2020/11/25 のログ
ミユ > 「んぐっ…がほっ…がはっ…」
膝の上に頭を置かれ…鼻を摘まれるまでの瞬間、一瞬だけだが息ができたが…
声と共に、トボトボと口に注がれる水…ミユは目を大きくあけて、涙を流すが、止まる気配はない…
次第に薄れる意識…胸焼けの様に胸に熱いものを感じ始める…

「げふぉっ…はぐぅ…はあっ…はあっ…」
ミユの意識は辛うじて保たれているものの、何を言われてるのか、いまいち理解できない状態で…

「と…とれる…わけがっ…」
とぼやける意識の中で辛うじて答えるが…それを聞いてるのか聞いてないのか、一気にミユの
視界が回り始める…

目が回る…吐き気がする…ミユは必死に耐えるも、その責めに長くは続かなかった…
「げぇえっ…ぐはっ…げろっ…」
床に豪快に撒き散らされる水と胃液…当然、男の靴にもかかるかもしれない。
食道が胃液にとかされる激しい胸焼けに耐えながら、回され続けるしかなかったか…

エイガー・クロード > 「ふふ、エムちゃんはこういうことされても別にいいんでしょ?」
クスクスと、悪戯っ子のように笑い
しかしその笑顔の影に、悪魔のような姿を幻視したかもしれない

「ほらほら、楽しいでしょう?ねぇ」
笑顔で縄を回して、胃液が飛び散る。
びちゃびちゃと……跳ねたその液体が、自身の靴にかかった。

「……ふふ、楽しかった?」
ニコニコと、一瞬、靴に目を向けて、また少女へと話しかける。
手を止め、その鼻水と涙と涎でぐちゃぐちゃになったひどい顔を見るために、髪を掴んで持ち上げる

ミユ > 「かはっ!おぇっ…ごぼっ…」
目を白黒しながら、回されるになるしかないミユ…
激しい水音を立てながら、逆流しつづける胃液と水…
限界なのか、ミユの瞳からぽろぽろと涙が零れる…

「うあっ…うあっ…」
持ち上げられたミユの顔は凄まじくそれであったが…
それでも、威嚇するようにぎらりと睨み…歯を食いしばり…

「こ…これくらい…でっ…吐くと…でも…」
と、まだ喉になにか詰まってるのか、ぐぐもった声で、言い放つミユであったが…

エイガー・クロード > 「吐く?いっぱい吐いたじゃない」
そういって刺激臭のする周囲を見渡す。
まき散らされた胃液、そして不快な匂いと水。

歯を食いしばられて睨まれるが、その涙を見れば全く怖くなどなかった。
むしろ、そそられるものがある。

「これ以上何か吐けるものがあるの?じゃあ吐かせてあげるわ、ね!」
その、喉にたまっているものを吐かせる為に、口の中に手を入れる。
噛まれないように舌を掴み、中指を伸ばして喉奥まで指を突っ込む。

「あら?なにか隠してるのかしら?ちゃんと全部吐かせてあげるわ、私は凄腕拷問官だもの、ね♪」
ごりごりと喉奥を指で擦り上げる。
「ほら、我慢しないで吐きなさい。そうなれば楽になるわよ?」

ミユ > 睨むミユ…これが限界ではあったが、それでも男は笑みをこぼすか…
「んぐっ…簡単に…仲間は売れな…」(いって言おうとして)

「もぅ…でるものはっ…んぐっ…」
喉奥に指を突っ込まれる感触…既に吐ききった後だというのに、再び襲い来る嘔吐感…
「ん~…ん~!ん!」
強く閉じた瞳からぽろぽろと涙が零れるが、ミユの心はまだ折れてはいない…

「ガブッ」

ミユは、口に突っ込んだ男の手を全力で噛み付いた…

エイガー・クロード > 「仲間がいるのね。じゃああなたはただの使い走りではない、と」
その言葉を聞いて、男は笑みを深くした。

「なんだ、エムちゃんはちゃんと吐くことができるじゃないの、感心感心♪」
ふふふ、と楽しそうに笑いながら一度手を引き抜こうとする
その瞬間―――

ぶしゅり、と少女は肉を噛む感覚を感じる。だがその肉の感触は……そう、弾力のある筋肉を噛むような
そしてほんのりと、目の前に走った液体が光っていた

男は驚き、手をすぐに引き抜くが、キミは見るだろう。
その男から垂れる体液―――血液が、真っ赤ではなく、青く光っていることに。

「……よくも……」
ふっ、男から表情が消えた。
怒るわけでも悔しがるわけでもない。その顔は本当に無としか言いようがなかった。
ランプの光で僅かに見える黒い瞳が、どこか、海を思わせるような深さを感じさせる。

ミユ > (…しまっ…)

思わず口走ってしまった言葉…簡単に読まれてしまった…
その言葉に目を細くするも…後悔先に立たず…

食んだ男の手…普通の人間とは違う感触…ミユは盗賊時代に何度も人を噛んていたので、
その感触が普通の人間のものでないことは一瞬で理解できた…そして目の前に迸る男の体液…
人間の血ではない…光るわけがないのだから…

「ぺっ…」
口の中に残る嫌な感触を吐き出す様につばを吐く…

「…不用意に口に手をいれるから…そうなるのよ…」
と言いつつも、その血液の色…微妙に発光するそれに、おぞましさを感じざるを得ず…

男は怒った風ではないのを感じ取るが…
それ上の事はわからない…ただただ、それが何を意味するのかを見るしか手はなかった…

ミユ > 【以降継続】
ご案内:「拷問部屋(過激描写注意)」からミユさんが去りました。
ご案内:「拷問部屋(過激描写注意)」からエイガー・クロードさんが去りました。