返されるピストンを受け止める最中に、雄の欲望が爆ぜる。

「へひっ――♡」

雄の命令に、理性より先に本能が答えた。潰れた喘ぎとともに出たのは、許諾の二文字。
はい、と答えてしまった。その瞬間、ぷくん、と卵巣が役目を果たすべく卵を放つ。
同時に、中を埋め尽くす幹が膨れて、熱が増して、少女が母になるまでの時間が潰えて。

「んぃ、ぉ、ぉぉぉぉおおおっ――あぢゅっ、あ、づ、いぃいいっ♡しぇーえぎっ♡く、りゅっ♡
 ひぐっ、お、ぉぉぉおおっ―ーじゃー、めんっ♡おぶっ、ぇ、ぁ、ひぁ、あ、あああっ――♡」

どぶ、どぶ。孕めと言われた瞬間に、子宮口は開いて、卵子は無防備に吐き出された。
ならば後は、中を精液が蹂躙するのみ。一瞬で腹が膨れていき、歪な子宮の影が浮かぶ。
その中で、一瞬にして多数の精子に貫かれた卵子は、瞬く間に受精卵となり、着床する。
命令を違えることは許されない。少女の中に、確かに魔物の命が根付き、芽吹きを待つことになる。

それから、少女は二度目の交わりを受け入れる羽目になる。命じられるままに、ひたすらに。
命じれば回復するものだから、それこそ魔物が他の何かに気を取られるまで、終わることはないだろう。
新たな獲物か、それとも底なしと言えた精力をも吐き出し終えての休眠か、或いは。
何れにせよ、当分の間、少女は魔物の雌として生きることになる。もしかしたら、出産すらしたかもしれない。
少女が解放される頃には、どれほどの月日が流れているのだろうか。その命運を知るのは、魔物と少女のみで――。

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