2020/09/07 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」にレ=ディポさんが現れました。
■レ=ディポ > 夜の王都。すでに夕飯時も過ぎ、往来に人影はまばら。
未だ商業地区の中心では夜の仕事を主とした喧騒が見られるが、住宅地に近い区画は街灯も少なく、闇が濃い。
灯火なしにうろつくのはおすすめできないだろう。
そんな道の端、戸を締めた商店の壁に背をもたれるようにして、ひとりの少女がへたり込んでいる。
「………うっ………グスッ……………………ひぐ……………うぁ…………う……」
両手で顔を覆い、肩を震わせ、詰まった泣き声を漏らしている。
年の頃は10歳? 15歳? 迷子というわけではなさそうだが、恋敗れて途方に暮れているというほどに熟れてもいない。
明かりは持たず、闇の中にうずくまっているため、遠目にその少女の詳細をうかがうことは難しいだろう。
――実のところ、この少女は人間ではない。
異形の植物系モンスター《レ=ディポ》がその葉を人間のカタチに擬態させ、地面から生やしたモノなのだ。
全体像は食虫植物『ウツボカズラ』を巨大にしたようなもの――大人2人をまるまる呑み込んでしまえそうな大きな袋を有している。
だが、今その袋の威容を外から伺うことはできない。地面に……ではなく、異空間にその体をしまい込んでいるのだ。
結果として、少女を擬態した葉の部分だけが実体化している状態。
もしこのいたいけな少女に興味を惹かれて、不用意に近づいてきた人間がいたならば――。
1mほども近づいてしまえば、レ=ディポは地面からその『袋』の口を開け、中に獲物を呑み込んでしまうだろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区(過激描写注意)」にシルフィエッタさんが現れました。
■シルフィエッタ > 冒険者としての仕事を終えて、住宅街から商店街へと抜ける途中のこと。
盗賊故に夜目の効く少女は、暗がりを確かな足取りで進んでいた。
眼前には、賑わいの盛りと言った様子の商業地区。酒場の書き入れ時だ。
そんな中に少女も混ざって、酒やら飯やらありつこうという算段である。
「さて、今日はそれなりに身入り良かったし、多少は贅沢できるね……」
諸事情あって、金を溜め込む節制生活の少女だが、我慢ばかりではやる気も出ない。
それ故、報酬に上乗せがあった分は、お小遣いとして使うことにしている。
今回は仕事の首尾もよく、揃えた品物も高品質。ボーナスもまとまった金額と相成った。
意気揚々と上機嫌。さてと、何を食べようかと商店街に入ったのだが――。
「……おや、どうしたのかな?」
どこからか聞こえる泣き声。聞くに、年若い少女のものだろうか。
周囲を見回すと、暗闇の中に蹲る一人の少女がいる。泣き声の主は彼女だろう。
どうしたものかと悩んだが、今日は折角良い事があったのだからと声の方へと歩み寄り。
「お嬢さん、そんな所でどうしたの?ボクで力になれないかしら?」
眼前の少女に声をかける。まさかそれが、魔物の疑似餌などとは思わずに。
■レ=ディポ > 「ぐすっ……う、ううっ………っく………」
熱源がレ=ディポの方へ近づいてくる。ニンゲンのメスの温度。
うずくまる少女に気を使うような、優しい声がかけられてくる。しかし少女は顔を手で覆ったまま、反応をしめさない。
ただひたすら、肩を震わせ声を詰まらせ、喉の奥から絞り出すように嗚咽をあげるのみ。
そんな少女のすぐそばまで警戒薄く近づいてきたシルフィエッタ。
――少女の眼前1m程度まで足を踏み入れてしまった、その刹那。ぐぱり、と地面に穴が開く。
擬態語で書いたが、実際は一切の音もなく。わずかな地面の蠢きすらもなく。
瞬時に消失したかのように、シルフィエッタの周囲直径1mの地面が消え去ったのだ。
その下には見かけの深さ50cm程度の、魔物の口腔めいたどどめ色の空間が開く。
だが内部はウジャウジャとうごめく極太ミミズのような触手が何十本と生えており、落ちてきた獲物を絡め取ってしまう。
もし重力にひかれるままに完全に落ち込んでしまえば、シルフィエッタの頭頂部までもすっぽり触手群に呑まれてしまうだろう。
「ひぐっ、う、うううっ……………グスッ…………グス……グススス………ひぐスススぐススススススス…」
シルフィエッタは果たして丸呑みされただろうか? それともかろうじて穴の縁に手をかけるなどできただろうか?
どちらにせよ、下半身だけでも触手の海に呑まれてしまったなら、その見た目から想像できる責めはすぐに始まる。
ぶにゅるるるる、と弾力に富む触手の群れが身を震わせながら両脚に絡みつき、着衣、下着の中にまでも這入ってくる。
全身の肌におぞましい粘りと温もりの感触を伸ばしながら、獲物が這い登れないように拘束をかけてくる。
少女の姿を擬態していたレ=ディポの葉は、あざ笑うような声に変じながらその輪郭を失っていく。
■シルフィエッタ > 悲嘆に暮れる彼女のすぐ近くまで、少女は足取り軽やかに進む。
それは盗賊故の軽功。本気を出せば足音すら立てない歩法だ。
平素より気をつけている最低限の警戒は、並の魔物相手ならば効果があるはずだった。
しかし、じっと少女を待ち構えている、体温を感じ取る魔物には何の関係ない。
「んー、そうだ、今なら美味しいご飯もごちそうしちゃうけど――」
1mよりも少しばかり近く進んだときのこと、急に足元の床が欠落する。
それは正しく音もなく、完全に少女の不意を突いた形で、声を上げる間もなく体が落ちる。
咄嗟に手を伸ばすが、大きめの一歩で跳ねたからか、指先は縁に届かない。
落ちる刹那に下を見ると、どんよりとした位闇色染みた中に、触手の群れが蠢くのが見える。
少女の体はその中にすっぽりと、床を失って前につんのめる様に転げ落ちていく。
ぐるんと回る体がそこにたどり着くと、少女は背中を下に、尻を上に向けた体勢で転がる。
そんな少女の両足に、服に、下着の中に、生暖かくヌルヌルした触手が纏わりついて――。
「なっ、ぁっ――絡みついて、うごけな――!?」
触手達による拘束が始まる。程なくして少女の体は、触手の自由となるだろう。
目の前で溶けるように輪郭を失う彼女。その様子に、悔しそうに奥歯を噛むしかなかった。
■レ=ディポ > 「スススス…………♪ スススススス……………♪」
ストンと、ではなくつんのめるように穴の中に呑まれてしまったシルフィエッタ。
内部で天地逆になってしまえば、擬態少女が奏でる不器用な笑い声もはるか遠くに聞こえるのみ。
……そして、やがて内部は真っ暗闇に包まれる。獲物を呑み込んだ口が閉じたのだ。
笑い声はもちろん、街の喧騒すらもシャットアウトされる。
夜目の効くシルフィエッタなら、漏れて到達するわずかな星明かりでも周囲の状況を確認できるかもしれない。
だが……それが状況を改善する助けになるかどうかはわからないが。
シルフィエッタを取り巻く触手群は、太いものは先程の擬態少女の腕ほどもあり、細いものは小指程度の細さ。
1本1本がまるで別個の生物のように各々乱雑に袋の中をのたうち回り、四方八方から獲物の肌を舐めてくる。
生魚の切り身を思わせる湿った肉感を有しつつも、芯には筋肉が走っており、生ぬるい熱と蛇のような力強さを感じさせる。
やろうとすれば瞬時に獲物を絞め殺したり圧死させたりもできそうだ。
だが現状は、それほど強い圧はかけていない。おぞましい感触を我慢すれば、手足はある程度自由に動かすことができる。
しかし、胎児のごとき体勢を立て直すこと、泳いで穴の口まで到達することは決して叶わない。
そうしている間に、全身の着衣の下にぞわぞわと入ってくる何十本もの触手。
胸、腋、うなじ、背筋、ふともも、お腹、掌、足の指の間……余すことなく纏わりつき、下品な音を立てて舐め尽くしていく。
転がり込んできたニンゲンの味を堪能していることが察せられるだろうか。
そして当然、味見の舌は女体の味の一番濃い箇所……股間にも及ぶ。
大人の親指ほどの太さの触手が数本ずつ束となって、陰唇、そして尻肉の間にずぷずぷと頭をねじ込んでくる。
ぐにゅ、ぐにゅ、と2往復ほどそこを大きく撫でて、体内に通じる孔の具合を確かめる素振りを見せると……。
………………ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!
触手空間全体を震わせるおぞましい音とともに、大陰唇全体とアナルに振動を流し込み始めた!
■シルフィエッタ > 触手に絡め取られた両足の隙間から、夜の星空が見える。
そしてそれが、ばくんと口が閉じる様に、真の闇に変わっていく。
どうやらこの魔物が口を閉じたらしい。夜気が湿った臭いへと変わる。
月明かりすらも入らず、星明かりが微かに降るだけの口内は、触手の輪郭が見えるのみだ。
「くぅっ、離せってばっ――ぁ、ぅっ……!」
肉の器の底に沈む少女。その下腹部に刻まれた、魔物の玩具である証がじくりと疼く。
刹那、腹の刻印は少女の体内の魔力を勝手に消費して、少女自身に感覚強化の魔術を行使する。
少女を捕らえた魔物に勝つため等ではなく、ただ少女の感度を繊細にするために。
ずるり、ずるり。体を這い回る触手の太さすら、肌感覚で感じ取れる。
少女に群がる触手達は、腕の太さから小指の細さまで様々だった。
上手いこと使えば、少女を一思いに殺せるだけの力を持つそれらが、少女を嬲るためだけに蠢く。
「んひっ――やめっ、ぁ、ふぁっ――は、ぐっ♡んぁ、ぁ――はひぁあぁあっ♡」
触手が全身のほぼ全てに纏わりついて、着衣の中を埋め尽くす。
ローブの中に触手の服を着込んだかのような少女は、にちゅにちゅと粘着質な音に震えた。
甘い法悦に反応して、腹の奥からは蜜が滲み、肌は赤らみ汗ばんでいく。
それらは、魔物の味覚に芳醇な娘の味をもたらすことになるだろう。
そして、彼らはただ肌を滑るだけではなく、より効率的に搾り取らんと試みる。
秘所に、尻穴に、粘着液を塗りたくるようにしてその太い触手をこすりつける。
ついで、強烈すぎる振動が、股座で爆ぜた。陰核が、秘部が、尻穴が、一気に揺れる。
それは当然のように中まで浸透し、数ある性感帯を揺さぶり、少女の思考を一気に愉悦で塗りつぶした。
■レ=ディポ > シルフィエッタが『地面に突如開いた穴に姿を消した』瞬間を目撃した者はいない。
そして、後からここにやってきた者がいても、もはやその痕跡すらも見つけられるはずはないのだ。
ぶぶぶぶぶ、とけたたましい低音を袋の中で奏で続けても、あるいは獲物が法悦に泣き叫んでも、それが外界に漏れることはない。
レ=ディポがシルフィエッタを呑み込んだのは、地面の中ではなく『異空間に仕舞い込んだ自身の袋』なのだ。
王都の街路では、擬態を解いた葉の部分のみが蓮の葉めいて地面に寝そべっていた。
しかしやがてその葉はネズミほどの速度で音もなく道を走り、手近な裏路地へと入っていってしまう。
こうして奥まった箇所に隠れてしまえば、いよいよ完全に身を隠してしまえるだろう。
安全を確保したレ=ディポは、寝かせた葉の裏側で小さく口を開いては、すぐ閉じる。
外気を取り入れ、内部に酸素を運んでいるのだ。ギリギリ獲物を生かしておけるだけの最低限の量だが。
―――ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!
レ=ディポの捕食用の袋の中では、シルフィエッタの骨格をも震わすような重低音の振動が続いていた。
獲物の感度がいいことを察したレ=ディポは、股間の性感帯にとどまらず、全身に振動をくまなく届けようとしてくる。
乳首や腋、下腹部、掌や足の裏。そして両耳の奥にまでもつっぷりと小指の太さの触手が這入り、鼓膜を震わせてくる。
生命力に満ちた若いニンゲンのメスは、性感に煽られれば非常に良質な体液を分泌してくれる。
この少女はことさらに美味しい液体を体中から出すようだ。興が乗ってきたレ=ディポは、どんどん責めをエスカレートさせる。
―――ぶにゅにゅにゅぬぬぬぬぬぬぬ……
全身くまなく擽る振動はそのままに、股間にあてがわれていた激しい振動の先端が、体内へと入り込んでくる。
アナルにはシルフィエッタ自身の腕ほどもある太さの触手が。
そして前側は膣……ではなく、尿道内へ。親指の太さの触手が、ミリミリと細い孔を開拓しながら押し入ってくる。
いずれもその振動で内臓を容赦なく震わせながら、どんどんと奥へ、奥へ。
尿道側はやがて膀胱に、尻側も直腸を抜けて大腸にまで達するだろうが、一切止まることはなく、その身を流し込んでくる。
■シルフィエッタ > 暗がりの中は、少女の生存に必要な最低限以外、何も漏れ出ず、入り込まない。
継続的に供給される空気は、少女の肺腑を拡げ、酸素を与え、法悦の喘ぎとして零れ出る。
代わりに、少女が魔物に与えるのは、秘所の蜜、全身の汗、胸元の乳液と言った体液だ。
特に、魔物の餌としての役割を持つ魔力を含んだ乳液は、この魔物にとっても甘露だろう。
自身の体が肉の器ごと人気のない路地裏に運ばれているなど知らぬまま、少女はただ振動攻めを受けるばかりで。
「くひっ、ぁ、はっ――♡ひゃめ、りょ、おぉぉぉぉおおっ♡おにゃ、かっ、くる、ひっ♡
い、きゅっ――いぐっ♡いっちゃ――あ、ふ、ぐぅぅぅぅぅっ――♡んぁ、はっ♡」
にじゅにじゅにじゅ。股座を責める触手の音に、少女はただ身悶えていた。
全身の性感帯だけでなく、耳の奥すらも振動で揺らされ、目の前が回るような錯覚を覚える。
そして、股座の肉穴からは、ただまもののエサとなる液体を吹き出し続けるだけだった。
「ひにゅっ、ぅ、ぅぅううっ――んぁっ、ひ、ぎっ♡しょ、こ、おじっご、にょ、あにゃ、ああぁっ♡
ひゃら、や、あ、ぁあっ――んぎぅぅうっ♡お、じりもぉおおおっ――んぃぃいぃいいっ♡」
みりみりみり。窄まっていた肉穴に、ほぼ準備などなく極太の肉が入り込む。
しかしそれすら受け止められる様に、少女の体は呪いで作り変えられていた。
尿道も、ぎちぎちと触手を締め上げながらも奥へと誘い導いて。
排泄の穴をどちらも穿られながら、しかし少女の感度は、嬌声は、先よりも跳ね上がっていた。
反応や吹き出す汁の量などから、少女の弱点と理解されてしまうことすら、あるかも知れない。
■レ=ディポ > 植物系触手に特有の、青臭くどこかヘドロにも似た袋内の臭気。
その中に脊椎動物の放つ生々しい性臭がまじり始めれば、高級料理を口にした頬のようにムニュムニュと楽しげに蠢いた。
そして、より深い味わいを求め、レ=ディポは容赦なく責めを続ける。餌に対してかける慈悲はないのだ。
振動を用い、まるでソナーめいて少女の弱点を余すことなく暴き立てる無数の触手群。
排泄器官を弱点とする個体はまさしく餌袋である。
であれば、捕食者が行う次の『加工』はその餌袋の『内容量』を拡げること、である。
1秒に1cm程度のゆったりとした、それでいて着実な侵攻速度で、尿道と後孔を掘削していく。
触手全体から放たれる振動はいささかも衰えることはなく、内容物に突き当たってもその振動でほぐしながらかき分けていく。
触手の表皮から分泌される液体には獲物の代謝を促進し、感度を向上させ、意識を鮮明にする薬効がある。
それを栄養吸収器官である大腸全体に過剰なまでにまぶしていき、老廃物――汗、愛液、尿、糞、唾液等の生成を促す。
しばらくすれば、膀胱はおぞましい肉触手の束でミヂミヂに埋め尽くされてしまうだろう。
しかし尿道に刺さった触手はなおも中へ中へと身をねじ込もうともがく。
膀胱内の触手も震えながら断続的に脈動し、内臓そのものを性感帯に変えながら拡張しようと責めを加えてくる。
そして膀胱がわずかでも弛緩したなら、その隙にズニュルッと触手が侵攻し、腹圧を増大させる。
大腸を埋め尽くす極太触手も同様。
苛烈な振動音に紛れて、モチュ、ムチュ、と柔らかいものを掻き分ける生々しい音がシルフィエッタの腹の中から響く。
その音の先端は一度下乳辺りまで遡り、横断し、また下がっていく。
――大腸を征服しつくしたのだ。当然、そこでは止まらない。さらにその先まで遡上を開始する。
チクリ、と腹の中心が痛むかもしれないが、すぐにそれは激烈な振動で掻き消される。
本来感覚の通わない大腸は勿論、小腸、十二指腸までをも、振動と体液によって容赦なく性感帯に作り変えていく。
ほとんど太さを損なわないまま、ありえない体積がシルフィエッタの腹腔に飲み込まれていっている。
もはや触手の群れの中でもわかるほどに、腹がパンパンに膨れているのがわかるだろう。
――そして、このまま行けば胃から食道へ……いずれ口にまでその先端が達することも。
■シルフィエッタ > これまでに様々な調教や改造を受けてきた少女だが、この魔物の責めは未体験のものだった。
振動によって中を撹拌しながら、より奥へと入り込み、中を拡張しながら揺さぶる。
同時に、少女の代謝を急激に促進させ、感度を跳ね上げると同時に、強心作用のある薬液を注ぐ。
その二種類の責めが重なるポイントこそ、魔物の餌袋――老廃物を生み出すだけの畜生への改造だった。
「へひっ、ぉぉぉぉおぉおっ――♡くりゅ、ひっ、う、ぁ、はっ♡ひゃめ、ろ、ぉぉぉおっ♡
おにゃかっ、ひろがりゅっ♡おじっごのあにゃっ♡がばがばになりゅからぁあああっ――♡」
一気に加速した代謝により、火照った全身はしとどな汗に塗れ、股座の蜜は掻き出すほどに溢れ出て。
膀胱の中身も、触手のない所はその全てが透き通った黄色の液体に満ちて、緩やかに膨らんでいく。
中から強引に拡張される感覚は、なんとも悍ましく、不快で、だからこそ感じてしまう。
被虐の性癖をこれでもかと弄くられながら、膀胱の容量はいわゆる貴婦人膀胱にまで達する。
しかし、膀胱は広がりながらも、排尿の機能を損なうことはない。それは、腹の刻印の力かもしれない。
魔物の餌であり玩具なのだから、排尿という羞恥の行為を失うな、ということなのかも知れない。
「へぐっ、ぉ、ぉぉぉぉおおおおっ♡おひりも、ごりごり、くりゅ、ひっ♡おにゃ、がっ、やぶけりゅっ♡
はれつすりゅ、がりゃっ♡ひゃめ、おぉぉぉぉおぉおおおおっ――♡おほっ、お、おぉぉおおっ♡おっ、おひゅっ♡」
振動しながら尻穴を解し、ねっとりと絡みつく肉襞を掻き分け、奥へ奥へと入り込む。。
元々腹に溜まっていたものや、急激に生み出される糞便をも押し込むような触手の遡上。
それは、大腸を巡り、少女の腹に四角いシルエットを浮かべ、ついで小腸へとなだれ込む。
薄い肉に大腸、小腸、膀胱の位置がくっきりと浮かび、リアルタイムの改造過程が映る。
風船のように膨れた膀胱。肉触手によって、汚穢を溜め込むのに最適化された消化管。
やがて、小腸から十二指腸へ、そして胃の出口――幽門すらも抉じ開けられる。
刹那、胃の腑が急激に膨れた気がして、喉奥から立ち上る臭気にげぶ、と水っぽいゲップが漏れた。
■レ=ディポ > 膀胱内に満ちる滋養に富んだ黄金水。まるで水浴びでもするように、触手はびたびたと腹の中で脈打つ。
尿道を遡る肉触手に加え、新たに腎臓を通して生成される尿が膀胱を際限なく圧迫し、淫乱の排泄器官として鍛えていく。
消化器官を責める極太触手は、通常の数倍の広さにまで小腸を拡げきった後、広い空間に出る。
襲い来る強酸の分泌液を物ともせずに胃を満たしていくと、すぐに食道への入口を見つけ、最後のストレートを抜けようとする。
当然の反射としてシルフィエッタは吐瀉をしてしまうが、鼻元に広がるすえた匂いはものの数秒でかき消えてしまう。
捕食袋の中、触手達の間に満ちる粘液は、獲物の出した『老廃物』はことごとく消化してしまうのだ。
もっとも、本来の臭いであるヘドロとも腐葉土ともつかぬ臭いは決して快適ではなかろうが。
そして、少女の喉そのものを太く変えながら、触手は口腔まで到達し――。
――浅黒い粘膜色をした『腕』が顎をこじ開け、鼻先ににょっきりと顔を出した。
とうとう、10m近くもある人体の消化器官を逆向きに貫通してしまったのだ。獲物の『分泌液の出を良くする』それだけのために。
それからしばらく、触手群はなおも全身を激しく震わせ、シルフィエッタを外から内から愛撫し続けいていたが。
――ぴたり。前触れもなく突如、死んだようにその振動が止まった。内臓を埋め尽くしている触手の脈動も止まる。
獲物を油断させるように活動を停止してから、ぴったり5秒後。1回目の『とどめ』が始まる。
――――ぞぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!
肛門から、尿道口から、触手が一斉に抜かれていく!
30分にも及ぶ長時間をかけて体内を埋め尽くした質量が、すさまじい力と50倍近い速度で引きずり出されていく。
ヒトの内臓が受け入れられる限界の速度を超えて、ぬめった肉の塊がシルフィエッタの体内を駆け巡っている。
弾力とヌメリ故に内臓は一切傷つかない。ただ、新たな性感帯になりつつある全消化器官に人外の快感のみを残していく。
膀胱からもすさまじい速度で肉のチューブが流出していき、普段の排尿では決して味わえない開放感を与えていく。
同時にアナルを駆け抜ける疑似排便快楽とあいまって、シルフィエッタの理性を確実に破壊していくだろう。
■シルフィエッタ > 腸壁は過剰なまでに塗りたくられる粘液を全て吸収し、薬効を体に巡らし、水分を尿に変える。
体内に入り込んだ薬の成分は、脳の挙動を操り、少女の体表や腸内の老廃物生産を加速させる。
肌では超高速で表面の組織が生まれては触手に舐め落とされて、より真っ白な染みのない色に変わる。
腸壁は生まれ変わりながら、その滓を糞便として中に産み落とし、魔物に捧げる餌にする。
水風船のように膨れきった膀胱もまた、日常ではまず感じ得ない程の尿意を脳髄に叩き込む。
排泄を支配される。ただそれだけで、人間は獣以下の存在になれるのだと、理性の欠片が認識した。
「おごっ、お、げっ――おぶっ、ぇ、げっ♡おぇ、お、げぼっ――んぶっ――ぉ、ぇげぇえっ♡」
食道を、喉を、ごりごりと抉じ開けられていく。そしてついに、少女の中から、悪魔の腕めいた触手が生まれる。
自然と少女の首は情報にのけぞり、食道と口を一直線にする。魔物に全てを捧げる姿勢だ。
振動のせいか、肺には最低限の酸素が送られているようで、意識が落ちることはない。
ただ、常人ではまず壊れ果てるだろう責めに適応し、魔物の餌袋としての役割をまっとうする。
汎ゆる魔物の玩具であることを認めたその身は、この魔物の餌袋になることすら許容していた。
「お、ごっ――ぉひっ、ぇぅっ、ぉ、ぉぉぉおおおっ――ほ、ひゅっ―― くひょぉっ♡
お、ひっ――♡ おっ、ひゅぐっ、ぉぉぉおぉぉおおおっ♡い、ぎゅぅうぅっ♡」
ただ辛うじて、過去に躾けられた絶頂を告げる声だけ生み出せた。そんな無様な絶頂が少女を襲う。
引き絞られた弓が、矢を放つためにしなる。その一瞬を彷彿とさせる、強引な引き抜きだ。
しかし、魔物の粘液の効果や魔物自体の弾力、そして腹部の刻印による最適化が破損を許さない。
十全に、完璧に、少女は尿道と尻穴から触手を産み落とし、ついで黄色の飛沫を思い切り吐き出す。
目一杯に広がった、小指すら入りそうな肉穴から湯水の如くに湧き出す小水は、少女の服を暖かく濡らして。
尻穴から引き抜かれる触手の排泄性感も、少女が何より欲していた愉悦である分、感度も高かった。
きゅう、と背骨が折れそうなほどに体をそらしながら、ぎしぎしと触手を揺らして果てる。
触手を引き抜かれた後、ぽっかり緩んだ肉粘膜は、名残惜しそうにひくひくと蠢き、縮まり、窄まった。
もっとしてほしい。もっと出したい。餌袋になるから――。そんな少女の欲求を示すかのように。