2021/03/02 のログ
■グライド > (――其れを、一気に拾い上げるのは。
娘の中にあった僅かな欠片すらも、砕き切って仕舞い兼ねないと
判っているから、だから――今は、手放して、仕舞う。
有るということを理解させて、少しずつ、少しずつ
娘自身が、いつか、其の事実を、過去を呼び戻しても壊れずに済むまで
其れが何時になるのかなんて、己にも解らない
或いは、人間である限り時間は足りないのかも知れない
其れでも、己が娘を知っている限り。 娘が、己を覚えている限り。
其の僅かな可能性へと、己は諦めようとはしないのだろう
情熱ではない、冷たく、報われぬ、其の行為は、けれど
傭兵なぞという、刹那に生きる己であるからこそ、相応しいのかも知れなかった。
ごりゅんっ、と音が響いて、きっと、最後の珠が抜け落ちる
改めて見れば、どれだけの量が娘の腹に押し込められて居たのかと思える程の玩具は
今や、娘の腸壁を、括約筋をぽっかりと開いたままにさせ
其の中の肉色を、鏡でも在ればすっかりと露わにしてしまう
珠が失せた分、腹の中の容量に余裕が出来れば、今度は子宮が膨らむ番
ぐぐ、ぐぐ、と孕んだように其の器を張り詰めさせ、軋ませながら膨れ上がり
それでも収まりきらずに、其の奥へと濁流の侵入を許したなら
或いは、其の道筋も、果ての揺り籠もが、薄い腹の上へと浮き上がるのか。)
「……おう、無くなったら、すっかり寂しそうになっちまってるなぁ、後ろの孔はよう。
なら、次はこっちだ。 ……俺様も、真っ当に使ったこたぁ無いんだが…効く、らしいぜ?」
(尻尾を寝台の上へと放り投げ、代わりに手に取った物
一見、張り方のようにも見える其れは、冒険者や傭兵であれば
魔物であるローパーのソレ、のようだと直ぐに察せるだろう
勿論、本物のローパーの触手ではない――筈、だが
其れを、開いた娘の腸壁へと、再び、ぐじゅりと押し込んで行けば
過酷を強いられる子宮の真裏へ、其の先端を届かせた所で――短く、詠唱する
瞬間、子宮の裏側で、触手から放たれる極微弱な電流が、子宮を腸壁を、強引に収縮させる筈
魔力を扱えない己でも、扱えるように改造された、たちの悪い淫具
一定の間隔で、通電と停止を繰り返す其れが、己が手によってぐにぐにと擦り付けられながら
弛緩と収縮を交互に繰り返させ、娘の絶頂を加速させ――)
「――――きっちり、絞り出して…、……孕みな、ネリネ。
この儘、きっちり…、……追い詰めて、やるぜ」
■ネリネ > 残っている欠片が有ると。それさえ確認出来れば御の字なのかもしれず。
それでいて、例え直ぐに手放すのだとしても。拾い上げた瞬間には、丁寧に磨き上げられる。
再び沈んでしまっても。鈍く光って見付け易いように。
本当は、そんな事をされなくとも。光を放っているべき物なのかもしれない。
どうしようもなく堕ちて、淫欲の泥沼に沈みきったソレにとっては。数少ない、過去の残り香として。
ただ、矢張り。どんな物でも、手間を掛けられなければ。誰の目にも留まらなければ。風化していくだけだから。
実際に効果が有るか、いつかソレが…思い出せるか。ソレという物体から、娘へと戻れるかは判らないものの。
時折だけでも、こうして過去に繋がりを持つ男が、手を掛けてくれなかったのなら…きっと。
欠片も直ぐに消え失せてしまう筈。
維持される、それだけでも。何らかの意味は有る筈だろうか。
尻尾の先端、最後の球が抜けた後には。赤々と濡れた襞すら、覗き込めてしまう程。ぽっかりと拡がった尻穴が残る。
膣側から、肉棒の太さに押されて歪み。ぎゅるぎゅるとポンプのような射精がくり返される度、襞を絶頂でひくつかせている腸穴が。
今の今まで玩具で押し除けられていた所へ、更に、精液が蓄積されて。それもまた快楽となって、ソレを更にイキ狂わせる。
一瞬生まれた猶予は。直ぐにまた射精量で埋め尽くされ、より奥へ、深みへ、雪崩れ続けて。
妊婦のように膨らむ腹、子宮が、その左右が、見せ付けるように浮き上がらされる。
もう、常人では耐えられないところまで。
「ぃ゛ ぃ゛ぃ、 は…ひぎゅ んっっ…!!?♡ ふ、へ ちが…ぅの、ぉ゛ はいって、き―――
っひあぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!?!? っぃ゛、が、ぁ、ぁ゛ああががががががが………!!?」
ぐねぐねと蠢き、柔軟に形を変える…触手。そうとしか見えない作り物は。柔らかく形を変えて、尻穴を掘り進む。
拡がった所を埋め尽くし。それと同時にどんどんと奥へ入り込み。尻尾よりもより深い所まで嵌り込んでは、のたくり続け。
尻奥で蠢く疑似生物に、舌を突き出して喘いだ…途端。それが悲鳴じみた声になる。
ばちんっ!瞬間的な音をたてて、微弱だとはいえ、電気を。直接内臓に…敏感な腸壁と、その向こうに有る子宮へと。流されたから。
通電された肉が収縮し、ぎぢゅ、と強く瞬間的に、肉棒と鬩ぎ合う。
射精だけでイカされ続けている所へ、再び、肉棒その物による快楽も加わって。
更に強く。更に深く。ソレの絶頂はもう止まらない。
膣も子宮も…その先も。薬漬けで電流漬けで快楽漬けで。暴走し、暴走し続け――
ぎゅちぎゅちと男を、肉棒を締め付ける。絶頂で暴れ続けている。………そしてきっと、その本当の、役割すらも――
「っぉ゛、ぎ、ぎゃぅ゛っ、ぅ゛―――!!♡
ゃけ、 やけ――る、 し、きゅ、 やかれ ちゃぅ゛ っ ♡♡♡
っぐ、ら、 ぐ…ら…ぐらぃ゛ど、ひゃま、 っぁ゛ ね り ね こわれ るぅ゛ぅ゛ぅ゛ ♡♡♡」
■グライド > (結果は――何時か、判れば良い
其れが今である必要は何処にもない
磨き上げた記憶の欠片を、泥濘の其処へと並べる行為は
或いは、己以外の誰かの手によって、容易く埋められて仕舞うのかも知れない
其れでも――やらないという選択は、出来なかった
見目だけならば、其れは拷問にも等しい淫虐だろうか
淫行の為に作り出された電流は、粘膜に傷を負わせぬように調整されて居る筈だが
其れでも、直に押し当てられる衝撃波子宮にとって計り知れないだろうか
当たりどころによっては、其の繋がり先にまで到達するだろう衝撃は
実際、一部のローパーが捉えた獲物を責め立てる性質を模しているらしいが
絶頂に絶頂を塗り重ねられ、脳髄すらも快楽一色に染め上げられてゆく娘の
断末魔にも似た、それでいて余りにも甘ったるい嬌声に
柔く、其の目元へと、幼子を愛でる様に頬を擦り寄せた後で
其の瞳を覗き込み、ぐちりと、玩具で子宮の裏側を押し潰しながら。)
「――――なぁに、壊さねぇさ。 俺は、壊さねぇ。 ……でも、狂わせてはやるぜ。
其の為に…、……王都くんだりから、此処まで来たんだ。
だから…、……信じて見な、ネリネ。 ……俺様みてぇな非道な野郎でも、な。」
(良き人間、で在る筈がない。 ならば己は、外道だろう。
外道であるが故に、其の遣り方は外道なりでしか無い
壊れてしまう其の一線だけは超えないようにしながら、其れでも、狂わせる
彼女の身体が、肉体が、限界を迎えてしまうのが先か、それとも
この責め苦によって、最早壊れかけていた其の肚の奥底に
僅かでも、本能と言う火を再び灯せるのが先か
そうして、きっと追い打ちをかける、最後の術は、唐突に
狂乱に落ちる娘の、其の唇を塞ぐ、口付けによって為される
呼吸を阻み、声を阻み、其の一瞬、娘に窒息の予感すら与えるほどに深い口付けで
舌を絡め取り、粘膜を触れ合わせ、暴虐とは真逆、余りにも優しく触れ合えば。)
「――――――………此れで、仕上げ、だ。」
(――触手から、手を離した。 両掌が背中から滑り
己が体躯へと娘の体を凭れさせた儘で、するりと、其の下腹へ滑り落ちれば
抑える腰のくびれ、親指が充てがわれる、腹の膨らみ、其の――両翼
ぐにりと、押し捏ねられる其の2つの膨らみを、ぐにりと絞り上げれば
きっと、其れが今宵の。 暴虐と快楽によって追い詰められた娘の身体を
一時、覚醒めさせてしまう――最後の、愛撫、か)。
■ネリネ > ただ、存在は維持される。掻き消えてしまう事無く泥の底に…踏み潰される事なく見えない場所に。
どうなるかは判らない。良い結果になるとも限らない。
ただし、結果に至らずその前に消えてしまうという可能性だけは…男が、これを繰り返す限りは。きっと訪れずに済む。
ソレは以前にも、電流責めで死にかけた事がある。
だがそんな記憶すら、矢張り、快楽に融けてしまい曖昧で。
体だけが覚えている、痙攣めいた震動による快楽と絶頂とだけを。再び脳に刷り込まれていた。
びくん、びくん、痙攣が収まらない。通電が行われる度に、飛び上がるようにして悶絶する。
あまつさえそれを、肉棒と射精とによる絶頂を前提としてくり広げられるのだから。
正しく、狂うしかない拷問めいた快楽なのだろう。…既に狂っている、その事実さえなかったら。
「っぎぎ、がぁ゛っ、あ ぁ゛がががっ ♡ ぁ゛ぁぁ゛、は、ぎぁ、ぁ゛っ、ぁ゛っぁ゛――!?♡
ぅ゛ん、くるっ …くるわ、せて、ぐら…いどさま、ぁ゛、っ、ねりね…の、お…まんこ、しきゅぅ゛、おか しく してぇ゛っ♡♡」
寄せられた頬へと、湿り気を感じさせる。狂気じみた快楽に、ソレの目から溢れる涙の湿度。
ばち、ばちん!と通電が繰り返される度に体が跳ねる。意識が茹だる。
…壊れた物に命を与えるかのような。だとすれば、男の目論見はそれこそ…止まった内臓機能を、電気を流し、呼び戻そうとするような物。
それが心臓ではなく。子宮であるというだけで。
けだものじみた声を上げ、鳴き喚き、喘ぎ続ける…ソレの唇。
涎やら何やらでぐちゃぐちゃの其処に、躊躇う事なく男が――唇を落とすなら。奪われるのは、きっと、呼吸だけではなく。
色を失ったソレの瞳が。何かに驚いたかのように、きゅぅ…と丸く拡がった、途端。
「 ~~~~~ っ!?♡♡ ♡♡ ………!!!! ♡♡♡ 」
声すら奪われたままで、がくんっ!!今までで一番強く。ソレが跳ねた。
腹側から押され、通電の発生源へ、更に強く押し付けられた…二つの羽根。
そんな場所で、こんな責めに、イカされてしまう。気の遠くなる程に。
死ぬ程気持ち良い。…本当に、死にそうだ。
きっとそれも理由になる。死にかけて、生き返らされて、その二つを延々と繰り返されて…
ソレの命が分裂する。ソレの卵子が、男の精子渦巻く子宮へと一つ… 違う。二つも、三つも、卵巣責めで押し出されて。
これが、搾り尽くされる最後かもしれない。だからこそ余計に強く生き足掻いて。
また、イク。膣を、子宮を、卵巣を、あげく卵子そのものまで。
数え切れない精子達の輪姦に晒されて。途方もない快楽で、後はもう――糸が焼き切れ気絶するまで。
今宵の最後まで、イキっぱなしで悶え続け。最後は、男の腕の中で。完全に落ちてしまったのだろう。
…ただし。奴隷が孕んだ結果、どうなるか。
その理不尽を回避出来るかは………
■グライド > (――狂う必要が有るなどと、普通の人間ならば受け入れられないだろう
永らえるために、護るために、狂わせなければならない、なぞと。
思いも、行為も、何もかもが矛盾しているこの光景を、誰かに評して貰う心算はない
此れを間違いだと評すならば、何を持って正解であるのか
此れを狂気だと評すのなら、何を持って正気だと言うのか
そんな物は、誰にも分かる筈がない。 其れを、己は判っている。
もし――己がなした狂気が娘に受精を叶えたのだとしても
其れが其の肚に根付く保証なぞ何処にもなく、きっと望みは薄い
壊れているのは「其処」だけではない、例え娘が孕んだとて、其れを育み産み落とせる可能性の方が
いっそ低いのだという現実から、目を背けた訳ではない
だから――きっと、その後に待ち受けるやも知れぬ、ありとあらゆる理不尽の為に
全く何の手も打たぬというわけではない、のだろう
――既に、街の共有物めいている娘を、買い取れれる物だろうか
買い取ったとて、所詮は傭兵である自分に娘を常に保護してやれる猶予はない
ならば現実的な手は、娘の環境を僅かでも向上させる働き、か
ともあれ、何れにしても。 その後に何をすべきだとしても。)
「―――――………その時は――…俺様に出来ることは、してやるよ。」
(そう、なれば。
一言、告げた言葉は恐らく、娘の意識が完全に落ちきった、その後で。
だから、きっと約束、にはならぬ。 娘が覚えているとも思えぬ。
ゆっくりと、糸切れたその身から熱塊を引き抜き、ぼたぼたと零れ落ちる自らの精が
娘の腹から抜け落ちた、その後は
寝台の上に其の身を寝かせ、休ませ。
そして、こっそりと持ち込んだポーションの瓶を口へと含み、口移しで娘へと。
きっと、今宵の僅かな傷や疲労は、此れで大分マシになるだろう
其の上で、娘の隣に、ごろんと寝転んだ其の後は
覚醒めていれば、きっと、また快楽を強請りかねない娘の隣で
ただ静かに、のんびりと――その時だけはきっと、あの時と変わらぬ
穏やかな寝顔を、暫しの間、眺めていた筈だ――)。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からネリネさんが去りました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からグライドさんが去りました。