2019/06/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 地下(過激描写注意)」にリシェさんが現れました。
リシェ > 「ふ…っくふ、…っ……」

(かたかた。小刻みに震える身体。
薄暗い、地下の部屋。両手を、両脚を、寝台に縛り付けられて。ありったけ広げた手足。
首だけ、横へとねじ曲げて。そうすれば、飛び込んで来る光景に、うっすら、涙が浮かんでしまう。
…目に見えるのは。ベッド脇、台の上に、雑多に並んだ色々な道具。
性具の類で、責め抜かれる、というのは。良く有る筈なのに。
今日、此処に準備されているのは。寧ろ、拷問器具じみた物達ばかり。
張り型一つにしても、少女自身の腕程もある、あまりにも大きすぎる代物だったり。
ごつごつ、歪な形にねじ曲がって、膨れ上がって、膣内を傷付けるとしか思えなかったり…
それ以外にも、置かれている物といったら。鞭や蝋燭、そんな、基本的なSM道具や。
明らかに、傷付ける、痛め付ける為のような…金属の枷や、針、等も。
今日は、どうにも、趣味が悪い事をされてしまうらしい。流石に、この玩具少女でも、怯える程に。)

リシェ > (やがて、地下室の、扉が開いて。
きっと、今夜の件を仕組んだ者の、人影が。外ばかりが明るい、廊下との境界線上に。
ぎぎぎ。そんな、音がしそうな動作で、横向けに首を捻って。まぁるく、見開かれた瞳が、ますます潤む。
何をされるのだろう。何をされても、おかしくない。ますます震えて。怯えて、竦んで。だから。)

「おねっ、お願い…します、どうか……優しく、して………」

(そんな、懇願は。きっと、最後までは、つづかない。
全てを、言い終える前に。ぎぃ。重く軋んだ音をたてて、扉が閉まれば。もう、外には聞こえなくなって。
その先、少女が上げたのは、どんな…悲鳴になったのだろう。
聴くことの出来た者は、きっと、多くはなかったのだろうけど。)

ご案内:「王都マグメール 王城 地下(過激描写注意)」からリシェさんが去りました。