2020/12/16 のログ
ご案内:「夢幻窟の一室(過激描写注意)」にシルフィエッタさんが現れました。
■シルフィエッタ > お香や魔導機械を用いて、非現実的な仮想の夢を楽しめる施設――夢幻窟。
そんな、なんとも摩訶不思議な施設からの依頼は、モニターとレビューだった。
業務内容は単純で、実際に施設を使ってみて、その感想を提出するだけ。
元々どの様な施設なのか興味があったし、報酬の額面もそこそこで実入りが良い。
それ故、腹に刻まれた紋章を解呪するための調査を続ける日々の気分転換に、と引き受けた。
そんな少女が寝かされているのは、夢幻窟の奥にある一室だった。
中央には硬めのベッド、枕元には香炉が置かれているだけの簡素な部屋。
生活の友となる他の家具が少ないからか、室内はがらんと広めに思える。
しんと静まり返った中、ベッドの上の少女は安らかに寝息を立てていた。
その身に纏っていた筈の一枚布は眠った後で店員に脱がされ、一糸纏わぬ裸の状態で。
しかし、そんなことは露知らず、くぅ、くぅ、と鳴る度に、細やかな胸元が上下する。
その下腹部には赤紫の紋章が刻まれており、その上には一枚のメッセージカード。
そこには、『本日限りの試供品。利用後はスタッフをお呼びください』とだけ書かれていた。
ご案内:「夢幻窟の一室(過激描写注意)」からシルフィエッタさんが去りました。