2019/08/02 のログ
■アデラ > 「……ん」
そうして飲み進めている内に、不意に酔いが回り始めた。
酒豪でもないが弱い方でもない。普段ならもう暫く長いするところではあるが――
「思ったより、昨日の無理が残ってた――ってところかしら」
と、呟き。帰るのかと思いきや、その場で横になってしまった。
周囲の甘ったるい声は子守歌。そう時間もかからず少女は寝息を立て始める。
次に目覚めた時は、楽しめる誰かがいるのを信じて。かくん、と落ちるように、その意識は夜に溶けた。
ご案内:「◆王都マグメール 富裕地区(過激描写注意)」からアデラさんが去りました。